メイク崩れやテカリの原因になる皮脂を吸収してくれる「あぶらとり紙」。サッと手軽に皮脂のケアができるため、ポーチに1つ入れておくと便利です。しかし、あぶらとり紙にも皮脂の吸収に特化したモノから、メイク直しの手間を軽減できるモノまで、さまざまな種類があります。
そこで今回は、おすすめのあぶらとり紙をご紹介。選び方もあわせて解説するので、あぶらとり紙を購入する際は参考にしてみてください。
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タイプで選ぶ
フィルムタイプ
フィルムタイプのあぶらとり紙は皮脂の吸収力が高いのが特徴。主にポリプロピレンなどのプラスチックを原料としています。耐久性に優れており、破れにくいため、扱いやすいのも嬉しいポイントです。ほとんどの製品は汗などの水分を吸収しにくく、皮脂だけを取ってくれるタイプ。皮脂が多いオイリー肌の方や男性にもおすすめです。
和紙タイプ
フィルムタイプに比べて皮脂の吸収力が弱く、適度な油分を肌に残してくれるあぶらとり紙です。紙の繊維が細かければ細かいほど皮脂の吸収力が強く、破れにくくなります。汗などの水分も吸い取りやすいため、汗と皮脂の両方をケアしたい方におすすめ。普通肌の方や乾燥肌の方でも使いやすいタイプです。
使い方をチェック
あぶらとり紙を使うのは、メイク直しをするタイミングがおすすめです。メイクの上からやさしく押さえるだけで、余分な皮脂を吸収できます。ゴシゴシと擦ってしまうと肌を傷つけることにつながるので、あくまでも「やさしく押さえる」のがポイントです。
皮脂はテカリやメイク崩れの原因となりますが、一方で肌のうるおいを守る役割を担っています。あぶらとり紙で皮脂を取りすぎると肌の乾燥につながる恐れがあるため、注意が必要です。皮脂の分泌が多い方でも、肌トラブルを避けるため、あぶらとり紙を使うのは1日4回までにしましょう。
あぶらとり紙のおすすめアイテム
よーじや あぶらとり紙
100年以上の歴史を持つ老舗美粧品ブランド「よーじや」。あぶらとり紙の代名詞とも呼べるほど広く知られており、女性への京都土産としても人気の高い製品です。
皮脂を吸収しやすい、特殊な和紙を使っているのが特徴。箔打機(はくうちき)で紙を繰り返し叩き込んで、皮脂をより多く吸うように加工しています。皮脂をしっかり吸収してくれるだけではなく、肌に優しい使い心地も魅力です。
オルビス(ORBIS) あぶらとり紙
伝統の「金箔打紙製法(きんぱくうちがみせいほう)」でつくられたあぶらとり紙です。繊維の長い麻の和紙を繰り返し叩くことで紙の繊維を細かく潰し、皮脂の吸収力を高めています。
また、紙が肌に当たる表面積を大きくする「立体格子構造」を採用。1枚でたっぷり皮脂を吸収する大判サイズなので、少ない枚数でお手入れができるのも嬉しいポイントです。
シャネル(CHANEL) オイル コントロール ティッシュ
デパコスとしても人気なフランスのファッションブランド「シャネル」のあぶらとり紙。小さな縦長の形が特徴で、細かい部分の皮脂もしっかりとキャッチできます。
持ち運びに便利なケースにはミラーが付属。鏡のない場所でもサッと手軽にお手入れが可能です。気になる部分を確認しながらテカリを取り除き、マットな肌を取り戻せます。
貝印 高級あぶらとり紙 金箔打紙製法 KQ3016
伝統ある金沢の金箔打紙製法で作られた高級あぶらとり紙です。金箔を作るために用いられる「和紙で金を挟んで打ちのばす」という手法を応用して作られています。
和紙の原料は繊維が細かい天然の麻。何度も和紙を叩いて紙の繊維をつぶし、密度を上げることで皮脂の吸収力を高めています。「高級」をうたっていますが、リーズナブルに入手できる点も魅力のひとつです。
吉鷹金箔本舗 プロ・業務用あぶらとり紙 普通・脂性肌用
プロのメイクアップアーティスト用として使われてきた、機能性重視のあぶらとり紙。メイクを崩さず素早く皮脂を取る吸収力と、取り出しやすいパッケージが魅力です。
200枚の大容量でありながら、持ち運びやすいコンパクトサイズである点もポイント。しっかり皮脂を吸収できる機能性だけでなく、コストパフォーマンスも両立しています。皮脂でメイクが崩れやすい脂性肌の方など、頻繁にあぶらとり紙を使う方におすすめです。
ソフティモ(softymo) スーパーあぶらとり黒シート
皮脂を吸収するとイラストが消える、デザインがかわいいあぶらとり紙です。フィルムタイプで、クレイの一種である「ガスール」を配合。皮脂の吸収力を高めています。
吸収した油分が裏側にしみ出しにくいのがポイント。たっぷりの皮脂を吸収してもベタつきにくいため、使っている間も手を清潔に保てます。汗と油分の両方を吸収してくれるタイプなので、汗も皮脂も気になる方におすすめです。
アユーラ(AYURA) 美輝香粉紙 オーラフィール アロマペーパー
油分を吸収するだけではなく、肌にサラサラのパウダーを乗せられるあぶらとり紙です。粉の付いている面を肌にあてて皮脂を取り、肌全体にあぶらとり紙を滑らせてパウダーを塗布。メイク直しの際、あぶらとり紙だけでサラッとした肌を作れます。
ローズマリーとカモミールに、やや甘さのあるスズランを加えた香りが特徴。あぶらとり紙を使うたびにやさしい香りを楽しめます。
ビオレ(Biore) メイクしたままさっぱりシート 無香料
ドライ面とウェット面の2面構造が特徴のあぶらとり紙です。表のドライ面はフィルムタイプのあぶらとり紙で、軽く押さえるだけで皮脂をしっかり吸収。裏のウェット面は肌と同じ弱酸性の液をしみ込ませたシートになっており、肌のベタつきを解消してくれます。
ウェット面にはアルコール成分が配合されており、さっぱりとした使用感。うるおい成分も配合されており、メイク直し前の化粧水代わりとしても使えます。
無印良品 紙おしろい
肌触りのよい麻入りの和紙におしろいを塗ったあぶらとり紙です。麻入りの和紙は皮脂の吸収力が高いのが特徴。余分な皮脂をしっかり吸収してくれます。
皮脂の吸収面におしろいが塗られているため、手軽にメイク直しができるのが魅力です。おしろいはフェイスパウダーの役割を持っており、肌のベタつきを抑えてくれます。サラッとした肌に仕上がるので、ベタつきが気になりがちな方におすすめです。
ソフティモ(softymo) 超速吸収 あぶらとり紙
皮脂も汗も吸収してくれる大判サイズのあぶらとり紙。肌触りがやわらかく、心地よい使用感が魅力です。皮脂分泌の多い小鼻のわきなど、細かい部分にもぴったりとフィットしてくれます。
自然のきれいな空気中に含まれるマイナスイオンを使った「マイナスイオン紙」を使用。従来品よりも皮脂の吸収力が20%高く、効果的に皮脂を吸収してくれます。汗をかきやすく、肌がテカりやすい方におすすめです。
資生堂(SHISEIDO) あぶらとり紙 プルポップ 011
携帯しやすいパースケースに入ったあぶらとり紙です。天然パルプ100%でできており、自然にやさしいのが特徴。ほのかなピンク色の紙はやわらかい肌触りで、細かい部分にもフィットしやすいつくりになっています。
ケースの取り出し口はプルポップタイプ。ティッシュペーパーのように1枚1枚を引き抜く形で、使いたい分だけ簡単に取り出せます。
永豊堂 京都東寺のあぶらとりがみ 大判サイズ
京都ならではの純正和紙を使ったあぶらとり紙です。金箔打紙製法を取り入れ、和紙1枚あたりにかける圧力は7トン。和紙の繊維を潰し、皮脂の吸収力を高めています。汗などの水分は吸いにくい構造なので、皮脂をしっかり取り除きたいという方におすすめです。
パッケージには京都のシンボルのひとつ「教王護国寺」にある五重塔のデザインを採用。女性への京都土産としても人気のアイテムです。
ディーフィット プロ・業務用あぶらとり紙 オイリー・多汗肌用
プロのメイクアップアーティスト御用達のあぶらとり紙。長い間金箔打紙製法を守ってきた老舗の金箔屋が開発に携わっています。親指を滑らせるようにして必要な分だけあぶらとり紙を取り出せる広い取り出し口が魅力です。
特徴は皮脂の吸収に適した緑の面と、汗の吸収に適した白い面との2面構造。1枚で皮脂と汗の両方をケアできるため、夏場のメイク直しにぴったりのアイテムです。
ギャツビー(GATSBY) パウダー あぶらとり紙
テカリを防止する透明スムースパウダー付きのあぶらとり紙。皮脂を吸収したあと、肌にパウダーを残すことでサラサラの感触を作ります。べたつきやテカリの気になる部分をしっかりケアしながら、メイク直しの手間を減らしてくれるのが魅力です。
あぶらとり紙の色は黒で、皮脂だけでなく汗も吸収する「天然ペーパー」を採用。10×10cmの大判サイズなので、1枚でたっぷり使えるのもポイントです。
コーセー(KOSE) セレクティ フラワー UVカット&毛穴カバーあぶらとり紙
UVケアと毛穴のカバーができるパウダー付きのあぶらとり紙です。UVケア機能はSPF15・PA++と、日中のメイク直しに適した強さ。
そっと肌に当てると、皮脂を吸収しながらフェイスパウダーをほんのりと塗布します。ファンデーションのような高いカバー力は期待できませんが、軽いメイクの崩れならばあぶらとり紙だけで対応が可能。頻繁なメイク直しが難しい方におすすめです。
アナスイ(ANNA SUI) オイルコントロールペーパー
紫のペーパーに蝶のイラストがプリントされた、かわいいデザインのあぶらとり紙。バラ模様がかわいいケースはミラー付きで、どんな場所でもさっとお手入れできる点が魅力です。
しっかりしたつくりのケースで、レフィルを詰め替えて使えるのも嬉しいポイント。サイズさえ合えば他のあぶらとり紙にも使えるので、お気に入りのあぶらとり紙と合わせて使うのもおすすめです。
無印良品 あぶらとり紙
パルプ100%の和紙を使った、皮脂の吸収力が高いあぶらとり紙です。使いやすいシンプルなデザインが魅力。紙製のケースは閉じた後にしっかり固定できるので、持ち歩きの際も清潔さを保てます。
取り出しやすいポップアップ式で、自分が使いたい分だけ取り出せるのも嬉しいポイント。コストパフォーマンスと機能性を両立したあぶらとり紙を探している方におすすめです。
加美屋 あぶらとり紙「墨」
京都の紙職人が編み出した、秘伝の製法で作られたあぶらとり紙。そっと肌を押さえるだけで皮脂を素早く吸収してくれます。紙の内部に竹炭を配合した吸収層が備わっており、皮脂をしっかりと取り除けるのが魅力です。
また、ツルツルとしたコーティングが裏面に施されており、皮脂がしみ出すのを防いでくれます。コーティングのおかげで、外側からは皮脂のとれ具合が見えないのも嬉しいポイント。あぶらとり紙を使うとき、周囲の目が気になりがちな方におすすめです。
リンメル(RIMMEL) 魔法の 超吸収あぶらとり紙
たっぷりの皮脂を吸収する3層構造が魅力のあぶらとり紙です。肌に当てる紙層は肌触りのよい高級亜麻紙を使用。2層ある吸収層にはスポンジのように皮脂を吸収する多孔質粉体を塗布しています。また、皮脂だけでなく汗も吸収できるのがポイントです。
吸収層は赤と黒の2層に分かれており、汗や皮脂を吸収すると赤い層が透けて黒に変化します。吸収実感が高く、一目見てわかりやすいのが特徴。きちんと皮脂が取れているかを自分の目で確認したい方におすすめです。
カタニ うさぎあぶらとり紙
かわいらしいうさぎの表紙が魅力のあぶらとり紙です。紙をすく段階で繊維を砕き、皮脂の吸収力が強い和紙を使用。そのうえで5万回以上の打圧を加えて繊維を細かくしてあります。軽く肌を押さえるだけでしっかり皮脂がとれるアイテムです。
紙の表面にも摩擦が生まれにくいひと工夫があり、肌にやさしい触り心地が特徴。かわいさも皮脂の吸収力も求めたい方におすすめです。
吉鷹金箔本舗 まかないこすめ うさぎ十二変化からくりあぶらとり紙
1枚1枚に透かし模様の入った遊び心のあるあぶらとり紙。皮脂を吸収すると透かし模様の「まかないうさぎ」が違う動きをするようになります。
動きのバリエーションは12種類。100枚に1枚しか出てこない”うさぎ跳び“をするレアなまかないうさぎがいるなど、あぶらとり紙を使うのが楽しくなる仕掛けが隠れています。これまであぶらとり紙を使う習慣がなかったけれど、使うように習慣づけていきたいという方におすすめです。
資生堂 くすみのもとになる皮脂もスッキリあぶらとり紙
メイクをくすませる皮脂の吸収に特化したあぶらとり紙です。ハイドロキシアパタイトという成分を配合しており、くすみの原因になる皮脂を吸着。時間が経つにつれて暗くなりがちな肌色をきれいに整える効果が期待できます。
余計な皮脂は取り除きますが、必要な分まで取りすぎてしまわない吸収力も嬉しいポイント。肌が乾燥しがちな方でも使いやすいアイテムです。
ギャツビー(GATSBY) あぶらとり紙 フィルムタイプ
男性の身だしなみを整える製品を作り、特に若い世代から支持されているメンズコスメブランド「ギャツビー」。女性に比べて皮脂の分泌が多い男性でも使いやすく、皮脂吸収力が強いフィルムタイプのあぶらとり紙です。
フィルムの色は黒で、皮脂を吸収すると透明に変化するしくみ。色の変化が見やすいため、吸収実感が高いのが特徴です。1枚でもたくさんの皮脂を吸収して、サラッとした肌をキープしてくれます。
あぶらとり紙はアイテムによって皮脂の吸収力が異なります。自分の肌質に合わせて、皮脂を取りすぎないモノを選ぶようにしましょう。また、吸収力だけではなく、そのほかにもさまざまな機能が備わっているモノも少なくありません。自分がどんな風にあぶらとり紙を使いたいのかを考えながら選ぶのもおすすめです。