モルトウイスキーやグレーンウイスキーをブレンドして造られる「ブレンデッドウイスキー」。比較的飲みやすい銘柄が多く揃っている人気のウイスキーです。
ブレンデッドウイスキーはさまざまな産地で造られており、味わいの個性が銘柄によって異なるのが特徴。そこで今回は、選び方のポイントも含め、ブレンデッドウイスキーのおすすめ銘柄をご紹介します。自分好みの銘柄選びの参考にしてみてください。
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ブレンデッドウイスキーの魅力とは?
ブレンデッドウイスキーの大きな魅力とは、風味のバランスに優れている点です。香味の個性が際立つモルトウイスキーや、軽やかでクリアな飲み口のグレーンウイスキーなどをブレンドすることで、絶妙なバランスを引き出した味わいを実現しています。
ブレンデッドウイスキーには、高額で取引されるモノやリーズナブルなモノがあります。リーズナブルなモノのラインナップが多いので、自宅で手軽にウイスキーを楽しみたい方にもおすすめです。
飲み方のバリエーションは幅広く、シンプルなストレートやロックのほか、定番のハイボールなどのカクテルベースにも好相性。好みのスタイルで自由に飲める点も、ブレンデッドウイスキーが世代を問わず人気の理由のひとつです。
ブレンデッドウイスキーの選び方
産地で選ぶ
どれにするか迷ったら試したいスコッチウイスキー
スコッチウイスキーは、生産量が多いウイスキーとして知られています。スコットランドの自然豊かな環境に、100ヶ所以上もの蒸留所が存在しているのが特徴。また、リーズナブルな銘柄のラインナップが豊富なのが魅力です。銘柄選びに迷ったらまず試してみましょう。
ウイスキーの個性は蒸留所によって異なるため、飲み比べを楽しめるのもポイント。原料の麦芽を乾燥させる際に用いるピートの香りが際立つ銘柄もあり、スモーキーな風味が好みの方にもおすすめです。
スコッチウイスキーはブレンデッドウイスキーのほか、シングルモルトウイスキーも世界的に有名な銘柄が揃っています。モルトの個性をじっくりと味わいたい方はチェックしてみてください。
ライトな味わいで飲みやすいカナディアンウイスキー
カナディアンウイスキーは、比較的クセの少ないライトな酒質が特徴。トウモロコシなどを主原料にしたベースウイスキーに、ライ麦などを主原料にしたフレーバリングウイスキーをブレンドした、ブレンデッドウイスキーが主流です。
飲み口は軽快で、複雑味を抑えたマイルドで飲みやすい仕上がり。ウイスキー初心者の方にもおすすめです。カクテルベースとしても相性がよいため、自宅でウイスキーベースのカクテル作りを楽しみたい方にも適しています。
上品でまろやかな味わいのジャパニーズウイスキー
ジャパニーズウイスキーは、日本ならではの繊細さが際立つ上品な味わいが魅力です。スコッチウイスキーの製法をルーツに、日本人の味覚に合うモノなどを展開。世界的に高い評価を得る銘柄も多くラインナップしているのが特徴です。
シングルモルトウイスキーだけでなく、ブレンデッドウイスキーも品質のよさから注目を集めています。大手メーカーをはじめ、小規模の蒸留所からクラフトウイスキーとして販売されることもあり、銘柄によって異なる個性を楽しめます。
熟成期間が短く軽やかさが特徴のアイリッシュウイスキー
アイリッシュウイスキーを生産するアイルランドは、諸説あるもののウイスキー発祥の地とされています。比較的熟成期間が短く、軽やかな味わいで飲みやすい仕上がりがポイント。ウイスキーファンから初心者の方まで、幅広く楽しめる銘柄が揃っています。
ブレンデッドウイスキーの原酒には、アイルランド伝統のポットスチルウイスキーのほか、モルトウイスキーとグレーンウイスキーも採用。ポットスチルウイスキーは単式蒸留器を用いて3回蒸留が行われており、雑味が少ない穏やかな味わいを実現しています。
アイリッシュウイスキー自体の歴史は古いものの、ブレンデッドウイスキーの販売が始まったのは1970年代と比較的新しいのが特徴。リーズナブルな銘柄も多いので、コストパフォーマンスを重視してブレンデッドウイスキーを選びたい方にもおすすめです。
独特の甘さが特徴的なアメリカンウイスキー
アメリカンウイスキーは、トウモロコシやライ麦などの穀物を主原料に使っているのが特徴。ケンタッキー州が発祥のバーボンウイスキーを筆頭に、ライウイスキーやブレンデッドウイスキーなど、バラエティ豊富なウイスキーが造られています。
ブレンデッドウイスキーは、穀物由来の独特の甘さを楽しめるのがポイント。ウイスキーのクセのある風味が苦手な方にもおすすめです。
好みの飲み方で選ぶ
ストレート
ストレートとは、水や割り材を加えずに常温でそのまま味わう飲み方です。ウイスキー本来の香味や味わいを、余韻までしっかりと楽しめるのが魅力。ただし、アルコールをダイレクトに感じる飲み方なので、ウイスキー初心者の方は注意しましょう。
ストレートは個性が際立つシングルモルトウイスキーにぴったりの飲み方ですが、ブレンデッドウイスキーでも楽しめる飲み方のひとつ。ストレートで飲む際は、口当たりがよく、複雑な香味の銘柄を選ぶのがおすすめです。
また、ブレンデッドウイスキーをストレートで飲む際は、チェイサーも用意しておきましょう。ウイスキーとチェイサーを交互に飲むことで、ひと口ごとにウイスキーの持つ個性を新鮮に感じられます。
ロック
ロックとは、氷を入れたグラスにウイスキーを注いで味わう飲み方です。時間の経過とともに氷が少しずつ溶けるため、風味や味わいの変化をゆっくりと楽しめるのが特徴。氷は固くて溶けにくい、大きめのモノを使うのがおすすめです。
氷が入っているため、ストレートよりもアルコール感を抑えやすいのがポイント。また、よく冷やすことで飲みやすく仕上がります。ストレートで飲むのが苦手な方もチェックしてみてください。
水割り
水割りとは、氷を入れたグラスにウイスキーを注ぎ、水で割って味わう飲み方です。ウイスキーと水の割合は、1:2~2.5程度がおすすめ。よりアルコール感を抑えたい方であれば、水の分量を増やして濃さを調節できます。
水割りはブレンデッドウイスキーでも定番の飲み方のひとつとして人気が高く、ウイスキー初心者の方にもぴったり。ウイスキーの持つ個性を水がやさしく調和するので、食事とも好相性です。
ハイボール
ハイボールとは、ウイスキーを炭酸水で割る飲み方であり、居酒屋の定番メニューとして人気のスタイルです。炭酸水以外に、ジンジャーエールやコーラなどの炭酸飲料とも好相性。爽快感をプラスしたい方は、仕上げにレモンを軽くしぼるのもおすすめです。
ハイボールはとくにブレンデッドウイスキーにぴったりの飲み方。産地や銘柄など、種類を問わず楽しめるのが魅力です。また、炭酸のさっぱりとした飲み口はさまざまな料理に合わせやすく、食中酒としてブレンデッドウイスキーを飲みたい方にも適しています。
熟成年数で選ぶ
手頃な価格で楽しむなら熟成年数が若いモノを
ウイスキーもほかの酒類と同様、熟成年数が長くなるほど高額になりやすいのが特徴。家飲み用など、手頃な価格で気軽に飲みたい方は、熟成年数が若いブレンデッドウイスキーを選ぶのがおすすめです。
熟成年数が若い銘柄であれば、1,000円台で購入できるモノも多いのがポイント。ブレンデッドウイスキー選びでコストパフォーマンスを重視したい方は、熟成年数にも注目してみてください。
芳醇でまろやかな口当たりを楽しむなら熟成年数の長いモノを
芳醇でまろやかな口当たりをじっくりと堪能したい方には、熟成年数の長いブレンデッドウイスキーがおすすめです。なかには、2,000円台で購入できる長期熟成タイプの銘柄もあるため、まずは比較的安いモノから試してみましょう。
熟成年数が15~20年を超えると、味わいに深みや丸みが加わりやすいのがポイント。一方、販売価格が高くなる傾向にあるのは留意点です。高級品は自分へのごほうびのほか、ウイスキーファンの方へのプレゼントとしても喜ばれます。
ブレンデッドウイスキーのおすすめ
シーバスリーガル(CHIVAS REGAL) シーバスリーガル 12年 スコッチウイスキー
スコッチウイスキーを象徴するブランドとして、多くの国で愛飲されているブレンデッドウイスキーです。スコットランド最大のウイスキー生産地として知られる、スペイサイドのモルトを多く使用しています。
フルーティーな香りのなかに、ハーブや蜂蜜のような風味を感じられるのが特徴。また、口に含むとバニラや熟したリンゴのような風味が広がるリッチな味わいを楽しめるのもポイントです。口当たりはまろやかでクリーミーな舌触りも心地よく、ウイスキー初心者の方にもおすすめです。
スコッチウイスキー特有のスモーキーな風味が抑えられているため、飲みやすいブレンデッドウイスキーを求める方にもぴったり。ストレートやロックをはじめ、カクテルベースなど、さまざまな飲み方で楽しめるのも魅力です。
ジョニーウォーカー(JOHNNIE WALKER) ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年 スコッチウイスキー
日本国内では「ジョニ黒」の愛称でも親しまれているブレンデッドウイスキーです。12年熟成をコンセプトに生まれた銘柄であり、スコットランド各地の蒸留所で12年以上熟成させたシングルモルトウイスキーとグレーンウイスキーのみをブレンドしています。
ブレンドには、29種類ものシングルモルトの原酒をぜいたくに使用。スモーキーな風味を中心としつつ、フルーティーさやほのかな甘みを持つバランスのよい味わいが特徴です。
熟練のブレンダーチームによって造られる高品質な仕上がりは、専門家から「ブレンドの傑作」とも評価されています。ロックでじっくりと味わったり、ハイボールで食事と一緒に合わせたりと、幅広く楽しめるのもおすすめのポイントです。
バランタイン(BALLANTYNE) バランタイン ファイネスト スコッチウイスキー
豊かでなめらかな風味を追求して生まれたブレンデッドウイスキーです。数十種類にもおよぶ原酒をブレンド。スモーキーさや樽香などが主張しない、バランスに優れた味わいを実現しています。
色は美しい黄金色で、バニラや蜂蜜のような甘く華やかな香りが特徴。飲み口はライトでもヘビーでもなく、ウイスキー初心者の方にもおすすめです。
安い価格帯で購入できる点も大きな魅力。幅広い飲み方に対応しているため、汎用性の高いブレンデッドウイスキーを求める方にも適しています。
カティサーク(CUTTY SARK) カティサーク オリジナル スコッチウイスキー
繊細かつ洗練された味わいをリーズナブルに楽しめるブレンデッドウイスキーです。1923年の発売以来、軽やかな口当たりで飲みやすいスコッチウイスキーとして、世界中で愛飲されています。
色は明るい黄金色で、フレッシュな果実香やバニラのような香りが特徴。口に含むと生き生きとしたオークや蜂蜜のような風味が広がり、バランスに優れた味わいを余韻まで楽しめるのがおすすめのポイントです。
カティサークの名前は、イギリスの快速帆船であるカティサーク号に由来。ボトルデザインもおしゃれな印象を与えます。
デュワーズ(Dewar’s) デュワーズ 15年 スコッチウイスキー
ワンランク上の高級感あふれる味わいを堪能できるブレンデッドウイスキーです。創業者であるジョン・デュワー氏の故郷で造られる「アバフェルディ」の15年以上熟成をメインに、選び抜かれた40種類以上の原酒をブレンドしています。
ブレンドの後、再度オーク樽に戻してじっくりと熟成させる「ダブルエイジング製法」を採用しているのがポイント。南国フルーツやココナッツのような味わいを複雑に感じられ、繊細でフローラルな余韻を楽しめます。
飲み方は、熟成感をダイレクトに味わいたい方にはストレートがぴったり。いつもの食中酒をぜいたくに楽しみたい方には、ハイボールもおすすめです。
カナディアンクラブ(CANADIAN CLUB) カナディアンクラブ カナディアンウイスキー
多くの国で親しまれているブレンデッドウイスキー。名前の頭文字をとった「C.C.」の愛称でも有名です。
原料のライ麦由来のライトでスムースな風味はクセが少なく、ウイスキー初心者の方でも飲みやすく仕上がっています。やわらかいオークの余韻を楽しめるのもポイントです。
飲み方はハイボールのほか、ジンジャーエールやクランベリージュースで割ってカクテルとして飲むのもおすすめ。価格帯は安いので、家飲み用としてブレンデッドウイスキーを備えておきたい方にもぴったりの1本です。
カナディアンクラブ(CANADIAN CLUB) カナディアンクラブ 20年 カナディアンウイスキー
良質なオーク樽で20年以上熟成させた、ふくよかなコク深さを堪能できるブレンデッドウイスキーです。リッチな味わいを重視したいウイスキーファンの方にもぴったり。プレゼントにもおすすめです。
色は濃い琥珀色で、レーズンやスモモ、キャンディのような芳醇な香りが特徴。口に含むとスパイスやナッツ、バニラのような風味が広がり、リンゴやオークなどの複雑な香りが長い余韻となって残ります。
飲み方はストレートやロックがおすすめ。熟成感がありながらバランスのよい味わいのため、ハイボールにも適しています。
クラウンローヤル(Crown Royal) クラウンローヤル カナディアンウイスキー
1939年にイギリス国王のジョージ6世への献上酒として提供されたといわれる、由緒あるブレンデッドウイスキーです。ボトルデザインは王冠をモチーフにしており、高級感を演出。多くの国でも広く認知されています。
バニラやフルーツのようなリッチな香りがあり、口当たりはなめらかでクリーミー。長い余韻を味わえるのが魅力です。
飲み方はストレートやハイボールのほか、さまざまな割り材と相性がよいのもポイント。好みのジュースで割って、カクテル作りを楽しみたい方にもおすすめです。
カナディアンミスト(CANADIAN MIST) カナディアンミスト カナディアンウイスキー
まろやかですっきりとした味わいを実現しているブレンデッドウイスキーです。原材料には、カナダ産の高い品質の穀物のみを厳選。3回蒸留後、ホワイトオーク樽を用いて熟成されます。軽快でスムースな口当たりが魅力です。
バニラやブラウンシュガーのような香りが心地よく、口に含むとやわらかい甘さがオークの風味とともに広がります。カクテルベースとしてもアレンジがしやすく、ホームパーティーやバーベキューなど、友人とすごすカジュアルなシーンにおすすめの1本です。
サントリー(SUNTORY) 響 JAPANESE HARMONY ジャパニーズウイスキー
サントリーが発売するプレミアムブレンデッドウイスキーです。日本の四季や日本人の繊細な感性、日本の匠の技を結集したウイスキーとして誕生。大切な方へのプレゼントとしてもおすすめの、こだわりの製品です。
熟成のピークを迎えた原酒がブレンドされているのが特徴。ジャパニーズウイスキーならではのバランスに優れた華やかで優美な香味を、じっくりと堪能したい方におすすめです。
ストレートやロックのほか、水割りやハイボールなど、さまざまな飲み方に対応。いつものリラックスタイムに華を添えてくれます。
サントリー(SUNTORY) オールド ジャパニーズウイスキー
1950年の発売以来、「ダルマ」や「タヌキ」などの愛称で日本国民から愛されてきたブレンデッドウイスキーです。ころんと丸いフォルムのボトルデザインが特徴。キーモルトには、山崎のシェリー樽モルトをぜいたくにブレンドしています。
甘みのある華やかな香りで、口当たりは芳醇でなめらか。アルコール度数は43%で飲みごたえもあります。水割りやハイボールなど、さまざまな飲み方を試せます。食中酒としても相性がよく、とくに和食に合うブレンデッドウイスキーを求める方はチェックしてみてください。
キリンビール(KIRIN) 富士山麓 シグニチャーブレンド ジャパニーズウイスキー
富士山麓の伏流水を採用したブレンデッドウイスキーです。使用する原酒は、熟成のピークを迎えたモノだけを厳選してブレンド。世界最優秀ブレンダーに輝いた、田中城太氏の匠のブレンド技術が光る1本です。
冷却ろ過をせずに瓶詰めを行う「ノンチルフィルタード製法」を採用。香味成分が損なわれにくく、原酒本来のうまみをしっかりと味わえる仕上がりです。アルコール度数は50%と高く、重厚感のある飲みごたえを求める方にも適しています。
香りは洋ナシやオレンジピールのように華やかで、黒糖や焼き菓子のようなニュアンスが特徴。口当たりはなめらかで、ほのかなピートのような味わいもポイントです。
江井ヶ嶋酒造 ホワイトオーク 地ウイスキーあかし ジャパニーズウイスキー
清酒「神鷹」で有名な蔵元、江井ヶ嶋酒造が造るスコッチタイプのブレンデッドウイスキーです。原料には本場イギリスの麦芽を全量使用。兵庫県明石市の蒸留所で蒸留から貯蔵、熟成まで行われています。
麦芽の華やかな香りと、やや辛口の淡麗な味わいが特徴。ロックやハイボールで気軽に楽しめる仕上がりです。地ウイスキーながら、販売価格が安い点も魅力的なポイント。リラックスタイムや食中酒としてなど、さまざまなシーンにおすすめです。
ジェムソン(JAMESON) ジェムソン スタンダード アイリッシュウイスキー
アイリッシュウイスキーならではの個性が光る、スタンダードタイプのブレンデッドウイスキーです。上質なポットスチルウイスキーとグレーンウイスキーをブレンド。ナッツやバニラのような絶妙なバランスに加え、シェリー風の味わいが特徴です。
香りはフローラルのなかにスパイシーさも感じられるのがポイント。ストレートやハイボールなど、さまざまな飲み方で楽しめます。
緑色がベースのおしゃれなボトルデザインも特徴的。ウイスキー初心者の方をはじめ、アイリッシュウイスキーにトライしてみたい方にもおすすめの1本です。
ジェムソン(JAMESON) ジェムソン スタウトエディション アイリッシュウイスキー
クラフトビールの熟成樽を用いて後熟させる、珍しい製法を採用したブレンデッドウイスキーです。アイルランドのクラフトビール醸造所とのコラボレーションから誕生。ビールファンの方にもおすすめの個性的な1本です。
ジェムソンのスタイルであるスムースな味わいはそのままに、チョコレートやバタースコッチのような芳香を感じる、リッチでクリーミーな口当たりが魅力です。
飲み方は、複雑な風味をゆっくりと味わいたい方にはストレートがおすすめ。炭酸で割った後、オレンジを添えて飲むのも定番のスタイルです。
バスカー(THE BUSKER) バスカー トリプルカスク トリプルスムース アイリッシュウイスキー
2016年に操業を開始したばかりの、ロイヤルオーク蒸留所で造られるブレンデッドウイスキーです。アイルランドで唯一とされる、シングルモルト・シングルポットスチル・シングルグレーンの3種類のウイスキーを生産できる蒸留所としても名を知られています。
熟成樽にはバーボン樽・シェリー樽・マルサラワイン樽をぜいたくに使用。トロピカルフルーツのような華やかな香りに加え、それぞれの樽の個性が活きたワンランク上の風味を実現しています。
ストレートやロックなど、さまざまな飲み方に対応しているのもポイント。ハイボールのほか、コーラやジンジャーエールで割るのもおすすめです。
ブッシュミルズ(BUSHMILLS) ブッシュミルズ ブラックブッシュ アイリッシュウイスキー
アイリッシュウイスキー最古の蒸留所のひとつ、ブッシュミルズ蒸留所で造られるブレンデッドウイスキーです。
原料には全量アイルランド産のノンピート麦芽を使用。モルト比率が80%以上と高く、重厚な麦芽の風味をしっかりと感じられるものの、軽やかな飲み口を実現しています。
飲み方はストレートやロックのほか、ハイボールにもおすすめ。アイリッシュウイスキーの深い歴史を好みのスタイルで楽しめます。
アーリータイムズ(EARLY TIMES) アーリータイムズ ホワイト アメリカンウイスキー
200年以上の歴史を持つバーボンウイスキーのブランドが造るブレンデッドウイスキー。なめらかな口当たりや角のない魅力的な余韻が特徴です。色は輝きのある黄金色で、蜂蜜やキャラメル、レモンピールのような香りが魅力。上品な甘みのある味わいで清涼感も楽しめます。
飲み方はすっきりと楽しめるハイボールがおすすめ。食中酒として気軽に楽しめるブレンデッドウイスキーを求める方にもぴったりの1本です。
シーグラム(Seagram) シーグラム セブンクラウン アメリカンウイスキー
ラベルに大きく記された「7」のマークが印象的なブレンデッドウイスキー。アメリカでは「セブン」の愛称でも有名で、数多くのドラマや映画でも登場しています。
軽快でまろやかな口当たりは、ハイボールやカクテルベースとして使うのがおすすめ。アメリカを代表する炭酸飲料「セブンアップ」で割った後、ライムを添えて飲むオリジナルカクテル「ザ・7&7」は、本銘柄ならではの楽しみ方のひとつです。
ティンカップ(TINCUP) ティンカップ アメリカンウイスキー
「マウンテンウイスキー」と表記されるように、アウトドアに特化したブレンデッドウイスキーです。原酒はホワイトオークの新樽で熟成させたバーボンと、コロラドシングルモルトウイスキーをブレンド。仕込み水には、ロッキー山脈の水源を使用しています。
スパイシーな香りやシトラスのようなニュアンスを楽しめるのが特徴。また、バニラやフルーツのような風味を感じるすっきりとした味わいもポイントです。
飲み方はストレートのほか、ハイボールにもおすすめ。カップが付属しており、アウトドアでそのまま飲める点も魅力です。
ブレンデッドウイスキーの売れ筋ランキングをチェック
ブレンデッドウイスキーのランキングをチェックしたい方はこちら。
ブレンデッドウイスキーは、シンプルな飲み方からカクテルベースまで、さまざまなスタイルで楽しめるのが魅力です。長期熟成タイプや希少な銘柄は高級品として扱われており、プレゼントとしても好まれています。本記事を参考に、自分の用途に合うブレンデッドウイスキーを見つけてみてください。