交通事故やあおり運転など、トラブルが発生したときの証拠を残せる「ドライブレコーダー」。スマホやタブレットなどにワイヤレスで接続し、撮影データをすばやくチェックできるタイプが人気を集めています。
本記事では、おすすめのワイヤレスドライブレコーダーをご紹介。タイプ別の特徴や選ぶときにチェックしておきたいポイントも併せて解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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ワイヤレスドライブレコーダーを使うメリット
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ワイヤレスドライブレコーダーは、スマホやタブレットなどとWi-Fiで連携すると、撮影データをチェックしたりダウンロードしたりできます。データ確認時にSDカードを取り出す必要がなく、カードリーダーを用意する手間や費用もかかりません。
動画をダウンロードしておけば、簡単にバックアップも可能。ドライブしたときの景色をSNSで共有したいときにも便利です。
ワイヤレスドライブレコーダーの選び方
撮影可能な範囲をチェック
全方位を記録できる「360°タイプ」
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360°タイプのワイヤレスドライブレコーダーは、全方位をまとめて記録可能。正面だけではなく左右の様子も撮影できるので、幅寄せや無理な割り込みといった危険な運転の被害にあった場合に有効な証拠を残せます。
車内の様子を同時に記録できるのも360°タイプの特徴。しかし、後方の車のナンバーや正面の信号機などは、設置場所・画角によって映りにくい可能性がある点に留意しましょう。
あおり運転対策がメインなら「前後2カメラタイプ」
あおり運転を防ぎたい方には、前後2カメラタイプのワイヤレスドライブレコーダーがおすすめです。フロントとリアに1基ずつカメラが備わっており、車の前方だけではなく後方の様子も撮影できます。
後方の車が車間距離を極端に詰めてくるようなタイプのあおり運転を記録可能。なお、2つのカメラを設置する必要があるためやや取り付けに手間がかかり、価格は高くなる傾向があります。
手頃に手に入る「フロントタイプ」
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フロントタイプのワイヤレスドライブレコーダーは、前方のカメラのみのシンプルなモデル。ほかのタイプと比較すると、カメラが1つだけなので撮影できる範囲は限られます。できるだけ広角なモデルを選ぶのがおすすめです。
必要な配線が少なく、取り付けるのに手間がかかりにくい点が魅力のひとつ。また、価格が抑えられているモデルも多いため、コスパを重視する方はフロントタイプのワイヤレスドライブレコーダーをチェックしてみてください。
画質のよさをチェック
ワイヤレスドライブレコーダーを選ぶときは、画質のよさにも注目しましょう。本体の画質が悪いと、せっかく撮影しても映像から読み取れる情報が少なくなってしまうため、できるだけ高画質なモデルがおすすめです。
フルHDやフルハイビジョンと呼ばれる、1920×1080ピクセル以上の解像度に対応していると安心して使用できます。HDRにも対応している製品は、夜間やトンネルなどの光量が足りない場所でも鮮明な映像を記録可能です。
その他の便利な機能をチェック
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ワイヤレスドライブレコーダーのなかには、便利な機能を搭載しているモデルも。例えば、GPS機能を備えていると映像と一緒に走行した場所の位置情報を記録できるので、トラブルが発生したときに正確なデータを証拠として提出できます。
バッテリーを内蔵するワイヤレスドライブレコーダーもおすすめ。大きな事故に巻き込まれると、場合によっては電源を供給できなくなります。バッテリー内蔵モデルであれば、事故後もバッテリーで動作して映像を記録可能です。
ワイヤレスドライブレコーダーのおすすめ
トランセンド(Transcend) デュアルカメラドライブレコーダー DrivePro 620 TS-DP620A-32G
高画質で鮮明な映像を記録できる、おすすめのワイヤレスドライブレコーダー。フロントカメラとリアカメラのセットで、前方だけではなく後方の映像も記録します。後方からの追突やあおり運転などの対策にもぴったりです。
1440pかつ60fpsの動画撮影に対応しており、高精細かつなめらかな映像を記録。高感度イメージセンサの採用により、低光量時でも鮮明な映像を撮影します。画角は140°で、広範囲を映せるのも特徴です。
フロントカメラにGPS・GLONASS受信機が搭載されているため、動画に位置情報を残します。専用のソフトと組み合わせると、映像と同時に走行経路を地図に表示。あとから正確な場所を確認するのに役立ちます。
バッテリーが内蔵されているのもポイント。万が一事故で電源が供給できなくなっても、バッテリーからの給電で映像を保存できます。
カーメイト(CARMATE) ダクション 360S DC5000
360°タイプのワイヤレスドライブレコーダーを探している方におすすめのモデル。360°カメラが2つ搭載されているので、車の正面だけではなく左右や車内の様子などもまとめて撮影できます。急な割り込みや幅寄せなどを記録しやすい設計です。
独自の「デュアルレック機能」に対応しており、360°の全天球録画をしながら正面の様子も別で保存できます。前方を走る車の種類やナンバープレートなども見やすく記録できる点が魅力です。
アプリをインストールしたスマホと無線LANで連携すれば、撮影した映像をスマホでチェック可能。360°の映像を「アングルカット」や「パノラマカット」など、見やすいスタイルに変更して確認できます。
別売りのバッテリーオプションを取り付けると、ドライブレコーダーとしてだけではなくアクションカメラとして使用できるのも特徴です。
VANTRUE N5 193368004305
幅広い範囲をカバーできる、おすすめのワイヤレスドライブレコーダーです。フロントカメラとリアカメラのほか、フロントとリアから車内を撮影できるカメラも搭載されています。後部座席の様子を撮影したい方にぴったりです。
GPS機能を採用。自動で時刻が補正されるので、日時設定をせずに使用できます。また、走行時の速度や位置情報などを録画データと一緒に保存可能。万が一事故やトラブルなどが発生したときに、より正確な証拠を提出できる点も魅力です。
動体検知機能も備わり、検知前の10秒間と検知後の30秒間を記録できるため、車内荒らしなど犯行時の様子を撮影できる確率を高められます。駐車中の衝撃を検知したときに録画する機能があるのも嬉しいポイントです。
DOGBOO ミラー型ドライブレコーダー
多機能なミラー型のワイヤレスドライブレコーダー。本体にディスプレイが搭載されており、フロントカメラやリアカメラの映像を表示できます。リアカメラの映像を表示すれば、デジタルインナーミラーとして使用できる設計です。
AppleのCarPlayやAndroid Autoなどをワイヤレスで使えるのも特徴。Googleマップをナビとして使用したり、音楽をかけりできます。画面分割に対応し、映像やマップ、音楽などを同時に表示できるのも魅力です。
GoogleアシスタントやSiriといった音声アシスタントも利用可能。目的地の設定や音楽の再生などを音声で操作できるため、運転中にハンドルから手を離す必要はありません。
カメラの解像度は2.5K。高精細で鮮明な映像を記録できます。HDR機能も備わっているので、夜間やトンネルなどでも見やすい映像を録画可能です。
VANTRUE E1 超小型ドライブレコーダー
シンプルなフロントタイプのワイヤレスドライブレコーダーを探している方におすすめのモデル。コンパクトで取り付けやすいのが特徴です。録画中を周囲にアピールしてあおり運転を抑制するステッカーが付属しています。
Wi-Fi機能が搭載されているため、アプリをインストールしたスマホとワイヤレスで連携できます。衝撃検知や動体検知が備わり、駐車中にトラブルが発生したとき映像を録画できる点も魅力です。
カメラは500万画素と高精細で、視野角も160°と広く設計されています。大口径F1.8レンズを採用しており、夜間でも鮮明な映像を撮影可能。フレームレートの最適化によりLED信号機の色もしっかり記録できます。
十分な性能を有していながら価格が抑えられているので、コスパのよいワイヤレスドライブレコーダーに興味がある方はぜひチェックしてみてください。
ユピテル(YUPITERU) スマートフォン連携 前後2カメラドライブレコーダー Y-401di
前後2カメラタイプのワイヤレスドライブレコーダー。専用のアプリをインストールしたスマホやタブレットと無線LANで連携すると、撮影した映像をチェックしたりダウンロードしたりできます。撮影の停止や開始などを遠隔操作できるのが特徴です。
「STARVIS」と呼ばれる高感度センサーを採用。独自の映像チューニング技術により暗い環境でも明るい映像を撮影しやすく、夜間でも鮮明な映像を確認可能です。
プライバシーガラスやスモークフィルムなど、一般的なガラスより暗い場合でも見やすい映像を記録できます。HDRに対応しており、トンネルの出入り口のような明暗差の大きい場所での白飛びや黒潰れを抑えられる点も魅力です。
フロントカメラとリアカメラを繋ぐ長さ9mのケーブルが付属。大型の車両にも取り付けられます。
ライターからヒトコト
ワイヤレスドライブレコーダーがあると、SDカードを取り出さなくても撮影したデータを簡単にチェックできます。トラブル時の証拠として使えるのはもちろん、ドライブや旅行の記録にもなるのでおすすめです。本記事を参考に、ぜひ自分にぴったりなモデルを見つけてみてください。