近い将来、欧米圏に旅行に行ったときは目にするかもしれません。
それはクレジットカードでチップが支払える機器Dip Jarです。現金を使う機会が減ってきている今、代金の支払いもチップも1枚のクレジットカードで済むようになります。
日本ではチップの習慣はありませんが、アメリカをはじめとする外国ではレストランなどで半ば強制と言っていいほどチップを払うのが当たり前となっています。これはスタバなどのカウンター式のカフェも同様で、「チップ・ジャー」と呼ばれるチップを入れる瓶が置いてあるのですが、どうやら最近は現金を持ち歩く人が少ないため、チップをもらえる機会も減ってきているよう。
そこでチップに頼って生活せざるを得ないほど安い賃金の飲食・サービス業に従事する人たちを守るべく開発されました。クレジットカードを差し込むだけで、店側が設定した金額が自動的に引き落とされるというシンプルな仕組みになっています。
現在開発段階にあり、今後随時導入されていくようです。
日本では同じ目的で導入されることはないでしょうが、一定額の寄付金を募るチャリティイベントなど他の活用は考えられそうです。