大切な靴の型崩れを防ぎ、きれいな状態を保つシューキーパー。除湿や消臭の効果が期待できるモデルもあり、お気に入りの靴を長く愛用するのに役立ちます。しかし、製品によって素材や形状などが異なるため、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのシューキーパーをご紹介します。選び方のポイントも併せて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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シューキーパーとは?

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靴の内部に挿入する足型の器具で、靴の型崩れを防ぐのが特徴。木製・プラスチック製・金属製などがあり、特に木製は調湿・消臭効果に優れているとされ、湿気やニオイを吸収します。
ネジやスプリングで調整可能なタイプもあり、さまざまなサイズの靴に対応しやすいのがメリット。革靴だけでなくスニーカーなどにも使用可能です。
履いた後にシューキーパーを装着すると靴本来の形状が保たれ、シワや反りを防ぐことにつながります。また、湿気の吸収により靴の劣化を抑え、手入れがしやすくなるのもおすすめのポイントです。靴を長く美しく保つために役立つアイテムといえます。
シューキーパーの選び方
素材をチェック
湿気対策には木製がぴったり

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天然木から作られたシューキーパーは、靴の型崩れを防ぐとともに、靴内の湿気を効果的に吸収するのが魅力です。
特にシダー材は天然の香りと防虫成分を備えており、靴を清潔に保つのに役立つとされています。吸湿性に優れた素材で、汗や湿気を吸収してカビ・ニオイの発生を抑える効果が期待できるのもメリットです。
シダーのほかにもブナ・カバなどさまざまな木材が使われ、耐久性や香りなど、素材ごとに特徴は異なります。木製のシューキーパーは湿気管理と形状保持を同時に実現できるため、革靴を長く美しく保ちたい方におすすめです。
軽量で持ち運びやすいプラスチック製

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プラスチック製のシューキーパーは価格が安く、初めてシューキーパーを購入する方にもぴったりです。
サイズ調整機能を備えたアイテムも多く、靴に無理な負担がかからないよう調節できます。軽量なので持ち運びやすく、旅行先でも役立つのが魅力です。
吸湿性がなく、湿気対策にならない点には注意しましょう。
靴に合うサイズ・形状を選ぼう

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シューキーパーは、靴のサイズに合ったモノを選ぶことが重要です。
サイズは「23~25cm用」「Mサイズ(26~27cm)」など幅を持たせている場合が多く、自分の靴の大きさに近いモノを選ぶのが基本。合っていないと型崩れ防止効果が十分に得られないため、選択時は靴とのフィット感を確認しましょう。
形状もアイテムによってさまざま。つま先からかかとまで全体に沿うように作られたモデルもあれば、最低限のパーツが付いたシンプルなモノもあり多種多様です。
高級なブランドでは、革靴と一緒にブランド専用のシューキーパーを販売している場合も。気になる方はチェックしてみてください。
入れやすさを左右する構造をチェック
チューブ式

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チューブ式のシューキーパーは、つま先とかかとを金属製のチューブでつなぎ、バネの力で靴に適度なテンションをかけるタイプです。主に木製のシューキーパーに採用されており、履きジワを伸ばしながら靴の形状を維持する役割を担っています。
シングルチューブは1本のパイプでつま先とかかとをつないでいるのが特徴。スリムな形状のアイテムが多く、着脱がスムーズで、細身・甲低の靴に合わせやすい設計です。
ダブルチューブは2本のパイプで均等にテンションをかけられ、靴の形状をよりきれいに保ちやすいのがメリットです。
バネ式

バネ式のシューキーパーは、つま先とかかとの間に金属製のバネを搭載したタイプです。バネを押し縮めて靴に挿入すると、バネの張力で靴を前後方向に押し広げ、型崩れや履きジワを防ぎます。
フリーサイズが多く、さまざまな大きさの靴に対応できるのが特徴。軽量で持ち運びやすいため、旅行や出張の際に活躍します。
かかと部分に負担がかかりやすく、長期間入れっぱなしにすると型崩れのリスクがある点には注意が必要。用途や靴の種類に合わせて選ぶことが大切です。
ネジ式

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ネジ式のシューキーパーは、つま先とかかとのパーツを金属で連結し、中央のネジを回して靴内部の長さと張り具合を調整するタイプです。バネの力に頼らず、ネジの回転で細かく圧力をコントロールできるのが魅力。革のやわらかさや靴の種類に合わせて調整できます。
ローファーやスリッポンなど、靴ひもで締められない靴に向いており、過度に伸ばしすぎて靴が変形するリスクが低い点がメリット。木製のアイテムが多く、高級感があり、入れておいて様になるのもおすすめのポイントです。
段階式

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段階式のシューキーパーは、長さをネジやスライド機構で調整できるタイプです。つま先とかかと部分の間隔を段階的に変更でき、靴のサイズや形に合わせてフィット感を高められます。
サイズが異なる複数の靴に使い回せるのが特徴。調整後はしっかり固定される仕組みです。靴ごとに調整が必要で手間はかかるものの、メンズ・レディース兼用で使えるモデルが充実しています。
家族で使い回せるシューキーパーを探している方も、チェックしてみてください。
シューキーパーのおすすめ|革靴用
サルトレカミエ(Sarto Recamier) シューツリー SR100EX
汎用性に優れたスタンダードタイプのシューツリーです。英国靴メーカー系のグッドイヤーウェルト製法で仕立てられたシューズをはじめ、幅広い靴に対応。さまざまな靴の形状に適応する、使い勝手のよさが特徴です。
靴の型崩れを防ぎつつ、シューズ本来の美しいシルエットをキープ。毎日履く靴から特別な一足まで、長く愛用したい靴におすすめです。
サルトレカミエ(Sarto Recamier) シューツリー ネジ式 SR300ES
ネジ式で自由に調節できるシューキーパーです。靴に過度な負荷をかけることなく、形状を整えられるのが特徴。幅と高さに余裕を持たせた設計で、アメリカ製・日本製を問わずさまざまな靴に対応します。
ユーカリ材を採用しており、吸湿性に優れているのもポイントです。また、表面にコーティング加工を施すことで、手触りのよさを実現。耐久性の高い木材を用いた、長く愛用できるシューキーパーです。
コロンブス 抗菌キーパー男性用
抗菌素材を使用したシューキーパーです。配合されたゼオミックは無機系の抗菌剤で、公的な実験機関での安全テストで人体へのやさしさが実証されています。
男性用のフリーサイズで、さまざまな靴に対応。また、価格が安いため、気軽に購入できます。抗菌性能があるシューキーパーは、靴を長く良好な状態で保ちたい方におすすめです。
コロンブス HGレッドシダーシュートリー・ツインチューブ
アメリカ産レッドシダーを採用した、ツインチューブ構造のシューキーパーです。天然のシダーが持つ防虫・防臭・防菌作用により、靴を清潔に保ちながら保管できます。
男性用で、24〜28cmまで幅広いサイズがラインナップ。つま先とかかと全体をカバーできるのがメリットです。靴の型くずれを防ぎ、よい状態で長く保つのに役立ちます。
毎日の靴のケアを習慣づけたい方にもおすすめの製品です。
コルドヌリアングレーズ(LA CORDONNERIE ANGLAISE) シューツリー FA85N
ブランドを代表するベストセラーをリニューアルした、高品質なシューキーパーです。ツインチューブ式を用いており、前後にブレることなくしっかりテンションをかけられます。かかと部分がプルハンドル形状なので、着脱は簡単です。
つま先部分はスプリットタイプで、靴の形に応じてしっかりフィット。さまざまな形状の靴に対応できます。
アールアンドケイズカンパニー シューツリー シューキーパー レッドシダー
ツインチューブ式とサイドスプリット式を組み合わせた、調整機能に優れたシューキーパーです。靴先の幅に合わせて細かくサイズを変更できるのがメリット。シワや型崩れを防ぎ、大切な靴の形を整えます。
レッドシダー素材が持つ爽やかな香りが靴の内部に広がるのもポイントです。また、レッドシダーに含まれる天然成分により、衛生的な環境を保てるのが魅力。湿度が高くなりやすい靴の内側で活躍します。外回りが多いビジネスパーソンにもおすすめです。
コロニル(Collonil) アロマティックシーダーシュートゥリー
「芳香西洋杉」とも呼ばれるアロマティックシーダーを使用したシューキーパーです。天然の香りがただよい、高い防虫・防臭効果を発揮。シューズ内の湿気をしっかり吸収するとともに、不快なニオイを抑えます。
汎用性の高いシルエットに仕上がっており、ドレスシューズ・カジュアルシューズ・スニーカーなど、さまざまなタイプの靴に対応。履きジワをしっかり伸ばし、型崩れや靴底の反りを防ぎます。靴の形を整えながらニオイ対策もしたい方におすすめです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) シューズキーパーメンズ SKP-2MV
プラスチック製のシューキーパーが2足セットになった、コストパフォーマンスに優れた製品です。メンズ用は、24~30cmのシューズに使用できます。
素材に抗菌剤が練り込まれているのもポイント。シューズの美しさと一緒に清潔さも保てます。リーズナブルな価格のシューキーパーを探している方におすすめです。
リーガル(REGAL) リーガルレッドシダーシューツリー TY51
つま先部分が分かれている、スプレッダープレートを採用したシューキーパーです。左右にテンションがかかるので、靴幅に関係なく使用可能。シューズの型崩れを防ぎ、美しいフォルムをキープします。
素材は、爽やかな芳香が魅力のレッドシダー。シダーウッドに含まれたオイルからただよう香りを楽しめます。また、防臭・防虫・防カビ効果が期待できるのもメリットです。
無印良品 レッドシダーシューキーパー
レッドシダーを使用した、スプリング式のシューキーパーです。レッドシダーは、防虫・消臭効果が期待できる天然木として欧米で昔から親しまれています。靴の形を整えるだけでなく、虫やニオイ対策もしたい方におすすめです。
甲の高さは、足に近い形状に設計されています。機能性の高い素材で靴にフィットするよう形にこだわった製品を使いたい方は、ぜひチェックしてみてください。
シューキーパーのおすすめ|スニーカー用
コロンブス ウッドキーパーC
スプリング式のシューキーパーです。スプリング機構により、靴の内部に適切な圧力をかけて形状をキープします。毎日のシューケアに取り入れやすいアイテムです。
天然木を採用しており、あたたかみのある質感が特徴。湿度が高い雨の日や秋雨の季節にも活躍し、靴を良好な状態に保てます。
本製品は男性用フリーサイズで、目安は25.0〜27.0cmです。
M.MOWBRAY SPORTS スニーカーキーパー
スニーカーの履きジワや履き癖を伸ばし、形を整えるシューキーパーです。型崩れによる劣化を防げるため、愛用の靴を長く履き続けられます。スニーカー・革靴・ブーツ・カジュアルシューズ・スポーツシューズなど、さまざまな靴に対応。複数の靴に使用したい方におすすめです。
軽量設計なので、長期の外出時や出張時にも活躍。旅先で靴の形をキープでき、帰宅後も履き心地を損なわない状態を保てます。毎日のシューケアを習慣化しやすくなるのもポイントです。
アシックス(Asics) シューキーパー TIS100
フリーサイズで23.0〜28.0cmの靴に対応するアシックスのシューキーパーです。さまざまなモデルのスニーカーの型崩れを防ぎたい場合に適しています。
合成樹脂製で軽いのがポイント。持ち運びやすいアイテムを探している方にもぴったりです。価格が安いので、シューキーパーを複数揃えておきたい方もチェックしてみてください。
プーマ(PUMA) シューキーパー 880689
伸縮性がある樹脂製のシューキーパーです。柔軟な構造により、さまざまなサイズの靴に対応できるのが特徴。スニーカーを保管するときに形状の崩れを防ぎ、長く愛用できる状態をキープします。
爽やかな見た目のブルーは、靴の収納時に目を引く色合い。スポーツシューズからカジュアルシューズまで、幅広い靴の手入れに活躍するアイテムを探している方におすすめです。
シューキーパーのおすすめ|ブーツ用
ブリガ シュートゥリー ブーツタイプ
米国の老舗ブーツメーカーの代表モデルを基に、ブーツ専用の形状へと仕上げたシューツリーです。ワークブーツに特化した設計で、エンジニアブーツ・ハンティングブーツなど、さまざまなタイプのブーツに対応。汎用性の高さが魅力です。
ブーツの履き込みで生まれた反りを無理に戻さず、適切なテンションをかけるのがポイント。長年愛用して得た形状を尊重しながら、ブーツの型崩れを防ぎます。ワークブーツの味わい深い経年変化を大切にしたい方におすすめです。
吸湿性に優れた素材により、ブーツ内部の湿度を低減。カビや雑菌の発生を抑え、清潔な状態を保つのに役立ちます。
QQOLi ワンタッチでOK ブーツキーパー
板バネがブーツの形状に自動で調節されるブーツキーパー。力に自信のない方でもスムーズに使用でき、片手での操作に対応しているのが特徴です。内部には多数のエアーホールがあり、通気性を確保。ブーツの型崩れとニオイ・カビの発生を防ぎます。
装着の手軽さと優れた通気性能が、日常的なブーツの手入れを簡単に。シーズンオフや普段の保管時にブーツを良好な状態に保つ、おすすめのアイテムです。
シューキーパーの使い方

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靴を脱いだ後、シューキーパーをつま先から靴の中に挿入し、靴全体に適度なテンションがかかるよう調整します。左右非対称な形状のため、土踏まず側を上にして入れることが重要です。かかと部分もきちんと固定され、靴にぴったり沿う状態が目安とされています。
革靴が濡れている場合は、新聞紙で水分を吸収し風通しのよい場所で乾かしてからシューキーパーを使用しましょう。取り外す際は、かかと部分の持ち手を引っ張り、抜きにくい場合は少し前方に押し込みつつ引き抜くと、靴を傷めずに済みます。
































シューキーパーには、吸湿性に優れた木製や手軽に使えるプラスチック製などがあります。自分の靴のサイズや種類に合ったモノを選ぶことが大切です。靴のつま先からかかとまでフィットするかどうかも確認しましょう。ぜひ本記事を参考に、お気に入りのアイテムを見つけてみてください。