水を使わずに、髪や頭皮のベタつきをスッキリできるドライシャンプー。災害時にも活躍するアイテムとして注目されています。市販されているドライシャンプーは、ドラッグストアなどで手軽に購入できる安いものから高級感のあるものまで種類が豊富。どれを選んでよいか迷う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ドライシャンプーのおすすめをご紹介します。基本的な使い方も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

ドライシャンプーとは?メリット・デメリットも解説

By: naturelab.co.jp

ドライシャンプーとは、水を使わずに頭皮や髪をすっきりできるヘアケア製品です。皮脂吸着成分やアルコールなどの洗浄成分が配合されており、髪や頭皮になじませることでベタつきやニオイの原因となる皮脂や汚れを落とす仕組み。どこでも手軽にケアできるのが魅力です。

汗をかいて髪のベタつきやニオイが気になるときや、入院・災害時などで入浴できないときにも便利。キャンプなどのアウトドアシーンでも活躍します。

ただし、通常のシャンプーのように汚れをシャワーで洗い流すわけではないため、あくまでも応急アイテムとして使うことがポイント。また、敏感肌の場合、製品によっては頭皮に刺激を与えてしまうこともあるので、事前に配合されている成分をチェックしましょう。

ドライシャンプーの選び方

ドライシャンプーの種類で選ぶ

広範囲のお手入れにおすすめのスプレー・ミストタイプ

By: weleda.jp

スプレーやミストタイプのドライシャンプーは、髪や頭皮の広い範囲を効率よくお手入れできるのが特徴です。拭きかけた後にブラッシングするだけで、拭き取りが不要なものもあり、忙しいときに便利。外出先でベタつきなどが気になるときにも手軽に使えるのがメリットです。

香りつきのタイプには、髪用のフレグランスとしても使えるアイテムもあります。ニオイの立ちこめる室内にいた後などの、リフレッシュにもおすすめ。なお、他の種類に比べて髪や頭皮の汚れをオフする効果が弱い点に留意しましょう。

皮脂汚れを吸着してさらさらに導くパウダータイプ

By: fujikobrand.com

さらさらの髪に仕上げたい方は、パウダータイプのドライシャンプーを選んでみましょう。パウダータイプは水分を含まず、髪を濡らさずにお手入れできるのがポイント。サラッとした状態に仕上がるので、汗をかく夏のケアにもおすすめです。

また、パウダータイプのドライシャンプーには、皮脂を吸着する成分を配合しているものが多いのも特徴。頭皮や髪になじませて拭き取ることで、気になるニオイの原因となる皮脂汚れを取り除きます。

気になる地肌や髪をピンポイントで拭けるシートタイプ

By: amazon.co.jp

シートタイプのドライシャンプーは、地肌や髪の気になる部分をピンポイントでケアできるのが特徴です。シートに洗浄成分が含まれており、ベタつきや汚れを直接拭き取れるのがメリット。拭き取り用のタオルなどを用意する手間が省けます。

また、バッグの中に入れてコンパクトに持ち歩けるものが多く、外出先での使用にも便利。気になるときにサッと取り出してケアしたい方におすすめです。

さっぱり爽快に仕上がるジェル・フォーム(泡)タイプ

By: amazon.co.jp

汚れやベタつきをよりスッキリさせたい方には、ジェル・フォームタイプのドライシャンプーがおすすめです。ジェルやきめ細かな泡状のテクスチャーで髪や頭皮になじみやすく、他のタイプに比べて洗浄力が高め。さっぱり爽快感のある仕上がりが叶います。

最後にタオルなどでの拭き取りが必要な製品もあり、ケアする際にやや手間がかかるものの、「洗った感」を得やすいのがポイント。外出先での使用より、しっかり汚れを落としたいときに向いています。

香りつきよりも無香料タイプがおすすめ

By: rakuten.co.jp

ドライシャンプーには、香りつきと無香料タイプの2種類があるので、好みに合わせて選びましょう。迷ったときは、無香料タイプを選ぶのがおすすめ。香りがついていると、髪や頭皮に残った汗や皮脂のニオイと混ざり、不快なニオイになる可能性があります。

リフレッシュ用としてよい香りのものがほしいときは、微香性タイプを選ぶのがポイント。また、普段香水を使う方も、香りを邪魔しない無香料タイプを選びましょう。

ドライシャンプーのおすすめ

資生堂(SHISEIDO) フレッシィ ドライシャンプー

資生堂(SHISEIDO) フレッシィ ドライシャンプー

髪や頭皮に吹きかけてマッサージした後、タオルなどで拭き取って使うミストタイプのドライシャンプー。フローラル系の香りつきで、髪や頭皮のニオイが気になるときのリフレッシュにもぴったりです。

風邪を引いて入浴できない日や、スポーツ後に使うと、スッキリ爽快感を得られるのが魅力。手軽にケアできるので、旅行や出張中の車内でも使えます。防災アイテムとしてもおすすめです。

エイトザタラソ(8 THE THALASSO) ウォーターレス ドライシャンプー

エイトザタラソ(8 THE THALASSO) ウォーターレス ドライシャンプー

植物由来の皮脂吸着パウダーを配合したスプレータイプのドライシャンプーです。吸着成分のオクテニルコハク酸デンプンAIが、皮脂汚れをスッキリオフ。髪や頭皮に吹きかけることで、ベタつきを抑え、洗った後のようなさらさらの髪に整えます。

また、海洋深層水や海藻エキス、真珠エキスなどを保湿成分として配合しているのもポイント。髪や頭皮のことを考えて、着色料・石油系界面活性剤・防腐剤・シリコンなどは不使用。女性・男性どちらにも使いやすい無香料タイプもラインナップされています。

スキューズミー(SQUSE ME) ドライシャンプー クラシックコットン

スキューズミー(SQUSE ME) ドライシャンプー クラシックコットン

ベタつきが気になったときにサッと使えるドライシャンプーです。皮脂吸収パウダーと髪さらさらパウダーを配合しており、髪や頭皮のベタつきをオフ。皮脂などでぺたんこになった前髪も、ふんわりと復活します。

静電気防止成分やコンディショニング成分配合により、パチパチするいやな感触や、乾燥によるパサつきを防止。頭皮のかゆみを防ぐことに加え、メントール配合で、汗で蒸れやすい夏場のケアにもおすすめです。

また、髪や頭皮にやさしい処方で、パラベン・サルフェート・鉱物油・紫外線吸収剤・着色剤は不使用。パンテノールやユーカリ葉油、サトウキビエキスなどのトリートメント成分も配合されています。

ボズレー(BOSLEY) ドライシャンプー ボリュームアップ

ボズレー(BOSLEY) ドライシャンプー ボリュームアップ

髪のベタつきを抑え、ふんわりした仕上がりになるドライシャンプーです。ポリマー・カンゾウ葉エキス・ウメ果実エキスなどを配合した「ハリコシUP成分」が、髪を根元から立ち上がりやすくし、ふっくらした印象に整えます。

ベタつきが気になるときのケアだけでなく、朝のスタイリングにもおすすめ。加水分解ケラチン・エンドウタンパク質ペプチド・リンゴ幹細胞エキスなどの保湿成分が、髪のダメージを補修します。

香りにもこだわっており、ブルーカモミールやベルガモット、ホワイトラベンダーなどのリラックスできる香りをブレンド。ヘアフレグランスとしても使えます。

プロクター・アンド・ギャンブル(P&G) パンテーン ミラクルズ ボリューム ドライシャンプー

プロクター・アンド・ギャンブル(P&G) パンテーン ミラクルズ ボリューム ドライシャンプー

髪や頭皮に吹きかけることで、ベタつきやニオイの原因となる皮脂汚れをケアできるスプレータイプのドライシャンプー。白残りしにくく、外出先でも使いやすいアイテムです。吸着力のあるタピオカパウダーを配合しているのが特徴。ベタつきの原因となる皮脂汚れを吸着し、さらさらな髪に仕上げます。

気になる部分だけに使用することも可能。汗でペタっとした前髪のリセットにもおすすめです。

ダイアン(DIANE)ダイアン ボヌール ドライシャンプー

ダイアン(DIANE)ダイアン ボヌール ドライシャンプー

髪やボディなど、全身に使用できるミストタイプのドライシャンプー。気になる部分にスプレーして軽くマッサージすることで、汗によるベタつきをすっきりオフします。

朝の寝ぐせ直しや、スポーツ後のリフレッシュなど、使い方はさまざま。体にも使えるので、汗をかいた後のボディミストとしてもおすすめです。拭き取りがいらないので、外出先での使用にも便利。洋ナシやローズなど香りの種類があるので、好みに合わせて選びましょう。

コーセー(KOSE) スティーブンノル ニューヨーク ドライシャンプー N

コーセー(KOSE) スティーブンノル ニューヨーク ドライシャンプー N

ベタつきオフ・ニオイケア・ふんわりリメイクの3つの効果が期待できるドライシャンプーです。ベタついてぺたんとなった髪も、ふんわり仕上がるのが魅力。皮脂を吸着する植物由来のパウダー配合により、さらさらな手触りの髪に仕上がります。

フレッシュフローラルウッディの清涼感のある香りが、気になるニオイをカバー。保湿成分として、カワラヨモギ花エキス・チョウジエキス・緑茶(チャ葉)エキスを配合しており、髪や頭皮をすこやかに整えます。

また、白残りしにくく、日中の髪のスタイリング直しにもおすすめ。ジムで汗を流した後のリセットにもぴったりです。

ヴェレダ(WELEDA) ローズマリー ドライシャンプー

ヴェレダ(WELEDA) ローズマリー ドライシャンプー

ナチュラル処方にこだわったドライシャンプー。オーガニック認証「NATRUE(ネイトゥルー)」を取得済みで、100%天然由来成分を使用していると謳っています。髪や頭皮にシュッと吹きかけて使うスプレータイプ。清涼感のあるメントール配合で、スッキリした爽快感を得られます。

香りづけとしてミルラやフランキンセンスなどの天然精油を配合しており、気になる頭皮のニオイをカバー。シャンプーできない日のケアだけでなく、汗をかいた後のリフレッシュや気分をすっきりさせたいときにもおすすめです。

ダイアン(DIANE) ドライシャンプー

ダイアン(DIANE) ドライシャンプー

楽天レビューを見る

シュッと吹きかけるだけで、髪や頭皮の気になるベタつきをケアできるドライシャンプーです。広範囲を効率的にケアできるのがメリット。忙しい朝の朝シャン代わりや、ジムや部活の後にスッキリさせたいときにおすすめです。

皮脂やベタつきを吸着するパウダーが配合されており、サラッとした使用感が叶うのも魅力。エアゾールタイプで、頭皮が引き締まったような爽快感も得られます。

シトラスやペパーミントなどの香りつきのほかに、無香料タイプもラインナップされているので、好みに合わせて選びましょう。

マーロ(MARO) MARO17 ドライシャンプー

マーロ(MARO) MARO17 ドライシャンプー

メンズ向けのヘアケアアイテムを展開している、マーロのドライシャンプーです。忙しいときの朝シャン代わりのほか、スポーツやジムの後でシャワーを浴びられないときにぴったり。夏場の外出時や帽子をかぶった後のスタイリングリペアにもおすすめです。

余分な皮脂を吸収するパウダーを配合しており、汗やベタつきをスッキリオフ。微粒子のパウダーを採用しているので、白残りしにくいのがメリットです。また、シトラスウッドのさわやかな香りで、気になるニオイもカバーします。

花王(Kao) メリット ドライシャンプーシート

花王(Kao) メリット ドライシャンプーシート

ベタつきや汚れを直接拭き取る、シートタイプのドライシャンプーです。洗浄成分が配合された液をたっぷり含んだ厚手の大判シートを採用しており、セミロング程度であれば1枚で髪や頭皮の汚れをオフすることが可能。凸凹に穴があいたシートは、強くこすっても毛羽立ちにくい仕様です。

シートで直接拭き取れるので、襟足や首筋などの汚れもピンポイントでオフできるのがメリット。ホコリや花粉など、微粒子の汚れも除去できると謳われています。

パッケージから取り出して手軽に使えるため、外出先のケアにもおすすめ。夏場の通勤や通学で汗をかいたときも、サッとひと拭きするだけで髪や頭皮がスッキリします。

フジコ(Fujiko) FPPパウダー

フジコ(Fujiko) FPPパウダー

容器にセットされたスポンジで、ベタつきや汚れが気になる場所にポンポンとまぶして使うパウダータイプのドライシャンプーです。手ぐしやクシでなじませるだけで、拭き取りは不要。白色のパウダーが、髪になじむと透明に変化します。

皮脂を吸着し、さらさらの質感に仕上がるのが魅力。汗などでペタンとしてしまった前髪や、ゆるふわに仕上げたいまとめ髪にもおすすめです。清潔感のある石けんの香りでニオイをカバー。シャンプーできない日のニオイケアにもぴったりです。

ラッシュ(LUSH) ドライミー!

ラッシュ(LUSH) ドライミー!

汗や皮脂でベタつく髪や頭皮を、さらさらしたマットな手触りに仕上げるドライシャンプー。皮脂や汚れを吸着する成分を配合した、パウダータイプの製品です。

グレープフルーツとライムのエッセンシャルオイルをブレンドした柑橘系の香りつきで、さわやかな使い心地。アウトドアやスポーツで、汗をかいた後のベタつきや不快感をスッキリできます。

また、外出前に使うことで、余分な皮脂によるベタつきを防げるのが魅力。帽子をかぶる前の使用にもおすすめです。

RUKEN ドライシャンプー

RUKEN ドライシャンプー

髪になじませて拭き取るタイプのジェル状のドライシャンプー。アルコール成分により、髪や頭皮の皮脂や汚れをスッキリ落とします。

キャンプやアウトドアのほか、災害時・入院・介護などさまざまな場面で活躍。旅行などで、長時間の移動中にリフレッシュしたいときにもおすすめです。

髪や頭皮にやさしい処方にこだわっており、パラベン・サルフェート・シリコン・鉱物油・合成着色料は不使用。メントール成分も使用しておらず、スーッとした使い心地が苦手な方にも使いやすいアイテムです。

ピジョンタヒラ ハビナース お湯のいらない泡シャンプー

ピジョンタヒラ ハビナース お湯のいらない泡シャンプー

看護から生まれたと謳われているムースタイプのドライシャンプーです。泡で汚れやベタつきを落とすので、通常のシャンプーで洗ったようなスッキリ感がほしい方にぴったり。入院中のケアや入浴が難しい高齢者の介護などにもおすすめです。

コンディショニング成分が配合されたリンスインタイプで、使用後に髪がきしみにくい処方。指どおりもなめらかです。

また、植物性保湿成分が配合されており、乾燥による髪のパサつきを防げるのもメリット。肌と同じ弱酸性で、頭皮にやさしい使い心地です。

ルバンシュ(revanche) 水のいらないボディ&ヘアウォッシュ

ルバンシュ(revanche) 水のいらないボディ&ヘアウォッシュ

髪や頭皮だけでなく、体にも使えるアイテムです。きめ細かい泡で出てくるタイプなので、頭皮になじませやすいのがポイント。食用成分100%で作られており、万が一口に入っても安心です。

スポーツで汗をかいた後のベタつき解消のほか、入院中のケアや介護用としても便利なアイテム。災害時の備えとしてもおすすめです。

ドライシャンプーの売れ筋ランキングをチェック

ドライシャンプーのランキングをチェックしたい方はこちら。

ドライシャンプーの使い方

ドライシャンプーの使い方は種類によって異なるため、まず、基本的な使用方法を知っておきましょう。ドライシャンプーを使用する前は、ブラッシングによって髪の絡まりをほどいておくことがポイント。頭皮や髪表面の汚れが落ちやすくなります。

スプレーやパウダータイプの場合、ドライシャンプーを頭皮や髪全体になじませたら、指の腹でやさしくマッサージするのがポイント。スプレーやミスト、パウダータイプのドライシャンプーは、使用後にブラシや手ぐしで整えて仕上げます。

ジェルやムースタイプは、髪や頭皮になじませた後、乾いたタオルや蒸しタオルで汚れをしっかり拭き取ることが大切。シートタイプの場合は、シートを頭皮に押し当てて小刻みに動かしながら汚れを拭き取りましょう。