万人向けの最新ヘルメットMindRider
MindRiderは、プロのサイクリストだけをターゲットにした製品ではないようです。例えば、一般通勤者やライダー初心者を対象に実地試験をしていることからも、万人向けの製品として開発していることがわかります。
MindRiderはライダー以外のアスリートからも注目されているようで、パラグライダーやトライアスロン、乗馬、登山者、スキーなどの競技選手からの問い合わせもあるようです。
New York TimesやDiscovery Channelなどのメディアに取り上げられており、いま大注目の製品です。
MindRiderの要、マップ情報の表示
MindRiderの情報は、どのように表示されるのでしょうか?下記のキャプチャをご覧ください。
緑色に表示されている部分はライダーがリラックスしている“スイートスポット”、赤色に表示されている部分はライダーが集中している“ホットスポット”。“ホットスポット”は通学中の子供が多い場所や、曲がりくねった道など、他のライダーが注意すべき場所だとわかります。
ルート状況が色で表示されるので、とてもわかりやすいですね。
MindRiderのシステム
MindRiderのシステムをご紹介します。
MindRiderのヘルメット内部、フォーム部には、二つのエルゴノミクスセンサーが設置されています。このセンサーが、MindRiderのキーパーツですね。
このセンサーが、ユーザーの脳シグナルを検知し、グラフィック情報に変換。これをBluetoothでスマートフォンアプリに送信し、マップをアップデートする仕組みのようです。
MindRiderの機能スペック
・BCI、BLEなどの最新技術を使用。
なお、MindRiderで採用しているのは、NeuroSkyのBCI。
・重量は、390グラム。
・小型の多色ライトが、ユーザーの脳シグナル状態を表示。
・BMXスタイルの、特徴的な外装。
・ヘルメット内部のフォームは、成人用にアジャスト可能。(S、M、L)
・アメリカ製。
・CPSC/CE適合品。
・対応デバイスは、以下の通り。
iPhone4S以降、iPad第三世代以降、BLE通信が可能なAndroid端末。
MindRiderの開発ですが、2015年始めから生産ラインの試験を開始し、2015年の秋には発送ができるよう進めているようです。