ドラム演奏時の姿勢と安定性を支えるドラムスローン。長時間の練習や演奏においては、快適な座り心地が重要です。ドラムスローンは、演奏パフォーマンスの向上にもつながる大切なアイテムといえます。しかし、製品によって高さ調整の範囲や座面の素材などが異なるため、どれを選ぶか迷う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、おすすめのドラムスローンをご紹介します。選び方のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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ドラムスローンとは?

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ドラムスローンとは、ドラムを演奏するときに使う専用の椅子のこと。スタジオやライブハウスでよく見かけるアイテムです。

ドラムスローンは単なる椅子ではなく、ドラマーの演奏姿勢やパフォーマンスの質に大きく関わる重要な機材とされています。自分に合ったモノを選ぶことが、快適な演奏への第一歩です。

スローンに座る姿勢と高さの調整は、演奏の効率や音の質にも影響します。適切な位置で演奏すれば体に負担がかかりにくく、よりよい音を追求しやすくなるのがポイントです。

ドラムスローンの選び方

シートの形状をチェック

オーソドックスな丸型

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丸型のシートは、名前の通り円形の座面を持つスタンダードな形状のスローンです。多くのドラマーに親しまれており、スタジオやライブハウスに常設されていることも少なくありません。これからドラムを始める方にもなじみやすいタイプです。

重心が偏りにくく、安定した姿勢を保ちやすくなるのが魅力。演奏中の体のブレを抑えたい方や、基本的な演奏スタイルを確立したい方に適しています。初心者の方でも扱いやすいのがポイントです。

製品の種類が豊富で、幅広い価格帯から選びやすいのも丸型の特徴。なお、クッションの硬さや厚みは製品によって異なります。座り心地を確かめて選ぶのがおすすめです。

スムーズなフットワークが可能なサドル型

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サドル型のシートは、自転車のサドルのような形状が特徴です。太ももの当たる部分が削られており、足の可動域が広がるためペダル操作がしやすいといわれています。フットワークを多用する方に向いている形状です。

特にツインペダルを使用する方や、細かい足技を必要とするテクニカルな演奏をする方におすすめ。足元の自由度が高まることで、よりスムーズで多彩な表現が可能になります。演奏の幅を広げたい方は検討してみてください。

座り心地に関しては、製品によって硬さや素材の組み合わせが異なります。慣れるまでは少しバランスがとりにくい場合もあるので、自分に合ったモノを選ぶことが大切です。スムーズなペダル操作を追求するなら、サドル型がひとつの選択肢になります。

安定感を優先したいならスクエア型

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スクエア型のシートは、四角い座面が特徴です。丸型やサドル型に比べて座面が広いため、どっしりとした安定感が得られます。演奏中に体がぶれにくいのがメリット。安定したプレイを求めるドラマーに適したタイプです。

特にライブやレコーディングなど、ミスが許されない正確な演奏が要求される場面で活躍。3本脚のモノが主流ですが、4本脚のモデルもあります。じっくりと腰を据えて演奏したい方におすすめです。

なお、スクエア型は製品の種類が比較的少ない傾向があります。また、価格もやや高め。さらに、足の可動域がほかの形状より少し制限される場合もあるので、用途をよく考えて選ぶのがポイントです。

長時間演奏するなら背もたれ付きに注目

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長時間の練習や演奏を行う方には、背もたれ付きのスローンがおすすめです。背もたれが腰をしっかり支えるので、体への負担を軽減する効果が期待できます。姿勢が安定しやすいのも魅力。背もたれが付くことで安定感が増し、演奏中の体の不要な動きを抑えるのにも役立ちます。

なお、背もたれに頼りすぎると、かえって体の動きが不自然になることもあります。運搬時に少し手間がかかる場合もあるのが懸念点。自分の演奏スタイルや練習時間に合わせて、背もたれの必要性を検討してみてください。

シートの素材・硬さをチェック

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ドラムスローンのシートに使われる素材は、主にフェイクレザー・本革・クロスなどです。フェイクレザーは比較的安価で、簡単にメンテナンスできるのがメリット。本革は高級かつ丈夫ですが、価格はやや高めです。クロス素材は通気性が良好。蒸れにくいのが魅力です。

シートの硬さも、座り心地や演奏の安定性に関わる重要なポイント。硬めのクッションは体が沈み込みにくく、安定した姿勢を保ちやすいのが特徴です。やわらかめのクッションは、座り心地を重視する方に適しています。

細かなフットワークを多用する方には、硬めで安定感のあるシートが向いています。反対に、リラックスして演奏したい方は、少しやわらかめのモノを要チェック。両方のよさをあわせ持つバランス型も存在するので、自分の好みや演奏スタイルに合わせて選んでみてください。

高さ調整方法をチェック

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ドラムスローンの高さの調整方法には、主にガス圧式・ネジ式・メモリクランプがあります。ガス圧式は、レバー操作でスムーズに高さを変えられるのが特徴です。ネジ式は座面を回転させて高さを合わせる、昔ながらの一般的な方式。構造がシンプルで、手軽に扱えるのがポイントです。

メモリクランプは、一度設定した高さを記憶しておける機能。メーカーや製品によって調整方法が異なるので、確認が必要です。

頻繁に高さを変えたい方や、微調整を重視する方にはガス圧式がおすすめ。高さを固定して使うことが多い方なら、シンプルなネジ式でも十分といわれています。メモリクランプ付きだと、いつもの高さにすぐ設定できて便利です。

高さの調整幅をチェック

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ドラムスローンの高さ調整幅は、快適な演奏姿勢を保つために非常に重要です。一般的な製品は、およそ450〜650mmほどの範囲で調整できるモノが主流。なかには、さらに広い調整幅を持つ製品もあります。

自分に合った高さの目安は、ペダルに足を乗せた状態でかかとを上げたときに、膝が水平になる程度です。太ももが水平か、やや下がるくらいが自然な体勢とされています。この高さを基準に、自分の体型や演奏スタイルに合わせて微調整しましょう。

小柄な方や高めのセッティングを好む方は、調整範囲の下限と上限を確認することが大切です。ガス圧式のスローンなら、細かく高さを変えられて便利。楽器のセッティングや自分の感覚に合わせて、無理のない高さを見つけてみてください。

レッグの種類をチェック

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ドラムスローンの脚部であるレッグには、主にシングルレッグとダブルレッグの2種類があります。脚の本数は、安定性の高い3本脚の三脚タイプが一般的です。また、数は少ないものの、四脚タイプもラインナップ。これらの組み合わせによって、安定性や持ち運びやすさが変わります。

ダブルレッグは二重構造の骨組みを採用した構造。シングルレッグに比べて強度が高く、安定性に優れています。

動かしやすさを重視するなら軽いシングルレッグが便利ですが、安定感を求めるならダブルレッグがおすすめです。ダブルレッグと三脚の組み合わせが安定性が高いとされています。レッグの向きやセッティング方法も安定感に影響するので、工夫してみましょう。

ドラムスローンのおすすめ

ヤマハ(YAMAHA) スツール DS550U

ヤマハ(YAMAHA) スツール DS550U

安定性と耐久性を兼ね備えたドラムスローンです。ヤマハの上位機種から継承した品質が特徴。直径294mmのラウンドシートが、長時間の演奏でも快適な座り心地を提供します。シンプルながら、堅牢な3脚構造が安定したプレイをサポートします。

高さは370〜550mmまで調整可能。さまざまな体格や演奏スタイルに適応できます。クランプロッド方式とメモリークランプ付きの設計により、一度設定した高さを簡単に再現できるのもポイント。複数人で使用する方や、頻繁に持ち運びたい方におすすめのドラムスローンです。

ヤマハ(YAMAHA) スツール DS950

ヤマハ(YAMAHA) スツール DS950

ドラムスローンの安定感を極めた高品質モデル。大きめのスクエアシートと二重構造の4脚設計により高い安定感があり、長時間のセッションでも疲れにくい座り心地を実現します。ラージダイカスト製シートマウントを採用しているのも特徴です。

スクリューロッド方式による高さ調整機能を搭載しており、460〜650mmまで奏者の体格に合わせて微調整が可能。ワイドスタンスレッグとビッグラバーフィートの組み合わせにより、フロアにしっかりと固定され、安定したプレイをサポートします。自宅練習からライブパフォーマンスまで、幅広いシーンにおすすめのドラムスローンです。

タマ(tama) 1st Chair Drum Throne HT230

タマ(tama) 1st Chair Drum Throne HT230

ドラムスローンの定番モデルとして評価を得ている製品。13インチ径のラウンドシートを用いており、どのようなプレイスタイルでも使いやすい汎用性の高さが魅力です。高さ調整にはスクリューロッド方式を採用。また、ダブルレッグによる優れた安定性を実現しています。

シートは約330mmの座面直径と90mmの厚みで、快適な座り心地を提供。パイプ式のような素早い大まかな調整と、スクリュー式の細かな微調整が両方可能で、460〜660mmの広い高さ調整幅に対応しています。安定性を重視しつつも持ち運びやすい4kgの本体重量なので、ライブやスタジオでの演奏にぴったりです。

タマ(tama) 1st Chair Glide Rider Drum Throne HT530BCNST

タマ(tama) 1st Chair Glide Rider Drum Throne HT530BCNST

座り心地を追求したドラムスローンです。サドル形状のシート内部には型成形された硬質の発泡ウレタンを採用。やわらかさと硬さの良好なバランスを実現しています。座面・天面には演奏中の滑りを防ぐクロス素材を使用。長時間のプレイでも体の重心が安定します。

高さは455~625mmまで無段階調整が可能。好みの高さに素早く設定できます。「ROCKLOK」機構によりスクリューロッド下端のナイロンブッシュがガタつきを抑え、不快な揺れを解消。ダブルレッグ構造で優れた安定性を発揮します。長時間のドラム演奏でも疲れにくい環境を求めるドラマーの方におすすめです。

パール(Pearl) ドラムスローン D-730S

パール(Pearl) ドラムスローン D-730S

ドラマーの演奏を支える軽量コンパクトなドラムスローン。約3.5kgの軽量設計で、持ち運びやセッティングは容易です。硬めの丸い合成皮革シートが、長時間の演奏でも疲れにくい座り心地を提供。シンプルな見た目ながら、演奏スタイルに合わせた安定感を実現します。

405~605mmまで無段階で高さを調整できるほか、座面落下を防ぐリングストッパーを標準搭載。広い三脚レッグによりグラつきを抑えるので、安定した演奏ポジションを維持できます。自宅練習からスタジオまで、幅広く使えるエントリーモデル。これからドラムを始める方におすすめのドラムスローンです。

パール(Pearl) ドラムスローン D-1500S

パール(Pearl) ドラムスローン D-1500S

複合材質の多層クッションを用いたドラムスローンです。中央部の凹み構造が、演奏者の体圧を分散。長時間の演奏でも負担を軽減しやすいと謳っています。座面の縁がなだらかに設計されており、演奏中の脚の動きを妨げにくいのもメリットです。

高さの調整範囲は445~615mm。ローポジションセットにも対応する三脚構造を採用しています。安定感と耐久性に優れているので、演奏に集中したい方や、長時間の練習・本番でも快適な座り心地を求めるドラマーにおすすめです。

パール(Pearl) ドラムスローン D-3500BR

パール(Pearl) ドラムスローン D-3500BR

長時間の演奏をサポートする高機能なドラムスローン。サドル型シートとバックレストを備えています。腰への負担を軽減しやすい構造です。多層クッション構造はやわらかい上層が体をやさしく包み込み、強固なベース層がしっかりと体重を支えるのがポイント。快適な座り心地を実現します。

コンパクトながら、頑丈な三脚部が激しいパフォーマンス中も安定したプレイをサポート。バックレストを腰に合わせて使用すると、演奏時の安定感が向上します。長時間のセッションや演奏に集中したいドラマーにおすすめのモデルです。

Donner ドラムスローン EC3019

Donner ドラムスローン EC3019

快適な演奏姿勢をサポートするドラムスローンです。やわらかい高品質な人工皮革カバーと、厚みのあるパッドを採用。長時間の演奏でも疲れにくい座り心地を実現します。シート部分は体重分散に配慮した広めの設計で、さまざまな体型の方におすすめです。

ダブルブレースレッグベースと滑り止めゴム足により、演奏中の安定感を確保。厚みのあるロック機構で高さを簡単に調整できるので、演奏スタイルに合わせたポジションを得られます。プロからビギナーまで幅広いドラマーにおすすめの、実用性と耐久性を兼ね備えたモデルです。

Dicon Audio ドラムスローン SB-005

Dicon Audio ドラムスローン SB-005

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移動のしやすさと収納性に配慮した折りたたみ式のドラムスローン。約2.4kgの軽量設計で持ち運びに便利です。三脚の脚部を折りたためるため、使わないときはコンパクトに保管できます。座面は直径約300mmの丸型クッションで、長時間の演奏にも適した構造です。

5段階の高さ調整機能を備え、約510〜600mmの範囲で演奏スタイルに合わせて微調整できます。さらに、スチール製の三脚脚部が安定感を提供。自宅での練習からスタジオまで、幅広いシーンで活躍します。軽量なモデルを手軽に持ち運びたい方におすすめです。

MAPEX ドラムスローン T875

MAPEX ドラムスローン T875

ドラムスローンの座り心地を追求したモデルです。太もものラインに合わせて加工された座面が体にフィット。長時間のプレイでも疲れにくい設計です。ダブルレッグ構造が、高い安定性を実現します。

座面の高さは椅子を回して微調整できる仕様。奏者の体格や演奏スタイルに合わせたポジションを得られます。クッション性に優れた座面を採用しているのもメリット。長時間のライブやリハーサルを快適に行いたい方におすすめです。

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