ゲーム会社の枠を超え、さまざまなキャラクターたちが一堂に介してバトルする『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』。対戦格闘ゲームとして、eスポーツでも賑わいをみせている大人気ゲームソフトです。
そこで、今回はスマブラSPにおすすめのコントローラーをご紹介します。カジュアルに楽しみたい方はもちろん、大会を目指して本気でプレイしたい方もぜひチェックしてみてください。
スマブラSP用コントローラーを選ぶときのポイント
持ちやすさ

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スマブラはテクニカルな操作が求められるゲームです。コントローラーを選ぶ際は持ちやすさをチェックしましょう。現在さまざまな形状のモノが発売されていますが、両手で持つゲームパッドタイプがおすすめ。手にフィットしやすいように作られているので快適に遊べます。
また、持ちやすさに大きく関わるのが「グリップ」の部分。コントローラーはずっと握っていると汗で滑りやすくなってしまいますが、グリップ部分に滑り止め加工が施されていれば、しっかりとホールドできます。
ボタンやスティックの配置

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スマブラでよく使用するのは攻撃を行うAボタン、必殺技のBボタンの2つ。上級者はジャンプもボタン入力で行いますが、基本的には親指で押せる位置に4ボタンあれば十分です。格ゲー用のゲームパッドのように正面にボタンが多く配置されているとかえって入力しづらいことがあるので注意しましょう。
また、コントローラーは左スティックが左上に配置された「Xboxタイプ」と、内側に配置された「PSタイプ」に大きく分かれます。スマブラでおすすめなのはXboxタイプです。コントローラーを握った際に親指で左スティックを操作しやすいため、スマッシュ攻撃が楽に行なえます。
耐久性

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スマブラはスマッシュ攻撃時にスティックを弾いたり、ボタンを高速で入力したりと、コントローラーへの負担が大きいゲームです。安価なモデルもカジュアルに楽しみたい方にはおすすめですが、本気でスマブラを遊ぶならば耐久性の高さもチェックしましょう。
任天堂は、頑丈さも重視してデザインしていることで有名。純正コントローラーは価格が高いものの、耐久性に優れているのでコスパ良好です。非純正でも工場で耐久チェックが行われているモノだと安心して使えます。
大会などで使用できるか

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スマブラ大会への出場も視野に入れている場合は、事前に大会使用可のコントローラーを選ぶのがおすすめです。直前で大会用のコントローラーに変更すると、使用感が大きく変わって実力を出せない可能性があるので注意しましょう。
スマブラは地方ごとに非公式の大会が行われており、地域によってレギュレーションが異なります。スマブラで使えるコントローラーならばすべて使用可の大会もあれば、メーカーが指定されている大会までさまざまです。出場したい大会がある方はぜひチェックしてみてください。
スマブラSPにおすすめのコントローラー
任天堂(Nintendo) ニンテンドー ゲームキューブ コントローラ
任天堂が2001年に発売したゲーム機「ニンテンドーゲームキューブ」のコントローラーをそのまま再現した製品です。新しいハードでスマブラが出るたびに再販されるほどで、スマブラといえばGCコンと言うゲーマーも少なくありません。
最大の特徴は、独特なボタン配置です。起点となる通常攻撃のAボタンを中心に、必殺技のBボタン、ジャンプのX・Yボタンがすぐ近くにあるため、入力ロスが少ないのが魅力。また、スティック周辺が八角状になっており、上下左右と斜めにレバーをしっかりと倒せるなど、操作性の高さも魅力です。
つくりがシンプルなため、定価が安いのもポイント。ただし、人気のあまり品薄が続いており、市場ではややプレミア価格で取引されているのがデメリットです。ゲームキューブコントローラ接続タップが別途必要など、ニンテンドースイッチと接続するには手間がかかりますが、使いやすくておすすめです。
任天堂(Nintendo) Nintendo Switch Proコントローラー
いわゆるプロコンと呼ばれる、ニンテンドースイッチ用のコントローラーです。左スティックが左上に配置されたXboxタイプのゲームパッドで、大人でもグリップしやすいようにやや大きめに作られているのが特徴。入手のしやすさから大会でも使用者が増加傾向にあります。
ニンテンドースイッチ用に設計されているため、ホームボタンやキャプチャーボタンを標準搭載。アミーボをタッチしてデータを読み書きできるNFC機能にも対応しています。スマブラ以外のゲームにも使える汎用性の高さが魅力です。
また、有線接続と無線接続の両方に対応しているのもポイント。ただし、大会のような大勢の人が集まる場所では無線が遅延する可能性があるので注意しましょう。大会出場を目指している方はもちろん、カジュアルに楽しみたい方にもおすすめのコントローラーです。
任天堂(Nintendo) Joy-Con
ニンテンドースイッチに標準で付属されているJoy-Con。同じく本体付属のJoy-Conグリップ、または別売りのJoy-Con充電グリップに接続すれば、ゲームパッドとして使用できます。全体的にコンパクトなので、手の小さい方もスティックやボタンに指が届きやすいのが特徴です。
また、スマブラSPはおすそ分けプレイに対応。新たにJoy-Conを左右1セット購入すれば、付属分と合わせて最大4人ですぐに大乱闘モードが楽しめます。パーティゲーム感覚で、みんなとワイワイと遊びたい場合にはJoy-Conもおすすめです。
ホリ(HORI) ホリ クラシックコントローラー for Nintendo Switch ゼルダの伝説 NSW-108
任天堂のライセンスを取得しているサードパーティ製コントローラーです。公式の「ニンテンドー ゲームキューブ コントローラ」を模してデザインされているのが特徴。品薄なオリジナルと比べて入手しやすいので、スマブラSP用コントローラーとして選択肢に入ります。
完全にデザインが同じというわけではなく、新たにZLボタンを搭載しているのがポイント。また、接続端子もUSBに変わっているため、ゲームキューブコントローラ接続タップ不要でドックと接続できるのも魅力です。
ただし、L/RボタンとZL/ZRボタンの配置がプロコンと比べて逆になっているので注意。従来どおり使うには設定画面で「つかみ」と「ガード」の配置を変更するか、ZL/ZRボタンを押しながらUSBポートに接続して認識を入れ替える必要があります。価格も安いので、数を揃えたい方にもおすすめです。
PDP Faceoff Deluxe+ Audio Wired Controller

海外任天堂の公式ライセンスを取得しているコントローラーです。純正のプロコンに似たデザインを採用しているのが特徴。ホームボタンと+ボタン、キャプチャーボタンと-ボタンの配置がそれぞれ逆ですが、スマブラSPでは特に影響ありません。
長時間プレイにも対応できる有線タイプ。接続端子はUSBなので、ドックと接続しやすいのもポイントです。また、コントローラーの下側にイヤホンジャックを搭載しているのも魅力。有線タイプのヘッドホンを接続できます。
また、コントローラーの後ろには2つの背面ボタンを搭載。任意のボタンにカスタマイズできるほか、不要であれば取り外すことも可能です。プロコンの代わりとなる、安価なコントローラーを探している方はチェックしてみてください。
スマブラSPにおすすめの非純正コントローラー
FLYDIGI ワイヤレスコントローラー VADER2 Pro VADER2PRO
使い勝手に優れたスマブラにおすすめのワイヤレスコントローラーです。ニンテンドースイッチのほかにWindows PCやAndroid、iOSにも対応しているのが特徴。パソコンやスマホのゲームを遊ぶのにも活躍します。
操作性がよいのも魅力。アナログスティックは、デッドゾーンが少なく設計されているほか、ALPSスイッチを採用しているので、素早い操作が可能です。また、メインボタン6つに加えて4つの背面ボタンを搭載しているのもメリット。好みの操作を割り当てて快適にゲームをプレイできます。
多彩な振動パターンがあるHD振動機能や、LEDライトが備えられているのもポイント。没入感のあるゲーム体験を実現しています。アナログスティックが摩擦に強く作られており、耐久性も良好。スマブラはもちろん、さまざまなゲームに対応するおすすめのアイテムです。
ゲームサー(GameSir) マルチプラットフォーム ワイヤレスゲーミングコントローラー T4 Pro

ニンテンドースイッチのほか、PCやスマホとも接続できるワイヤレスコントローラーです。スティックにはゴム素材が使われているのがポイント。滑りにくいので、繊細な操作が求められるスマブラPSにぴったりです。
また、ゲーミングデバイスではおなじみのLEDバックライトを搭載。暗い部屋でゲームをプレイする際、スティックやボタンの認識がしやすくなります。コスパに優れたおすすめのワイヤレスコントローラーです。
サイバーガジェット(CYBER Gadget) CYBER・ジャイロコントローラー 有線タイプ CY-NSGYCWC

遅延が少ないUSB接続タイプの有線コントローラーです。背面に4つのマクロボタンを搭載しているのが特徴。最大16カウントまでのコマンド入力を登録可能で、複雑な操作もボタンひとつで発動できます。リュウやテリーといったコマンド入力で必殺技の威力が高くなるキャラにおすすめです。
バッテリーを搭載していないぶん軽いため、長時間プレイしたい方にぴったり。また、ケーブルが3mと長いので、テレビから十分離れてプレイできるのも魅力です。安価で使い勝手に優れたおすすめのコントローラーです。
スマブラSPはスティックを弾いたり、ボタンを素早く入力したりするゲームのため、コントローラーに大きな負担がかかります。本気で遊びたい方はもちろん、カジュアルに遊びたい方も専用のコントローラーを用意するのがおすすめです。