身体をしっかり支えて、スムーズな寝返りをサポートする硬めマットレス。特に体格ががっしりしている方や、仰向け寝が多い方に適しています。幅広い製品が展開されているため、どれを選べばよいか迷う方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、おすすめの硬めマットレスをタイプ別にご紹介します。選び方のポイントも解説しているので、購入を検討している方はあわせて参考にしてみてください。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

硬めマットレスの定義とは?

By: simmons.co.jp

マットレス全般においては、硬めマットレスと定義づける基準はありません。メーカーごとの基準で、硬めマットレスかどうか分類されています。そのため、硬めの寝心地と表記されていても、メーカーによって寝心地が異なる場合がある点には留意しておきましょう。

なお、ウレタンを使用したマットレスの場合は、硬さを表す単位「N(ニュートン)」を用いて、マットレスの硬さを定義しています。75N未満は柔らかめ、75N以上110N未満は普通、110N以上は硬めです。実際は体重や体型などによって硬さの感じ方は異なるものの、硬めのウレタンマットレスを購入したい場合は110N以上のモノを検討してみてください。

硬めマットレスのメリット・デメリット

メリット

寝返りが打ちやすい

By: wexel.jp

硬めマットレスは反発力の高いモノが多く、身体をグッと押し返す力が働きます。重さのある腰まわりもしっかり支えられ、沈み込みすぎないため、無駄な力を入れずスムーズに寝返りしやすいのがメリットです。

なお、適度に寝返りすることで、特定部位のみに負荷がかかるのを抑えられるので、身体への負担を軽減可能。また、掛け布団・毛布などにこもった空気を入れ替えられるため、寝床内の温度・湿度を快適に保ちやすいのもポイントです。

理想的な寝姿勢を維持しやすい

硬めマットレスは、理想的な寝姿勢を維持しやすいのもメリット。理想的な寝姿勢とは、自然に立ったときの背骨のゆるやかなS字カーブを横になったときにもキープできる状態を指します。

硬めマットレスは重さのある部位もしっかり支えるため、腰などが沈み込みすぎてしまうのを防げるのがポイントです。身体がくの字に曲がりにくく、適切な背骨のS字カーブを描けます。

耐久性や通気性に優れる

硬めマットレスは耐久性に優れているモノが多く展開されており、へたりにくいため、長く快適に使用し続けやすいのがメリット。また、柔らかめのマットレスとは異なり身体がぴったりと密着しすぎないので、通気が促され、蒸れにくいのもポイントです。湿気がこもらないことで、カビ・ダニなどの発生を防ぎやすいため、清潔な睡眠環境を整えられます。

デメリット

硬すぎると腰や背骨に負担が集中してしまうことも

硬すぎるマットレスを使用している場合、身体がフィットしないので体圧を分散しにくく、腰や背骨などに圧力が集中してしまうのがデメリット。また、腰が浮いてしまい自然な寝姿勢を保てないため、腰へ負担が集中しやすく、痛みにつながる恐れもあります。

横になったときに身体がほとんど沈み込まない硬さのマットレスは避け、硬さとフィット感のバランスを考慮したモノを使用するのがおすすめです。

寝姿勢や体格に合ってないと寝にくさを感じる

硬めのマットレスは横向き寝のときに身体がフィットしない場合があり、寝姿勢が安定しにくかったり、身体の一部分に負荷がかかったりするのがデメリットです。

また、華奢な体格で体重が軽めの方はマットレスと腰とのすき間ができやすく、理想的な寝姿勢が保てないのも注意点。適切な寝姿勢を維持できないことで、筋肉や背骨に負担がかかってしまうほか、寝心地が悪いと感じてしまいます。

硬めマットレスがおすすめの方

男性やがっしり体型の方

男性やがっしりした体型の方などは体重が重めなので、柔らかめのマットレスを使用する場合、身体が沈み込みすぎてしまいます。寝姿勢が崩れてしまうため、快適な睡眠環境を実現しにくいのが注意点。硬めマットレスを使用することで、重さのある腰まわりも含めてしっかり身体が支えられ、理想的な寝姿勢をキープしやすいのがポイントです。

仰向け寝が多い方

硬めマットレスは反発力が高く沈み込みにくいので、身体のラインの差がある横向きで寝た場合、出っ張った肩や腰に圧力が集中してしまうことがあります。圧力がかかった部位に痛みが生じる場合があるため、留意しておきましょう。一方で、身体のラインの差が横向き寝より少ない仰向け寝が多い方は、硬めマットレスの使用がおすすめです。

スムーズな寝返りを重視する方

硬めマットレスは反発力が高いので、スムーズな寝返りをサポートするのが魅力。個人差はあるものの、人は睡眠中に20〜30回程度の寝返りをするといわれています。極端に寝返りが少ない場合、身体に負担がかかり、疲れが取れにくくなったり、腰などの痛みにつながったりするので要注意です。

現在使用しているマットレスが寝返りしにくいと感じている方は、硬めマットレスの導入を検討してみてください。

硬めマットレスの選び方

自分の体重に合った硬さを選ぶ

By: wexel.jp

ウレタンを採用している製品は、マットレスの硬さを表す「N(ニュートン)」といった単位が使用されています。硬めマットレスは、110N以上のモノを指すのが特徴です。

体重ごとに適した硬さは、体重50kg以下の方なら100〜140N程度、体重51~80kgの方なら150〜170N程度、体重81kg以上の方なら180〜280N程度が目安。好みなどによっても自分に合った硬さが変わるため、あくまで目安として把握しておきましょう。

素材で選ぶ

身体を面で支える「ボンネルコイル」

By: amazon.co.jp

ボンネルコイルは、コイルとコイルをつなげて1つにまとめた素材です。コイルが連結されており身体を面で支えるため、重さのある腰まわりもしっかり支えられます。また、床に敷き布団を敷いたときのような硬めの寝心地です。

コイル同士の間は空洞なので、通気性が高いのも特徴。マットレス内部の熱や湿気が逃げやすいため、カビ・ダニなどの発生を防げます。また、荷重がマットレス全体にかかることでコイルがへたりにくく、耐久性に優れているといわれています。

価格はコイルマットレスのなかでも安い傾向にあるので、予算を抑えて購入したい方にもおすすめ。なお、コイルがつながっているため揺れやすいほか、コイルのきしみ音が気になる場合がある点には留意しておきましょう。

振動が伝わりにくく、体圧分散性に優れる「ポケットコイル」

By: wexel.jp

ポケットコイルは、1個1個のコイルが不織布の袋に包まれています。コイルが独立しているため、身体を点で支えるのが特徴。軽く出っ張りの小さい部位は浅めに沈み、重く出っ張りが大きい部位は深めに沈むといったように、身体の凹凸や重さに合わせてフィットします。

また、コイルが独立していることで、寝返りなどの振動が伝わりにくいのが魅力。パートナーの眠りを妨げにくいので、2人でマットレスを使用したい方にもおすすめです。さらに、ポケットコイルは体圧分散性に優れており、肩や腰など一部分のみへ負担がかかるのを軽減します。

なお、コイルが袋に入っているため、ボンネルコイルよりも通気性は低い傾向にあるのが注意点。湿気対策として、定期的に寝室の換気を行ったり、風通しのよい場所にマットレスを立てて陰干ししたりしましょう。

取り扱いやすい「高反発ウレタン」

By: wexel.jp

高反発ウレタンは、比較的薄めの素材で軽いモノが多い傾向にあります。マットレスの向きを変えるローテーションや陰干しするときなどに動かしやすいので、ラクに取り扱えるモノを探している方にもおすすめです。

また、名前の通り反発力に優れているため、身体がしっかり支えられ、スムーズに寝返りできます。なかには、凹凸形状のプロファイル加工が施されたモノがあり、身体へのフィット感や体圧分散性がより高まっているのが魅力です。

価格は、コイルマットレスに比べてリーズナブルなモノが多いのがポイント。はじめて硬めマットレスを購入する方にもおすすめです。

通気性がよく、お手入れもしやすい「ファイバー」

By: sleep.airweave.jp

ファイバーは、ポリエチレン製の細い繊維を絡み合わせた素材です。通気性に優れており、マットレス内部に湿気がこもりにくいので、カビやダニが発生しにくいのが特徴。また、シャワーで丸洗いできるため、万が一飲み物をこぼしたり粗相をしたりしてしまっても安心。衛生的に使い続けやすい硬めマットレスを求める方におすすめです。

さらに、程よく反発力があるほか、体圧を分散しやすいのもポイント。ラクに寝返りしやすいことに加えて、睡眠中の腰・肩などへの負担を軽減します。製品によっては面ごとに硬さが異なるリバーシブル仕様を採用しており、好みによって寝心地を変えられるのが魅力です。

厚さは20cm以上、折りたたみなら10cm前後のモノがおすすめ

By: airweave.jp

マットレスの厚さは中材や詰め物の構成によって異なり、厚さ3〜30cm以上まで幅広いのがポイント。ベッドフレームに置いて使用するマットレスは、20cm以上のモノを選ぶのがおすすめです。ボリュームがあり身体をしっかり支えてくれるため、底付きを感じず快適に使用できます。

畳やフローリングに敷いて使用する折りたたみマットレスは、底付き感の少なさと持ち運びのしやすさを考慮するのが大切。10cm前後のモノであれば底付き感を覚えにくいほか、収納時やお手入れ時にラクに移動させられます。

なお、ウレタンを使用した製品は、通常タイプや折りたたみタイプにかかわらず、厚さ10〜15cm程度のモノが多い傾向にあるのがポイントです。

サイズは余裕を持って選ぼう

硬めマットレスのサイズは、使用する方の体格や人数を考慮して選んでみてください。幅は、自分の肩幅の2.5倍以上を確保することが大切。寝返りしたときにマットレスからズリ落ちにくいため、快適な睡眠環境を整えられます。特に、寝相が悪いと感じる方は幅に余裕のある製品を選ぶのがおすすめです。

2人で使用したい方は、それぞれの体格はもちろん、睡眠スタイルも考えたうえで選ぶと失敗しにくいのがポイント。就寝・起床時間がそれぞれ違う場合、ベッドに出入りするときの揺れで相手の眠りを妨げてしまうことがあります。また、寝返りによる振動で目が覚めてしまうこともあるので、ダブル以上の製品がぴったりです。

なお、小さな揺れでも気になる方は、シングルのマットレスを2つ並べて使用するのが適しています。

折りたたみタイプなら収納性に優れる

By: sleep-magniflex.jp

折りたたみタイプの硬めマットレスは、収納性に優れているのが魅力です。使用しないときはコンパクトに折りたたみ、押し入れやクローゼットなどに省スペースで収納可能。日中は部屋を広く使いたい方や、ワンルームに住んでいる方、来客用のマットレスが欲しい方などにおすすめです。

折りたたみマットレスは軽いモノが多く展開されているため、簡単に持ち運びやすいのもメリット。2段ベッド・ロフトベッドへの上げ下ろしや、お手入れ時などの移動がラクに行えます。また、キャンプや車中泊をするときにも便利です。

さらに、Z字で折りたためば自立させやすいので、風通しのよい場所に立てて陰干しできます。なお、折りたたみマットレスは、寝たときに折り目が気になる場合がある点には留意しておきましょう。違和感を解消したい際は、ベッドパッドやマットレストッパーを重ねてみてください。

お試し期間や返品保証の有無もチェック

硬めマットレスをネットで購入する場合、寝心地を確かめてから購入するわけではないので、実際に使ってみると自分に合わない可能性もあるのが難点。ネット購入の失敗を防ぎたい方は、お試し期間や返品保証があるモノを選ぶのがおすすめです。

製品によっては、100〜120日間と長期間のお試し期間が設けられています。自宅でじっくりと寝心地を試せるため、自分に合うマットレスかしっかりと確認できるのが魅力です。

返品保証の期限と条件は製品によって異なるので、購入前にあらかじめチェックしてみてください。また、返送するときの送料などの有無もあわせて確認しておくのが大切です。

硬めマットレスのおすすめ|人気

西川(nishikawa) エアー01 ベッドマットレス HARD HC09601636

西川(nishikawa) エアー01 ベッドマットレス HARD HC09601636

「特殊立体波形凹凸構造」を採用した硬めマットレス。表面に配置された凹凸が肩や腰にかかる体圧をバランスよく分散します。また、独立したブロックが身体の部位ごとに適切に支え、理想的な寝姿勢をキープ。快適な睡眠環境を整えます。

ベース部が全身をしっかり支えるため、スムーズに寝返りしやすいのもポイント。さらに、上下に貫通した通気孔と、中間層の高通気素材により、寝汗などの湿気を効率的に逃します。睡眠時の接触面の不快感が少ないウレタンマットレスを求める方にもおすすめです。

厚さは14cmと比較的薄めなので、重量も軽め。ローテーションや陰干しなどのお手入れ時に、ラクに取り扱いやすいマットレスを探している方もチェックしてみてください。

ウェクセル(wexel) ウェクセルマットレス

ウェクセル(wexel) ウェクセルマットレス

理想の寝姿勢をサポートする硬めマットレス。上層の高弾性プロファイルウレタンが、優れた反発力と体圧分散性を発揮します。仰向け寝では腰が沈みすぎず、横向き寝では肩が入りやすいため、自然な寝姿勢を維持しやすいのが特徴です。また、寝返りのしやすさを考慮した設計も採用しています。

本製品には硬めのポケットコイルも内蔵しており、寝返りしたときの衝撃を吸収するのが魅力。パートナーと一緒に寝たい場合にもおすすめの製品です。

さらに、抗ウイルス・制菌・抗カビ効果を期待できる側地、防ダニ・抗菌・防臭作用を発揮する中綿を採用しています。衛生的な睡眠環境をキープしやすいのがメリット。国内で設計・生産された高品質のマットレスは耐久性にも優れており、快適な寝心地が長持ちします。

シモンズ(Simmons) ビューティレスト プレミアム エクストラハード AA21231

シモンズ(Simmons) ビューティレスト プレミアム エクストラハード AA21231

楽天レビューを見る

世界的に有名な寝具メーカー「シモンズ」の硬めマットレス。線径2.1mmのポケットコイルが体圧を効率的に分散し、理想的な寝姿勢をサポートします。

また、コイルはしっかり圧縮されているので、弾力性が高く、身体がしっかりと支えられるのが特徴。身体が沈み込みすぎないため、スムーズに寝返りできるマットレスを求める方におすすめです。

詰め物には、コイルと相性がよい高弾性ウレタン・ハードウレタンなどを採用しています。硬めの感触ながら、快適な寝心地を実現する高級マットレスです。

フランスベッド(FranceBed) マットレス TW-010α

フランスベッド(FranceBed) マットレス TW-010α

楽天レビューを見る

高密度連続スプリングを採用した硬めマットレス。継ぎ目のない一体化した中空構造により、通気性に優れています。内部の湿気をすばやく放出させるので、爽やかな寝心地を実現するほか、コイルの劣化を防ぐのが特徴です。

また、身体を面で支えるため、背中や腰などが過度に沈み込みにくく、余計な力を使わずスムーズに寝返りできます。さらに、体圧分散性にも優れており、身体への負担を軽減可能です。

表と裏で使用感が変わらない両面仕様で、定期的にローテーションすることでへたりを防げます。本製品は防ダニ・抗菌・防臭加工加工が施されているのも魅力。衛生的に使い続けやすいマットレスを求める方にもおすすめです。

硬めマットレスのおすすめ|安い

タンスのゲン 極厚20cm ボンネルコイルマットレス 17800009

タンスのゲン 極厚20cm ボンネルコイルマットレス 17800009

楽天レビューを見る

安い価格ながら、厚さ20cmとしっかり厚みがある硬めマットレス。線径2.1mmのボンネルコイルが高密度で内蔵されており、全身を均一に支えます。重さのある腰まわりも過度に沈み込みすぎないので、安定した寝姿勢をキープしやすいのが特徴です。

表面にはクッション性の高いボリュームキルティングが配置されているので、ふんわりとした寝心地に仕上がっています。コイルの当たりが軽減されるのもメリットです。

側面には通気性の高いメッシュ素材を使用しているため、内部に湿気がこもってしまうのを防ぎます。強度の高いボンネルコイルを使用することで耐久性が高まり、へたりにくいのもポイント。予算を抑えてコイルマットレスを購入したい方におすすめの製品です。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) Sheep マットレス ポケットコイル 硬め 厚さ21cm PMTS21H

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) Sheep マットレス ポケットコイル 硬め 厚さ21cm PMTS21H

楽天レビューを見る

高密度ポケットコイルを採用した硬めマットレス。厚さ21cmの十分な厚みと高密度コイル構造により、身体をしっかりと支えて理想的な寝姿勢を保ちます。寝返りのしやすさと安定した支持力で、質の高い睡眠環境を整えやすいのが特徴です。

抗菌・防臭・防ダニ加工が施されており、衛生面も考慮された設計なのも魅力。また、通気性にも配慮した構造で湿気がこもりにくく、1年中快適な寝心地を実現します。長く清潔に使用できる製品を求める方におすすめです。

外周部が硬めに設計されたエッジサポート構造を採用し、端に座ったときの沈み込みを軽減。寝具としてだけでなく、ベッドに座って過ごす時間も快適に過ごせます。

ニトリ(NITORI) 圧縮ポケットコイルマットレス RX05 厚さ20cm 5651993

ニトリ(NITORI) 圧縮ポケットコイルマットレス RX05 厚さ20cm 5651993

楽天レビューを見る

身体の凹凸に合わせて点で支える硬めマットレス。416~896個のポケットコイルが体圧を均等に分散し、理想的な寝姿勢をサポートします。また、振動が伝わりにくい構造により、パートナーの寝返りに影響されにくく快適な睡眠環境を提供するのが魅力です。

側面に配置されたメッシュ素材が、熱や湿気を効率的に逃がすのもポイント。表面には10層構造のボリュームキルティングを採用することでクッション性が高まり、底付き感を抑えます。

マットレスのサイドには線径の太いコイルが内蔵されており、強度が高まっています。端で寝てもズリ落ちにくいため、広々とマットレスを使用したい方にもおすすめです。

ラシク(RASIK) 快眠ボンネルコイルマットレス 2202308

ラシク(RASIK) 快眠ボンネルコイルマットレス 2202308

安定したサポート力と高い反発力を備えた硬めマットレス。ボンネルコイルが身体をしっかりと支えるので、腰が沈み込みすぎず、スムーズに寝返りがしやすいのが特徴です。

マットレス内部の通気性にも配慮した設計で、湿気がこもりにくく快適な睡眠環境をサポート。表面には肌触りのよい生地や、複数の素材をバランスよく組み合わせたキルトを使用し、ふんわりと柔らかな寝心地を実現しています。バランスのとれた硬さで自然な寝姿勢をキープしやすいのが魅力です。

サイズはショート丈セミシングルからキングまで幅広く展開されており、ライフスタイルに応じて選択可能。初めてマットレスを購入する方や、コスパを重視する方におすすめのマットレスです。

硬めマットレスのおすすめ|折りたたみ

エアウィーヴ(airweave) エアウィーヴ スマート Z01 1-250061-1

エアウィーヴ(airweave) エアウィーヴ スマート Z01 1-250061-1

楽天レビューを見る

3つに折りたためる硬めマットレス。約8cmの「エアファイバー」素材を使用し、底付き感の少ない寝心地を実現しています。高反発素材なので身体をしっかり支えて、寝返りしやすいのが特徴です。また、体圧を均一に分散するため、身体への負担を軽減できます。

体積のほとんどが空気という素材により、通気性に優れ、熱がこもりにくく快適な睡眠環境を提供するのも魅力。さらに、マットレス本体がシャワーで丸洗いできるので、清潔に保てるのもメリットです。

肩・腰・脚の3分割構造を採用し、中材の入れ替えが可能で長く使えます。本製品はフローリングや畳の上に直接敷いて使用可能。寝返りのしやすさを重視する方や、通気性のよい折りたたみマットレスを探している方におすすめです。

マニフレックス(Magniflex) メッシュ・ウィング

マニフレックス(Magniflex) メッシュ・ウィング

楽天レビューを見る

日本人のライフスタイルに着目して開発された硬めマットレス。厚さ11cmながら、高反発素材の「エリオセル」が身体をしっかり支えます。また、優れた体圧分散性により、肩や腰などへの負担を軽減し、快適な睡眠環境を実現するのが特徴です。

通気性・発散性の高い「エアーサーキュレーションメッシュ」を使用した側地により、蒸れたりベタついたりしにくいのもポイント。側地は取り外して洗えるため、清潔さをキープできます。

さらに、キャリーハンドルが備わっており、折りたたんだときにラクに持ち運び可能。収納時や部屋から部屋の移動時などに便利です。本製品は直敷きのマットレスとして使用できるほか、来客用の予備マットレスとしても活躍します。コンパクト性と快適さを両立したマットレスを求める方におすすめです。

GOKUMIN プレミアムグランマットレス

GOKUMIN プレミアムグランマットレス

楽天レビューを見る

寝心地を自分好みにカスタマイズできる硬めマットレス。3つ折りと2層構造の組み合わせにより、27パターンもの寝心地を試せます。リバーシブルカバーは季節に応じて使い分けができ、1年中快適な睡眠環境を提供するのが魅力です。

高品質のウレタンを使用しており、身体をしっかり支えます。凹凸加工が施された表面は、体圧を均等に分散し、腰への負担を軽減。さらに、中材に配合された竹炭による抗菌・消臭・調湿機能で、清潔な使い心地を実現しています。

3つ折り構造なので、へたりやすい腰部分を頭部や足部分と入れ替えて使用可能。長期間にわたって快適な寝心地を維持します。使い勝手に優れたおすすめの折りたたみマットレスです。

ベッドアンドマットレス マットレス 三つ折り 3Dセル Carres

ベッドアンドマットレス マットレス 三つ折り 3Dセル Carres

楽天レビューを見る

硬めの寝心地ながら、体圧を効果的に分散する3Dセル構造を取り入れたマットレス。上層部のセルが一つひとつ独立して動くため、身体のカーブにしっかりと沿ってフィットします。圧力が分散されやすくなることで、身体への負担を軽減するのが特徴です。

下層は身体をしっかりと支える構造で、腰まわりなどの重みがある部分でも沈み込みを抑え、理想的な寝姿勢を保てます。マットレスは3つのブロックに分かれており、端にはエッジサポートが施されています。端で寝ても沈みにくく、マットレス全体を広々と使えるのが魅力。折りたたみタイプながら、折り目が気になりにくい設計です。

さらに、上層部に設けられたスリットが通気性を高め、湿気を逃がしやすくすることで、快適な睡眠環境をサポートします。幅は60〜140cmまでのバリエーションがあり、自宅ではもちろん、キャンプや車中泊といったアウトドアシーンの使用にもおすすめです。

番外編|マットレスが硬すぎると感じたときの対処法

By: airweave.jp

マットレスの寝心地が硬すぎると感じたときは、マットレストッパーを利用してみてください。マットレストッパーとは、寝心地の改善などに活用できるサポート寝具です。「オーバーレイマットレス」や「マットレスパッド」とも呼ばれ、厚さは2.5〜8cm程度でマットレスよりも薄型に設計されています。

硬すぎるマットレスの上に、低反発素材などを使った柔らかいマットレストッパーを重ねることで、自分好みの寝心地に調整しやすいのが魅力。価格は比較的リーズナブルなので、コストを抑えて寝心地の悪さを解消したい方にもおすすめです。

硬めマットレスに関するQ&A

マットレスは硬めと柔らかめどっちがいい?

By: irisohyama.co.jp

適したマットレスの硬さは、体型や体重、寝姿勢などの個人差によって異なります。自分に合った硬さを選ぶことで、快適な睡眠環境を整えられるので、自分の体格や睡眠スタイルを踏まえた選択が重要です。

硬めのマットレスは反発力が高く、身体が沈み込みにくいため、スムーズに寝返りできます。体重が重めの方や仰向け寝が多い方、腰が沈み込みすぎて痛みを感じる方におすすめ。ただし、硬すぎると特定の部位に圧力が集中してしまい、負担がかかるのが注意点です。

柔らかめのマットレスは身体のラインに沿ってフィットし、肩や腰などの出っ張った部分を優しく受け止めます。体重の軽い方や横向き寝が多い方、身体の凹凸がはっきりしている方に向いています。なお、柔らかすぎると身体が沈み込みすぎて、寝返りがしにくくなる点には注意しておきましょう。

硬めマットレスに合う枕の選び方は?

硬めマットレスには、やや高めの枕がおすすめです。硬めのマットレスは身体が沈み込みにくいため、マットレスと頭から肩口までとにすき間ができやすいのが注意点。すき間をしっかり埋められる高さの枕を使えば、自然な寝姿勢をキープでき、首への負担を軽減できます。

簡単な測定方法で目安の高さを把握しやすいので、自宅でチェックしてみてください。タオルを折りたたんで頭の下に置き、敷き寝具に横になります。タオルの高さは、仰向け寝と横向き寝で理想的な寝姿勢を保てるように調整しましょう。

仰向け寝なら、立ったときの背骨のS字ラインが維持でき、目線はやや斜め前を向いている状態が理想的な寝姿勢です。横向き寝なら、背中側から見たときに一直線な背骨のラインを保てる寝姿勢が適切。最後に定規で、折りたたんだタオルの高さを測ります。なお、実際は枕の硬さによって頭の沈み込み具合が変わるため、高さ調整できる枕を選ぶとより安心です。

硬めマットレスの寿命やお手入れ方法は?

By: irisohyama.co.jp

硬めマットレスの寿命は素材によって異なり、高反発系・ファイバー系は7年程度、コイル系は10年程度が目安です。硬めの製品は比較的密度が高く、適切なケアを行えば長く快適に使用できます。

3ヶ月に1回ほどはローテーションすることが大切。上下・表裏を入れ替えることで負荷を分散させ、へたりを防止します。また、週1回ほどマットレスカバーなどを洗濯したり、月1回ほど風通しのよい場所で陰干ししたりすることで、汚れや湿気が溜まりにくいのがポイントです。

買い替える判断基準は、表面のへたりや凹凸が目立つ、寝返り時に音がする、起床時に身体の痛みを感じるなどが挙げられます。なお、5年以上経過したマットレスは、見た目に問題がなくても内部の劣化が進んでいる可能性も。使用感に違和感を覚えたら、買い替えを検討してみてください。