自動車に取り付けて走行状況や事故状況を録画できるドライブレコーダー。煽り運転の問題がメディアに取り上げられて以降、ユーザーの対策意識が高まり、製品の売れ行きは好調です。

とはいえ、ドライブレコーダー自体、まだまだ一般ドライバーには馴染みが薄いのが現状で、映像を録画するものだとはわかっていても具体的にどんな機能があり、何を基準に製品を選定すればいいのかはわかりにくいものです。

そこで今回は、人気のケンウッドとユピテルのドライブレコーダーをピックアップして両者を比較。導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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ケンウッドのドライブレコーダーの特長

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「ケンウッド」はオーディオ機器メーカーとして培ってきたノウハウを生かして、高機能なドライブレコーダーをリリースしています。価格的には2万円前後の製品をラインナップ。高画質なモニターを備えているのも特長です。

ユピテルのドライブレコーダーの特長

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レーザー探知機やポータブルナビなどの分野で業界を牽引している「ユピテル」。ドライブレコーダーも同様で、市場シェアは上位クラスです。コスパ良好な機種を取り揃えているのも特長なので、しっかりチェックすべきメーカーです。

ケンウッドとユピテルのドライブレコーダーの違い

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見た目での大きな違いとして、ケンウッドは全体的に本体が大きいという点が挙げられます。画面が精細で、暗いところでもよく見えるなどメリットも多いのですが、本体が大きいと運転中に視界に入ってしまうため、人によっては気になる場合もあります。一概に大画面=有利とは言えません。コンパクトな点で比較するとユピテルに軍配が上がります。

ケンウッドは自社ブランドのカーナビを出していて、それと連動できる機種を出しています。既に同社のカーナビを導入しているのならば、ブランドで揃えるとより便利です。機能面で比較すると、ケンウッドが長時間録画重視、ユピテルがイベント記録(決定的瞬間の撮影能力)重視の傾向です。

どっちのドライブレコーダーがおすすめ?

ケンウッドのドライブレコーダーがおすすめな方

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スペックが高く、撮影画質のよいケンウッド。常時録画やバッテリー録画機能を備えてモデルが多く、事故の瞬間だけでなく、防犯面で長時間の駐車監視録画したい用途を重視したい方に向いています。自動車の運転時間が長い方はもちろん、高級車用のドライブレコーダーを探している方におすすめです。

ユピテルのドライブレコーダーがおすすめな方

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製品ラインナップが他社と比較して多く、上位機になるほど画質や画角が向上するだけでなく、「衝撃センサー」「GPS機能」「Wi-Fi対応」「各種安全機能」などの便利機能が充実していきます。個々の運転状況や必要状況に応じて、必要な機能がハッキリと分かっている方におすすめです。

また、実際の事故や不測の事態の決定的瞬間を捉えるイベント記録能力を重視する方にも向いています。液晶画面は小さめなので、運転中にドライブレコーダーが視界に入ると集中できないという方にもおすすめです。

ケンウッドのドライブレコーダーおすすめ人気モデル

ケンウッド(KENWOOD) スタンダード ドライブレコーダー DRV-325

ハイコスパなドライブレコーダーです。記録画角は111度。正面だけではなく、斜めを含めたワイドな光景を記録できます。画素数はフルHD対応の200万画素で、前方車のナンバープレートはハッキリと録画することが可能です。

夜間撮影能力にも長けており、明るさを自動調節して明暗差を鮮明にするHDR対応。さらにF値2.0の明るいレンズによって、暗い場所や時間帯でも鮮やかに録画できます。

本体のみでのバッテリー駆動も可能なので、防犯対応も可能。駐車後の25分間、動体や衝撃を感知する「駐車録画」機能も便利です。別入り電源ケーブルを用いた録画もできるため、長時間撮影をしたい方におすすめのモデルです。

ケンウッド(KENWOOD) ドライブレコーダー Wi-Fi機能付 DRV-W630

価格と性能のバランスに優れた多機能機。録画角は115度で、2560×1440の400万画素はドライブレコーダーとして最高水準です。夜間撮影能力も高く、HDR対応。F値1.8の高品質のレンズを使用しています。

車線逸脱警告、前方衝突警告、発進遅れ警告といった安全に関わる機能が装備されているのもポイント。録画日時や場所などの情報が特定できるGPSも搭載しています。

別売車載電源ケーブルを使えば、自動車が止まっている際の当て逃げ事故も記録できる最大24時間の「駐車監視機能」を利用できます。事故・防犯以外にも、安全運転をサポートしてくれるおすすめのドライブレコーダーです。

ケンウッド(KENWOOD) 彩速ナビ連携ドライブレコーダー DRV-N530

ケンウッドのカーナビ「彩速ナビシリーズ」と連動できるドライブレコーダーです。ナビ連動が前提なので本機単体での使用はできません。フロント用・リア用の2つを装備することで、車の前後を同時に録画することができます。

記録画角は128度、画素は400万とハイスペック。暗所に強い高感度CMOSセンサーとHDR機能も付いているので夜間録画にも対応。駐車録画に対応しているのもポイントです。カーナビ連動タイプのドライブレコーダーの代表機としておすすめです。

ケンウッド(KENWOOD) WideQuad-HD ドライブレコーダー DRV-830

ハイエンドモデルのドライブレコーダー。記録画角は144度のワイド仕様。従来のモデルでは見えにくい角度の情報もしっかりと記録できます。

液晶は3型大画面。映像確認が楽なのはもちろん、操作メニューが見やすいのも魅力。設定した間隔で自動的に静止画を記録する自動静止画連続撮影機能も搭載しており、ドライブの過程をダイジェストで残すことができます。

大容量のmicroSDXCカードに対応しているのもポイントです。最高画質のWQHDモードで10時間、HDモードで26時間の長時間録画が可能。高画質で長時間の記録を残したい方におすすめのドライブレコーダーです。

ユピテルのドライブレコーダーおすすめ人気モデル

ユピテル(YUPITERU) ドライブレコーダー DRY-mini50c

リーズナブルな価格帯で人気のドライブレコーダー。本体背面に1.41インチの液晶画面を搭載。手の平サイズの小型で設置性も良好です。記録画角は118度。記録用メディアも8GBのmicoroSDカードが付属するので、すぐに使用できます。音声記録できるのもポイントです。

画素数は100万と低め。車のナンバーなど、細かいところもチェックしたいときは要注意。
録画方式は、常時録画および手動録画に対応しています。コスパ良好なドライブレコーダーを探している方におすすめです。

ユピテル(YUPITERU) ドライブレコーダー HDR/衝撃記録機能搭載 DRY-V2

縦長形状が特徴のドライブレコーダーです。フロントガラスの上部に沿って取り付けられるので、運転時の視界を遮らないのがメリット。本体背面には1.5インチ液晶画面も装備しています。記録画角は120度と広め。画素数もフルHD記録可能な300万画素と十分です。

画像の黒つぶれを防ぐHDR技術を搭載し、夜間でもはっきり映せます。また、加速度センサー記録に対応しているのもポイント。センサーが衝撃を感知すると自動的に録画が行われます。事故映像用のドライブレコーダーとしておすすめです。

ユピテル(YUPITERU) ドライブレコーダー HD/GPS/衝撃センサー DRY-ST3000P

WEB限定モデルのドライブレコーダー。記録画角が130度とかなり広く、200万画素のフルHD録画に対応するなど、スペックは十分です。液晶画面は2.0インチ。HDR技術も搭載しているので、夜間でもキレイに撮れます。

長時間の駐車監視録画を可能にする2種類のバッテリー駆動用オプションも用意。必要に応じて買い足せるので合理的です。GPS記録には対応しますが、各種安全機能は非搭載。撮影機能のみが欲しい方におすすめのドライブレコーダーです。

ユピテル(YUPITERU) プレミアムドライブレコーダー DRY-ST7000c

ユピテルのハイエンドモデル。記録画角は145度に加え、350万画素とフルHDを大きく超える高画質です。看板などの文字もしっかりと判別できる高品質で記録できます。液晶画面は2.0インチ。長時間駐車監視録画は2種類のバッテリー駆動用オプションで対応しています。

本機では加えて、レーンキープアシスト、前方衝突防止アラート、発進遅れ警告のスタートインフォメーションといった安全機能を採用。安全運転をアシストしてくれます。事故と安全に関する機能を求めている方におすすめのドライブレコーダーです。