子供でもプレイできるシンプルなモノから、大人が頭を悩ます高難易度のモノまで、種類が豊富なボードゲーム。なかでも、2人で遊べるボードゲームは、もう1人を誘えばすぐに楽しめる手軽さが魅力です。
今回は、2人プレイに適したおすすめのボードゲームをピックアップ。力を合わせて目標をクリアする協力系と、心理戦を繰り広げながら勝敗を競う対戦系に分けて詳しくご紹介します。
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2人で遊べるボードゲームの魅力とは?

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2人で遊べるボードゲームは、相手と向き合いながら戦略を練り、駆け引きを楽しめます。1対1の真剣勝負だからこそ、深い思考と緊張感を味わえるのが醍醐味。目の前にいる相手とコミュニケーションを取りながらゲームを進められるため、カップルや友人、親子など大切な人との時間を有意義に過ごせます。
また、2人用ボードゲームは、ルールがシンプルで覚えやすいモノが多いのも魅力。初心者でも気軽に始められ、何度も遊ぶことで戦略の幅が広がっていきます。場所を取りにくく準備も簡単なため、旅行先のホテルなどでも手軽に楽しむことが可能です。
2人プレイが楽しめるボードゲームのおすすめ|協力系
ジーピー(GP) エスケープルーム ザ・ゲーム 2人用セット
緊迫感あふれる脱出ゲームの世界を、2人で体験できる協力型ボードゲーム。制限時間60分のシナリオが2つ、練習用のシナリオが1つ収録されており、充実した内容です。
制限時間60分のシナリオでは、「監獄島からの脱出」と「精神科病棟」の2つのストーリーが遊べます。また、練習用シナリオでは、謎の犯人による監禁からの脱出に挑戦することで、本編への準備を整えることが可能です。
スマートフォン専用アプリと連動してプレイするのも特徴。デジタルとアナログの融合により、よりリアルな脱出体験を実現しています。時間制限のプレッシャーのなか、パートナーと協力しながら次々と仕掛けられる謎を解いていく過程は、まさに本物の脱出ゲームさながらの没入感を味わえます。
ジーピー(GP) ザ・クルー 第9惑星の探索
2020ドイツ年間ゲーム大賞「エキスパート賞」を受賞した、2〜5人で遊べるボードゲーム。宇宙探査をテーマにしており、プレイヤーが力を合わせてミッションクリアを目指します。
ゲームの特徴的なルールは、プレイヤー間でのコミュニケーション制限。宇宙空間という設定に合わせて、会話が制限された環境下でミッションを遂行する必要があります。限られた情報交換のなかで、いかに相手の意図を読み取り、最適な手札の使い方を見出すかがポイントです。
各ミッションにはストーリーが決められているほか、徐々に難易度が上がっていきます。人気のボードゲームを2人で楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。
グループSNE 顔のないアリス
19世紀末のロンドンが舞台の協力型ミステリーゲーム。プレイヤーは全員で1つの探偵団となり、事件の真相を探ります。2人以上で遊べる推理系のボードゲームを探している方におすすめです。
ゲーム序盤はヒントが少なく、さくさく進みます。しかし、中盤になると情報を整理していく必要があり、ヒントによっては今までの推理が全て否定されることも。終盤は1つのヒントでどんでん返しの展開もあり、非常に盛り上がります。
事件の全貌を推理するのに時間がかかるので、長時間プレイできるのもポイント。2人はもちろん、3人や4人でも楽しめるゲームのため、友人や家族全員で遊びたいときにもぴったりです。
ジャイアントホビー(GIANTHOBBY) ドラスレ
街の平和を脅かす邪悪なドラゴンに立ち向かうため、2~5人の冒険者が力を合わせて戦うおすすめの協力型ボードゲーム。プレイヤーは個性豊かな冒険者となり、それぞれが持つユニークな特殊能力を駆使してモンスターと戦います。
戦いのなかで経験値を獲得し、レベルアップを重ねていく成長要素も本作の醍醐味。さらに、各地に散らばる武器やアイテムを収集することで、キャラクターをより強力に成長させられます。モンスター討伐で手に入る装備品の組み合わせを考えるのも、楽しみのひとつです。
ラベンスバーガー(Ravensburger) マインクラフト エクスプローラーズ カードゲーム
人気ゲームのマインクラフトの世界観を楽しめるボードゲーム。プレイヤー同士で協力して、資源を集めたりモンスターと戦ったりします。チェストカードに描かれたアイテムを探していき、規定数のチェストにアイテムを入れるとプレイヤー側の勝利です。
1~4人でのプレイに対応。また、日本語の説明書が付属します。2人でプレイすれば、一緒に冒険をしているようなワクワク感を味わえるので、ぜひ検討してみてください。
アークライト(Arclight) ito レインボー
数字を言葉で表現する、斬新な発想から生まれた協力型カードゲーム。プレイヤーは手札の数字を直接口にはできず、比喩や例えを駆使して相手に伝える必要があります。
例えば「朝食に食べるパンの枚数」や「学校の休み時間の長さ」など、身近な事象を数値化して表現。全員がヒントを出し合い、数字カードを正しく小さい順に並べられたら勝利です。
ルールはシンプルですが、ゲームの本質は深い洞察力とコミュニケーション能力にあります。プレイヤー同士の価値観や経験値の違いが、時に予想外の解釈を生み出すことも。プレイ人数が2~14人と幅広いのもおすすめポイントです。
Peaceable Kingdom マーメイドアイランド マーメイドアイランド
子供の知育発達に役立つおすすめのボードゲームです。魔女より先に人魚全員を島までたどり着かせることが目的のゲーム。ルールはシンプルで、ルーレットを回して魔女に捕まらないようにどのキャラをどう動かすかがポイントです。
1人だけでなく、全員がゴールする必要があるので、クリアしたときに達成感を分かち合えるのも魅力。親子で楽しく遊べるボードゲームを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
ジェリージェリーゲームズ(JELLYJELLYGAMES) トゥールームス

By: jelly2games.com
2人で協力して少女の救出に挑戦するボードゲーム。プレイヤーは、館の主である吸血鬼「マント」を倒し、失踪した少女「ニーナ」を救い出すのが目標。ゲームの進行はカードを用いて行われます。
プレイヤーは交互に1枚ずつカードを引き、2つある部屋のいずれかを選んで入室。一方がプレイ中、もう一方のプレイヤーは目を閉じて待機する必要があります。入室したプレイヤーは部屋のカードを確認し、各カードの効果を順に発動して敵を攻撃。部屋から出て手番が終了すると、もう一人のプレイヤーと交代して進行します。
交互にプレイを繰り返しながらマントを倒していくと館から脱出可能です。併せて、ニーナがいる場所を見つけ出し、救い出せればゲームクリア。相手と協力できるのはもちろん、緊張感と戦略性があるのが本作の醍醐味です。
ホビージャパン(Hobby JAPAN) パンデミック 新たなる試練 日本語版
世界的な感染症の脅威に立ち向かう壮大な協力型ボードゲーム。プレイヤーは医師や研究者などの専門家となり、それぞれが持つ独自の特殊能力を最大限に活用しながら、地球規模での危機に挑みます。
勝利への道は、4種類の危険な病原に対する治療薬の開発です。感染状況が刻々と変化するのでゲーム中は高い緊張感があり、プレイに没頭できます。
3段階の難易度設定が設けられているのもポイント。初級モードでは基本的なルールに慣れることができ、中級では新たな要素が加わり、より戦略性が求められます。
2人プレイが楽しめるボードゲームのおすすめ|対戦系
すごろくや 音速飯店
2人はもちろん、最大6人で遊べるおすすめのボードゲーム。中華料理の具材カードを使って、スピード勝負を行うゲームです。
各プレイヤーにカードが配られ、カードには「タン」や「メン」などの具材が描かれています。プレイヤーは、自分の手札からカードを出し、中央のトレイに重ねていきます。
例えば、「タン」「タン」「メン」と出すことで「タンタンメン」を完成。ほかのプレイヤーも同様にカードを出していき、いち早く手札をなくしたプレイヤーの勝利です。
「テン・シン・ハン」など小気味よいリズムで声に出すと、よりゲームが盛り上がります。1回のプレイ時間が約15分とテンポよく楽しめるのも魅力です。
タカラトミー(TAKARA TOMY) 人生ゲーム
誰もが知る国民的人気ボードゲーム。初代から数えて8代目となる本作は、時代に合わせて進化を遂げながらも、懐かしさと新しさを融合させています。メインボードに加え、4枚の追加エリアボードを同梱。プレイヤーは全16種類の多彩なストーリーを体験できます。
また、従来の人生ゲームで必須イベントだった「結婚」を、ルーレットによる選択制に変更。昆虫食やサブスク、リモート会議など、現代ならではのワードが盛り込まれている点にも注目です。
タカラトミー(TAKARA TOMY) 桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜 ボードゲーム
人気ゲームの「桃太郎電鉄」のボードゲーム版。プレイヤーは鉄道会社の社長となり、全国を巡りながら物件を購入して資産を増やす戦略ゲームです。
ゲームは2〜6人でプレイ可能です。ルーレットを回して出た目の数だけ進み、止まったマスによってイベントが発生。カードにはお馴染みのキャラクターが描かれており、ゲームの世界観をより一層引き立てています。
ボードゲームで遊びながら日本全国の地名などを学べるため、子供の学習にもおすすめです。
マテルゲーム(Mattel Game) バウンス・オフ デュエル HPP21
2人でスリリングな駆け引きが楽しめるおすすめのアクションボードゲーム。プレイヤーは手元のパドルを使って、ピンポン玉のようなボールを巧みにバウンドさせ、トレー内で指定された形に並べていきます。
ゲームの醍醐味は、ボールのコントロールとスピーディーな展開です。ボールはトレーに着地する前に必ず1回以上バウンドさせるのが決まり。ノーバウンドでトレーに入れたり、トレーの外にボールが出てしまったりした場合はやり直しです。
勝ったプレイヤーは、勝負に使用したカードを獲得できます。カードを先に3枚集めたら勝ち。対戦が白熱し、観戦者も思わず声を上げてしまうほど盛り上がるのでおすすめです。
マテルゲーム(Mattel Game) ブロックスシャッフル ポケモンエディション
ポケモンが好きな方におすすめの2人で遊べるボードゲーム。ボードの上に自分の色のピースを多く置いたプレイヤーの勝利となるゲームで、子供でも楽しめます。同じ色の辺と辺をつなぐのはNG。手元のポケモンカードに技が描かれており、ピースを戻したり使えなくしたりと戦略性もあるのが魅力です。
プレイ人数は2〜4人まで対応しているので、家族や友人との団らんにぴったり。プレイ時間は約30分で、気軽に複数回遊べます。また、コンパクトサイズで持ち運びやすく、旅行先などで遊びたい方にもおすすめです。
エポック社(EPOCH) 野球盤 3Dエース スタンダード
2人で遊べる野球のボードゲーム。3Dピッチング機能を搭載しており、投げたボールが宙を飛ぶのでリアルな試合を楽しめます。ストレートに加えて、チェンジアップやスライダー、カーブなどの2Dピッチング、バッター手前で落ちる「消える魔球」を含む全9種類のボールを投げ分けることが可能です。
また、ストライク・ボールを判定する「投球判定機能」やテンポよく投球できる「連続投球機能」、さまざまな守備シフトを変更できる「守備シフト変更機能」など、多機能で存分に2人で楽しめます。
スコアボードは手動操作で、裏のダイヤルやレバーを使って得点やイニングを表示。スコアボードの裏にはボールを収納するスペースもあるため、紛失防止に役立ちます。
すごろくや ナンジャモンジャ・シロ
独特な見た目と親しみやすいルールが特徴のボードゲーム。全12種類の愛らしい「ナンジャモンジャ族」たちが、白地のカードに鮮やかな色彩で描かれています。
ゲームの進行は実にシンプル。プレイヤーは順番に山札からカードをめくり、捨て札の山に置いていきます。初めて登場したキャラクターには、手番プレイヤーが自由に名前を付けることが可能。一度名付けられたキャラクターが再び現れたら、プレイヤーたちは競って名前を叫びます。
素早く正しい名前を言えたプレイヤーは、捨て札を全て獲得。最終的に最も多くのカードを集めたプレイヤーが勝者です。奇抜な名前付けで笑いが起きるなど、プレイ中は終始和やかな雰囲気に包まれます。
ジェリージェリーゲームズ(JELLYJELLYGAMES) タギロン
論理的に頭を使って2人で楽しめるおすすめのボードゲーム。限られた情報から相手が持つタイルの色と数を当てるゲームです。各プレイヤーが自分のターンで相手に質問していき、相手の回答や反応をもとに推理を進めていきます。
単なる推理ゲームにとどまらず、プレイヤー同士でコミュニケーションをたくさん取れるほか、思考パターンを探り合うのがクセになります。1回のプレイ時間が約15分で、テンポよく楽しめるのも特徴です。
カワダ(Kawada) シティチェイス KBG-15
警察と犯人の追跡劇を楽しめるボードゲーム。マス目状に配置された都市マップで、プレイヤーがそれぞれ警察と犯人の役割を担当します。交互に駒を動かしていき、警察側は犯人を捕まえるために戦略的に移動し、犯人側は警察の追跡を逃れるために巧みにルートを選ぶゲームです。
警察は各ターンごとに1マス動くか、ビルを捜索。犯人は各ターンごとに1マス動いてビルの中に隠れます。緊張感ある駆け引きを楽しめるのが魅力。テレビで取り上げられたことがある人気のボードゲームなので、ぜひチェックしてみてください。
ラベンスバーガー(Ravensburger) ストライク
ルールがシンプルで子供でも遊べるボードゲーム。ダイスを1つずつアリーナに投入し、数が揃ったダイスを回収をします。最後までダイスを所有していた人が勝利。ダイスに×の目が付いており、×が出るとダイスが強制的に除外されてしまいます。また、アリーナに入っているダイスにぶつけてゾロ目を狙うことも可能です。
運要素が大きいゲームである一方、単純明快でダイスをたくさん振る楽しさにハマります。プレイ人数は最大5人まで対応しており、家族や友人とにぎやかに楽しみたいときにもおすすめのボードゲームです。
ハズブロ(HASBRO) バトルシップ
親子や兄弟、姉妹で遊ぶのにおすすめのボードゲームです。クラシックな海戦ゲームで、先に相手の戦艦を5隻倒したら勝利。相手の戦艦の位置を予測し、標的グリッドの座標をコールして攻撃します。
戦略性が求められる一方で運の要素も絡むため、プレイするたびに異なる展開を楽しめるのが特徴です。持ち運びしやすい形状なので、外出先でもプレイできます。
ジーピー(GP) キングダム 盤上大戦
大人気漫画「キングダム」の世界観を再現した2人用の戦略ボードゲーム。駒を兵として扱い、将棋のように交互に手番を繰り返します。兵を集めて強化したり、敵の死角から攻撃したりと戦略的に楽しめるのが特徴です。
原作にも登場する武将カードを用いると、劣勢な戦況をひっくり返すことが可能。相手の大将を討ち取るか、本陣に攻め込むかのどちらかで勝利です。多彩な展開で最後まで勝負が分かりません。
キングダムファンはもちろん、深い戦略性のあるボードゲームを求めている方はぜひチェックしてみてください。
ホビージャパン(Hobby JAPAN) ジャイプル
プレイヤーが商人となり、品物を仕入れて売却する2人用のボードゲームです。宝石や布、香辛料などを集めて売りさばき、相手よりも多くの得点を稼ぎます。ラウンドの勝者は「優秀の証」を獲得。これを先に2枚入手すれば勝ちです。
どのタイミングで売るか、商品カードを取るべきかどうかなど戦術を考えてプレイするので、頭を使いながら相手と駆け引きができるボードゲームが好みの方に適しています。
1回のプレイ時間は約30分。コンパクトサイズなので、外へ持ち運んで遊びたい方にもぴったりなボードゲームです。
カワダ(kawada) KLASK
ゲームセンターにあるエアーホッケーようなスリリングなボードゲーム。台の下に付いているマグネットを操作し、相手のゴールにボールを入れて合計得点を競います。
ゴールに入れるだけでなく、相手のスティックに白マグネットが2つ付いたり、スティックをゴールに落としたりすると加点となるので、シンプルながらも奥深いゲームです。対象年齢が8歳以上なので、子供も楽しめます。
2人で遊べるボードゲームは、自分以外に1人いればすぐにプレイできる手軽さが魅力です。クリアした際の達成感を分かち合いたい場合には協力系を要チェック。一方、駆け引きをしながらのバトルを楽しみたい場合には対戦系がおすすめです。お気に入りのボードゲームを見つけて、ぜひ楽しい2人時間を過ごしてみてください。