日本のスマホ市場でもよく見かけるようになった「中華スマホ」。ハイエンドモデルからコスパに優れたエントリーモデルまで、さまざまなメーカーから数多くの製品が販売されています。

そこで今回は、おすすめの中華スマホをピックアップ。さらに、中華スマホのメリットや選び方についても解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

中華スマホのメリット

中華スマホのメリットはコスパに優れた製品が多いこと。1万円前後の格安な製品も多いので、サブ機を探している方におすすめです。

また、デザイン性に優れた製品や斬新なアイデア・技術を採用した製品も数多くラインナップ。特に新興メーカーは、宣伝や購入促進のためハイスペックなスマホを格安で展開していることがあります。

Amazonや楽天などで多くの製品を取り扱っているのもポイント。海外のサイトに抵抗がある方でも気軽に購入できます。

中華スマホの選び方

対応周波数帯をチェック

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NTTドコモ・au・ソフトバンクなどの各通信会社は、それぞれ国から使用できる周波数帯が割り振られています。スマホ側も同じ周波数帯に対応していないとデータ通信ができないので注意が必要です。

周波数帯は「2.1GHz帯(バンド1)」などのように、Hzという単位やバンド名で表されます。端末のスペック表などでは「B1・B3・B8」のような表記方法が一般的です。製品ページなどに対応している周波数帯が書かれているので、自身が利用する通信会社の周波数帯と照らし合わせて確認しましょう。

技適マークをチェック

技適マークとは、総務省により定められている「技術基準適合証明」と「技術基準適合認定」のいずれか、または両方の認証を得ていることを証明するためのマークです。取得している端末は、本体の背面や端末情報などでマークを確認できます。

もし、技適マークのない製品を使用すれば、電波法違反に該当する可能性があるので使用は控えましょう。

スペックをチェック

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中華スマホに限った話ではありませんが、スペックの確認は重要です。メインで使用するのであればスペックの高いモデルの方が快適に使用できます。価格のみを見て購入してしまうと、動作が遅かったり、ストレージ容量が少なかったりなどの問題が発生する恐れがあるので注意が必要です。

逆に、メールの確認程度の使用やサブ機としての運用を考えている方は、1万円台のエントリーモデルを選ぶのがおすすめ。中華スマホの購入を検討している方は、用途に合った製品を選びましょう。

中華スマホのおすすめメーカー

オッポ(OPPO)

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オッポは、2004年に中国・広東省で設立されたスマホメーカーです。世界でもトップクラスのシェアを有しており、2018年から日本市場へも参入しています。高機能ながら低価格帯のモデルが多く、格安スマホのメーカーとしても人気です。

オッポの魅力は、高性能なカメラ。5000万画素のカメラや最新式の手ぶれ補正機能が搭載されたモデルもあり、綺麗に写真を撮影したい方におすすめ。また、大きな画面や急速充電など、使いやすい工夫を取り入れています。

シャオミ(Xiaomi)

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シャオミは、中国の総合家電メーカー。スマホだけでなく、パソコンやスマートウォッチ、家電なども展開しており、2019年には日本市場にも上陸したメーカーです。

シャオミの特徴は、高いコストパフォーマンスにあります。ハイスペックモデルながら、ほかのメーカーと比べて価格が安いことから、アジア各国でも人気です。また、スタイリッシュなデザインや、スマホとリンクしたスマート家電も多く、IoT分野でも存在感があります。

エイスース(ASUS)

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ハイスペックなSIMフリースマホを展開しているのがエイスースです。台湾で生まれたメーカーで、業界最大手とされるマザーボードや、スタイリッシュなノートパソコンが有名。最近では、ゲーミング分野にも参入しており、プロのゲーマーからも高評価を得ています。

エイスースのスマホは、モデルごとにわかりやすく特徴が設定されている点です。主力のZenFoneからの派生版もラインナップされており、ニーズに合ったスマホを選べます。

中華スマホのおすすめ|ハイスペックモデル

シャオミ(Xiaomi) Xiaomi 12T Pro

充電速度が速いおすすめのハイエンド中華スマホです。プロセッサーに高性能なSnapdragon 8+ Gen 1を採用しているので、3Dゲームも快適にプレイできるほどのハイパフォーマンスを実現。SNSや動画視聴などもサクサクとこなせます。

背面には広角・超広角・マクロのトリプルカメラを搭載しており、シーンにあわせてカメラを自由に切り替えられる設計です。特に、メインの広角カメラは2億画素と高精細なため、トリミングして構図を調節したりズームしたりもできます。

6.7インチの有機ELディスプレイは最大で120Hzのリフレッシュレートに対応しており、動画やゲームを滑らかに表示可能です。また、高性能なスピーカーの搭載により迫力のあるサウンドも体験できます。

独自の急速充電にも対応しており、付属の充電器を使うと最大120Wの出力で充電可能です。

シャオミ(Xiaomi) POCO F4 GT

パワフルながら価格が抑えられた、おすすめのハイスペック中華スマホです。採用されているプロセッサーは、Snapdragon 8 Gen 1。メモリ容量は12GB、ストレージ容量は256GBなので、さまざまなアプリを快適に動作させられます。

6.67インチの有機ELディスプレイを搭載しており、最大120Hzのリフレッシュレートにも対応。タッチサンプリングレートも最大480Hzと高く、直感的に操作できます。ハイレゾやDolby Atmos認証を受けたサウンド性能も魅力です。

側面には「ポップアップトリガー」と呼ばれるマグネット式のボタンも搭載されています。複数の機能から自由に選択してカスタマイズできるため、ゲーム中だけではなく日常的な操作の効率化にも活用可能です。

背面にはトリプルカメラが搭載されているので、カメラ性能にこだわる方にも適しています。

エイスース(ASUS) Zenfone 9

コンパクトな中華スマホを探している方におすすめのモデルです。画面サイズは5.9インチ。ハイスペックなAndroidスマホながらサイズが抑えられており、片手でも無理なく操作できます。

プロセッサーにはSnapdragon 8+ Gen 1を採用。SNSやカメラ、動画視聴などはもちろん、ゲームも快適にプレイできるパフォーマンスを実現しています。バッテリー容量も4300mAhなので、長時間使用可能です。

背面には5000万画素の広角カメラと1200万画素の超広角カメラを搭載しています。カメラには6軸のジンバルモジュールが内蔵。強力な手ブレ補正を適用できるため、動きながらでも滑らかな映像を撮影可能です。

電子決済にも対応しており、Suicaのような電子マネーを利用できます。また、デュアルSIMなのも使いやすいポイントです。

エイスース(ASUS) ROG Phone 7

ハイスペックな中華スマホを探している方におすすめのモデル。プロセッサーにSnapdragon 8 Gen 2を採用しているほか、メモリやストレージも潤沢に搭載されています。強力な冷却システムである「GameCool 7」の搭載も特徴です。

パフォーマンスを引き上げるための「Xモード」が用意されているほか、管理アプリから機能を性能をカスタマイズする機能も搭載されています。本体の側面には超音波タッチセンサーも搭載されており、コントローラーのL・Rボタンのように使用可能です。

画面サイズは6.78インチで、パネルには有機ELを採用しています。輝度が高く見やすいほか、最大で165Hzのリフレッシュレートにも対応するので、一部のゲームを滑らかに表示可能です。

背面は、内部が透けるトランスルー素材とマット素材が切り替わるツートンデザイン。ゲーミングデバイスらしいユニークなデザインを楽しめます。

REDMAGIC REDMAGIC 8 Pro

欠けのないディスプレイが特徴的な、おすすめのハイエンド中華スマホ。フロントにアンダーディスプレイカメラを採用しており、ノッチやパンチホールのないフルディスプレイを実現しています。画面サイズは6.8インチです。

チップセットにはSnapdragon 8 Gen 2を採用し、優れたパフォーマンスを実現しています。独自の冷却システムの採用により効率的に放熱しやすいため、長時間パフォーマンスを維持しやすく、ゲームを快適にプレイ可能です。

サイドには「ショルダートリガー」と呼ばれるタッチ式のボタンが搭載されており、コントローラーのL・Rボタンのような使い方ができます。960Hzのマルチポイントタッチサンプリングレートを実現しており、直感的に操作できる仕様です。

中華スマホのおすすめ|ミドルモデル

オッポ(OPPO) Reno9 A CPH2523

コスパのよい中華スマホを探している方にピッタリのモデル。プロセッサーにSnapdragon 695 5Gを採用。ミドル価格帯ながらメモリ容量が8GBと潤沢なので、軽いゲームやマルチタスクなどをサクサクとこなせます。

画面サイズは約6.4インチと大きく、有機ELパネルを採用しているため発色も良好です。リフレッシュレートも最大90Hzと良好で、滑らかにスクロールできます。対応の動画やゲームなども残像感を低減して表示可能です。

IPX8・IP6Xの防水防塵にも対応しています。また、電子決済も利用できるので、さまざまな電子マネーを使いたい方にもおすすめです。

シャオミ(Xiaomi) Xiaomi 11T

高性能なカメラを搭載していながら価格が安い、おすすめの中華スマホ。背面トリプルカメラは広角・超広角・テレマクロで構成されています。メインの広角カメラは1億800万画素と高画素なので、高精細な写真を撮影可能です。

プロセッサーにはMediaTek Dimensity 1200-Ultraを採用しており、8GBのメモリと128GBのストレージを内蔵しています。バッテリーは5000mAhと大容量で、最大67Wの急速充電も利用可能です。

ディスプレイは6.67インチの有機ELで、最大120Hzのリフレッシュレートに対応しています。輝度レベルを自動的に調節する機能や読書モードなどの機能が搭載されている点も魅力です。

シャオミ(Xiaomi) Redmi Note 11 Pro 5G

価格と性能のバランスがよい、おすすめの中華スマホ。Snapdragon 695 5Gを搭載しており、5G通信にも対応しています。高速かつ安定した通信でオンラインゲームを楽しんだり、動画配信サービスで映画を見たりしたい方におすすめです。

背面のトリプルカメラのうち、メインの広角カメラは約1億800万画素と非常に高精細に設計されています。細部まで丁寧に描写できるのはもちろん、トリミングすれば撮影後に拡大したり構図を調節したりも可能です。

バッテリーは5000mAhと大容量なので、外出時にもバッテリー切れの心配をせずに使用できます。付属の充電器を使えば最大67Wの高出力で急速充電できるのも魅力です。

シャオミ(Xiaomi) Redmi Note 11

十分な性能を有していながら価格が安い、おすすめの中華スマホ。高品質な有機ELディスプレイを搭載しています。画面サイズは6.43インチと大きく、最大90Hzのリフレッシュレートにも対応。色域も広く、写真や動画を鮮やかに表示できます。

プロセッサーには高性能ながら省電力性にも優れたSnapdragon 680を採用。バッテリーは5000mAhと十分な容量が搭載されているため、長時間安心して使用できます。最大で33Wの急速充電に対応しているのも嬉しいポイントです。

背面には、広角・超広角・マクロ・深度のクアッドカメラを搭載しています。周囲の環境や被写体などにあわせてカメラを切り替えながら柔軟な撮影を楽しみやすい設計です。

ユニハーツ(Unihertz) Unihertz Luna

ユニークなデザインが魅力的なおすすめの中華スマホ。背面にLEDライトが搭載されており、ライティングを楽しめます。ブラックとホワイトの2色が展開されており、ホワイトは本体外周が半透明なので光をより楽しめる点が特徴です。

デザインだけではなく性能も優れており、8GBのメモリと256GBのストレージを内蔵しています。カメラも3基搭載されているため、状況に応じた使い分けが可能です。

中華スマホのおすすめ|エントリーモデル

Blackview Blackview A85

コスパのよいおすすめの中華スマホ。ディスプレイのサイズが6.5インチと大きいので、動画やゲームなどを大迫力で楽しめます。エントリーモデルながらリフレッシュレートも最大90Hzまで対応しており、滑らかな描写を体験できる設計です。

背面には5000万画素の広角カメラと800万画素の超広角カメラが搭載されており、高精細な写真や迫力のある景色などを1台で撮影できます。マクロ撮影にも対応しているため、被写体にグッと近づいた構図にも対応可能です。

UMIDIGI G3 Max

OSにAndroid 13を搭載する、おすすめの中華スマホ。6.6インチのディスプレイは解像度がフルHD+と高く、画像や動画などを高精細に表示できます。画面の上部には水滴型のノッチとカメラも搭載されており、セルフィーも楽しめる仕様です。

メモリが8GBと大容量なうえ、ストレージの一部をメモリに割り当てて拡張できる機能も搭載されているため、マルチタスクもサクサクとこなせます。バッテリーも5150mAhと大容量なので、外出先でも安心して使用可能です。

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