ドラムセットの安定性を高め、床を保護するドラムマット。演奏中のバスドラムのズレを防ぐほか、振動を軽減する役割も担います。しかし、種類が多いため、どれを選べばよいか悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ドラムマットのおすすめをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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ドラムマットの効果とは?

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ドラムマットには、主に「防振」「防音」「床の保護」という3つの大切な役割があります。ペダルを踏んだときやドラムを叩いたときに発生する振動を軽減し、床への影響を抑えられるのがポイント。 また、ドラムセットの重みや演奏中の揺れによる床の傷・凹みを防ぐ保護マットとしても活躍します。
さらに、マットの厚みや素材によって防音性能は変わります。 防音効果を重視するなら、厚手で振動吸収性に優れた素材を採用したタイプがおすすめです。ただし、生ドラムの大きな音量にはマット単体での対策は難しく、防音室の設置など本格的な対策が必要です。持っているドラムがドラムマットに適しているかも事前にチェックしてみてください。
ドラムマットの選び方
サイズをチェック

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ドラムマットを選ぶときは、まずサイズをチェックすることが重要です。ドラムセット全体がマットの上にしっかりと収まる大きさのモノを選びましょう。マットが小さいとスタンドやペダルの一部が床に直接触れてしまい、振動や音が伝わりやすくなり、防音効果が十分に発揮されません。
ただし、マットが大きすぎても部屋のスペースを圧迫したり、コストが高くなったりすることがあります。自宅の設置スペースをあらかじめ測っておき、ドラムセットの大きさと部屋の広さに合った一枚を見つけてみてください。
防音・防振性能をチェック

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ドラムマットの性能をチェックするときは、「防音」と「防振」の2つの観点から見るのがポイントです。防振は、ペダルを踏んだときの振動が床に伝わる固体伝播音を抑える役割があります。一方、防音は、ドラムの打撃音といった空気中を伝わる音を吸収し、軽減する効果が期待できます。
より防音性能の高いモノを選びたい方は、遮音性能を示す遮音等級に注目しましょう。遮音等級は「ΔLL-◯」と表され、「◯」の数字が大きいほど遮音性が高くなります。なお、「LL-◯◯」といった旧呼称で表示されている場合もある点には留意しておきましょう。
滑り止めの有無をチェック

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ドラムを安定して演奏するためには、マットの滑り止め機能が欠かせません。演奏中の細かな振動によってドラムセット本体やフットペダルが少しずつズレてしまうのを防ぎます。
しっかりとした滑り止め機能は、楽器のズレを防いで集中できる練習環境をつくるだけでなく、床を傷や汚れから守る効果もあります。快適な演奏のためにも、購入前に滑り止めの有無や仕様をチェックしておくのがおすすめです。
耐久性をチェック

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ドラムマットを長く愛用するためには、耐久性の高さも大切な選び方のポイントです。素材としては、PVC(ポリ塩化ビニル)や天然ゴムを使用したモノが丈夫で長持ちする傾向にあります。特にPVC製のマットは経年劣化が少ないのも魅力です。
また、天然ゴムを100%使用したマットは、弾力性や摩耗性に優れているだけでなく、防振性も高いのが特徴。耐久性があるかどうかも含めてドラムマットを選んでみてください。
収納・持ち運びやすさをチェック

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スタジオやライブハウスなど、自宅以外の場所にドラムマットを持って行く機会がある方は、収納性や持ち運びやすさも確認しておきましょう。折り畳み式のドラムマットは、省スペースで保管できるのが魅力です。イベントなどの現場へも気軽に持ち運べます。
製品によってはキャリングバッグが付属しているタイプも存在します。持ち運びが多い方は付属品にも注目してみてください。
ドラムマットのおすすめ
ヤマハ(YAMAHA) ドラムマット DM2016
安定した演奏環境をつくるドラム用セッティングマット。電子ドラムはもちろん、一般的なセッティングのアコースティックドラムにも使用できます。マット裏面には滑り止め樹脂加工を施し、演奏中のズレを防ぐのが魅力です。
サイズは2000×1600mm。外周はバイアステープでかがり縫いを施し、耐久性を高めています。落ち着いたグレーカラーは部屋に馴染みやすいほか、防炎仕様なのも特徴です。安定した環境で練習に集中したい方におすすめのアイテムです。
ヤマハ(YAMAHA) ドラムマット DM1314
演奏時の安定性を高める電子ドラム用セッティングマット。裏面には滑り止めの樹脂加工を施し、演奏中のマットのずれを抑制します。ドラムのセッティングをしっかりと固定できるのが魅力です。
外周をバイアステープでかがり縫いし、耐久性を高めているのもポイント。部屋に馴染む落ち着いたグレーカラーで、防炎仕様のため安心して使用できます。自宅でのドラム演奏環境を整えたい方におすすめのアイテムです。
ローランド(Roland) V-Drums Mat TDM-10
自宅での電子ドラム演奏をもっと快適にするセッティングマット。V-Drumsの演奏時に床へ伝わる振動を軽減する専用設計が特徴です。周囲を気にせず、自分のプレーに集中できます。
厚みのある3層構造の素材が、演奏による振動を吸収。フローリングの床をキック・パッドやペダルのスパイクによる傷から守ります。V-Drumsを演奏する方はチェックしてみてください。
オンステージスタンド(ON STAGE STANDS) ドラムマット DMA6450
持ち運びに便利な軽量設計の滑り止めドラムマット。耐久性の高い滑り止めPVC素材が、演奏中のバスドラムのズレを抑制します。重量は約2.3kgで、スタジオなどへの持ち運びにもぴったりです。
寸法は約182.9×121.9cm。バスドラムやスネアを設置するのに十分なスペースを確保できます。ショルダーストラップ付きのナイロンバッグや折り畳み用ベルトが付属するのも魅力。手軽に持ち運べるアイテムを探している方におすすめです。
パール(Pearl) ドラムセッティングマット PPB-KCP5
演奏中のずれを抑制するシングルバスドラム対応のドラムマット。バスドラムが前進するのを防ぐ専用ブロックが付属します。四隅にウェイトを配置することで、マットのめくり上がりを抑えられるのも特徴です。
水をはじく素材を使用した、取っ手付きの運搬用バッグが付属するのも魅力。スタジオやライブハウスへの持ち運びも手軽に行えます。安定した演奏環境を整えたい方におすすめのアイテムです。
タマ(tama) Drum Rug TDR-OR
演奏空間をおしゃれに彩るドラムラグ。オリエンタルな雰囲気のデザインが魅力です。ドラムセットを安定させ、練習や演奏への集中力を高めるのに役立ちます。
横200×縦180cmのサイズで、一般的なドラムセットを十分にカバー。ドラムマットの見た目にもこだわりたい方におすすめです。
キョーリツ(KC) SILENT MAT SLMAT SLMAT150-130
階下への音を和らげる日本製の防音マット。JIS規格の軽量衝撃音遮音等級LL-35を実現しており、ピアノやデジタルドラムの設置にぴったりです。打鍵やペダル操作で生じる振動を緩和します。
サイズは150×130cmで、デジタルドラムのセッティングにも適しているのがポイント。防災、制電性能や床暖房の熱から床を守る断熱効果も備えています。
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ドラムマットは床の保護や滑り止めに加え、防振効果も期待できるアイテムです。自宅での練習用かライブでの持ち運び用かなど、使用シーンを想定することが大切。サイズや素材、デザインなども考慮して選びましょう。ぜひ本記事を参考に、自分に適したアイテムを探してみてください。