フタ付きのゴミ箱は、ゴミのにおいが気になりにくいのが魅力。キッチンやリビングなどで多く活用されています。一方、毎回開け閉めしなければならないのを面倒に感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの自動開閉ゴミ箱を選び方とともにご紹介します。より手軽なフタ付きゴミ箱を求めている方は、ぜひ参考にしてみてください。
自動開閉ゴミ箱の選び方
サイズ(容量)をチェック

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自動開閉ゴミ箱を選ぶ際にまず定めておきたいのが、設置する場所。どこに置くかによって必要なゴミ箱の容量が変わるため、ある程度決めておきましょう。
たとえば、リビングやキッチンでは毎日多くのゴミが出るため、やや大きめのサイズのゴミ箱が便利。自治体によっても異なりますが、一般的には30~45Lのゴミ袋がゴミ出し用に指定されていることが多いため、そのサイズのゴミ袋が入る製品を選ぶのがおすすめです。
一方、玄関や洗面所などの比較的狭い空間には、コンパクトに設置できる製品が適しています。
素材をチェック
ステンレス

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ステンレス製の自動開閉ゴミ箱は、樹脂製よりも高価ですが、頑丈で耐久性に優れているのがメリットです。サビに強く、水気のあるキッチンで使うゴミ箱としても向いています。
また、ステンレスには上品な光沢感があり、スタイリッシュなインテリアに馴染みやすいのも魅力。キッチン・書斎・リビングなど、幅広い部屋で使えます。
樹脂

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樹脂製の自動開閉ゴミ箱は、ステンレス製より耐久性は劣るものの、軽量で持ち上げやすいのが特徴。デスク前から本棚前、シンク前からダイニングテーブル下など、自動開閉ゴミ箱を移動させることが多い方におすすめです。
また、樹脂製の自動開閉ゴミ箱は比較的安いのも魅力。自動開閉ゴミ箱を試してみたい方など、初期費用を安く抑えたい方に向いています。
ただし、樹脂製のモノはニオイ移りしやすいのがデメリット。また、アルコール消毒をすると劣化する恐れがあります。洗った食品トレイやペットボトルなど、汚れやニオイのないゴミを入れるのにおすすめです。
フタの開閉方向をチェック

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自動開閉ゴミ箱は、縦開きと横開きの2種類があります。縦開きは、フタが上に跳ね上がる仕様。棚やデスクの下に設置したい場合は、フタが上に開くスペースがあるか確認しておきましょう。
横開きは、円形のフタが中心から左右に分かれて開く仕様。フタがスライドしながら開くため、中の空気が動きにくく、ゴミのにおいが漏れにくいのが魅力です。また、開いた際のフタのスペースをあまり気にしなくてよいため、棚の下などにも設置できます。
電池の種類や本数をチェック

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センサーにより、フタが自動で開閉する仕組みの自動開閉ゴミ箱。そのため、使用するには電池などが必要ですが、製品によって必要な電池の本数や種類が異なります。
スマートな使用感が魅力の自動開閉ゴミ箱ですが、頻繁に電池交換が必要になると、手間がかかってしまいます。1回の電池交換でどれくらい駆動するか、事前に確認しておきましょう。
また、なかには充電式の自動開閉ゴミ箱もあります。電池式に比べると連続使用時間が短い傾向にあるため、使い勝手に応じて選んでみてください。
分別できると便利

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細かなルールは自治体によって異なるものの、ゴミは分別して捨てる必要があります。燃える・燃えないゴミのほか、缶や瓶、ペットボトルなど、分別するべきゴミが多いほどゴミ箱や設置スペースも増やさなければなりません。
分別のできる自動開閉ゴミ箱であれば、できるだけ場所を取らずに使用できます。また、別売りのパーツを取り入れることで分別ゴミ箱に切り替えられる製品は、使い分けができて便利です。ゴミの品目ごとにゴミ箱を買い揃えるのが面倒な方は、ぜひチェックしてみてください。
自動開閉ゴミ箱のおすすめ
第1位 ジータ(ZitA) ジータミニ 自動ゴミ箱 ひらけ、ゴミ箱
機能性とデザイン性を兼ね備えている、人気の自動開閉ゴミ箱。インテリアに馴染みやすい、おしゃれなフォルムが特徴です。最大容量は40Lで、30Lのゴミ袋を無駄なくいっぱいまで使えます。
フタは、開いてから約5秒後に閉じる仕様。感知範囲は0~30cmの間で、自由に調節可能です。横開きタイプのためにおいが漏れにくいほか、カウンターや棚の下にも設置できます。また、50000回の開閉テストをクリアしている、優れた耐久性も魅力です。
別売りの分別リングを装着すれば、分別ゴミ箱としても使用可能。さらに、必要に応じて手動でも開閉できるなど、場所や用途を選ばずに使いやすいのがおすすめポイントです。
第2位 ジョブソン(JOBSON) 賢いゴミ箱 JB03
機能性に優れている、横開き式の自動開閉ゴミ箱。手をかざしてから約0.3秒でフタが開くため、スムーズに使用できます。また、単1形電池2本で、最大15ヶ月使用可能。長時間駆動できるパワフルさが魅力です。
本体には、腐食に強い「SUS430ステンレス素材」を採用。水拭きだけでお手入れが完了します。45Lゴミ袋に対応しているため、たっぷり使用できるのもポイントです。高精細な自動開閉ゴミ箱を探している方は、ぜひ検討してみてください。
第3位 ディーツ(DiETZ) 自動開閉センサーゴミ箱

ステンレス製の自動開閉ゴミ箱。フタは横開き式で、カウンターの下などにも収まりやすい設計を採用しています。縦開き式よりもニオイが漏れにくいため、キッチンに設置して生ゴミを処理するのにも便利です。
センサーの感知範囲は、約6~30cmの範囲で好きに調節可能。また、本体のボタンを押せば手動での開閉もできます。開いた状態を保てるため、調理中のゴミ捨てなどにも便利です。
容量は、45Lのゴミ袋に対応。ゴミ袋を無駄なく最大限に活用でき、節約にも繋がります。また、開口部は広めの設計なので、大きなゴミを捨てやすいのもメリットです。
半円形のやわらかいフォルムで、空間に馴染みやすいのもおすすめポイント。壁際にフィットしやすく、使い勝手のよいゴミ箱です。
第4位 オットスタイル(ottostyle.jp) センサー全自動開閉式ステンレスごみ箱
スタイリッシュな外観が魅力の、縦開き式自動開閉ゴミ箱。おしゃれな見た目でインテリアに馴染みやすいのが特徴です。
フタを開いた状態のサイズは横33×縦25×高さ90cm。キッチンやリビングなどに設置するのに適しています。
感知センサーから10~15cm上に手をかざすと、フタが自動で開くほか、「Open」「Close」ボタンで手動操作も可能。手が塞がりがちなキッチンでの使用にも便利な製品です。
第5位 トーニュー(townew) スマートトラッシュボックス townew T Air X TWN1003
コンパクトサイズの自動開閉ゴミ箱。横28.4×縦28.4×高さ34.9cmと小さめサイズのため、玄関・洗面所・寝室などで使用したい方におすすめです。
ゴミ袋の密閉がワンタッチで完了するのも魅力。ボタンを2秒間長押しすればゴミ袋を自動でシーリングでき、ニオイを密閉したまま処理できます。
また、専用リフィルを取り付けておくことで、新しいゴミ袋を自動でセットできるのも特徴。自分で行う手間が省けます。ゴミ箱に触れる機会が少なくて済むので、衛生的に使用できるのもメリットです。
本製品はUSBで行う充電式で、約5時間でフル充電が可能。フル充電状態で約45日間使えます。ゴミ捨て時の手間や面倒を一気に軽減したい方へおすすめの製品です。
第6位 エアリゾームインテリア(Air Rhizome Interior) NINE STARS 自動開閉ダストボックス 47L 横開きタイプ air-dzt-47-20
45L以上のゴミ袋が入る、容量47Lの自動開閉ゴミ箱です。高級感があるおしゃれなデザインで、スタイリッシュなインテリアのキッチンやオフィスによく馴染みます。単1形電池2本で駆動し、約12か月連続使用できるモデルです。
また、横開きに対応しているのもポイント。フタ開閉用のスペースを上部に必要とせず、カウンター下やデスク下へもスマートに設置できます。
さらに、ゴミのニオイが広がりにくいのもメリット。生ゴミを入れる自動ゴミ箱としても適しています。センサーの感知範囲に手や物がある間は開いた状態をキープできるので、野菜の皮剥きをするときにも便利です。
第7位 ディーツ(DiETZ) DustBox30 VA-DIETZ-SO30
足元にセンサーを搭載した自動開閉ゴミ箱です。腰をかがめずに操作できるのが魅力。センサーの検知範囲は2種類から切り替えられ、ゴミ箱に近づくか、ゴミ箱下部のホールに足を入れることで自動開閉します。行き来が多い廊下へ設置するのもおすすめです。
横開きのフタを採用しているので、キッチンカウンター下・デスク下へもスマートに設置できます。また、横開きのフタにはストッパーを搭載。左右のフタ扉にあった隙間面積を縮小しており、ニオイ漏れを軽減する効果も期待できます。
第8位 アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) センサー付全自動ペール 48L
シンプルで使いやすい自動開閉ゴミ箱です。手前にある感知センサーへ手を近づけると自動開閉します。また、約90秒間フタが開き続けるボタンも搭載。まとめてゴミを捨てたいときにも役立ちます。
インテリアと馴染みやすいおしゃれなデザイン性もポイント。カラー展開が豊富で、ゴミ袋も外からは見えないよう設計されています。ボディやフタにはステンレス素材を採用しており、汚れた場合も簡単に拭き取り可能です。なお、本製品は単3形電池3本で駆動します。
第9位 イーケーオー ジャパン(EKO JAPAN) デラックスファントム センサービン 45L EK9287MT-45L
静音性に優れた自動開閉ゴミ箱です。開閉時の騒音レベルは40dBと、図書館内程度の静かさ。テレワーク中の家族やお昼寝中の赤ちゃんがいる部屋でも、快適に使えます。
手をかざすと自動で開き、5秒後には自動でクローズ。ボタンを押せば開けた状態をキープできるため、短時間でたくさんのゴミが出る調理中などにも便利です。
ボディには、サビに強く耐久性に優れたステンレス素材を採用しており、水に濡れやすいキッチンでも快適に使えます。水洗いが可能な着脱式のインナーボックスが付いているので、汚れた場合のお手入れも簡単です。
第10位 iTouchless Sensor Trash Can MT13RW
スリム形状が魅力の自動開閉ゴミ箱です。49Lと大容量タイプながら、カウンター脇などへスリムに設置できます。奥行きが狭い分高さが約80cmと高く、腰をかがめずにゴミを捨てられるのも魅力です。
「AbsorbX天然活性炭臭気フィルター」が付属しているのも魅力。消臭効果が期待できます。さらに、指紋汚れを軽減する設計を採用しており、長く清潔な見た目をキープできるのもおすすめポイントです。
第11位 アントレックス(Entrex) bcl センサーダストボックス 62L 49928312903
ゴミの分別がしやすい自動開閉ゴミ箱です。上・下段に2つずつゴミ箱を設置可能。分別できるゴミ箱を探している方におすすめです。なお、上段のみ自動開閉に対応しており、下段には引き出し式を採用しています。
上段には、容量37Lの上容器と容量3Lのインナービンを搭載。容量3Lのインナービンにはフタが付いており、生ゴミなどニオイ漏れしやすいゴミを入れるのに便利です。
また、ボディにはスチール素材を使っており、生ゴミなどが触れて汚れた場合も、拭くだけで簡単にお手入れできます。さらに、表面には指紋が付きにくい加工を採用。指紋汚れも軽減でき、高級感があるおしゃれなデザインをキープできます。
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自動ゴミ箱が開かないときに確認すべきこと

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自動開閉ゴミ箱が開かない場合、さまざまな原因が考えられます。まずは主電源をオンにしていないか確認してみてください。主電源がオンになっていた場合は、手動開閉ボタンをオンオフし、再作動させてみるのがおすすめです。
また、人感センサー部分の汚れも確認ポイント。特に生ゴミなど汚れやすいゴミを入れている場合は要チェックです。人感センサー部分を乾いた清潔な布で拭き取ってみてください。
主電源の状態を確認し、人感センサーの清掃と手動開閉を実行しても開かない場合、電池切れの恐れがあります。特に、フタが開かなくなる前にフタの開き方が遅くなっていた場合は、新品の電池に交換してみるのがおすすめです。
毎日使うゴミ箱だからこそ、少しの機能性が加わるだけで暮らしが快適になります。自動開閉ゴミ箱は、フタに触れずに開け閉めできるため、衛生面を気にする方にもぴったり。サイズなどがさまざまあるため、用途に合わせて選ぶのがおすすめです。ぜひ、本記事を参考にお気に入りの製品を見つけてみてください。