星のような形が特徴の「金平糖」。りんご・オレンジ・パインなどのフルーツ味や、抹茶・煎茶・コーヒーのようなほろ苦い味など、いろいろな味わいを楽しめるのがポイントです。また、綺麗な色も魅力のひとつ。カラフルなモノだけでなく自然な色味をいかしたモノもあります。

そこで今回は、金平糖のおすすめ商品をご紹介。プレゼント向けの金平糖もピックアップしています。選び方も解説するのでぜひチェックしてみてください。

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• 目次
• 金平糖の由来とは？語源や歴史は？
• 金平糖の選び方
• 金平糖のおすすめ｜ギフト用（高級・専門店）
• 金平糖のおすすめ｜家庭用
• 金平糖の売れ筋ランキングをチェック
• 金平糖を使ったアレンジレシピ

金平糖の由来とは？語源や歴史は？

金平糖は、約450年前に日本へ伝えられた砂糖菓子です。宣教師によって持ち込まれ、長崎で盛んに作られていたといわれています。当時はカステラなどと並んで「南蛮菓子」と呼ばれており、庶民は口にできない高級品でした。なお、「金平糖」という名はポルトガル語で砂糖菓子を意味する「コンフェィト」に由来しています。

日本に伝来した際は今のようにカラフルで角のある形状ではなく、白一色で球形に近かったといわれている金平糖。長崎から徐々に東へと伝わっていく過程で、金平糖職人たちの手によって少しずつ今の形や色合いに近づき、やがて日本独自の金平糖文化が定着しました。

明治時代になると全国で製造されるようになり、庶民も楽しめるお菓子として生活に浸透。栄養価が高く気軽に糖分を補給できることから、戦時中には保存食として兵隊が常備していたこともありました。ぜひ歴史にも目を向けながら、金平糖を楽しんでみてください。

金平糖の選び方

好みの味をチェック

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金平糖はさまざまな味わいを楽しめるのが魅力です。定番はオレンジ・りんご・マスカット・パインなどのフルーツ味。大人向けの味が好みなら、抹茶・煎茶・ほうじ茶・コーヒーなどのほろ苦い味がおすすめです。

そのほか、にっきや生姜など辛味のあるモノ、塩や酒粕を使った珍しい味の金平糖もあります。好みに合わせて選んでみてください。

色味も重要

金平糖は表面に角状の突起をもつ星のような形と色味が魅力。彩りを重視して選ぶなら、数種類の色をミックスしたカラフルな金平糖がぴったりです。色ごとに味が異なる商品もあります。

同系色の金平糖をブレンドしたモノは美しいグラデーションを楽しめるのがポイント。そのほか、着色料を使わずに自然の色味をいかした金平糖も人気です。

パッケージをチェック

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金平糖を選ぶときはパッケージをチェック。袋・缶・瓶など商品によってさまざまです。なかにはくま形のボトルに入ったかわいいデザインのモノもあります。

気軽に金平糖を楽しみたいならリーズナブルな価格の袋入りがおすすめ。また、小瓶・缶・紙筒などおしゃれなパッケージのモノはプレゼントにぴったりです。目上の方への贈り物や内祝いなどには化粧箱入りの上品なモノが適しています。

容量をチェック

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金平糖を選ぶときは容量にも注目してみてください。たっぷり楽しみたいなら大容量タイプがおすすめ。日持ちする商品が多いので、ストックしておきやすいのが魅力です。

プチギフトやお土産には30〜50g前後の少量タイプがぴったり。少量タイプを数種類詰め合わせた商品もあります。食べる人数やシーンに合わせて適量を選ぶのがポイントです。

ギフトには専門店のモノや高級感のあるモノも人気

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数ある金平糖のなかからギフト用にチョイスするなら、専門店のモノや高級感のあるモノがおすすめ。たとえば、意匠を凝らしたパッケージを採用している金平糖は、話のタネとしても使えます。

お茶の専門店が手がけるお茶味の金平糖は、上品な苦みや香りを楽しめるため、大人に渡す金平糖としてぴったり。千代箱に入ったタイプは、見た目が豪華でお茶会などの手土産にも重宝します。ちょっとしたメッセージが添えられた、贈答用に考えられた商品にも注目してみてください。

金平糖のおすすめ｜ギフト用（高級・専門店）

青木光悦堂 金平糖 進物箱入 8色虹セット

バリエーション豊かな色合いが楽しめる金平糖のセットです。フレーバーは菜の花・さくら草・もみじ・ふじ・忘れな草・天然金平糖・すずらん・酒粕の8種類。小瓶に入っており、そのまま飾っておきたくなるような可憐な見た目で、贈答用にもぴったりです。

賞味期限は365日。手がけているのは、明治25年に創業した老舗製菓店です。京都の手土産としても使える金平糖が気になる方はチェックしてみてください。

原野製茶本舗 大人の金平糖 ギフト 抹茶・ほうじ茶詰合せ 茶箱

お茶の専門店が手がける、大人にぴったりの金平糖です。白色の上品な缶入りで、抹茶・ほうじ茶味の金平糖がそれぞれ30gずつ入っています。

抹茶味はほろ苦く、大人も楽しめる味わいが魅力。福岡の八女茶を使っています。ほうじ茶味は、お茶専門店だからこそできる香ばしく深みのある味わいが特徴です。

賞味期限は製造日から1年。ギフトにも適したオリジナルの化粧箱に入っており、接待用の手土産としても注目されています。お世話になっている方へ上質な金平糖をプレゼントしたい方はチェックしてみてください。

入江製菓 いろは屋の金平糖 3個セット

手作業で仕上げた昔ながらの金平糖のセットです。シンプルで上品な味わいを楽しめます。作る際は、14日間休まずに混ぜ続けているのが特徴です。

約100℃に熱した大きな窯に砂糖を入れ、窯を傾けながら丁寧に回転させて砂糖を転がしていきます。粒同士がくっつかないように、糖蜜を吹きかけているのもポイント。この工程を繰り返すことで、金平糖ならではの角が生まれます。

みかん・いちご・抹茶がセットになった「いろは」、もも・バナナ・レモンが入った「ちりぬ」、ぶどう・グレープフルーツ・ココアの「ほへと」から選択可能。容量は40gで、それぞれ小箱に入っています。好みの味の金平糖を選んでギフト用にしたい方におすすめです。

黄桜 酒粕こんぺいとう

酒粕の芳醇な風味を味わえる珍しい金平糖です。心地よい食感を楽しめます。原料はグラニュー糖と酒粕のみ。日本で古くから親しまれている酒粕をぜいたくに使い、金平糖を口に含むたびに酒粕の存在を感じられます。

酒粕は、京都・伏見でクラフトビールや日本酒を製造している黄桜の風味豊かなモノを使用。水や米からこだわっている、高品質な酒粕です。

金平糖の風味と酒粕の香りが相性ぴったり。お茶請けはもちろん、お酒のおつまみとしても楽しんでみてください。容量は46gで、小瓶に入っています。お酒と甘いモノが好きな方へのギフトにおすすめです。

ふみこ農園 金平糖

メッセージが付いたレトロな小瓶入りの金平糖です。気持ちを伝えるちょっとした手土産にもぴったり。紀州グルメを販売するふみこ農園が手がけています。

グレープフルーツ・ピーチ・マスカット・ストロベリーが入った「さくら草」と、サイダー・グレープフルーツ・グレープ・マスカット・メロンの入った「忘れな草」をラインナップ。さらに、メロン・レモン・マスカット・グレープフルーツ・グレープの「花しょうぶ」を加え全部で3種類展開しています。

容量は50g。レトロな小瓶に入っています。賞味期限は1年です。贈答用に意匠を凝らしている金平糖が気になる方はぜひチェックしてみてください。

・1個

・12セット

緑寿庵清水 金平糖 十種詰合せ

伝統ある製法を用いて作られた金平糖です。熟練の職人がていねいに手作りしています。多様なフレーバーと色彩を金平糖で表現しているのが特徴。まるで果汁の雫を噛んだようなみずみずしい味わいを楽しめると謳われています。

食べる際はなめるのではなく、かじって食感を楽しんでみてください。素材の香りや味わいを、より鮮明に感じられます。抹茶や緑茶と一緒に食べるのもおすすめです。本商品は10種類の金平糖を詰め合わせています。

ひとつずつ上品な小袋に包んで贈答用の箱に入っており、上等なギフトにもぴったりです。老舗の金平糖を味わいたい方はチェックしてみてください。

願生舎 お東さんのこんぺい糖 3個セット

紙筒に入った、高級感のある金平糖です。浄土のうつくしさを表現したやさしい甘さが特徴の「華」、清らかな念仏を表現したほんのりと青い「清」、そして阿弥陀様の慈悲の輝きを表現した黄色い「輝」の3種類が楽しめます。

内容量は各30g入り。賞味期限は製造日から約1年です。京都にある東本願寺の総合案内所内記念品販売所で販売されています。参拝のお土産としてもおすすめです。

飛騨あずさ 招き猫の福缶 まねき猫 こんぺいとう 金平糖

双子の招き猫を描いた福缶入りの金平糖。2種類の異なる金平糖を楽しめるのがポイントです。缶ごとに「さくら草」と「パステルミンツ」が入っています。いずれも確かな技術によって作られており、こだわりのフレーバーを楽しめるのが魅力です。

容器は内蓋付きのため、食べ終わったらお茶缶として再利用が可能。白と金で縁起のよい色合いなので、インテリアとして飾っておくのもおすすめです。豪華なボックス入りで、ギフトにもぴったり。容器にもこだわりのある金平糖を探している方はチェックしてみてください。

たにぐち 味の小箱 大

千代箱にふんだんに詰まった金平糖です。蓋を開けると宝石箱のようにきらめく金平糖が目に入り、食べる前に目でも楽しめるのがポイント。明治41年に創業した京都の老舗菓子店が手がけています。

内容量は225gと多いのも魅力。複数人で分けながら食べたり、少人数で少しずつ食べたりと楽しみ方もさまざまです。誕生日やホワイトデーのギフトにはもちろん、京都のお土産としても適しています。容量の多い金平糖を探している方はチェックしてみてください。

金平糖のおすすめ｜家庭用

大阪糖菓 コンペイトウ王国 黒こんぺい

黒糖を使用した金平糖です。香ばしさが特徴。飾り気のない見た目と地味な色合いですが、口の中で噛まずに転がしていると、黒糖のコク深い甘さが口内に広がります

コーヒーとの相性がぴったり。お茶請けとして食べるのはもちろん、コーヒーシュガーとしてカップの中で溶かして飲むのもおすすめです。賞味期限は約3ヵ月。内容量は約120gです。

宇治園 星果庵 りんごの金平糖

りんごの甘さと酸味が味わえる、フルーティーな金平糖です。鮮やかな色合いで、見た目から楽しめます。おしゃれな缶に入っているのもポイント。金平糖を楽しんだあとは、小物入れとして使うのもおすすめです。

内容量は35g。賞味期限は8ヵ月です。明治時代に京都で茶商として創業した「宇治園」が手がけています。同店では、ほかにも多様な味わいの金平糖をラインナップしているので、ぜひチェックしてみてください。

砂糖傳増尾商店 奈良こんふぇいと 大和煎茶 箱入り

素材にこだわりのある煎茶味の金平糖です。お茶の歴史のなかでも長く親しまれてきている大和茶を使用。大和茶の煎茶が持つ香りとうまみを活かし、芳醇な味わいに仕上げています。

内容量は40g。賞味期限は製造日から1年です。砂糖を専門で扱う砂糖傳増尾商店が手がけています。専用箱に入っており、手土産にもぴったり。箱は12種類用意されています。煎茶の豊かな風味を楽しめる金平糖が気になる方におすすめです。

青木光悦堂 京都前田珈琲の珈琲金平糖

コーヒーの風味を楽しめる金平糖。芳醇なコーヒーを提供することから、京都で親しまれている老舗喫茶店「前田珈琲」が展開しています。ほろ苦い味わいが魅力です。

容量は30g。賞味期限は製造日から1年です。ほかではなかなか味わえない、コーヒー専門店とコラボした金平糖が気になる方はチェックしてみてください。

春日井製菓 こんぺいとう

昔ながらの素朴な味わいを楽しめる金平糖です。色とりどりの金平糖が入っています。何日もかけて熱を加えながら大窯で生地を転がし、角を作り出しているのが特徴。パッケージはチャック付きのため、保存も容易です。

災害時の保存食として常備するのもおすすめ。さまざまなお菓子を製造しているメーカーが手がけています。昔ながらのシンプルな金平糖を味わいたい方はチェックしてみてください。

たにぐち ハッピーくまちゃん 金平糖

くまのボトルに入った、かわいらしい金平糖です。全部で8種類をラインナップしているのがポイント。それぞれに名前が付いていて中身が異なります。

内容量は1個あたり160g。ピーチ・ストロベリー・マスカット・グレープフルーツが入った「さくら草」や、メロン・マスカット・グレープフルーツが入った「すずらん」など、ボトルの中には数種類の味が詰め合わされています。

くまのボトルはいずれも13cmです。子供へのプレゼントにもぴったり。見た目が特徴的な金平糖を探している方におすすめです。

原寿園 生姜金平糖

生姜を使った金平糖です。口に含むと生姜の辛さと金平糖の甘さを感じられます。食べる手が止まらず、ついつい食べ過ぎてしまいそうになる味わいと謳われています。国内生産の砂糖と、島根県産の生姜を原料に使用。香料・保存料・着色料は不使用です。

技術が発達した現代でも、金平糖職人が窯の前に張り付いて完成まで作業を行っています。内容量は40gです。賞味期限は約1年。刺激的な味わいの金平糖が気になる方におすすめです。

・1袋

・2袋

大阪糖菓 コンペイトウ王国 いろは金平 ミックス 5種類混合

和風のフレーバーをミックスした金平糖です。梅・抹茶・生姜・ニッキ・はっか味の5種類をを楽しめます。珍しい味わいで、お茶請けにもおすすめです。

金平糖の直径は約12mm。内容量は1袋あたり100g入っています。賞味期限は365日です。ほかではあまり見かけないフレーバーの金平糖を食べてみたい方はチェックしてみてください。

エース こんぺいとうミックス

淡くてカラフルな色合いが特徴の金平糖です。サイダー・レモン・ストロベリー・オレンジ・パインの5種類の金平糖を楽しめます。お菓子のデコレーションやトッピング用にもおすすめ。重量は1個約0.3gです。

サイズは直径0.6～0.8cm。食べるだけでなく、製菓用としても使える金平糖を探している方はチェックしてみてください。

金平糖の売れ筋ランキングをチェック

金平糖のランキングをチェックしたい方はこちら。

金平糖を使ったアレンジレシピ

金平糖ヨーグルト

金平糖とヨーグルトを用意するだけで気軽に楽しめる「金平糖ヨーグルト」。朝食やおやつの代わりにもなるので、材料を揃えて試してみてください。

水切りヨーグルトを作って下準備。キッチンペーパーを敷いたザルに、好みの無糖ヨーグルトを入れ、ラップをかけて冷蔵庫で1日保存して水分を抜きます。

完成した水切りヨーグルトを、なめらかになるまで混ぜるのがポイント。滑らかになるまで混ぜたヨーグルトに適量の金平糖を加えて冷蔵庫で軽く冷やしたら、トッピングの金平糖を乗せて完成です。冷やす時間によって金平糖が溶けてヨーグルトに馴染むので、好みのタイミングを見つけてみてください。

金平糖を使ったしいたけの甘煮

砂糖の代わりに使える金平糖を使った「しいたけの甘煮」。用意する材料も少なく、計量が簡単な金平糖を使うため子供と一緒に作るのもおすすめです。

しいたけは軸を外し、かさに十字の切れ込みを入れて準備します。鍋に醤油・酢・金平糖を入れて軽く煮立つまで加熱。この時点で金平糖が溶け切っていなくても煮込む過程で溶けるため、沸騰したらしいたけを加えて落し蓋をし、5分ほど弱火で煮込みます。

落し蓋を外したらしいたけを反対向きに返し、煮汁が少なくなるまで煮詰めるのがポイント。子供と楽しみながら作れる金平糖のレシピを探している方は試してみてください。