暑い夏も終わり秋の行楽シーズンに向けてアウトドアに出かけようと思っている方へ、アイテムの準備はもうお済みでしょうか? 都会と違って標高の高い山は季節が一段先にいっていますよね。いつもの夏山のつもりでキャンプに行ったら大変な目にあったなんていう話もチラホラ。秋冬のアウトドアには夏キャンプと違った装備があったほうが快適に過ごせます。そこで今回は秋冬キャンプを想定したアイテムのリサーチをしてみました。
その1 : テント
ノースイーグル(North Eagle)コットンワンポールテント300
テント自体に防寒性があるわけではないのですが、このワンポールテント(三角テントともいいますが)は中央部に換気口がもうけてある、インディアンのティピーのようなテントなので、テント内で火を焚けます。真ん中にポールが立っているので寝るときはその周りに寝るスタイルになりますが、慣れれば問題ありません。インナー素材がコットンなので夜露でも気持ちいいみたいです。
その2 : 寝袋
メルモンド(MerMonde) 高級ダウンシュラフ マミー型
防寒対策で何を置いてもはずせないのが寝袋です。最低使用温度の表示を見ればいいのですが、秋冬用なら0度以下でも耐えられるものがいいです。「まだ秋ならそこまで必要でもないんじゃ? 」と思うかもしれませんが、山の中の深夜の気温は半端じゃないです。おおげさではなく寝袋だけはしっかりした防寒の、できればダウンの物を選びましょう。この製品は−30度まで大丈夫です。
その3 : インナーシュラフ
マキノ(Makino) フリース シュラフ
寝袋の中に入れるインナーシュラフです。-30度まで対応の本格的ダウンシュラフはいいけど予算が、という場合に。この製品自体は気温20度くらいでしか使用できませんが、手持ちのシュラフの中に入れて使えば、場所にもよりますが低山で初秋ぐらいまでならいけるかもしれません。もちろん本格的冬用シュラフのインナーとして完璧な防寒を目指すのにも使えますね。
その4 : ベッド
コールマン(Coleman) イージースリムコット2
お次ぎはアウトドア用ベッドです。コットともよびますね、地面からの冷気はアルミマットを敷いていても完全には防げません。特に雪山キャンプなどのハードユースを望む人にとっては必需品です、これがないと雪の上では眠る事ができません。重量のかかる物なので、コールマンなどのブランド品を選んだ方が無難でしょう。安い製品はすぐに壊れて後悔することになります。
その5 : バーナー
イワタニ(Iwatani) カセットガスヒーター
アウトドアストーブとかそこまで必要か? とか思っていたのですが、これが一度使い始めたらやめられない。これと三角テントの組み合わせで雪山でもキャンプいけますよ。安価なカセットコンロ用ボンベだから、どこでも手に入るし安いのがよい。ご自宅でも、冬場寒いトイレに持ち込んだり、ガレージや寒い場所で作業する時にGOODです。
その6 : カイロ
ジッポー(ZIPPO) ハンディーウォーマー
アウトドアでの防寒といえば、やっぱりこのカイロは外せないですね。国産の白金カイロなんかもありますが、ここは一つ、おしゃれなzippoでかっこつけましょう。普段zippoを使っている人の中には、安い純正以外のオイルを使う人もいるかもしれませんが、このカイロはオイルを燃やしているわけでなくプラチナとオイルの化学反応によって発熱しています。なので必ず指定のオイルを使いましょう。
その7 : マスク
5WAY フリース ネックウォーマー
防寒対策の仕上げは顔までスッポリ包み込むフリースマスクです。ライダーにとっても、ぜひ揃えておきたい冬場のアイテムですね。低温の山中で一夜を過ごしたことの有る人には分かるでしょうが、朝起きたとき顔が寒さで引きつっている覚えはないですか? シュラフにしてもこのマスクにしても、冬場のキャンプだけでなく秋冬にエンジンを切った車中泊にも使えます。
秋冬といえど山の中は1シーズン先のつもりで準備するのがおすすめです。ですが対策さえバッチリしておけば、素晴らしい紅葉の中で爽快に過ごすという秋キャンプの醍醐味を味わえます。緑一色の夏場より色鮮やかな秋の山へ、都会暮らしで疲れた心を癒しに出かけませんか? 雪山キャンプほどハードでもないので楽しめるとよいですね。