バーボンウイスキーを代表する人気の銘柄として、世界で多くの方に親しまれる「アーリータイムズ」。日本の販売店でも販売されており、価格も手頃なため、バーボン好きの方にとっては身近な存在のウイスキーです。

そこで今回は、アーリータイムズの解説や種類、おすすめの飲み方についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

アーリータイムズの特徴

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アーリータイムズは、アメリカ・ケンタッキーの州ルイビルで造られるバーボンウイスキー。日本でもスーパーやコンビニなど多くのお店で販売されており、黄色のラベルが印象的な銘柄です。現在生産されているアーリータイムズは、「イエローラベル」と「ブラウンラベル」の2種類。それぞれ異なる味わいや香りが楽しめます。

トウモロコシを主な原料にしており、芳醇に広がる甘い香りとほのかにスパイシーさのあるスモーキーな風味が印象的。まろやかで甘さがあり、クセも少ないため、ウイスキー初心者の方でも飲みやすいバーボンウイスキーです。

アーリータイムズの発祥や製造場所

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アーリータイムズは、アメリカのケンタッキー州で1860年に誕生。昔ながらの製法でウイスキーを造るという信念のもと「アーリータイムズ蒸留所」と名付けられました。アーリータイムズという名前には、誕生当初のアメリカを象徴する「開拓時代」の意味も含まれており、開拓者精神への想いが込められています。

その後、ケンタッキー州の西部に位置する都市ルイビルに移転。「ダウンタウン蒸溜製造所」にて、現在に至るまで製造を続けています。現在はブラウン・フォーマン社がブランドを所有し、アサヒビールによって販売されています。

アーリータイムズの歴史

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アーリータイムズが誕生した1860年のアメリカは、西部開拓時代。エイブラハム・リンカーンが第16代合衆国大統領に就任した年でもあり、南北戦争が勃発する前年という激動の時代です。

誕生以降、開拓者たちの精神を象徴する存在として親しまれてきたアーリータイムズですが、1920年の禁酒法施行により、大きな打撃を受けます。その危機を救ったのが、従業員のサールズ・ルイス・ガスリー。ブランドの商標権と在庫を私財を投げ打って買い取り、秘密の倉庫に隠して守り続けました。

その後、医師が処方する薬用ウイスキーとして認可されたことで、アーリータイムズは例外的に広く親しまれるように。アメリカはもちろん世界で愛されるロングセラーバーボンとして、人気を集めています。

アーリータイムズの製法

原料には、インディアナ州で収穫される良質なトウモロコシ・ライ麦・大麦を使用。また、石灰層の地盤でできたケンタッキー州の地層を抜けて、ミネラル分がろ過された「ライムストーンウォーター」と呼ばれるバーボン造りに適した水を、仕込みや加水に用いています。

トウモロコシなどの原料はライムストーンウォーターにより糖化され、さらにイースト菌によって発酵。その後、連続式蒸留機によりじっくりと蒸留されます。熟成に使われる樽は、ブラウン・フォーマン社が所有する樽工場で作られたモノを使用。

バーボンウイスキーの定義は「内側を焦がしたオーク樽の新樽で熟成」することです。アメリカ国内用のアーリータイムズは、内側を焦がした中古のオーク樽で熟成させた原酒を20%以上使用しています。そのため、「ケンタッキーストレートウイスキー」として販売されているのが特徴。輸出用のモノは定義を満たす樽で熟成されているので、バーボンウイスキーとして販売されています。

アーリータイムズの種類

アーリータイムズ(EARLY TIMES) イエローラベル

長きにわたりバーボンが好きな方に親しまれてきた伝統的なクラシックボトル。ライトな口当たりで、濃厚な甘みとまろやかな味わいが感じられます。オーク樽由来のバニラとキャラメルのような甘い香りや、フルーティーな風味も魅力です。

また、ほのかにスパイシーでキレがよく、後味もスムーズ。スッキリとした味わいなので、初心者の方にもおすすめのボトルです。

アーリータイムズ(EARLY TIMES) ブラウンラベル

「イエローラベル」の原酒に、厳選された「ブラウンラベル」専用の原酒をブレンドしたボトル。ピートがベースの活性炭を用いたろ過を加えているため、深い香りやまろやかな味わいが楽しめるのが特徴です。

ほのかにスモーキーでスパイシーな風味に、フルーティーで華やかな味わいが堪能できます。際立つ奥深さや、繊細な味わいと風味を存分に楽しみたい方におすすめのバーボンウイスキーです。

アーリータイムズのおすすめの飲み方

アーリータイムズ本来の味わいを楽しみたい方は、ストレートかロックがおすすめ。濃厚で奥深い味わいや香りがダイレクトに感じられます。

味わいの変化や、華やかな風味を引き立てたい場合はハイボールがぴったり。炭酸で割ることでキレのよさや爽快感が際立ち、スッキリとしたバーボンの味わいや風味が感じられます。コーラやジンジャーエールで割れば甘さも増し、初心者の方でも飲みやすいのが魅力。

さらに、渋味が少ないセイロンティーやフレーバー入りの紅茶で割っても飲みやすい味わいに。ほかにもさまざまなアレンジができるので、好みの飲み方を見つけてみてください。