寒い季節のライディングで、手指を寒さから守る冬用バイクグローブ。かじかむ手では繊細な操作が難しくなり、安全運転に支障をきたす可能性があります。製品によって素材や機能性などが異なるため、どれを選ぶか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの冬用バイクグローブをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- バイクグローブとは?
- 冬用バイクグローブの選び方
- 冬用バイクグローブのおすすめブランド
- 冬用バイクグローブのおすすめ|人気
- 冬用バイクグローブのおすすめ|電熱グローブ
- 冬用バイクグローブのおすすめ|おしゃれ
バイクグローブとは?

By: dfgmoto.jp
バイクグローブは、バイクの運転時に手を保護し、操作性を高めるための手袋です。単なるファッションアイテムではなく、安全なライディングに欠かせない必須装備のひとつ。転倒したときの衝撃を吸収したり、擦り傷を防いだりする安全機能が大きな役割です。
快適性を追求しているのもポイントです。手汗によるハンドルの滑りを防ぎ、ブレーキやクラッチの安定した操作をサポート。夏用には通気性のよいメッシュ素材、冬用には保温性を重視した素材が使われるなど、季節に合ったモノが展開されています。
走行中に当たる虫や飛び石から手を守れるのもメリット。夏場には日焼け対策にもなります。さまざまな種類があるため、自分のライディングスタイルに合ったモノを選びましょう。
冬用バイクグローブの選び方
防水・防風加工付きがおすすめ

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冬のツーリングでは、冷たい風や急な雨から手を守ることが快適なライディングにつながります。冬用グローブは、防水・防風加工が施されているかが重要なポイント。冷えによる指先のかじかみを防ぎ、操作の正確性を保つ助けになります。
特に、ゴアテックスなどの透湿防水素材を使用したグローブがおすすめです。外からの雨や風をしっかりと防ぎつつも、グローブ内部の汗による蒸れは外に逃がします。長時間のライディングでも快適な状態を維持できるのが魅力です。
革製のグローブのなかにも、防水防風フィルムを内蔵したモデルがあります。自分の使い方や好みに合わせて、適切な防水・防風機能を持つ製品を選んでみてください。
真冬なら電熱グローブも人気

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厳しい寒さが続く真冬のライディングでは、指先が冷えて感覚が鈍くなりがちです。電熱グローブがあると、冷たさが和らぎます。内部に電熱線が張り巡らされており、スイッチを入れるだけでグローブ全体をあたためられるのが特徴です。
電源の供給方法は、バイク本体のバッテリーから給電するタイプと、専用の小型バッテリーを使用するタイプの2種類。バッテリー式は、バイクを降りたあとも使えます。アウトドアシーンなどでも活用できて便利です。
多くの電熱グローブは防水・防風機能を備えているため、天候の悪い日でも安心して使えます。一般的な冬用グローブよりも価格は高い傾向があるものの、凍てつく寒さのなかでも快適なライディングを楽しみたい方にはおすすめのアイテムです。
素材をチェック

冬用バイクグローブは、使われている素材によって保温性や操作性、耐久性が異なります。主な素材は、革・ナイロン・ネオプレーンなど。それぞれの特徴を知っておけば、自分に合った製品を見つけやすくなります。
革製のグローブは耐久性と防風性に優れているのが魅力です。使い込むほど手になじむため、繊細な操作を求める方に適しています。ナイロン製は軽量で動かしやすく、防水・防風加工されているモノが豊富。ネオプレーン製は伸縮性が高く、保温性も良好です。
操作性を重視するなら革、軽さや手入れのしやすさを第一に考えるならナイロン、防風・保温性を優先したいならネオプレーンなど、使い分けるのがおすすめ。革製のアイテムを極寒期に使う場合、インナーグローブを併用すると、より快適になります。
サイズをチェック

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バイクグローブを選ぶうえで、フィット感は非常に重要です。サイズが大きすぎると操作がしにくくなり、小さすぎると手を圧迫してしまいます。特にバイク操作の特性上、親指・人差し指には必ず余りが必要です。自分の手のサイズを正確に測り、ぴったりなグローブを選んでみてください。
サイズ選びの基準となるのは「手囲い」です。手囲いとは、生命線の始点から小指の付け根の下を通り、手首の付け根のシワから3分の1の位置を一周した長さのこと。実際にグローブをつけたときに、指先に5〜10mm程度の余裕があるのが理想的です。
手長と手囲いで合うサイズが異なる場合は、大きい方のサイズを選びます。また、メーカーやブランドによってサイズ感が違うため要注意。天然皮革を使ったアイテムは、使ううちになじんで伸びることも考慮しておきましょう。
プロテクターの有無をチェック

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バイクグローブは、万が一の転倒から手を守るための重要な安全装備です。バイク事故では咄嗟に手をついてしまうこともあり、手はダメージを受けやすい部位。プロテクターが付いたグローブを選ぶと、より安全性が高まります。
プロテクターには、硬い素材でできたハードタイプと、柔軟な素材のソフトタイプがあります。ハードプロテクターは、主に拳部分に配置。衝撃吸収性が高く、転倒時のケガのリスクを低減するのに役立ちます。路面との摩擦から手を守る、耐摩耗性も良好です。
ソフトプロテクターは柔軟性があり、グローブの快適性や操作性を損ないにくいのが特徴。安全性を最優先するなら、ナックル部分などにハードプロテクターを搭載したモデルがおすすめです。自分のライディングスタイルに合わせて、適切な保護性能を持つ製品を選びましょう。
操作性をチェック

バイクの運転では、スロットルやブレーキ、クラッチといった繊細な操作が求められます。手の動きを妨げない、高い操作性を持つバイクグローブを選ぶことが大切です。自分の手にしっかりフィットする、柔軟な素材のグローブをチョイスしてみてください。
手のひら部分にグリップ力の高い素材が使われていると、ハンドルをしっかり握れて滑りにくく、安定した操作につながります。また、指の関節部分に伸縮性のあるシャーリング加工を施した製品は、指の曲げ伸ばしがスムーズで快適です。
最近では、グローブを装着したままスマートフォンなどを操作できる、タッチパネル対応の製品も多く展開されています。プロテクターを内蔵しつつ動きやすさを考慮した設計のモノは、安全性と利便性が両立されており便利です。
カラー・デザインをチェック

バイクグローブは、ライディング中の気分を上げるのに役立つファッションアイテムでもあります。ヘルメットやウェア、バイク本体の色とコーディネートして、自分らしいスタイルを満喫しましょう。豊富なカラーやデザインのなかから、お気に入りを見つけるのも楽しみのひとつです。
デザインを選ぶ際は、見た目だけでなく安全性も考慮することがポイント。例えば、グローブの一部にリフレクター素材が使われている製品は、夜間走行時にほかの車からの視認性を高めるため、事故防止につながります。
最近では、プロテクターが目立ちすぎないようにおしゃれに配置されたモノや、かわいいデザインの製品も増えています。安全性とファッション性を両立させたグローブを選んで、安全で楽しいバイクライフを送ってみてください。
冬用バイクグローブのおすすめブランド
コミネ(KOMINE)

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コミネは、コストパフォーマンスを重視する方から本格的な機能を求める方まで、さまざまなライダー向けの製品を展開するブランドです。安全性とバイクの操作性を両立した製品開発を持ち味としています。
同ブランドの冬用バイクグローブは、防水仕様の本革製や街乗りに適した防風性の高いモノなど、選択肢が豊富です。また、電熱機能付きモデルや、手持ちのグローブと組み合わせるインナータイプもそろっています。
アールエスタイチ(RS TAICHI)

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アールエスタイチは、機能性とデザイン性を両立させたライディングギアで知られるブランド。ライダーの快適性と安全性を追求した製品開発が魅力です。
同ブランドの冬用バイクグローブは、独自の防水透湿素材や電熱機能を採用したモデルが人気。安全性・操作性に配慮したプロテクターや、着用したままスマートフォンを操作できる機能を備えた製品も展開されています。
デイトナ(Daytona)

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デイトナは、素材や製法にこだわった高品質なモノづくりが特徴のブランド。冬用バイクグローブは、軽量で丈夫な山羊革を使った製品が中心です。
防寒・防水・防風の機能を備え、ソフトプロテクターで安全性を確保したアイテムもラインナップ。また、スマホ対応機能が採用されたモノもあり、便利です。
冬用バイクグローブのおすすめ|人気
ラフ&ロード(ROUGH&ROAD) ウインドガードプロテクショングローブ RR8659
防風性と保護性能に優れた冬用バイクグローブ。甲側には防風フィルム入りの生地を採用しています。走行中にあたる冷たい風からライダーの手を守る設計が魅力。ナックルパッドやリストパッドを備え、保護性能も良好です。
冬用のモデルながら、操作性を重視した構造が特徴。両手の親指と人差し指はタッチパネルに対応しており、グローブをつけたままスマホを扱えます。初冬から早春まで長く使える、コスパのよい冬用バイクグローブを探している方におすすめです。
アールエスタイチ(RS TAICHI) カーボン ウインターグローブ RST664
保護性能を備えた、スポーティーな冬用バイクグローブ。手の甲と掌にカーボン素材のプロテクターを配置しています。万が一の転倒に備え、手をしっかりと守る設計です。
独自の防水・透湿素材「ドライマスター」を採用しているのも特徴。急な雨でもグローブのなかが蒸れにくいため、快適な状態を保てます。天候を問わずアクティブに走りたいライダーにおすすめのモデルです。
ディーエフジー(DFG) レンジャー グローブ DG0302
しなやかなフィット感が魅力の、フルレザー製の冬用グローブです。手のひらに山羊革、甲に牛革を採用した本格仕様。立体裁断とストレッチパネルにより指が動かしやすく、操作性も良好です。
甲にはハードプロテクターを配置。拳への衝撃を緩和します。手首周りがすっきりとした、ショートカフのデザインも特徴。レザーならではの質感とフィット感を重視する方におすすめのモデルです。
コミネ(KOMINE) ウインターグローブカルタゴ GK-801
動きやすさを追求した、あたたかい冬用バイクグローブです。伸縮性のあるスパンデックス生地を部分的に採用。操作を妨げにくい設計です。拳にはソフトタイプのプロテクターを内蔵しており、ゴツゴツ感を抑えています。
装着したままスマートフォンを扱えるのがメリットです。豊富なカラーとサイズ展開も魅力。自分に合うモデルを探している方におすすめです。
デイトナ(DAYTONA) AW防水ロンググローブ DG-004
手首までしっかり覆う、ロング丈の冬用バイクグローブ。防風防水透湿フィルムにより、雨や風の侵入を防ぐのが魅力です。中綿には、保温性に優れたシンサレートを採用しています。
甲部分には、保護効果の高いハードプロテクターを配置。袖口は面ファスナーでフィット感を調整できます。冷気の侵入を抑えやすいのがメリット。防寒性と安全性を求める方におすすめのモデルです。
冬用バイクグローブのおすすめ|電熱グローブ
アールエスタイチ(RS TAICHI) e-HEAT アームド グローブ RST654
寒い季節のライディングを支える、電熱タイプの冬用バイクグローブ。カーボンファイバーの発熱ユニットが、冷えやすい指の周囲から甲まで、しっかりあたためます。甲と掌にはカーボンプロテクターを備え、保護性能も高い設計です。
独自の防水・透湿素材「ドライマスター」を用いています。さまざまな天候で活躍するのがポイント。また、3段階で温度を変えられるほか、グローブをつけたままスマホを操作できます。使い方に応じて給電方法が選べる、冬のツーリングにおすすめのモデルです。
コミネ(KOMINE) ヒートインナーグローブ12V EK-204
手持ちのグローブの下に装着する、インナータイプのバイク用電熱グローブ。いつものグローブがあたたかい冬仕様に早変わりします。車載バッテリーから給電する、DC12V仕様のアイテムです。
電源用のハーネスが同梱されており、バッテリー残量を気にする必要がないのもメリット。長時間のツーリングでも安定して指先をあたためます。お気に入りのバイクグローブを冬も使いたい方におすすめです。
アイディール(ideal) HEAT5 ID-205
グローブをしたまま本体の電源操作ができる、冬のバイク用電熱グローブです。新機構のマグネット式スイッチを搭載。ワンタッチでON・OFFできるのが特徴です。バッテリーはUSB Type-C充電に対応。残量はインジケーターで確認できます。
断線に強いカーボン電熱線と二層構造のフィルムが、高い保温性を発揮。インナープロテクターやリフレクターを採用しており、安全性にも考慮されています。利便性とあたたかさを重視する方におすすめの軽量モデルです。
冬用バイクグローブのおすすめ|おしゃれ
ジャムズゴールド バイク グローブ
大胆なデザインがおしゃれな冬用バイクグローブ。牛革で仕上げています。軽量で、手になじむ設計です。中は起毛素材のため指先まであたたかく、冬のライディングを快適にします。
ノーズアートで人気のタイガーシャークを配した、斬新な見た目も特徴。手首まで覆うガントレットタイプで、タッチパネルに対応します。個性的なスタイルを好む方におすすめのモデルです。
ムーンアイズ バイク グローブ
牛革製のおしゃれな冬用バイクグローブ。個性的なイエローでカラーリングされているのが特徴です。チェッカーラインやアイシェイプが、デザインのアクセントになっています。
本体には、防水防風性に優れた素材Hiporaを採用。寒い冬のライディングでも快適な操作をサポートします。タッチパネルに対応するのもメリット。レザー製のおしゃれなモノを探している方や、アメリカンカスタム好きの方におすすめのアイテムです。
冬用バイクグローブは、高い防寒性と良好な操作性を両立したモノを選ぶのが重要です。万が一の転倒に備え、プロテクター付きのモデルを選ぶと安全性が高まります。自身のライディングスタイルや予算を考慮し、求める性能を明確にすることが大切です。ぜひ本記事を参考に、自分に適したアイテムを探してみてください。