プレゼン資料やレポート、写真、イラストなど、データを出力するために欠かせない「コピー用紙」。コスパに優れた普通紙から写真などをきれいに印刷できる光沢紙まで、さまざまな種類があるため、どれを選べばよいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、コピー用紙のおすすめアイテムをご紹介します。選び方や紙の種類の解説もしているので、購入の参考にしてみてください。
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コピー用紙のおすすめ|文書・モノクロ印刷向け
コクヨ(KOKUYO) KB用紙 共用紙 KB-39N
さまざまなプリンターに対応した定番のA4コピー用紙です。レーザープリンター・インクジェットプリンターなどのプリンターで使用できるのが特徴。500枚入りで価格も比較的安く、利用者が多い人気製品です。
坪量・紙厚は、使い勝手のよい64g/m²・0.09mm。厚みがあり、両面印刷にも対応しているため、会議資料の印刷にもおすすめです。中性紙を採用しており、酸化による劣化を軽減。耐久性も期待できます。
環境にやさしいFSC認証パルプを使用しているのもポイントです。FSC認証パルプは「適切な間伐による木材」として認証された木を使用して作る方法。自然を守りつつ、白色度80%のなめらかな紙質を実現しています。
コクヨ(KOKUYO) KB用紙 低白色再生紙 A4 KB-SS39
500枚1パックのリーズナブル再生紙。68%程度と低白色。社内で利用する資料のプリントやメモ代わりにおすすめです。
毎日大量に使用するオフィスなどで、消耗品にかかるコストを削減できます。中性紙の採用により、酸化による紙の劣化を防ぎ高い保存性を実現しているのもうれしいポイントです。
坪量は66g/m²と一般的なコピー紙とほぼ同等。テキストメインの書類印刷にぴったりです。古紙パルプを配合しているため、環境への負荷を軽減する効果も期待できます。
プラス(PLUS) コピーペーパー CR-220
文書の保存にも適した標準的なA4コピー用紙です。中性紙を採用しているので、酸化や黄変が発生しにくく、仕事の書類印刷にぴったり。汎用性の高いコピー用紙として愛されている製品で、白色度は82%です。
1袋500枚入りで、日常的にコピーや印刷を行う方にもおすすめ。使用頻度の高い方に向けて、便利なまとめ売りセットも販売されています。1枚あたりの価格が安く、コスパに優れている製品です。
また、本製品は縦目の紙を採用。紙の繊維の方向が縦向きになっているため、縦に折りやすく、破りやすいコピー用紙に仕上がっています。書類をめくったタイミングなどで、横から破れてしまうリスクを軽減できる製品です。
エイピーピー・ジャパン(APP) ペーパーワイドプロ A4
社内資料の印刷にぴったりのA4コピー用紙です。500枚×5冊のセットモデルで、コスパの高さが魅力のひとつ。社員に配る大量の資料や作業データの出力など、印刷品質をあまり重視しない場合にもおすすめです。
白色度は目にやさしい約87%。やや厚みがあり、裏写りしにくいのもメリット。インクジェットプリンター、レーザープリンターの両方で利用できるので、機種に応じて用紙を変える必要がありません。
また、付属のフタ付BOXケースは、文書保存箱としても再利用可能。A4サイズが入る箱のため、印刷したコピー用紙の保管にも適しています。汎用性が高く、日常的に使用するコピー用紙としておすすめの製品です。
エイピーピー・ジャパン(APP) カラーコピー用紙 B5
お店のチラシなどを作成する際におすすめのカラーコピー用紙です。コンパクトなB5サイズのため、さまざまな用途に使用できるのが魅力。レーザープリンターとインクジェットプリンターの両方で使用できます。
本製品はブルーですが、ほかにもクリーム・ピンク・グリーンなど、合計11色をラインナップしています。好みやチラシの雰囲気にあわせて使い分けができるのもうれしいポイントです。500枚入りのため、大量印刷も行えます。
坪量は70g/m²と厚みがあり、両面印刷にも対応。100%植林木パルプを使用しており、環境にも配慮されています。
エイピーピー・ジャパン(APP) 高白色 コピー用紙 シンプルデザイン A3 IKH912
A3サイズの高白色タイプコピー用紙です。白色度は約93%。大きめの資料やチラシなど、文字や画像をはっきりと見せたいときにおすすめです。
用紙の種類は、紙厚約0.09mmの上質紙。一般的なコピー用紙よりも厚みがあり丈夫なため、長期保管用の資料にも適しています。
用紙の枚数は500枚×5冊セットの2500枚入り。大容量でまとめ買いにおすすめです。ボックスは、無駄な装飾がないシンプルなデザインを採用。箱のままでも悪目立ちしにくく、おしゃれなオフィスやインテリアになじみやすいのが特徴です。
たのめーる PPC PAPER High White A4 10PPCHWA4N
高白色タイプかつ大容量のコピー用紙です。白色度は約93%で、明るくはっきりと印刷したいときにおすすめ。資料やチラシなどの印刷に適切な上質紙です。
A4サイズの用紙500枚×5冊がセットで、大容量かつ価格が安い製品。コスパがよいので、コピー用紙の使用頻度が高い方や、事務所での利用にぴったりです。
紙厚は約93μm、坪量は約68g/m²。一般的なコピー用紙よりも厚みや重さがあり、適度な強度があるのが特徴です。社内用資料はもちろん、仕上がりのきれいさを重視する社外向け資料を印刷するときにも活躍します。
エイプリル(April) コピー用紙 A4 PaperOneCopier
レーザープリンターでの大量印刷におすすめのコピー用紙です。平滑性に優れており、高速で出力する際も高いプリント品質が維持できます。
紙厚が約0.09mmあり、両面印刷対応など使い勝手は良好。インクジェットプリンターなどでも利用できます。
「ProDigi HDプリントテクノロジー」を搭載。普通紙に比べて表面の摩耗が少なくプリンタードラムの保護に役立ちます。交換サイクルを伸ばす効果が期待できるのが特徴です。PEFC認証を取得しており、持続可能性の観点から安心して導入できます。
トッパン・フォームズ(TOPPAN FORMS) 高白色PPC用紙 A4 PPCA4XW
白色度の高いA4サイズのコピー用紙。モノクロのビジネス文書や図面などをはっきりと印刷できます。500枚入りのコピー用紙が5冊セットになっているので、毎日多くの印刷を行うオフィスでも頻繁に購入する手間が省けます。
中性紙を採用。酸化による黄ばみなどが発生しにくいため、長期保存用の資料印刷にも安心して利用できます。コスパ重視のビジネスユーザーにもおすすめ。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) マルチタイプコピー偽造防止用紙 A4 JP-MTCBA4N-200
偽造防止機能を備えたA4サイズのコピー用紙です。社外秘の資料など、コピーの流出防止用途におすすめ。印刷物をコピーすると「コピー」や「COPY」の文字が浮き出るため、オリジナルでないことが判別できます。チケットやクーポン券などをプリントするのにもぴったりです。
インクジェットプリンターをはじめ、レーザープリンターやコピー機など、幅広い種類のプリンターで利用できます。ただし、超高速・高速レーザープリンターと超高速・高速コピー機に非対応な点、インクジェットプリンターによる写真画像中心の印刷用途に不向きな点に留意しておきましょう。
ふじさん企画 コピー用紙 最厚口A4 A4-100-J135
紙厚が約0.18mmある厚口の上質紙です。契約書や証書など、重厚感や高級感を求める書類の印刷用途におすすめ。白色度が85%あるため、プリントされた一文字一文字をはっきりと確認できます。資料の表紙に利用したり紙工作の材料として使ったりと、さまざまなシーンで使うことが可能です。
レーザープリンターやインクジェットプリンター、コピー機に対応。筆記性に優れており、鉛筆・ボールペン・マジックなどで書き込みやすいのもポイントです。
カウネット カウコレ プレミアム コピー用紙 タイプ2 スーパー高白色 A4 4203-9808
フラップタイプの箱に入った高白色のコピー用紙です。白色度は約94±1%。白さが際立つため、文字や画像、グラフなどをきれいに印刷できます。
A4の普通紙が500枚×10冊セットなので、まとめ買いでコストを抑えたい方におすすめ。紙厚が約89±3μmで、適度な厚みがあり丈夫な点も魅力です。
保管や配送時に便利なボックスも、おすすめポイント。外側にはコメントを記入できるスペースがあり、コピー用紙だけでなく小物の整理にも役立ちます。フタが一体型であるため廃棄する際にバラバラにならず、すっきりとまとめられるのもメリットです。
コピー用紙のおすすめ|写真・カラー印刷向け
エプソン(EPSON) スーパーファイン紙 普通紙 KA4100SFR
ビジネス用のさまざまな書類に活用できるA4コピー用紙です。紙厚0.12mm、坪量102g/m²の薄口マット紙で、光沢が抑えられているので、落ち着いた雰囲気の印刷物におすすめ。プレゼン資料や写真入り企画書にも適しています。
白色度が93%と高いのもポイント。白に近い色合いのため、カラー印刷が映えます。100枚入りで価格も比較的安く、頻繁にマット系のコピー用紙を利用する方にもぴったりです。
ただし、インクジェット専用のためレーザープリンターなどでの使用は不可。あらかじめ、自分のプリンターで印刷できるか確認しておきましょう。
エプソン(EPSON) 写真用紙 光沢 L判 500枚 KL500PSKR
写真のプリントに適したコピー用紙です。表面にツヤがある光沢紙で、大きさは一般的な写真と同じL判サイズ。カメラやスマホで撮影した写真を、自宅でプリントアウトしたい方にぴったりです。
用紙の厚さは0.27mmでしっかりと厚みがあり、高級感のある用紙。白色度は92%と高白色のため、写真や画像を鮮やかに印刷できます。プリンターはインクジェットのみ対応。500枚入りで大容量なので、コスパよくまとめ買いしたい方におすすめです。
エーワン(A-one) ラベルシール A4 ノーカット 20シート 28409
ラベルシールを作れるコピー用紙です。シール付きのA4サイズ用紙が20枚入っています。仕分けラベルや宛名ラベルを作りたいときに便利。インクジェットとレーザープリンター両方に使えるので、家庭用としても業務用としても使えます。
白色度は81%。白の色味が強すぎず、目に優しく視認性が高いのがポイントです。用紙の厚みは0.13mm。上質紙を使用しており丈夫でしっかりとしています。
また、裏面のはくり紙には方眼紙を採用。印刷したあとのカットがしやすい仕様です。はくり紙には切り込みが入っているため、貼り付け作業も効率よく行えます。
コクヨ(KOKUYO) カラーLBP PPC用紙 かんたんセミ光沢紙 LBP-KFH1110
チラシやリーフレットの印刷におすすめのコピー用紙です。用紙の種類は、適度なツヤがあるセミ光沢紙。普通紙よりもツヤがありつつ、光沢紙よりも落ち着いた仕上がりになるのが特徴です。
用紙の厚みは0.09mm。プリンターの用紙設定を変更せずに、スピーディーに印刷しやすいのがおすすめポイントです。
また、白色度は約87%と適度な白さで、視認性も良好。プレゼンや研修資料などのカラー印刷にぴったりです。レーザープリンターとコピー機のみに対応しており、インクジェットプリンターは非対応のため注意しましょう。
コクヨ(KOKUYO) カラーLBP&PPC用厚紙用紙 A3 LBP-F33
坪量が180g/m²、厚み0.22mmの耐久性に優れたA3サイズのコピー用紙。ポスターやPOPといった販促物を作成するのにおすすめ。白色度が98%程度と高いため、カラーの文字や画像がきれいに出力できます。両面印刷に対応しているのもポイントです。
幅広い種類のプリンターに対応。レーザープリンターやインクジェットプリンター、熱転写プリンターやコピー機などで利用できます。ただし、顔料系の黒インクを採用したインクジェットプリンターの場合、重ねたりこすれたりするとインクが手や、ほかのコピー用紙に付着する恐れがある点に注意しましょう。
キョクトウ・アソシエイツ ぶ厚いコピー用紙 A4・250gsm PPC250A4
POPやペーパークラフトの作成におすすめのコピー用紙です。紙厚が0.28mmと分厚いのが特徴。丈夫で強度があるため、表彰状や型紙、長期保存の資料などの印刷に適しています。
白色度は98.5%。高白色できれいな発色が期待できます。用紙サイズは使い勝手のよいA4で、シートは25枚入り。余らせずに使い切りやすく、家庭用にもぴったりです。
ふじさん企画 レーザープリンタ用紙 コート紙 A4-100-C90
レーザープリンター向けのA4コピー用紙です。表面に光沢のあるコート紙タイプで、発色に優れているのが特徴。チラシや写真などをレーザープリンターで鮮やかに印刷したい方におすすめです。
印刷会社でも使用されていると謳われており、品質に安心感があるのもポイント。紙厚は約0.08mm、白色度は85%です。両面印刷にも対応しているため、薄手のパンフレットやカタログの印刷にも向いています。
低価格でコスパも高く、家庭でも本格的な印刷物を制作できるのが魅力的。1束の枚数は100枚です。
日本製紙 A4 超厚口 上質紙 NPI上質
賞状や表紙、掲示物などの印刷におすすめのA4コピー用紙です。紙厚0.24mmと、郵便はがきよりも厚みがあるのが特徴。超厚口と呼ばれるモデルで、上質紙のなかでも厚みがあるタイプです。
白色度は88%で、目にやさしい自然なホワイトを実現しています。インクジェットプリンター、レーザープリンター、コピー機で利用可能です。
また、画用紙やデッサン紙としても活用可能。イラスト制作にも向いています。50枚入りで価格が手ごろなのも魅力です。
ナカバヤシ(Nakabayashi) OA共用紙 A4 MPP-A4-E20
カラーコピー機やレーザープリンター、インクジェットプリンター・モノクロPPC・熱転写プリンターなどで使えるアイテム。汎用性に優れたコピー用紙を探している方におすすめのモデルです。
染料インクと顔料インクの両方に対応しており、インクジェットプリンターを利用する場合に搭載しているインクの種類を気にする必要はありません。
A4サイズの上質紙が200枚入っています。紙の裏表を確認する必要がなく、どちらの面にも印刷ができるなど使い勝手は良好です。
一般のコピー用紙より若干厚めの中厚口タイプを採用。ボールペンや鉛筆で書き込んだり確認印を捺印したりと、幅広いシーンで便利に使えます。
富士フイルム(FUJIFILM) 写真用紙 画彩 超光沢 WP2L50PRO
写真プリントに適した超光沢タイプのコピー用紙です。デジカメで撮影したお気に入りの写真が、2Lサイズで残せるモデル。厚みが約0.32mmあるため、フィルム写真に近い風合いと質感が楽しめます。白色度が約102%と高く、色再現性に優れているのもポイントです。
127×178mmサイズのコピー用紙が50枚入っています。人物から風景まで幅広い被写体のプリントに適しているので、写真好きの方は一度チェックしてみてください。
プラス(PLUS) カラーレーザー用紙 両面マット紙 A4 PP-120WX-T
レーザープリンターでの印刷に適した、A4サイズのコピー用紙です。パンフレットをはじめ、カタログやメニューなどの制作におすすめ。両面にマット仕上げがされているため、高級感のある印刷物が作れます。
ただし、インクジェットプリンターやFAXでは使用できません。故障の原因となるので、購入を検討している方はあらかじめ留意しておきましょう。約98%以上の白色度を有しており、写真やイラストがリアルに再現できるのもポイントです。
キヤノン(Canon) 高品位専用紙 A4 50枚 HR-101SA4
きめ細やかで高発色のコピー用紙です。インクの吸収力を強化した、ハイグレードコート紙を採用。インクのにじみを抑えて、くっきりと鮮やかな印刷ができます。写真や画像の多いプレゼン資料を作成するときにおすすめです。
白色度が93%と高白色なのが特徴。色味がはっきりと見えるため、カラー印刷に適しています。用紙は50枚入り。容量が多すぎず少しずつ使えて、家庭用におすすめです。
プリンターはインクジェットのみ対応。対応機種も限られているので、購入前に自宅や職場のプリンターをしっかり確認しておきましょう。
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コピー用紙の選び方
種類をチェック
写真や画像印刷に適した「加工紙」
写真や画像、イラストなどを印刷する場合は、表面に特殊な加工が施された加工紙がおすすめ。一般的なコピー用紙よりも価格はやや高めですが、印刷品質が高くカラー写真の色合いを鮮やかに再現できます。
主な種類は、光沢紙・マット紙・コート紙の3つ。用紙によって質感や適している印刷物が異なり、ツヤ感のある光沢紙は写真やパンフレット、つや消し処理が施されたマット紙は文字・写真などを落ち着いた仕上がりで印刷したいときに向いています。
コート紙は、光沢紙よりもはっきりとした色合いを出せるため、色味を重視したい印刷物におすすめです。
文書や文字印刷に適した「非加工紙」
仕事の文書や学校のレポート、資料など、文字を中心とした印刷物に向いているのが非加工紙です。レーザープリンターとインクジェットの両方で利用できるのが特徴で、普通紙・上質紙・再生紙の3種類があります。
一般的にコピー用紙と呼ばれているのが普通紙。PPC用紙とも呼ばれ、豊富なラインナップが魅力です。価格も安く、頻繁に印刷をする方に向いています。上質紙は文字をくっきり印刷できるため、チラシなどの印刷にもおすすめです。
再生紙は古紙を再利用した環境にやさしい用紙。近年は品質もあがり、普通紙に近い質感のモノも増えています。しかし、耐久性ではほかの用紙に劣る部分もあるため、長期保存用の書類を印刷する場合は注意が必要です。
サイズをチェック
コピー用紙のサイズは、JIS規格によって定められており、A版とB版に分類されています。A判・B判共に0番が最も大きく、A1、A2と数字が進むにつれて、サイズが小さくなります。
一般的なコピー用紙のサイズは、210×297mmのA4サイズ。A4を見開きに並べたモノがA3です。A3サイズはレストランのメニューや設計図などにも使われます。また、請求書などに使われることが多いのはA5です。
一方、B判はチラシやカタログ、ポスターなどによく使われる規格。A4よりもコンパクトなB5は持ち運びや配布がしやすく、お店の宣伝チラシなどにおすすめのサイズです。
厚さが気になるなら「坪量」と「紙厚」をチェック
「坪量」とは、コピー用紙1m²あたりの重さを示す数値。g/m²(グラム平米)という単位で表示され、数字が大きいほど、用紙は厚く重くなります。一般的なコピー用紙の坪量は64g/m²程度、はがきは209g/m²程度です。
一方、「紙厚」とは紙の厚さのこと。「mm」または「μm」で表示されます。コピー用紙には0.08mmほどの薄い紙が用いられるケースがほとんど。絵はがきやポストカードを印刷したい場合は、0.2mm以上の分厚い用紙がおすすめです。
坪量・紙厚が大きいほど用紙の耐久性があがり丈夫になるため、印刷物を長持ちさせたい場合はチェックしてみてください。
白色度をチェック
カラー印刷を頻繁に行う場合は、コピー用紙の白色度に注目。白色度とは紙の白さを示す数値で、数値が高いほど用紙は白に近い色になります。カラー印刷で画像や文字をきれいに印刷したい場合は、90%以上のモノがおすすめです。
一般的なコピー用紙の白色度は70~95%。古紙が含まれていると白色度は低くなる傾向にあり、再生紙の白色度は約70%、新聞紙は約55%です。大事なプレゼン資料などをきれいに出力したい場合は、白色度もチェックしてみてください。
プリンターに対応しているモノを選ぼう
プリンターによって、印刷できる用紙の最大サイズや対応しているコピー用紙が異なります。一般的な家庭用プリンターの場合、最大サイズがA4もしくはA3のモノがほとんど。あらかじめ、対応する用紙サイズを確認しておきましょう。
また、使用しているのがレーザープリンターかインクジェットプリンターかによっても、対応するコピー用紙が異なります。非加工紙であれば基本的にどちらでも利用できますが、インクジェット専用紙の場合、レーザープリンターでは使用できません。
無理に使用するとプリンターが故障してしまう恐れがあります。コピー用紙を購入する前に、自分が持っているプリンター仕様を確認しておきましょう。
コスパを重視するなら枚数をチェック
仕事で毎日プリンターを使用する方や大量の資料を印刷する方は、1束あたりの枚数をチェック。250枚や500枚入っている徳用タイプを購入すれば、1枚あたりのコストを安く抑えられます。
なかには、セットで販売しているモデルもあるため、毎日コピー用紙を使う方はセット購入も検討してみてください。頻繁にコピー用紙を購入する手間が省けるだけでなく、コスト削減にもつながります。
一方、あまり頻繁に印刷しない方は注意が必要です。使わない期間が長くなると、湿度や太陽光などにより、コピー用紙が劣化する恐れもあります。使用頻度にあわせた枚数選びが大切です。
書類や文書には普通紙や上質紙などの非加工紙、写真やイラストがメインの印刷物には、光沢紙やマット紙が向いています。さまざまな種類がありますが、自分が印刷したいモノにあった用紙を選ぶのが大切です。プリンターによっては対応していない用紙もあるため、事前に確認しておきましょう。