はじめから3人乗りに設計?
オートバイに3人乗り、5人一家全員が乗っている光景をある国では見ることがあります。そのような乗り方は想定されておらず、危険に感じますね。でもはじめから3人乗りに設計されているオートバイがあるとしたら? 今回ご紹介するのは、3人乗りができるコンセプト電動バイク IIIoto です。
可変型3人乗りバイク
IIIoto はモーターを採用した電動バイク。そのおかげでエンジンがあるはずの部分に大きなスペースが生まれ、複数の人が乗れるようになりました。
IIIoto がオモシロいのは、普段は1人乗りですが、モードを切り替えることにより、後輪のスイングアームが伸び、1人目、2人目が乗れる部分があらわれます。
立ち乗り!
さらに IIIoto がオモシロいのは、運転する人以外の2人目、3人目は立って乗ることに! これはスゴい! それにパンツがシワにならなくてイイかも!
でも2人目、3人目の人たちは、ボーっと立っているだけではダメなんです。たとえば、IIIoto がカーブを曲がる時には運転者に合わせて体の重心移動をする必要があります。(通常のオートバイもそうですが)
前の人につかまりながら立って”ハングオン”する感じです。何だかとても不思議な感じのする乗りかたですが、立って乗るスタイルならではの”楽しさ”ととらえることも。
友だちや家族との一体感をより楽しめるコンセプト電動バイク IIIoto。2人目、3人目も心地よい? 緊張感を楽しめるライディングになりそうです。
後ろに乗せる人を"甘やかす"ことのない IIIoto。この乗り方は意外と需要があって、広まるかもしれませんね。