和室などにある障子に張る障子紙。破れていなくても日々劣化していくため、定期的に張り替えが必要です。しかし、さまざまな原材料を使用したモノや機能を備えたモノがあり、どれを選べばよいか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、障子紙のおすすめアイテムをご紹介します。選び方のポイントやあると便利な機能も合わせて解説するので、自分にぴったりなモノを選んでみてください。
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- 目次
- 障子紙とは?
- 障子紙の選び方
- 障子紙のおすすめ|手すき障子紙
- 障子紙のおすすめ|機械すき障子紙
- 障子紙のおすすめ|パルプ障子紙
- 障子紙のおすすめ|プラスチック障子紙
- 障子紙を張り替えるタイミングはいつ?
- 障子紙のきれいな剥がし方
障子紙とは?

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障子紙とは、和室などにある障子に張る紙のことを指します。障子紙が破れた際の張り替えや、部屋の雰囲気を変える際に役立つアイテムです。日中は太陽光を部屋の中に取り入れ、夜間は照明の光を反射して部屋を明るくできます。
障子紙には、和紙・レーヨンパルプ・プラスチックなど、さまざまな素材を使用したモノがあります。素材や加工方法によって明るさが変わるため、部屋の雰囲気に合わせて選ぶのがおすすめです。
製品によっては、紫外線カットや遮熱効果を発揮するモノもあります。さらに、デザインやカラーのバリエーションも豊富なので、好みのモノを選んでみてください。
障子紙の選び方
種類をチェック
手すき障子紙

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手すき障子紙は楮(こうぞ)という植物の樹皮から採取した繊維を使用。簀桁(すけた)と呼ばれる台で職人が1枚ずつ手作業で作ります。「紙すき」と呼ばれる製法で、日本の重要無形文化財にも指定されている技術です。
高品質な材料で作られており、耐久性に優れているのがポイント。調湿効果やフィルター効果も期待できます。また、楮を含む割合によって性質が変わるのでチェックしてみてください。
楮を40%以上含むモノは丈夫で長く使えるのが特徴。特に、漂白せずに材料のまま色味を揃えて作られた未晒(みさらし)のモノには味わい深い風味があります。また、湿度や紫外線の影響による色味の変化を楽しめるのも魅力です。
楮の含有率が20~40%未満のモノは、楮に加えてパルプなどの植物繊維が含まれています。楮を40%以上含むモノより強度や風合いは劣りますが、高価な手すき障子紙のなかでも比較的安価に手に入れられます。
機械すき障子紙

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機械すき障子紙は、機械ですいて製造したタイプです。原材料には、楮のほかにパルプやマニラ麻などさまざまな素材が使用されています。和紙特有の風合いを保ちつつ量産が可能なので、手すき障子紙よりも安価に手に入れられるのがメリットです。
原材料によって特徴は大きく異なるので、機械すき障子紙を選ぶ際はチェックしましょう。例えば、楮を60%以上含み、マニラ麻とパルプを加えたタイプは、手すき障子紙に近い風合いで強度も高いのが特徴です。
パルプ障子紙

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パルプ障子紙は、パルプを80%以上含む機械すき障子紙。通気性や吸湿性があるので、湿度を調節して室内を快適な状態にできます。安価に流通しているタイプで、リーズナブルに手に入れられるモノを探している方におすすめです。
ただし、繊維が短く紫外線による劣化スピードが速いのがデメリット。また、薄手のモノは吸湿・発散による紙の収縮に1年程度で耐えられなくなります。基本的には、毎年張り替えが必要です。
プラスチック障子紙

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プラスチック障子紙は、プラスチック素材を使用したタイプです。通常の和紙よりも強度が高く破れにくいのがメリット。さらに、汚れても拭き取りが可能なので、お手入れが楽にできるモノが欲しい方におすすめです。
製品によっては、紫外線カット効果を備えたモノもあります。また、気密性が高く、冷暖房の効果を高められるのも特徴です。ただし、通常の和紙とは異なり通気性がないので、自然に湿度や温度を調節できません。
部屋の明るさに合うかどうか

部屋をどの程度明るくしたいかによって、選ぶべき障子紙は異なります。原材料や加工方法により部屋の明るさは大きく変わるので注意が必要です。また、製品によっては光を取り込みやすく作られているモノや、遮光性を高めているモノもあります。
部屋を落ち着いた明るさにしたい場合は、光の透過率や反射率の低い手すき障子紙を選ぶのがおすすめです。一方、部屋を明るくしたいなら、原材料に化学繊維を使用したモノを選びましょう。障子紙自体の白も鮮やかで、部屋がパッと明るくなります。
張り方をチェック
しっかり張り付けるならのり

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障子紙を選ぶ際は、張り方もチェックしましょう。しっかり貼り付けられるモノが欲しい方はのりを使用するタイプのモノがおすすめです。多くの障子紙に採用されているタイプで、コスパにも優れています。
のりで張り付けたタイプは、後から剥がしやすいのもメリット。次に障子紙を張り替える際に便利です。ただし、のりでの張り替えには慣れが必要で、慣れていないとキレイに張れない可能性があります。
手軽に張れる両面テープ

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手軽に張れる障子紙が欲しい方は、両面テープで張るタイプのモノがおすすめです。障子の枠に両面テープを貼ってから障子紙を設置するため、比較的簡単に作業できます。メーカーによっては、専用の両面テープを展開しているのでチェックしてみてください。
障子紙自体も強度が高く作られていることが多いのもメリット。さらに、気密性にも優れており、冷暖房の効果を高められます。
ただし、一度張ると剥がしにくく、張り替えの際に失敗すると修正しにくいのがデメリット。次に張り替える際も丁寧に剥がす必要があります。
剥がす作業が簡単になるアイロン

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アイロンタイプは、アイロンの熱を利用して張り付けるタイプです。位置を決めてアイロンで接着してから枠の大きさに合わせてカットできるのが特徴。剥がす作業を楽に行えるのがメリットです。
ただし、熱を利用して張り付けるタイプのため、アルミ製やプラスチック製の障子枠には使用できません。自宅の障子枠が何でできているか、素材をチェックしてから選ぶようにしましょう。
耐久性をチェック

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耐久性も障子紙選びの重要なポイントです。原材料や種類によって耐久性は異なるので、破れにくいモノが欲しい方はチェックしましょう。特に、小さい子供やペットがいる家庭は、耐久性の高いモノを選ぶのがおすすめです。
プラスチック障子紙や長繊維の化学繊維・植物系再生繊維を使用した障子紙は耐久性に優れています。紫外線による劣化にも強いのがメリットです。
通気性をチェック

障子紙を選ぶ際は、通気性もチェックしましょう。天然繊維や植物系再生繊維を使用したモノは通気性・調湿性が高く、部屋の湿度を快適に調節できます。また、結露の発生も防止できるので、立地環境に合わせて選びましょう。
反対に、プラスチック障子紙や両面テープで張るタイプは通気性が低いので注意が必要です。原材料や種類によってそれぞれメリット・デメリットがあるので、好みに合わせて選びましょう。
あると便利な機能をチェック
紫外線カット機能

基本的に、障子は光や紫外線を通すので、室内の畳や家具が日焼けで変色します。この紫外線による日焼けを防止したい方は、紫外線カット機能を備えたモノを選びましょう。特に、プラスチック障子紙は紫外線カット機能を備えたモノも多くおすすめです。
ただし、障子紙自体も紫外線によって劣化する点には注意が必要。衛生面を考慮し、定期的に張り替えることが大切です。
断熱機能

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冷暖房の効果を高めたい方は、断熱機能を備えた障子紙を選びましょう。冷暖房効果が高まると光熱費の節約にも繋がります。特に、プラスチック障子紙は断熱性に優れているのでおすすめです。
ただし、断熱機能を備えたモノは通気性が低い傾向にあるので注意しましょう。室内と室外の温度差が大きい季節は結露が発生しやすく、カビが発生する恐れもあります。
デザインにも注目

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障子紙を選ぶ際は、デザインにも注目しましょう。白無地のモノだけではなく、おしゃれな柄やイラストが描かれたモノも豊富にラインナップされています。部屋の雰囲気をおしゃれに彩りたい方は、デザイン性の高いモノを選ぶのがおすすめです。
さらに、同じ白色の障子紙でも原材料によって白の味わいは異なります。部屋の雰囲気を明るくしたい方は白色が鮮やかなモノを選びましょう。また、落ち着いた雰囲気にしたい方は白色のトーンが低めのモノを選ぶのがおすすめです。
障子紙のおすすめ|手すき障子紙
廻木商店 手漉き 大洲和紙 天神障子紙 美濃判
和紙の代表的産地である愛媛県伊予大洲和紙を使用した障子紙。原材料には楮53%、パルプ47%を使用しており、蛍光剤は未配合です。伝統的な製法で作られた高品質な障子紙が欲しい方におすすめです。
サイズは28.2cm×18.8mで、20枚繋になっています。張り替えの際は繋ぎ目部分を桟の位置に合わせる必要はありません。繋ぎ目が所々にくる味わい深い製品です。
廻木商店 手漉き障子紙 四国産 未晒厚口 2尺×3尺判
9匁の厚口仕上げがされた障子紙。熟練の職人が高い技術を活用して作られた製品です。プロ仕様の高品質な障子紙を探している方に適しています。サイズは67×99cmです。
原材料には楮90%、パルプ10%を使用しています。材料のまま漂白せずに色合いを揃えた未晒の製品なので、自然の風合いを楽しめるのが魅力。また、湿度や紫外線の影響などで色味が変化していく過程を楽しみたい方にもおすすめです。
廻木商店 手漉き障子紙 四国産 厚口 2尺×3尺判
四国産の障子紙。熟練の職人が高い技術をもって作った製品で、プロ仕様の高品質なモノが欲しい方におすすめです。美しく強度の高い製品なので、長く使い続けられます。
原材料には楮80%、パルプ20%を使用し、9匁の厚口仕上げが施されています。また、無地模様で、さまざまな部屋に合わせやすいのがメリットです。
廻木商店 手漉き障子紙 大洲和紙 蛍光無し
蛍光剤を配合せずに作られた障子紙。原材料には楮53%、パルプ47%が使用されています。自然の風合いを生かした色味を楽しめるモノが欲しい方におすすめです。また、模様のない無地の製品なので、さまざまな部屋で使用できます。
和紙の代表的産地である愛媛県伊予大洲和紙を使用した製品。伝統的な製法で作られた美しく、強度の高いモノが欲しい方にぴったりです。
障子紙のおすすめ|機械すき障子紙
大直(ONAO) 極め直兵衛 障子紙 KN-101
厚口仕様で丈夫に作られた障子紙。張りやすく剥がしやすいので、張り替え作業が楽にできるモノが欲しい方におすすめです。さらに、のり付きやカッターの切れがよく、慣れていない方でもキレイに張れます。
原材料には、パルプ約50%%、麻約20%、ポリエステル・ビニロンバインダー約30%を使用。蛍光剤も含まれています。遮光性に優れているため、部屋の畳や家具の日焼け防止対策も可能です。
サイズは約94cm×7.2mで、1本で障子4枚分あります。また、無地のモノのほかに、雲竜・桜柄のデザインもラインナップ。おしゃれなモノが欲しい方はチェックしてみてください。
大直(ONAO) インテリア障子紙 カラー和紙 単色タイプ
障子をおしゃれにデコレーションしたい方におすすめの障子紙。カラーバリエーションが豊富で、ポイントカラーとして使用したり複数の色を組み合わせたりできます。サイズは約幅28cm×長さ3m巻です。
部屋の雰囲気を明るくしたい方や季節感を出したい方は淡いカラーが適しています。個性を出したい方やモダンな雰囲気にしたい方はビビットなカラーがおすすめです。
障子戸だけではなく、障子タイプのパーテーションにも対応可能。また、カットすればテーブルランナー・ランチョンマット・コースター・棚の敷き紙・包装紙にも使用できます。さまざまな使い方ができる汎用性の高いモノが欲しい方にぴったりです。
大直(ONAO) 立貼り障子紙 TB-001
障子戸1段ずつのサイズにカットされてある障子紙。障子戸を立てたまま張り替えられるので、狭いスペースでも作業できます。
12枚入りで、腰板なし障子2枚分の張り替えに使えます。全体の張り替えだけではなく、部分的な補修に使うのもおすすめです。柄は無地・雲竜・さくらの3種類がラインナップされています。
付属の紙管に巻きつけて1段ずつ貼る、のり張りタイプの製品。1度に障子戸全体にのりを塗る必要がなく、慣れていなくても作業しやすいのがメリットです。
アサヒペン(Asahipen) UV3倍強い麻入りアイロン貼り障子紙 6145
特殊熱接着樹脂が付いたアイロン張りの障子紙。張るときも剥がすときもアイロンの熱でスムーズに作業できます。張り替え作業が楽にできるモノを探している方におすすめです。
原材料にはパルプ50%、麻20%、レーヨン12%、ポリエステル12%、ビニロンバインダー6%を使用しています。麻が入っているため、上質な風合いを楽しめるのが魅力です。また、蛍光剤も配合しています。
障子紙のJIS規格下限値より約3倍の強度があるのも特徴。破れにくく扱いやすいモノを探している方にぴったりです。柄は無地・雲竜・真竹・萩・桜の舞の5種類がラインナップされています。
紫外線カット加工が施されており、紫外線を約90%カットするのもポイント。室内の畳や家具の色あせ・変色対策にぴったりです。
障子紙のおすすめ|パルプ障子紙
アサヒペン(Asahipen) 無地障子紙 9001
コスパに優れた障子紙。のり張りタイプのスタンダードな製品なので、どの障子紙を買うか迷った際におすすめです。サイズは幅94cm×長さ7.2mで、約4枚分の障子の張り替えができます。
原材料にはパルプ90%、レーヨン・ビニロンバインダー10%を使用し、蛍光剤も配合しています。一般的なパルプ障子紙よりもパルプの割合が高いのが特徴です。
アサヒペン(Asahipen) NEW明るく貼りやすい障子紙 9121
屋内での使用に適したのり張りタイプの障子紙。のりで濡れていても障子紙を切りやすく、張り替え作業がスムーズにできます。
素材にはパルプ80%、レーヨン15%、ビニロンバインダー5%を使用しており、蛍光剤も配合されています。価格が安いので、リーズナブルに手に入れられるパルプ障子紙を探している方におすすめです。柄は無地・雲竜・笹・桜・流花などがラインナップしています。
リンテックコマース(Lintec Commerce) 基本の障子紙 SOJ901
のり・両面テープの2種類の張り方に対応した障子紙。原材料にはパルプ80%、レーヨン15%、ビニロンバインダー5%を使用し、蛍光剤も配合されています。手頃な価格で手に入れられるスタンダードなモノが欲しい方におすすめです。
約90%の紫外線カット効果があるのもポイント。室内の畳や家具の日焼け対策に役立ちます。また、紙の風合いを活かして自然な形で日光の眩しさを軽減するのも特徴です。柔らかい明るさの部屋にできます。
サイズは94cm×7.2mで、約4枚分の障子に使用可能です。また、今回紹介する1枚貼りタイプに加えて、半紙判・美濃判・幅広もラインナップされています。張る場所に合わせて選べるのがメリットです。
リンテックコマース(Lintec Commerce) 2倍強くパッと明るくなる障子紙 SOJ908
特殊繊維を採用した障子紙。原材料にはパルプ80%、ポリエステル17%、ビニロンバインダー3%を使用し、蛍光剤も配合しています。JIS規格で規定された破裂強さの下限値と比べて強度があるのが特徴です。
のり張りタイプの製品で、のりが乾ききっていない状態でもカットしやすいのが魅力。また、湿気に強いため、雨の日や湿度の高い日にたるみにくいのもメリットです。
JIS規格に規定された下限値より約20%高い白色度なのもポイント。張り替えるだけで部屋の雰囲気を明るくできます。さらに、自然な形で日光の眩しさを軽減可能です。
約90%の紫外線カット効果があるのもポイント。室内の畳や家具の日焼け対策に重宝します。
障子紙のおすすめ|プラスチック障子紙
大直(ONAO) プラスチック障子紙 OM-201
ペットや小さい子供がいる家庭におすすめの障子紙。プラスチックフィルムで障子紙をサンドした設計で、破れにくいのが魅力です。張り方は両面テープタイプで、簡単に張り付けられます。水拭きができるのもメリット。汚れてもさっと拭き取れるので、お手入れが簡単にできます。
素材にはパルプ約85%、レーヨン・ビニロン約15%を使用し、蛍光剤も配合しています。さらに、約95%以上の紫外線カット機能を備えているのもポイント。室内の家具に配慮されているのが利点です。
通気性がないため、冷暖房の効果を高める効果が期待できる点にも注目。光熱費の節約にも繋がり経済的です。
アサヒペン(Asahipen) UVカット超強カラープラスチック障子紙 6781
ペットの引っ掻き傷に強い障子紙。プラスチックを障子紙の両面に貼り合わせており、破れにくいのが特徴です。原材料にはパルプ80%、レーヨン12%、ポリエステル5%、ビニロンバインダー3%を使用し、蛍光剤も配合しています。
紫外線カット加工が施されているのもポイント。部屋の畳や家具の色あせ・変色を防止する効果が期待できます。紫外線対策ができる障子紙が欲しい方におすすめです。
水拭きができるため、汚れてもサッと拭き取れます。障子紙をキレイな状態で保ちやすいのがメリットです。本製品を使うことで冷暖房効果を高められるのも魅力。光熱費の節約にも繋がります。
アサヒペン(Asahipen) アイロン貼り超強プラスチック障子紙 6841
アイロンで張るタイプのプラスチック障子紙。張るときも剥がすときもワンタッチでできるので、張り替え作業が楽にできます。初めて障子紙を張る方でも作業しやすいモノが欲しい方におすすめです。
ペットの引っ掻き傷などに強く、破れにくいのもメリット。ペットや小さい子供のいる家庭におすすめです。また、通気性が低めで、冷暖房の効果を高められます。夏や冬を快適に過ごせるモノが欲しい方にぴったりです。
紫外線カット効果があるのもポイント。紫外線を約95%カットするため、部屋の畳や家具の色あせ・変色を防止できます。日差しの差し込みやすい部屋で使用する方に適した製品です。
従来の障子紙のような風合いがあるのも魅力。柄は無地・雲竜・桜宴・市松・優花の5種類がラインナップしています。
・1本
・2本セット
リンテックコマース(Lintec Commerce) 極強プラスチック障子紙 SOJ185
障子紙とプラスチックを貼り合わせたタイプの障子紙。汚れても簡単に拭き取れるので、お手入れが簡単にできます。痛みにくく、張り替えの手間を減らせるモノが欲しい方におすすめです。
衝撃に強く、破れにくいのもメリット。ペットの引っ掻き傷対策にぴったりです。また、別売りの専用両面テープで張るタイプで、手軽に張り替え作業ができます。
紫外線カット効果があるのもポイント。有害な紫外線を92%以上カットするため、部屋の畳や家具・本の背表紙が痛むのを防止できます。さらに、一般的な障子紙より断熱効果が高いのも魅力です。
デザインは無地・雲竜・さくらの3種類がラインナップされています。サイズは94×215cmで、1本入りの製品です。
リンテックコマース(Lintec Commerce) 魔法の障子紙 SOJ944
特殊プラスチック層構造で気密性を高めた障子紙。冬はあたたかい空気を放出させにくい魔法瓶のような効果があります。また、夏は屋外の熱気を障子枠から侵入させにくくする遮熱効果を発揮するのが特徴です。
一般的な障子紙より破れに強く丈夫な製品。ペットや小さい子供のいる家庭におすすめです。さらに、紫外線を約95%カットする加工を施しているので、室内の色あせ・変色するのを防げます。
障子紙を張り替えるタイミングはいつ?

原材料や種類によって劣化の速度は異なりますが、長くても5年に1度は張り替えが必要です。障子紙は湿気や紫外線により劣化するため、破れていなくても本来もつ機能が損なわれている可能性があります。
特に、パルプ障子紙など繊維の短い素材を使用した薄手のモノは劣化が早いので注意しましょう。製品によっては毎年張り替えが必要になります。また、衛生的な観点からも定期的に張り替えるのがおすすめです。
障子紙のきれいな剥がし方

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障子紙を剥がす際は、障子を床に寝かせる必要があります。作業時は広い場所を確保しましょう。また、のり張りタイプを剥がす際は、新聞紙やビニールを敷いて床が汚れないようにします。
のり張りタイプの場合、タオルに障子紙剥がし剤や洗剤を含ませて障子紙を張っている面に塗りましょう。3〜5分程度置いて、剥がし剤が障子紙に馴染んだら角からゆっくり剥がします。障子紙を剥がし終えたら古いのりをキレイに拭き取り、乾かしましょう。
両面テープ張りの場合はドライヤーを使用します。障子紙を張り付けている面の角に温風を当てながら、反対側から障子紙を手で押しましょう。障子紙と両面テープが同時に剥がれたら、ドライヤーを当てながらゆっくりと全て剥がしていきます。
アイロン張りタイプは、剥がすときもアイロンを使用します。アイロンを当てて紙をあたためたら、熱があるうちにゆっくり剥がしましょう。
障子紙は破れなくても使い続けるうちに劣化するので、定期的に張り替えが必要です。原材料や種類によって性質が大きく変わるため、部屋の雰囲気や立地環境に合わせてぴったりのモノを選びましょう。また、柄入りのモノなどデザイン性の高いモノもあるのでチェックしてみてください。