「竹馬」は、幼児から大人まで幅広く楽しめる遊具のひとつ。足を足台に乗せ、手はポールをしっかり握ってバランスを保ち、手と足を同時に動かしながら前へ進みます。スポーツの上達や正しい姿勢などに必要とされる平衡感覚や体幹を、遊び感覚で楽しく鍛えられるのが魅力です。
そこで今回は、おすすめの竹馬をご紹介。金属製に加え、昔ながらの竹製の竹馬もピックアップしているので、ぜひチェックしてみてください。
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竹馬の選び方
材質をチェック
スチール・アルミ製
スチールやアルミ製の竹馬は耐久性が高く、曲がったり折れたりしにくいのがメリット。長く使えるため、小学校で多く採用されています。なお、濡れた状態で長く放置するとサビてしまう可能性があるので、雨のかからない場所に保管しましょう。
足台の高さを調節できるモノが多く、難易度に合わせて使えるのも特徴です。目標を設定すれば、モチベーションアップにつながります。
また、足台だけでなく、ポールの長さを調節できるモノもラインナップ。身長にあわせて使えるため、成長期でも長く使える竹馬を探している方は、チェックしてみてください。
竹製
天然素材である竹から作られる竹馬は、昔ならではのあたたかみのある外観が魅力。また、手になじみやすいほか、金属製よりも軽いため、小さな子供でも扱いやすいというメリットがあります。
さらに、竹は1本1本個体差があり、底面もきれいな平らではないので、バランス感覚をしっかり鍛えたい場合にもおすすめです。
また、天然素材なので、無理な使い方をすると曲がったり折れたりしやすいほか、濡れたまま放置するとカビの発生につながるのが難点。正しい使い方を守り、風通しのよい場所で保管しましょう。
身長にあったサイズのモノをチェック
竹馬を選ぶときは、足台の高さとポールの長さが身長や体格にあっているかをチェックすることが大切です。
適した身長や体重、対象年齢などを記載しているモノも販売されています。推奨されたサイズをクリアし、長さ調節もできると、さらに使いやすくなります。
ポールは、足台に乗ったときに先端がおでこよりも高い位置にある長さがおすすめ。おでこより低い位置にあると、先端が目や首などにあたってケガをしてしまう恐れがあります。とはいえ、長すぎると動かしにくいため、身長より20~30cm程度長いポールが理想的です。
なかには、適応身長だけでなく、対象年齢や体重制限などが設けられているモノもあります。あらかじめチェックしておきましょう。
初心者には補助脚つきがおすすめ
竹馬は前方に重心をかけてバランスを保つのが基本ですが、初めて挑戦するときは後方に重心がかかってしまいがち。足台に補助脚がついているモノなら、後方に傾いたときに支えられるため、ポールが転倒しにくく安心して練習できます。
バランスを覚えてくると、補助脚が地面に着く回数が減るので、上達を実感しやすいのもメリットです。補助脚を外せるようになることを目標に、モチベーションを保ちながら練習に取り組めます。
竹馬のおすすめ|スチール・アルミ製
アガツマ(AGATSUMA) スポーツ竹馬 2段式
4才以上から中学年あたりまで長く使える竹馬です。約135cmと約155cmの2段階でポールの長さを調節可能。取り外し可能な補助脚もついており、竹馬に挑戦したい子供におすすめです。補助脚で支えることにより、後方へ傾いてもバランスを保ちやすくなります。
また、丈夫な素材を使用した安全設計のため、安心して練習に取り組めるのもメリットです。ジョイントピンを使ってポールの長さをしっかり固定できるほか、ステップがズレないように滑りどめ具もついています。
デザインも魅力的なので、好みにあわせてチェックしてみてください。
ジェイディレーザー(JD RAZOR) GO GO STICK TAKEUMA SW-12
ポールの長さを102.5~170.5cmまで、無段階に調節できる竹馬です。最小サイズにすると車のトランクにも収納しやすいため、キャンプや広場などへ持ち運んで楽しみたい方におすすめ。キャリーバッグも付属し、便利に持ち運べます。
また、使わないときは、コンパクトに収納できるのもポイントです。雨のかからない屋内に収納すれば、サビを予防できるので長く愛用できます。
対象年齢は6才以上、耐荷重は80kgのため、成長スピードが早い子供も長く使えるのが特徴。家族全員で楽しみたい方にぴったりです。さらに、ポールの下部に目盛りがついており、身長やスキルにあわせて足台の高さを簡単に調節できます。
トーエイライト(TOEI LIGHT) カラー竹馬 150 T-2465
ポールの長さ150cmのシンプルな竹馬です。適応身長120~140cm、適正年齢4才以上なので、幼児から中学年あたりまでの子供におすすめ。体重制限80kgの丈夫な足台がついており、体重が重くても安心して遊べます。
足台の高さは自由に調節できるため、徐々に高くしてスキルアップを目指したい場合にぴったり。足台メモリつきで、高さ調節が簡単です。また、補助脚も付属し、初めてでも安心して竹馬を練習できます。
頭部のキャップに鈴が入っているのもポイントです。周りに人がいる環境で練習する場合などに、鈴の音で注意を促すことが可能。さらに、鈴の音を聞きながらリズムよく前進するなど、楽しみ方も広がります。
トーエイライト(TOEI LIGHT) カラー竹馬125 T2401
ポールの長さ125cmのコンパクトな竹馬です。適応身長110cm以下、適正年齢4才以上なので、4〜6歳程度の短い練習期間におすすめ。また、補助脚が使えるため、初めてでも安心して練習に取り組めます。
ポールの下部に目盛りがついており、足台の高さを調節することも可能です。スキルの上達にあわせて高くすることで、モチベーションをアップさせられるほか、バランス感覚や体幹をさらに鍛えられます。
価格がお手頃で、手に取りやすいのもうれしいポイント。子供や孫にプレゼントしたい方は、チェックしてみてください。
第一 のびのびカラー竹馬 大
ポールの長さを150〜185cmの4段階に調節でき、身長にあわせてちょうどよい長さで練習できる竹馬です。対象年齢は、6才以上。身長が変わりやすい小学生はもちろん、中学生から大人まで幅広く使用できます。
補助脚も付属しており、初心者の方でも安心して練習可能。補助脚を使うとバランス感覚をつかみやすくなるため、早く乗れるようになりたい方におすすめです。
また、竹馬に乗ることに慣れてきたら、徐々に足台の高さを上げてステップアップ。モチベーションを保ちながら、長く遊べます。
さらに、ポールを縮めるとコンパクトに収納可能。車のトランクに入れて持ち運びたい方や、収納スペースが狭い方にもぴったりです。
第一 のびのびカラー竹馬 小
ポールの長さを125~150cmまで4段階に調節でき、4才以上の幼児から、小学校の中学年あたりまで使いやすい竹馬です。細かく長さを調節できるため、身長にあった長さで練習できるのもメリット。兄弟や姉妹、友達と共有して使いたい場合にも適しています。
長さを調節するときは、金属ピンを使って上パイプと下パイプをしっかり固定可能。また、コンパクトに縮められるので、持ち運びや収納にも便利です。車のトランクにも収まりやすく、キャンプや広場などへ持ち運んで竹馬遊びを存分に楽しめます。
補助脚の高さを上げてスキルアップを目指せます。
東方興産 サイズ調整式 軽量 コンパクト竹馬 ST-60503
スチールよりも軽量なアルミ製のポールを採用し、子供でも持ち上げやすい竹馬。ポールの長さを93cm・99cm・129cm・146cmの4段階に調節できるほか、耐荷重40kgのため、幼児から小学校の中学年くらいまでの小柄な子供用としておすすめです。
ステップの高さも3段階に調節できます。足の乗せやすさや、スキルにあわせて練習できるので便利。また、グリップにはスポンジ生地を使用し、手に汗をかいても滑りにくく、安心して遊べるのもメリットです。
さらに、ステップを跳ね上げれば、コンパクトに収納することが可能。扱いやすい竹馬を探している方は、チェックしてみてください。
鐘屋産業(KANEYA) カラー竹馬 K-200
頭部のキャップに鈴がついており、数人で竹馬を練習する場合などにおすすめの竹馬です。竹馬に乗っているときは、人とぶつかりそうになってもサッとよけるのが難しいもの。しかし、鈴が鳴っていれば、周囲の人が竹馬の接近に注意を払いやすくなり、衝突を予防できます。
また、初心者に便利な補助脚がついているのもポイント。後方へ倒れにくく、練習時の不安を軽減したい子供にぴったりです。
ポールの長さは、125cm・135cm・140cm・150cmの4段階に調節できます。幼児から小学校の中学年程度まで幅広く使えるおすすめの竹馬です。
三和体育製販 カラー竹馬 小 S-0960
ポールの長さ125cmのコンパクトサイズで、身長110cm以下の小さい子供におすすめの竹馬です。補助脚がついており、後方へ倒れにくく安心して練習可能。また、足台の高さを調節できるため、乗ることに慣れたら、さらなるスキルアップを目指せます。
凹凸のあるポリエチレングリップを採用し、しっかり握りやすいのもポイントです。手が滑りにくく、ケガの心配を減らせます。
さらに、頭部のキャップに鈴が入っており、周囲に注意を促すことが可能。竹馬を始めたばかりの、小さい子供にもぴったりです。
三和体育製販 三角竹馬 S-7959
竹馬の2本のポールがつながったような形状で、足の運び方を練習できるアイテムです。手と脚の動きが揃わなくても、ポールが左右に開く心配がなく、安心して練習できるのがメリット。同じ側の手と脚を一緒に動かす感覚とバランス感覚を、簡単に鍛えられます。
幅50×高さ60cmと竹馬としては低い設計。また、ステップの高さは固定で13cmです。ただし、ポールに安定感があり、顔などにぶつける心配が少ないため、安心して練習することが可能です。
体重制限35kgで、幼児から小学低学年まで使用できます。竹馬が苦手な場合や、2本の竹馬から始めるのが不安な場合におすすめのアイテムです。
竹馬のおすすめ|竹製
竹伊 竹製竹馬
ポールの長さが約190cm、足場の高さが50cmで、中級者や上級者、背の高い大人の方におすすめの竹馬。しっかりとした作りで折れにくく、安心して遊べます。
また、足場が高いだけでなく、底面が完全な平らではないため、より効果的にバランス感覚や体幹を鍛えたい方にもぴったりです。
創業200年の竹専門店が扱う、国産竹を使用しているのもポイント。天然竹は1本1本個体差があり、色合いや形状が同じではないので、個性を楽しめます。
さらに、職人がひとつひとつ手作りした丁寧な仕上がりも魅力。プレゼントにぴったりな竹馬を探している方は、チェックしてみてください。
竹馬でバランスを保つには、重心の位置だけでなく、手や足でしっかりポールを支えることも重要です。ポールの太さや、足台の幅や長さは、製品によってさまざま。太すぎるポールは握りにくく、狭すぎる足台は足を乗せにくくなってしまいます。ポールや足台のサイズもチェックして、使いやすいモノを選んでみてください。