赤ちゃんの成長に合わせて長く使えるAB型ベビーカー。A型とB型のよさを兼ね備え、赤ちゃんとのお出かけを快適にする便利なアイテムです。しかし、製品によって機能や重さなどが異なるため、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、AB型ベビーカーのおすすめモデルをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
AB型ベビーカーとは?

By: combi.co.jp
AB型ベビーカーは、新生児から使えるA型の機能性と、軽量・コンパクトなB型の手軽さをあわせ持つ多機能タイプです。正式な規格ではなく通称ですが、生後1ヶ月〜3歳頃まで長く使えるのが特徴。一台で成長に合わせて対応できるため、買い替えの手間が省けます。
多くのAB型ベビーカーは、リクライニング機能が充実。座面をほぼフラットに倒せるため、首がすわっていない赤ちゃんも無理のない姿勢で乗せられます。
A型の安定感とB型の軽快さを両立した設計も魅力。走行中の揺れを和らげるサスペンション機能付きや、通気性に優れたシート素材を用いたモノなど、快適性に配慮したモデルがそろっています。
AB型ベビーカーのメリット・デメリット

By: combi.co.jp
AB型ベビーカーのメリットは、生後1ヶ月〜3歳頃まで一台でカバーできる点です。赤ちゃんの成長に応じてベビーカーを買い替える必要がなく、経済的な負担を抑えられます。リクライニングや対面・背面の切り替えなど、機能が充実しているのも魅力です。
一方で、多機能なぶん重くサイズも大きいため、階段の上り下りや人混みでの操作が不便に感じることも。価格が比較的高めなのもデメリットです。
また、製品によっては軽量化を優先するあまり、クッション性がやや劣る場合もあります。メリットとデメリットをよく理解したうえで、ライフスタイルに合った一台を選ぶことが大切です。
AB型ベビーカーの選び方
軽さで選ぶ

By: combi.co.jp
AB型ベビーカーを選ぶうえで、本体の軽さは重要なポイントです。特に、バスや電車などの公共交通機関を頻繁に利用する方や、住んでいる建物にエレベーターがない方にとって、軽量モデルは日々の負担を大きく軽減します。
最近では、4kg台の軽量モデルも登場しており、赤ちゃんを抱っこしながらでも扱いやすいのが魅力。しかし、軽さを重視しすぎると、走行時の安定感が損なわれる場合もあります。自身の体力や使用シーンに応じてバランスの取れたモデルを選ぶことが大切です。
折りたたみできて自立するモデルがおすすめ

By: amazon.co.jp
折りたたみのしやすさも、AB型ベビーカー選びにおいて大切なポイントです。赤ちゃんを抱っこしたまま操作する場面が多いため、特に片手かつワンタッチで開閉できるタイプがおすすめ。車への積み下ろしや玄関先での収納もスムーズに行えます。
折りたたんだ状態で自立するモデルだと、収納場所の自由度が高まります。コンパクトにたためるタイプなら、玄関や外出先のカフェなど限られたスペースでも邪魔にならず、スマートに置いておけて便利です。
両対面式なら赤ちゃんの成長に合わせて使いやすい

By: combi.co.jp
両対面式のAB型ベビーカーは、赤ちゃんの成長や状況に合わせてシートの向きを対面・背面に切り替えられる点が魅力。月齢が低い時期は、赤ちゃんの顔を見ながら走行できる対面式がおすすめです。赤ちゃんの表情や体調の変化をすぐに確認できるため、パパ・ママも安心して移動できます。
赤ちゃんが周りの景色に興味を持ち始めたら、視界が広がる背面式に切り替えてみましょう。進行方向を見ながらお出かけを楽しめます。
機能性をチェック
リクライニング機能

By: aprica.jp
首や腰がすわっていない新生児期からベビーカーを使用したい場合、リクライニング機能は必須です。特に、シートをほぼ水平にできるフルリクライニングタイプなら、安心して赤ちゃんを寝かせられます。
赤ちゃんの成長や状況に応じて角度を細かく調節できるモデルもおすすめ。昼寝のときはシートを倒し、景色を楽しみたいときは起こすといった使い分けが可能です。また、片手で簡単に操作できる製品を選ぶと、より便利に使えます。
サンシェードの有無

赤ちゃんのデリケートな肌を強い日差しや紫外線から守るには、サンシェードが役立ちます。赤ちゃんの全身をすっぽりと覆えるような、幌が大きいタイプを選ぶとより安心。また、UVカット機能付きのモノは日焼け対策に効果的です。
太陽の向きに合わせて角度を細かく調節できるタイプも便利。サンシェードの一部がメッシュ状で、赤ちゃんの様子を確認しやすいモノなどもあります。
シートが洗えるかどうか

ベビーカーは赤ちゃんの汗やよだれなどで汚れやすいため、シートを取り外して丸洗いできるタイプがおすすめ。清潔に保ちやすく、衛生面でも安心です。
シートの着脱が簡単かどうかも重要なポイントです。手早く取り外せるタイプなら急な汚れにもすぐに対応でき、日々のお手入れの負担を減らせます。
収納カゴの容量

赤ちゃんとのお出かけは、おむつやおしりふき、着替えなどで荷物が多くなりがち。ベビーカーのシート下に容量の大きな収納カゴがあると、荷物をまとめて入れられて便利です。
容量だけでなく、荷物の出し入れのしやすさも確認しましょう。開口部が広く、どの方向からでもアクセスできると、ストレスなく荷物を取り出せます。
熱やホコリから守れるハイシートタイプ

By: amazon.co.jp
座面の高さが50cm以上のハイシートタイプは、地面の熱気やホコリ、排気ガスなどの刺激から赤ちゃんを遠ざけられるのがメリット。特に、夏場のお出かけ時に重宝します。
赤ちゃんを乗せ降ろししやすいのもポイント。かがむ動作が少なくて済むので、パパやママの腰への負担を軽減できます。また、赤ちゃんとの距離が近くなるのも魅力。目線が合いやすく、移動中に表情を確認しやすいため、声かけやお世話がしやすくなります。
安全性や赤ちゃんの乗り心地をチェック

By: amazon.co.jp
ベビーカーを選ぶ際にもっとも重視したいのは安全性です。国内メーカーであれば、製品安全協会が定めた基準に適合していることを示す「SGマーク」の有無を確認しましょう。
海外メーカーの場合は、EUの「CEマーク(EN規格)」やアメリカの「ASTM規格」など、各国・地域の安全基準に適合しているかをチェックするのがおすすめです。
赤ちゃんにとって快適かどうかにも注目。シートのクッション性や通気性、サスペンション機能の有無が乗り心地に大きく影響します。地面の凹凸による振動をしっかり吸収できるタイプなら、赤ちゃんへの負担を軽減可能です。
パパやママにとっての押しやすさも大切なポイント。タイヤの大きさ・構造によって、走行の安定性や小回りのしやすさが変わります。日々のお出かけをストレスなく楽しめるよう、スムーズに操作できるモデルを選んでみてください。
AB型ベビーカーのおすすめ
ストッケ(STOKKE) YOYO3 ABスターターセット
新生児から体重22kgまで、長く使えるAB型ベビーカーです。本体フレームに加えて、A型・B型シートが付属します。パーツを個別に選ぶ手間が省けるほか、単品で購入するよりも経済的です。
シートは着せ替え方式で、赤ちゃんの成長に合わせて使い分けが可能。新生児期には対面式で使用でき、赤ちゃんの様子を見守りながら動かせます。
片手でワンタッチ開閉できる高い操作性もメリット。軽量設計でコンパクトに折りたためるため、持ち運びや収納に便利です。シートカラーは、ブラック・アクア・トープなど全7色がラインナップ。海外ブランドらしい高級感のあるデザインも魅力です。
アップリカ(Aprica) カルーンエアー メッシュ AC
3.9kgと軽量で扱いやすいAB型ベビーカーです。がっちりフレームとやわらかサスペンションが振動をしっかり吸収し、スムーズな押し心地を実現します。厳しい安全基準に適合した製品に付与されるSGマーク付きです。
アップリカ独自の「Wサーモメディカルシステム」が、座席の温度上昇を防止。通気性のよいメッシュシートを採用しているため、赤ちゃんが快適に過ごせます。シートは洗濯機で丸洗いでき、清潔に保ちやすいのも利点です。
両対面式で対面・背面の切り替えは簡単。赤ちゃんの成長やシーンに応じて使い分けられます。片手でワンタッチ開閉が可能で、フロントガードを持って移動できるのも便利なポイント。また、前からも荷物を出し入れできるビッグバスケットを備えています。
コンビ(Combi) ホワイトレーベル スゴカルS エッグショック JA
衝撃吸収素材「エッグショック」を搭載したAB型ベビーカー。路面からの振動を効果的に吸収し、赤ちゃんの頭部をやさしく守ります。
ハンドル切り替えと連動してシートが手前にスライドし、赤ちゃんとの距離が自然と近くなるのもポイント。赤ちゃんのお世話がしやすいほか、スムーズな押し心地を実現します。
マグネット式の「ラクピタバックル」を採用。バックル同士を近付けるだけでピタッと装着できるため、外出時の乗せ降ろしは楽に行えます。オート4キャス機能により小回りが利きやすいのもメリット。安全性と使いやすさを両立した、おすすめのベビーカーです。
コンビ(Combi) ホワイトレーベル ラベリタ エッグショック AL
新生児期から安心して使える両対面式のベビーカーです。独自開発の衝撃吸収素材が赤ちゃんの頭部を振動から守ります。体重15kg以下に対応し、3歳頃まで長く使えるのがメリット。ハイシートタイプで、地面の熱やホコリから赤ちゃんを遠ざけられるほか、スムーズに乗せ降ろしできるのがポイントです。
18cmの大型フロントタイヤと、精密ボールペアリング搭載のリアタイヤにも注目。段差や路面の凹凸も楽に乗り越えられます。通気性のよいエアスルーシートで、赤ちゃんが快適に過ごせるのも魅力。5点式ベルトを採用するなど、安全性にも配慮されています。
ジョイー(Joie) ベビーカー スマバギ・メッシュ
軽量で操作しやすいAB型ベビーカーです。通気性に優れたメッシュシートを採用。暑い季節でも赤ちゃんが快適に過ごせます。手元のレバーで対面・背面を簡単に切り替えられる両対面式です。
ワンタッチ操作でスムーズに折りたためるうえ、折りたたみ時は自立する便利な設計。座面の高さ53cmのハイシート仕様で、地面の熱気やホコリなどから赤ちゃんを守ります。
大きなキャノピー付きで、日差しが強い日でも安心。小窓を備えており、赤ちゃんの様子を確認しやすいのもおすすめのポイントです。
アップリカ(Aprica) ルーチェフリー
4輪フリー機能を搭載したAB型ベビーカー。ハンドルレバーを握るだけで真横にスライドできるため、混雑した電車内や狭い通路でもスムーズに動かせます。従来のベビーカーでは操作が難しかった場面でも楽に扱えるおすすめのモデルです。
軽量設計に加え、押しやすさに配慮したストレートフレーム構造を採用。対面でも背面でも安定した操作が可能です。リクライニングは121〜173°の範囲で細かく変えられ、赤ちゃんの成長やシーンに合わせて角度を設定できます。
シートには、通気性に優れたメッシュ素材を使用。暑い季節でも蒸れにくく、赤ちゃんが快適に過ごせます。
シルバークロス(Silver Cross) CLIC
携帯性に優れたAB型ベビーカー。コンパクトに折りたためるほか、ショルダーストラップ付きなので肩にかけて楽に持ち運べます。折りたたみ時は自立する仕様で、省スペースで収納可能です。
無段階リクライニング機能を搭載しており、赤ちゃんの成長や体調に合わせて細かく角度を調整できます。キャノピーにはUPF50+素材を採用し、強い日差しからガード。生後1ヶ月~4歳頃まで使えるロングユース設計で、買い替えの手間が省けます。
ピジョン(Pigeon) ランフィ RB5
軽量でスムーズな走行性能を実現した、おすすめのAB型ベビーカーです。シングルタイヤには超精密ボールベアリングを搭載。狭い場所でも力をかけずに小回りができる優れた操作性が魅力です。
スイング式サスペンションが振動や衝撃をしっかり吸収し、赤ちゃんの快適な乗り心地をサポート。また、フレームの接合部を溶接することで、高い剛性と安定感のある走行を両立しています。
グレコ(Graco) シティスター GB
赤ちゃんの乗せ降ろしが楽に行える、ハイシートタイプのAB型ベビーカーです。対面・背面を簡単に切り替えられるのが便利なポイント。5点式ベルトで赤ちゃんをしっかりホールドできます。
117〜150°まで細かく調整できるリクライニング機能付きで、赤ちゃんの成長や状況に応じて角度を設定可能。全輪に搭載されたサスペンションが路面からの振動を吸収し、快適な乗り心地を提供します。
7段階で角度を変えられるマルチハンドルにも注目。パパ・ママが押しやすいおすすめのモデルです。
バガブー(bugaboo) ビー6
新生児から体重22kgまで対応する、おすすめのAB型ベビーカーです。両対面式で、対面・背面の切り替えは簡単。赤ちゃんの成長に応じて使い分けられます。
大径タイヤと高性能サスペンションが路面からの振動を効果的に吸収し、滑らかな走行を実現。赤ちゃんの前のめりを防ぐ回転式バンパーバーを採用するなど、安全性に配慮されています。
スリムなデザインで、狭い通路もスムーズに通過可能。片手で容易に折りたためる設計で、折りたたみ時は自立します。収納場所を選ばないのもポイントです。
製品ごとに機能や重さなどが異なるAB型ベビーカー。最近では、軽量かつコンパクトで押しやすいモデルが増えています。赤ちゃんの乗り心地はもちろん、お手入れのしやすさなども確認し、ライフスタイルに合うモノを選ぶのがポイント。ぜひ本記事を参考に、お気に入りの一台を探してみてください。