体の保湿ケアには、専用の「ボディオイル」を使うのがおすすめ。プチプラからデパコスまで、ボディオイルはさまざまなブランドから販売されていますが、それぞれ特徴が異なります。
今回は、マッサージ用のアイテムやよい香りがするものなど、幅広いアイテムからおすすめのボディオイルを厳選しました。用途や好みにあわせて、自分にぴったりのボディオイルを見つけましょう。
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ボディオイルとボディクリーム・ローション・ミルクの違いとは?
ボディケアに適したアイテムには、ボディオイルのほかに「ボディクリーム」「ボディローション」「ボディミルク」などがあります。それぞれの違いは、油分と水分の割合。一般的に、ボディオイル・ボディクリーム・ボディミルク・ボディローションの順に油分が多く配合されています。
ボディオイルとボディクリームはどちらも油分が多いアイテム。ボディオイルはボディクリームよりもテクスチャーがサラッとしており、マッサージオイルとして使えるものが多いのがメリットです。
水分が多いアイテムほどサラッとした質感で、夏場のケアや、背中などのべたつきやすいパーツのケアにおすすめ。油分が多いアイテムは、うるおいを閉じ込める効果に期待できるため、湿度の低い秋冬のケアや乾燥しやすい肌のケアにおすすめです。
ボディオイルの選び方
高保湿成分配合のボディオイルを選ぼう
肌をしっかりうるおすボディオイルを選ぶには、高保湿成分が配合されているかをチェックしましょう。ボディオイルは、全成分のほとんどが植物由来オイルなどの油性成分で構成されています。ひとくちに油性成分といっても、種類によって保湿力に違いがあります。
高保湿なオイルの代表として挙げられるのは、「ホホバオイル」「オリーブオイル」「シアバター」「スクワラン」などの植物由来の成分。なじみがよく、肌をうるおいで守りながら、やわらかな質感に整えます。
植物性オイルが肌に合わない方には「ワセリン」や「ミネラルオイル」など、石油精製油と呼ばれるタイプの高保湿成分がおすすめ。石油由来の成分と聞いて敬遠する方もいますが、純度が高く低刺激なため、赤ちゃんや敏感肌の保湿ケアにも用いられる成分です。
マッサージ用オイルとして使う場合はテクスチャーをチェック
マッサージに使う場合は、のびがよいテクスチャーやほどよく粘度のあるテクスチャーのボディオイルを選ぶのがおすすめ。すぐに肌がサラッとしてしまうオイルや、のびの悪いテクスチャーのオイルをマッサージに使用すると、肌がこすれてダメージを受けるおそれがあるため避けましょう。
初心者にも分かりやすい選び方は、パッケージや公式サイトに「マッサージ用」や「マッサージオイル」などの表記があるボディオイルを探す方法。マッサージ向けの記載があるアイテムは、基本的に、マッサージに適したテクスチャーになるよう作られています。
そのほか、アーモンドオイルやオリーブオイル、ホホバオイルが主成分のボディオイルもおすすめです。なめらかでのびがよく、べたつきもひかえめで扱いやすいのが魅力。ボディオイルを使用したマッサージに慣れていない方にもぴったりです。
使いやすいボトルのものを選ぶ
ボディオイルを選ぶときに見落としがちなのが、ボトルの形状や種類です。容器の外側や保管場所にオイルがついてしまうと、べたついて使い心地が悪いだけでなく、ホコリなども付着しやすく不衛生。そのため、快適かつ衛生的に使えるかも大切なポイントです。
とくに片手でフタを開けられるワンタッチタイプや、適量を出しやすいプッシュタイプのものは、容器や置き場所を汚しにくくおすすめ。フタが容器と一体化したアイテムや、置いたまま中身を取り出せるポンプ式、一度で広範囲に塗り広げやすいスプレー式のボトルなどを採用したアイテムに注目してみましょう。
逆に、大きく重たい容器や、両手を使わないと開けられないようなフタの固いボトル、容器から手で直接取り出すジャータイプなどは、ボディオイルを使い慣れてないうちは避けるのが無難です。
好みの香りや使用感のものを選ぶ
ボディオイルは香りにこだわったアイテムが多いのも魅力。ボディケアのひと手間をできるだけ楽しく、続けたくなるような時間にするためにも、ぜひこだわりたいポイントです。しっかり香るタイプのボディオイルであれば、香水がわりにもなるので好みの香りから選びましょう。
あまり香水を使い慣れていない方は、シトラスやローズなど万人受けしやすい香りから選ぶのがおすすめ。香りがイメージしやすく、好みと違ったというケースも少なく済みます。夜のケアに使う場合は、ラベンダーやベルガモットなど、リラックスタイムをより楽しめるような香りがぴったりです。
また、使用感にもこだわるなら、ホホバオイルやスクワランのようなサラッとしたオイルのものを選んでみましょう。べたつきにくく、顔や髪を含む全身の保湿ケアや、寝る前のお手入れなどにも使いやすいためおすすめです。
ラメが入ったボディオイルはお出かけ前の保湿におすすめ
ボディオイルにはラメの入ったタイプもあります。一般的なボディオイルと同じく保湿効果があるのはもちろん、ラメのメイクアップ効果で肌が美しく見えるのがメリット。まだあまり種類は多くありませんが、デパコスを中心に取り扱うブランドが増えてきた注目のアイテムです。
全身に使えますが、とくに胸元に塗るとデコルテラインがきれいに見えるのでおすすめ。肌の露出が増える、春夏のお出かけ前に使うボディオイルとして人気のアイテムです。
ボディオイルのおすすめ
無印良品 ホホバオイル
全国に多数の店舗を展開する無印良品の定番スキンケアアイテムです。保湿成分のホホバオイル100%の処方で、香料などほかの添加物は配合されていないため、香りの強いボディオイルが苦手な方にもおすすめです。
ホホバオイルは肌なじみがよくべたつかないのが特徴。ボディオイルとしての使用はもちろん、フェイスケアやフット&ネイルケア、ヘアオイル兼用のアイテムとして使えるのもメリットです。
クナイプ(kneipp) ビオ オイル グレープフルーツ
ドラッグストアでも取り扱いのあるボディオイル。プチプラながら、オーガニック国際認証「ネイトゥルー」を取得している本格派のオーガニックコスメでもあります。
サフラワー油やオリーブオイルなど、100%天然由来の保湿成分でできており、肌をすこやかな状態に整えます。肌なじみがよくボディマッサージにも使用可能。グレープフルーツ由来のさわやかな香りが、リフレッシュしたいときにぴったりです。
メルヴィータ(Melvita) ビオオイル アルガンオイル
人気オーガニックコスメブランドの、体にも顔にも使えるボディオイル。一番しぼりのアルガンオイルを使用した、贅沢な処方のアイテムです。
配合されているアルガンオイルはオレイン酸やリノール酸などの保湿成分を含むオイルで、肌のハリ不足が気になる方の毎日の保湿ケアにもおすすめ。容器には使用量を細かく調整できる独自のアプリケーターを採用しており、自分好みの適量が取り出しやすい点も便利です。
ヴェレダ(WELEDA) ホワイトバーチ ボディオイル
みずみずしくさわやかなグレープフルーツの香りが心地よいマッサージオイル。太ももやヒップ、二の腕などのマッサージに使えるアイテムです。
アンズ核油、ホホバ種子油、コムギ胚芽油など植物由来の保湿成分が、ザラついた肌にうるおいを与えて、さわりたくなるほどなめらかな質感の肌に導きます。オーガニック認証ネイトゥルーを取得しており、肌だけでなく環境へのやさしさにも配慮したボディオイルです。
アルビオン(ALBION) フレッシュハーバルオイル
デイリーケアにもスペシャルケアにもおすすめの、デパコスのボディオイル。ひじ・ひざ・かかとなどの、ザラつきやごわつきが気になるパーツにぴったりのアイテムです。
保湿効果のあるホホバ種子油やスクワランなど、天然由来のオイルで作られているのが特徴。溶け込むようになじみのよいオイルが角質層まで浸透し、すべすべのなめらかな肌を叶えます。
オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY) ユイル・アンティーク チュベローズ・デュ・メキシク
チュベローズ、クローブ、バニラ、ムスクの香り豊かなボディオイル。オリーブオイルから抽出した植物由来のスクワレンをはじめとする豊富な保湿成分が、肌にツヤとうるおいを与えます。
オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーは、おしゃれなパッケージが特徴的で、SNSなどでも人気のブランド。ギフト用のラッピングにも力を入れているため、大切な方への特別なプレゼントにもぴったりです。
ニュクス(NUXE) プロディジュー オイル
30年以上続くフランスのブランドが手がけるロングセラーのアイテム。ワンプッシュで広範囲に塗り広げられる、スプレータイプのボトルが便利なボディオイルです。
肌なじみのよいさらりとした使用感ながら、整肌成分のアーモンドオイルなど7種類のオイルを贅沢にブレンドした高保湿な処方が魅力。女性の毎日のボディケア・フェイスケアにはもちろん、アフターシェーブローションのかわりとしてなど、メンズのスキンケアアイテムにもおすすめです。
シロ(SHIRO) サボン ボディオイル
肌なじみのよさと高保湿の両方を兼ね備えたボディオイル。爽快感のあるフルーツと清潔感あふれるせっけんをイメージした、サボンの香りがただようアイテムです。
保湿成分のヒマワリ種子油やマカデミア種子油を配合し、肌になじみやすい使用感でありながら、のびがよくリッチなテクスチャーが特徴的。お風呂上がりの使用にはもちろん、入浴前の全身マッサージに使用することで、入浴後もしっとりとうるおう感覚が続きます。
ハクスリー(Huxley) ボディオイル モロッカンガーデナー
韓国の人気ブランドから販売されている、さらっとしたテクスチャーが使いやすいボディオイルです。高保湿成分のウチワサボテン種子オイルを配合。ウチワサボテン種子オイルは、1L採取するのに100万個の種と36時間の手作業が必要と謳われている、希少なオイルです。
ウチワサボテン種子オイルを用いたスキンケアは、モロッコ王室も愛用するといわれている伝統の美容法。リッチな気分に浸りながらスペシャルケアを楽しみたい方におすすめです。
ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson&Johnson) ジョンソン ベビーオイル
赤ちゃんにも使えるボディオイルや、無香料のボディオイルを探している方に適した、シンプルな処方が特徴的なアイテムです。肌を保護する保湿成分のミネラルオイルが主成分。乾燥しがちな方のデリケートな肌を、やさしくいたわりながらケアします。
ドラッグストアなどでも取り扱いのあるプチプラアイテムで、300mlと大容量なのも魅力。全身にたっぷりと使えるのもメリットです。
クラランス(CLARINS) ボディオイル アンティ オー
デパコスの定番ブランドから展開されているボディオイル。天然由来の保護成分ヘーゼルナッツオイルが配合されており、肌にうるおいとハリを与えます。
べたつかず包み込むような心地よいテクスチャーと、レモンやゼラニウムなどをかけあわせた豊かな香りがするのも魅力。リフレッシュしたいときのマッサージタイムやお手入れにぴったりです。
ニュートロジーナ(Neutrogena) インテンスリペア ボディオイル
ドラッグストアなどでも取り扱いのある、定番ブランドのボディオイルです。ほんのりとフローラルな香りがただようアイテム。微香タイプなので、無香料では物足りないけれど、あまり強い香りのボディオイルは使いたくない方におすすめです。
保湿成分のアルガンオイルが、お風呂上がりの肌に素早くなじんで角質層まで浸透。うるおいをためこんで、肌を乾燥から守ります。
サボン(SABON) ビューティーオイル デリケート・ジャスミン
ワンプッシュで使える、便利なスプレータイプのヘアオイル兼用ボディオイルです。マカダミアオイル、ホホバオイル、アルガンオイル、ユチャオイルの4種類の高保湿なオイル成分を配合。うるおいとつやに満ちたなめらかな肌を叶えます。
澄んだ空気のような、清潔感のあるデリケート・ジャスミンの香りも魅力。パッケージがかわいらしいデザインのため、女性向けのプレゼントとしても人気のブランドです。
ネイチャーラボ(Nature Lab) フレイオイル フェイス&ボディケアオイル フレイオイル 125ML
ドイツの薬局で約50年間受け継がれてきたと謳われているボディオイル。体だけでなく顔や髪にも使え、1本で全身のケアが完結するマルチなアイテムです。乾燥で古い角質や汚れが溜まった肌を、保湿&エモリエント成分のヒマワリオイルやホホバオイルの保湿力でうるおして、なめらかな肌へと整えます。
お風呂上がりの湿った肌に塗った後は、マッサージオイルとしても使用可能。べたつきにくいテクスチャーも魅力です。
トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY) ソレイユ ブラン シマリング ボディ オイル
メイクアイテムが人気のデパコスブランドから展開されているボディオイル。日焼けした肌の魅力を表現したアイテムです。メイクアップ効果によって肌に輝きを与えます。
デコルテなどに塗り広げると、ゴールドとプラチナカラーのキラキラとしたラメが、美しくつややかな肌を演出。軽いテクスチャーのなめらかな塗り心地や、肌を包み込むフローラルとアンバーの豊かな香りも特徴です。
イソップ(Aesop) ゼラニウム ボディトリートメント
メンズ用としてもレディース用としても使いやすい、シンプルかつおしゃれなボトルデザインのボディオイル。高保湿ながらさわやかな使用感が魅力です。
整肌成分のアーモンドオイルとマカダミアナッツオイルが、しなやかな質感のうるおいに満ちた肌へと導きます。合成香料を使用しておらず、ゼラニウムやベルガモット由来のやさしくさっぱりとしたナチュラルな香りです。
サクラ&ナチュラル(Sakura&Natural) ライスブランオイル
乾燥肌や敏感肌の方のことを考えて作られたボディオイルです。保湿成分のコメヌカ油100%のオイルを配合。純度の高い精製方法が採用されており、少し重めのテクスチャーが特徴です。全身のマッサージに使うことで、しっとりとしたもちもちの肌へと導きます。
使いやすい300mlサイズ以外にも、持ち運びに便利な100mlサイズと大容量の1000mlサイズを展開。ポンプ式で、お風呂上がりなどにもワンプッシュでサッと適量を取り出せる容器に入っています。
ニールズヤードレメディーズ(NEAL’S YARD REMEDIES) アロマティックマッサージオイル
イギリスのオーガニックブランドによる、マッサージ用のボディオイル。ラベンダーやゼラニウムなど、贅沢に配合されたハーブによる甘い香りが、リラックスしたいマッサージタイムにぴったりのアイテムです。
合成香料や着色料、パラベンやアルコールは配合されていません。肌へのやさしさが気になる方にもぴったりです。ブルーの高級感あるボトルデザインで、男女を問わずプレゼントにも適しています。
ヴェレダ(WELEDA) アルニカ マッサージオイル
スイスで誕生したオーガニックブランドのマッサージオイル。世界中で愛用されているロングセラーの人気アイテムです。ヒマワリ種子油やオリーブ果実油など、配合された保湿成分のほとんどはオーガニック成分。肌のことも環境のことも考えられた処方が魅力です。
ハーブの清々しい香りが、すっきりとリフレッシュしたいときのボディケアにぴったり。スポーツ前後のマッサージにもおすすめです。
ロクシタン(L’OCCITANE) シア ザ・オイル
乾燥ダメージが気になる体や髪のケアに適した、ヘアオイル兼用のボディオイルです。保湿成分として、シア脂やヒマシ油、ヒマワリ種子油などを配合。お風呂上がりの湿った状態の肌に使うことで、うるおいが肌を包み込んで守ります。
ロクシタンはプレゼントの定番ブランドで、シンプルながら洗練されたパッケージデザインが魅力。男女を問わず贈りやすいアイテムです。
ボディオイルの売れ筋ランキングをチェック
ボディオイルのランキングをチェックしたい方はこちら。
ボディオイルは主成分のオイルが同じアイテムも多く、違いが分かりにくい場合があります。しかし、しっかり比較すると、髪にも使えるものやマッサージに適したもの、さっぱりした質感のものなど、それぞれに魅力や特徴があります。今回ご紹介したおすすめアイテムも参考にして、ぴったりの1本を見つけてみてください。