KINVOLVEDは、子供たちの出席状況をリアルタイムでチェックし、家族や学校で共有することのできるウェブサービス・アプリです。
子供たちの出席率にフォーカスしたウェブサービス、KINVOLVED
アメリカでは、5人に1人の子供たちが留年などを理由に卒業が遅れています(引用元より)。
学校への出席率が悪いことや、そういった状況に対して家族や学校の間で十分にコミュニケーションが取れていないことが、主な原因だと言われています。
KINVOLVEDは、上でご説明した問題を解決すべく生まれたウェブサービス・アプリです。
子供たちの出席率をリアルタイムでモニターし、すぐに見える化。家族や学校の間で、子供たちの情報を共有することができます。
KINVOLVEDの特徴
それでは、KINVOLVEDの主な機能について見ていきましょう。KINVOLVEDが対象とするのは、幼稚園に通う園児や、義務教育を終えていない子供たち。子どもたちの出席状況については、先ず先生がチェックをします。
KINVOLVEDから生徒の出席状況が入力され、即座に子供の親にも共有されます。遅刻や欠席の場合は、リアルタイムで家族に通知が届きます。もちろん、遅刻や欠席の場合はその理由も共有されます。
KINVOLVEDの肝となる機能は、子供たちの出席状況がスピーディに、かつわかりやすいかたちで共有されることでしょう。出席状況が芳しくない生徒を早期に見つけることもでき、まわりがサポートしてあげることもできますね。
ニューヨーク市の出席率・卒業率も閲覧可能
KINVOLVEDのサイトでは、ニューヨーク市が収集したデータを閲覧することも可能です。上の画像は、郵便番号ごとの出席率と卒業率を見える化したマップです。項目を選択することで、フィルタリングして表示することもできます。
KINVOLVEDの出資者は、アメリカのNPO団体であるTeach For Americaの前職員。出席率を向上させることで、アメリカの教育に貢献したいという気概が感じられますね。