イラストや漫画を複写するときに便利なトレース台。光源の上に乳白色のアクリル樹脂板を重ねた構造で、紙の下から光を当ててイラストを透かせるアイテムです。光源にLEDを採用しているモノや調光機能を搭載したモノなど、多彩な製品が存在。購入する際はどれを選んでよいか悩んでしまいがちです。
そこで今回は、おすすめのトレース台をご紹介。トレース台の説明や選び方のコツも解説しているので、併せて参考にしてみてください。
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トレース台とは?

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トレース台とは、イラストや文字を複写する際に使用する道具。照明の上に原稿を置く乳白色のアクリル樹脂板がついており、イラストや文字を透かして使用します。
イラストや文字をトレースする際はもちろん、漫画を制作する際にスクリーントーンを貼ったり、写真撮影後にネガフィルムを確認したりする場合にも便利。別名ライトボックスとも呼ばれており、プロの漫画家やイラストレーターだけでなく、趣味で漫画やイラストを制作する方にも使われているアイテムです。
トレース台のおすすめ|A4
トライテック(Trytec) TREVIEWER lite A4-LT10B
初心者の方でも扱いやすい、シンプル設計の薄型トレース台です。バッテリーが内蔵されているので、コンセントのない場所でも快適に使用可能。USB電源供給式で、パソコンやモバイルバッテリーなどで充電できます。トレース台を自宅以外の場所に持ち運んで使いたい方にもおすすめです。
調光ボタンを押せば、5段階で光量を調整可能です。そのため、部屋の明るさや日光の当たり方に合わせて、適切な光で作業できます。LED発光を採用しているので、目にやさしい面発光を安定して放つ点も魅力です。
天板には目盛りが表示されているので、作業を正確に進められます。入門用としてシンプルなトレース台を探している方におすすめです。
トライテック(Trytec) TREVIEWER A4-500
プロのクリエイターの声から生まれたトレース台。日本製で7段階の調光機能を搭載しており、室内環境に応じて明るさを細かく調整できます。LED光源を採用することで、目にやさしい面発光を実現しているのが魅力です。
タッチセンサー式で軽く触れるだけで操作が可能。3段階の高さ調節スタンドにより、首や腰への負担を軽減できます。シームレスな天板設計で紙折れしにくく、ワークスペース外側にLEDを配置した構造のため作業面が熱くなりません。
アニメーション制作やイラスト作業を長時間行う方におすすめのモデルです。
匠彩 トレース台 A4
明るさと使いやすさを兼ね備えたA4サイズのLEDトレース台。約4mmの薄型設計で、持ち運びや収納にも便利です。中央部で4000ルクス程度の明るさを実現し、無段階調光方式により作業内容に応じて細かく調整できます。
LED光源は約50000時間の長寿命仕様。USB給電方式を採用しており、パソコンやモバイルバッテリーから手軽に電源を確保できるのが魅力です。トレース練習用紙や大型クリップなどの付属品も充実しています。
初めてトレース台を使う方や、イラスト制作を始めたばかりの方におすすめのモデルです。
POLACOCO トレース台 A4 LED
無段階調光機能を搭載したA4サイズのLEDトレース台。長時間の作業でも快適に使用できます。USB給電式で薄型設計を実現しており、持ち運びも簡単です。
ボタンひとつで電源のオン・オフや明るさの調節ができます。アニメやコミックのトレース、書道の練習など、さまざまなシーンで活躍するおすすめのアイテムです。
Unigear LED トレース台

3段階で切り替え可能な調光機能を備えたトレース台です。画用紙など厚手の紙を使用する場合には明るく、コピー用紙など薄い紙を使う場合には照度を抑えて使用可能。環境や使う原稿に合わせて明るさを変更できるのが魅力です。最高輝度での寿命は約50000時間。最低輝度では約80000時間使用できます。
本体サイズは縦336×横233×厚さ5mmとスリムなデザイン。重量も350gと軽いので、鞄に入れて気軽に持ち運べます。本製品は、USBからの給電で使用可能。充電用のUSBケーブルも付属しており、パソコンやモバイルバッテリーと接続して使えます。
最大2000ルクスの照度を備えたLEDを搭載。長時間使用時の目の疲れや不快感の軽減が期待できるのもポイントです。トレース作業はもちろん、漫画制作やネガフィルムの確認に適しています。
ベルモンド(BELLEMOND) トレース台 A4 B1286

明るさ調整ができるLEDトレース台。100~4000ルクスの無段階調光機能を搭載しており、厚手の紙や布地もしっかり透過します。一度設定した明るさを記憶する機能により、毎回の調整が不要です。
ドットレス設計で均一な発光を実現。目盛り付きのため、正確な位置合わせが可能です。イラストや写し絵、ダイヤモンドアート、刺繍まで幅広い用途に活用可能。固定用クリップも付属しており、作業中の紙のズレを防げるため、細かな作業を快適に行いたい方にもおすすめです。
トレース台のおすすめ|B4
トライテック(Trytec) TREVIEWER B4 B4-500-01
アクリルフォトフレームや製図用の定規を製造する「トライテック」のトレース台です。プロのコミックアニメーターの意見を参考にして開発されているのがポイント。品質が高く、トレース作業・漫画制作・ネガフィルムの確認などに使えます。
本体右側には電源ボタンと調光ボタンを搭載。輝度の調節は7段階で行えるので、環境や使用する原稿の厚さに合う明るさで作業できます。また、電源OFF時の明るさを記憶できるのもメリット。次回使用時に電源を入れれば、前回使用していた明るさでLEDが点灯します。
本製品はトレース台上部にのみLEDを搭載。腕や肘のあたる部分の温度が上昇しにくいため、夏場でも快適に作業できます。また、傾斜角度の調節も可能。4°・11°・14°の3段階から好みの角度を選択できる点もおすすめです。
エイチエスケー(HSK) トレース台B4
約6mmの薄さを実現したB4サイズのトレース台。8Wの調光機能を搭載し、6000ルクスの明るさで作業をサポートします。タッチボタン式で操作が簡単なうえ、ロックモードを備えているため誤操作を防げるのが魅力です。
発光面積は約260×360mmで、USB電源に対応しています。ダイヤモンドペインティングやスケッチ、ドローイングなどに活用可能。より快適な作業環境を求める方におすすめです。
ガオモン(GAOMON) B4サイズトレース台 GB4
厚さ約5mmの薄型設計を実現したB4サイズのLEDトレース台。重量は約0.74kgと軽く、持ち運びや収納に便利な仕様です。無段階調光機能を搭載しており、電源ボタンの長押しで明るさを自由に調節できます。
メモリ機能により、前回使用時の明るさを記憶。電源を入れるたびに再設定する手間を省けるのが魅力です。アクリルパネルを採用しており、経年劣化による変色や変形が起こりにくく耐久性に優れています。
透写範囲は約359mm×259mmで、イラストや漫画制作、書道など幅広い用途に対応。作品制作を快適に行いたい方におすすめです。
マービー(MARVY) LEDトレース台 調光式 B4型 014-0198
ムラやチラツキの少ない透写面が魅力のLEDトレース台。B4サイズに対応しており、大きな原稿でも手元を気にせず作業できます。ボタン操作によって、7段階の明るさ調節が可能です。
背面には3段階で傾斜をつけられるスタンドを搭載。厚さ約8mm、重量約1.35kgで持ち運びも手軽に行えます。イラスト制作や製図など、快適な作業環境を求める方におすすめのモデルです。
トレース台のおすすめ|A3
匠彩 トレース台 A3
手頃な価格で購入できるコスパに優れたトレース台です。多数のLEDを搭載し、パネル中央部で4500ルクス程度の高輝度を実現しているのが特徴。品質に優れたパネルが採用されているので、ちらつきの少ない均等な明るさで作業できるのも魅力です。無段階の調光機能も搭載されており、使用する原稿の厚さに合わせて簡単に輝度が調節できます。
本体の厚みは4mmとスリムなデザイン。重量も約598gと軽いので気軽に持ち運べます。また、ブルーライト対策が行われているため、目にかかる負担を軽減できる点もおすすめ。長時間連続でトレース作業を行う場合にも便利です。
本製品はUSBからの給電で使用可能。1.5mの汎用USBケーブルが付属しており、パソコンやモバイルバッテリーと接続しても使えます。すべり止め底面ゴム足も6個ついているので、安定した作業ができるのもポイント。作業効率を高めたい場合にもおすすめのトレース台です。
トライテック(Trytec) TREVIEWER Pro A3-600-w
プロの声を反映した、便利な機能が豊富なトレース台です。最大光量は5300ルクスと強力。タッチセンサーの上部に光る目盛りが配置され、調光段階がひと目でわかります。
電源ボタンや調光スイッチ・アダプターの挿し口は左の側面に配置し、作業中の誤作動を防止。電源を抜いても光量を記憶し、調光段階が維持されるので、毎回の作業準備がスムーズになります。
環境にやさしい紙クリップが4つ付属しているので、紙を固定して作業できます。7段階の調光機能や角度調整機能など、便利な機能も搭載。プロ仕様の高性能なトレース台を求める方におすすめです。
Kocana トレース台

無段階調光機能を備えた省エネ効果が期待できるトレース台です。原稿の厚みや目の疲れ具合に合わせて、細かく明るさを調節できるのが特徴。電源ボタンを長押しするだけで、明るさを変更できる点も魅力です。また、LEDは本体の上下に搭載されており、均一な明るさを保てます。
照明には約50000時間使用できるLEDを採用。毎日12時間利用しても11年使えるので、ランニングコストを抑えたい場合にも便利です。トレース面には目盛りがついているため、線を引く作業にもおすすめ。正確なトレース作業を行いやすい点もメリットです。
給電にはUSBを使用するので、パソコンやモバイルバッテリーと接続しても使用可能。外出先に携帯するトレース台としても適しています。
エディレス LED トレース台

長さ1.5mのUSBケーブルが付属したトレース台です。USBからの給電に対応しているので、コンセントが近くにない環境でも作業が可能。パソコンやモバイルバッテリーと接続できる場所であれば、外出先でも使用できます。
本製品は光のちらつきを抑えたLEDを搭載。長時間使用時に感じやすい目の不快感の軽減が期待できます。本体の厚さは5mmとスリムなデザイン。重量も650gと軽く、携帯性にも優れています。
武藤工業(MUTOH) ライトボード MLT-A3N A3サイズ 1U014220
LEDの均一な光で、細かい作業もスムーズに進められるトレース台です。目にやさしい光なので、長時間作業をしても疲れにくいのが特徴。外付けの電源と調光スイッチを操作すれば、明るさを無段階で調整できます。
明るさを記憶するバックアップ機能が搭載されているため、一度電源を切っても、次回使うときには同じ明るさで再点灯します。トレース面の角は丸みを帯びているので、紙が引っかかる心配がありません。
紫外線や電源ノイズをなくし、動作時の発熱も軽減しているので、長時間の作業も快適に行えます。LEDの均一な光で作業したい方におすすめです。
トレース台のおすすめ|A2
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) トレース台 400-TBL006
漫画用紙を2枚並べて使用できるトレース台です。本体サイズは幅670×奥行492×高さ8.5mmのスリム設計。幅610×奥行432mmの作業スペースが確保できるのがポイントです。トレース面には目盛りがついているので、線引き作業にもおすすめ。細かく正確なトレース作業を行う場合にも便利です。
電源ボタンを長押しすれば、簡単に調光が可能。使用する原稿の種類や部屋の明るさに合わせて、LEDの明るさを簡単に変えられます。
エイチエスケー(HSK) トレース台A2
A2サイズの大型でありながら、厚さ6mmのスリムタイプで扱いやすいトレース台です。調光機能が搭載されているため、用途や環境に合わせて最適な明るさに調整できます。目盛りがついているので、長さを測りながらの作業にもおすすめです。
クリップが2つ付属しているため、紙を固定して快適に作業できます。アルミニウム素材が使用されているので、耐久性が高いのも魅力。大型かつ薄型のトレース台を探している方におすすめです。
トレース台の選び方
サイズをチェック

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トレース台には、A4・B4・A3・A2などさまざまなサイズが存在します。購入する際は、使用する予定の原稿用紙よりも一回り大きなトレース台を選択するのがポイント。小さいトレース台を購入してしまうと、トレースする際に原稿を動かす手間がかかるので注意しましょう。
使用する原稿用紙がA4やB4の場合は、A3サイズのトレース台がおすすめです。持ち運んで使いたい場合には、A4サイズ以下のトレース台が便利。サイズの小さいアイテムであれば、比較的リーズナブルな価格で購入できる点も魅力です。
持ち運びなら薄型がおすすめ

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トレース台を頻繁に持ち運ぶ場合には、薄型の製品がおすすめ。鞄に収まりやすく重量も軽いので、携帯する際の負荷も軽減できます。また、薄型の製品であればデスクとの段差が小さいので、原稿をトレースする際に手首や肘にかかる負担を抑えられるのも魅力です。
一方、デスク上に据え置きして使用する場合は、重量があり安定感に優れた厚みのあるトレース台がおすすめ。自身がトレース台を使用するシーンに合わせて選んでみてください。
照明の種類をチェック
蛍光灯

本体に円筒形の蛍光灯を内蔵しているトレース台は、箱型で厚みがあるのが特徴。はじめから傾斜がついている製品が多く、安定して設置できるのがメリットです。蛍光灯の種類は好みで変更できます。
また、蛍光灯はLEDよりも寿命が短いので注意が必要。交換の手間を省きたい場合はもちろん、ランニングコストを抑えたい場合には、蛍光灯の寿命が長い製品を選択するのがおすすめです。
LED

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最近では、トレース台の照明にLEDを使用しているモデルも増えています。長時間連続して使っても熱がこもりにくいため、夏場にトレース作業を行う場合にもおすすめです。また、LEDを採用したトレース台は比較的薄型の製品が多いのが特徴。携帯性に優れており、持ち運ぶ際の負荷を軽減できるのもポイントです。
LEDは寿命が長く、経済的。蛍光灯を使用したトレース台に比べると高価なモデルが多いですが、使い勝手に優れている点が魅力です。
給電方法をチェック

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トレース台の主な給電方法は、USBやACアダプターなどさまざま。近くに起動中のパソコンがある環境で作業する場合には、USB給電タイプが使い勝手に優れています。コンセントが近くにない場合でも作業できるので、外出先でトレース台を使いたい場合にもおすすめです。
自宅やオフィスなど、決まった場所でのみトレース台を使用する方はACアダプタータイプが便利。途中で電池が切れる心配もなく、安定した給電が可能です。
その他の機能をチェック
角度調節機能

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トレース台の角度が調節できるモデルであれば、自身に合った姿勢で作業に取り組めます。肩や肘にかかる負担も軽減できるので、長時間トレースする場合にもおすすめ。トレース台のなかには、数段階で角度が変更できる製品もあるので、チェックしてみてください。
体の大きさやデスクの高さはもちろん、好みに合う角度に調節できれば作業効率のアップも期待できます。デスク上にフラットにトレース台を置いた状態では、作業しにくいと感じる場合にもおすすめの機能です。
調光機能

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調光機能とは、紙の厚みや環境によって照明の明るさを調節できる機能のこと。原稿用紙が薄い場合には照明を暗めに設定したり、紙に厚みがある場合には強い光でイラストや文字を透かせたりできるのがメリットです。また、部屋の明るい日中と太陽光のない夜間では、トレース台に必要な明るさが異なります。
原稿用紙の厚みだけでなく、環境に応じて照明の明るさを変更できる調光機能付きのトレース台であれば、より快適に作業に取り組めるのでおすすめです。





























イラストや文字を複写したい場合に使用するトレース台。漫画制作やネガフィルムの確認にも使える便利なアイテムです。さまざまな原稿に対応する製品が存在するだけでなく、調光機能や角度調節機能を備えたモノも販売されています。原稿の大きさや使用環境を考慮して、使いやすい製品を探してみてください。