インテリジェントエアロダイナミクス。
世界最大のモーターショーであるフランクフルトモーターショー(国際モーターショー)に姿を現したメルセデスベンツのコンセプトカーはエアロダイナミクスを追求するトレンドを外していませんでした。その名も Mercedes-Benz Concept IAA インテリジェント エアロダイナミック オートモビール。名前だけでも期待できそうなコンセプトです。どんな車なのでしょうか?
トランスフォーマー!
Mercedes-Benz Concept IAA は80km/hになると自動で、あるいはボタンで”エアロモード”に。ラグジュアリー4ドアクーペである現行のCLSクラスに似たボディーに変化が!
リアエンドは390ミリ伸長し、フロントバンパーとリアバンパーの下部がそれぞれ25ミリと20ミリのびます。またフロントバンパー内のルーバーものび、ボディー底部の気流を調節。
これら”トランスフォーマー”な”変身”で Mercedes-Benz Concept IAA の空気抵抗係数は0.19というワールドチャンピオンクラスに!
秘めたるパワー
低空気抵抗だけをねらった”やわな”車ではありません。プラグインハイブリッドにより279馬力をたたき出し、最高速度は250km/hに到達! EVモードで66kmも走れます。
近未来ラグジュアリー
インテリアはSクラスをベースに未来のビジネスサルーンの構想が練り込まれ、タッチパネルベースのコックピットなどのハイテクノロジーとメルセデスの美学が見事に融合。
Mercedes-Benz Concept IAA が市販車となり、このアルミニウムシルバーで走っているのを見かけたなら、二度見はまちがいない!?
Mercedes-Benz Concept IAA のステアリングホイールの左右のスポーク部分にはタッチパネルが仕込んであります。ブラインドタッチコントロールでどんなことが!? たのし~!