エアガンのなかでも使い勝手がよく、サバゲーでも重宝される「電動ガン」。スタンダード電動ガンや次世代電動ガン、電動ハンドガンなどさまざまな種類の製品が存在します。
ただし、東京マルイやダブルイーグルなどのメーカーから多種多様なモデルが展開されており、購入する際にはどれを選んでよいか迷ってしまいがち。そこで今回はおすすめの電動ガンをご紹介します。選び方のコツも参考にしてみてください。
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電動ガンの選び方
ポジションやスタイルに合わせて種類を選ぶ
スタンダード電動ガン
スタンダード電動ガンは、名称通り電動ガンのなかでも主流のタイプ。次世代電動ガンに比べて樹脂パーツを多く採用しており、軽量かつシンプルな構造が魅力です。
実銃の再現性は次世代電動ガンが優れていますが、スタンダード電動ガンは使い勝手のよさが魅力。比較的安価なモデルが多いため、これからサバゲーを初める初心者の方にもおすすめの電動ガンです。
コンパクト電動ガン
「コンパクト電動ガン」とは、文字通りコンパクトにデザインされた電動ガンのこと。スタンダード電動ガンに比べて小回りが利きやすく、主兵装としてだけでなくサイドアームとしても使用できます。
コンパクト電動ガンは軽量なモデルも多く、サバゲーで電動ガンを持って走り回る際の負荷を軽減したい場合にも便利です。
さらに、携帯性に優れているのもコンパクト電動ガンのメリット。サバゲーのフィールドへ持ち運びやすい電動ガンを求めている場合にもおすすめです。
ただし、弾の初速はスタンダード電動ガンや次世代電動ガンが優れており、遠距離を射撃する運用には向かないので注意しましょう。
ハイサイクル電動ガン
「ハイサイクル電動ガン」は、連射性能に特化した設計を採用しているタイプ。スタンダード電動ガンは1秒間に15発程度の連射ができるのに対し、ハイサイクル電動ガンは1秒間に25発程度の弾が発射できます。
短時間で多くの弾が撃てるハイサイクル電動ガンは、味方の援護射撃を行いたい場合にも便利。ただし、1度トリガーを引いただけで多くの弾が発射されるので、ヒット後に弾を撃ち続けてしまうオーバーキルには注意して運用しましょう。
また、比較的コンパクトにデザインされたモデルが多いのもハイサイクル電動ガンのメリット。取り回しのよさを重視する場合にもおすすめです。
次世代電動ガン
東京マルイが製造している「次世代電動ガン」は、「シュート&リコイルエンジン」によって射撃時にリアルな反動を楽しめるタイプ。スタンダード電動ガンに比べると金属パーツが多用されており、実銃のような外観を有しています。
また、ボディの剛性が高く、命中精度や初速に優れているのも次世代電動ガンの魅力。「オートストップ機能」を備えているモデルであれば、リアリティのあるマガジンチェンジも可能です。
ただし、高額なモデルが多い点には注意が必要。購入する際は予算もあわせて検討しましょう。
電動ハンドガン
「電動ハンドガン」は、アサルトライフルをメインに設計されているスタンダード電動ガンや次世代電動ガンとは異なり、実際のハンドガンをモチーフに設計されている製品。取り回しがしやすく、屋内のサバゲーフィールドを利用する際にも活躍します。
また、ガスブローバックタイプのハンドガンに比べ、季節を問わず安定した性能が発揮できるのも電動ハンドガンの魅力。フルオート射撃で連続して弾を発射することも可能です。
ただし、ブローバックの動作などが排除されており、リアルさに欠ける点には注意が必要。反動がない分、命中精度には優れているのがメリットです。
連射性能をチェック
電動ガンは「連射性能」に優れたモデルを利用するのがおすすめ。短時間で多くの弾が発射できれば、敵を制圧してゲームを有利に進められます。購入する電動ガンに迷った場合は、連射性能の高いモデルを選択しましょう。
ただし、連射性能の高い電動ガンは、初速が抑えられている場合も。自分のスタイルやサバゲーを楽しむフィールドとの相性も考慮して選ぶのがポイントです。
また、連射性能を重視する場合には、ハイサイクル電動ガンに分類されているモデルから選択するのがおすすめです。
射的性能をチェック
電動ガンで射撃を行う際は、距離が遠いほど命中精度が落ちてしまいます。ただし、敵からの距離が離れていれば、相手の射程外から攻撃することが可能。遠距離から敵にしっかりと着弾させたい場合には、「射的性能」も考慮して電動ガンを購入しましょう。
飛距離が長く射的性能にも優れた電動ガンを求める場合には、ホップアップシステムの有無に注目するのがおすすめ。ホップアップシステムを搭載したモデルはBB弾に逆回転を与えて飛距離を伸ばせます。
電動ガンによっては、BB弾がホップする強さを調節できるモデルも。サバゲーフィールドの環境や使用する弾の重さによって適したホップは異なるので、ホップシステムの調節がしやすいモデルを選ぶのもポイントです。
重さをチェック
サバゲーでは電動ガンを持ったままフィールドを走り回る必要があるので、重さもしっかりとチェックしておくのが重要。購入する際は好みに加えて、使い勝手のよさも考慮して選択しましょう。
実銃のような質感を再現している次世代電動ガンは重さのあるモデルが多く、使用する際の負荷は高め。スタンダード電動ガンは樹脂パーツを多用している分、軽量に設計されています。
リアリティを求める場合には次世代電動ガン、重さが気になる場合にはスタンダード電動ガンがおすすめ。軽量かつ小型なコンパクト電動ガン・ハイサイクル電動ガン・電動ハンドガンなども展開されているので、使用用途にあわせて選択しましょう。
カスタムパーツの種類をチェック
光学サイトやグリップ、サプレッサーなどを取り付け、自分好みにカスタマイズするのも電動ガンの楽しみの1つ。購入する際は、取り付けできるカスタムパーツの種類などもしっかりと確認しておきましょう。
本体にマウントレイルを備えているモデルであれば、カスタムパーツの取り付けが簡単。拡張性の高さを求める場合には、マウントレイルの長さや数もチェックしておくのがポイントです。
対象年齢をチェック
電動ガンを購入する際は、対象年齢もしっかりと確認しておくのが重要。18才未満が使用できる電動ガンは、青少年育成条例によって発射パワーが0.135ジュール以下と定められています。「18才以上」と記載のある製品の購入はできません。
東京マルイでは、対象年齢が「10才以上」など、青少年育成条例の安全基準をクリアしている電動ガンも展開しています。安全のためにも電動ガンは自分の年齢に合ったモデルを使用するようにしましょう。
電動ガンのおすすめ
東京マルイ コルト M4A1カービン M4A1 Carbine
アメリカ軍の制式カービン銃をモデルに製造されたスタンダードタイプの電動ガンです。現用のM4A1と同じく、ストックの長さを6段階で調節できるのが魅力。体型やシーンに合ったストックの長さを選択できます。
また、軽量かつ強度の高いアルミ製の一体型バレルを備えているのも特徴。樹脂と金属プレートを一体化するインサート成形も採用されており、剛性を向上させながらフロント部分の軽量化が図られています。
ホップアップシステムは簡単に調節が可能。ダイヤル式のホップダイヤルを回して調節する設計です。アッパーフレーム上部にはマウントレイルも搭載。キャリングハンドルを取り外せば、サイトなどのカスタムパーツも取り付けできます。
装弾数68発のM16用ノーマルマガジンも付属。フルオートとセミオートも切り替えでき、サバゲー初心者が扱いやすい点もおすすめです。
東京マルイ AK47
生産数が世界一を記録している旧ソビエトのアサルトライフルをモデルにしたスタンダード電動ガン。実銃を採寸し、細かいディティールまでしっかりと再現しているのがポイントです。各パーツには金属素材を使用しており、金属の冷たさや重量感なども感じられます。
また、ハンドガード・グリップ・ストックなどはリアルな木目を再現。AK47の雰囲気をしっかりと楽しめます。
フロントサイトは専用のアジャストツールを使って上下の調節が可能。リアサイトはスライドバーの位置を変更するだけでプレート状のサイトがもちあがります。着弾の上下を調節し、命中精度を向上させたい場合にも便利です。
銃口のマズルプロテクターは取り外しが可能。14mm逆ネジ仕様のサイレンサーなどを取り付けてカスタマイズもできます。装弾数は70発。スチールプレス製のリアルなアウターケースが付属している点もおすすめです。
東京マルイ タボール21・コンパクト TAVOL21 Compact
対象年齢が10才以上に設定されているコンパクト電動ガン。18才未満の身体に合わせたミディアムサイズのデザインを採用しているのが特徴です。サイズは小さめながら強度の必要な部分には金属パーツが使われているので、安心して使用できます。
ボディ側面のセレクターを操作すれば、フルオートとセミオートの切り替えが可能。フルオート時には、1秒間に15発のBB弾が発射できます。実銃のタボールらしい特徴的なパーツをリアルに再現しているのもポイント。トップ・サイド・アンダーにマウントレイルも備えており、カスタムパーツも取り付けできます。
また、グリップ・セフティ機能が搭載されているのもメリット。射撃の際にグリップを握りながらセフティボタンを押し込む必要があるので、安全に使用できます。
東京マルイ H&K G3 SAS HC
毎秒25発のBB弾が発射できる連射性能に優れたハイサイクル電動ガンです。全長は487mm、重量は2200gと、同社のG3シリーズのなかではコンパクトかつ軽量に設計されているのが特徴。取り回しがしやすく、狭い場所で使用する場合にも適しています。
ハンドガード部分にはマウントレイルを搭載。フラッシュライトやフォアグリップなどの取り付けにも対応しています。フラッシュハイダーを外せば、14mm逆ネジ仕様のマズルオプションを取り付け可能。サイレンサーなどでカスタマイズしたい場合にも便利です。
金属製のリアサイトは、ドライバーで左右の調節が可能。円形のパーツを回転させれば、上下に4段階の調節も行えます。ハンドガード上部にあるコッキングレバーを引けば、右側面のエジェクトポートが開く設計。ポート内にあるダイヤルを回してホップのかかり具合を設定可能です。
東京マルイ MP5 A5
「シュート&リコイルエンジン」を搭載した次世代電動ガン。BB弾を発射すると、約300gのウェイトが作動する設計。強烈な反動によって臨場感あふれる体験が楽しめます。
マガジンが空になると発射作動が止まる「オートストップシステム」も搭載。ボルトハンドルを弾いてオートストップを解除するボルトリリース機構も採用されており、操作性のリアリティも追求して製造されています。
また、フルオートやセミオートに加えて、3バースト発射ができるのもポイント。セレクターは、ボディの左右どちらからでも操作できます。
さらに、FETと呼ばれる電子スイッチが搭載されているのもメリット。機械式のスイッチに比べて電流のロスが少なく、トリガーのレスポンスが向上している点もおすすめです。
東京マルイ URG-I 11.5inch ソップモッド ブロック3 URG-I 11.5 inch SOPMOD BLOCK3
アメリカ陸軍の特殊部隊として知られるグリーンベレーでも運用されているアサルトライフルをモチーフにした次世代電動ガン。「シュート&リコイルエンジン」が搭載されているので、リアルな反動が楽しめます。
また、6段階で長さが調節できるSTRタイプストックを採用しているのもメリット。射撃姿勢に合わせてストックの長さを設定できます。ハンドガードには、M-LOKレイルシステムを採用。マウントレイルは付属の六角レンチで脱着が可能です。
レイルガード・アウターバレル・バッファーチューブなど多くのパーツに金属素材を使用。剛性が高く、安心して使用できる点もおすすめです。
東京マルイ M9A1
対象年齢が10才以上の電動ハンドガンです。20mm幅のアンダーレイルを備えているのが特徴。フラッシュライトを取り付けてカスタマイズしたい場合にも便利です。
また、グリップには滑り止めにもなるチェッカリングを配置しているのもポイント。M9A1の特徴をしっかりと再現しています。給電には単4乾電池×4本を使用。BB弾発射時にスライドが後退するブローバック機構も楽しめます。
トリガーを引いている間はBB弾が連続して発射されるフルオートモードも搭載。サバゲーでの使い勝手を考慮して設計されている点もおすすめです。
東京マルイ ハイキャパE ガバメントモデル Hi-CAPA E GOVERNMENT MODEL
アウターバレルやレバー類などに金属素材を使用し、実銃のような重厚感を実現している電動ハンドガンです。フルオートとセミオートはハンマーの操作で切り替えが可能。シーンに応じて使い分けできます。
フレームには、ピカティニー規格のアンダーレイルを搭載。20mm幅のマウントレイルに対応したフラッシュライトなどが取り付けできます。
コンパクトなカートリッジ式のバッテリーは、バレルの下に収納が可能。コネクターを接続する必要がなく、バッテリー交換を簡単にできる点もおすすめです。
KSC ストラック TEG マーク2 Z336
KSCのオリジナル電動ガン「ストラックTEG」をベースにし、アップデートが施された製品。ハンドガード部分には、ピカティニー規格のマウントレイルが取り付けできるM-LOKレイルシステムを採用しています。ライトやスコープなどのパーツで好みに合わせて取り付けたい場合にもおすすめです。
銃口ハイダーには、ストライクモールドを追加。細部までこだわってデザインされている点もメリットです。マガジンガード側面部には、スリットホールを配置。ショートマガジンを使用した場合の視認性にも優れています。
マガジンはロングタイプとショートタイプの2種類が付属。使用するシーンに合わせて使い分けできます。さらに、フルオート射撃時の速度を調節するエンハンサー機能を備えているのもポイント。命中精度が高い点もおすすめです。
ダブルイーグル AR-15
銃器アクセサリーメーカーのパーツを融合させた個性的なデザインの電動ガン。他人とは違う電動ガンでサバゲーを楽しみたい場合にもおすすめの製品です。
レシーバーやハンドガードなどの複雑な形状はもちろん、刻印なども本物の銃のようなリアリティを実現。メインパーツには堅牢かつ軽量なナイロンファイバー素材が使用されており、デザイン性と実用性を兼ね備えている点も魅力です。
また、トップレイルの一部分を排除したハンドガードが採用されているのもポイント。ハンドガードをCの字のように握るCクランプグリップにも対応できます。さらに、利き手を選ばないアンビセフティーを採用しているのもメリット。左利きの方が使用する電動ガンとしてもおすすめです。
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実銃の再現性に優れた次世代電動ガンや連射性能の高いハイサイクル電動ガンなど、サバゲーで使用する電動ガンはラインナップが豊富。BB弾の初速や命中制度もモデルごとに異なリます。購入する際は対象年齢やスペックをしっかりとチェックし、好みに合うデザインの製品を選択しましょう。