大豆イソフラボンや植物性たんぱく質などが多く含まれる豆乳。健康のため、豆乳を生活に取り入れたい方も多いはずです。そんな方におすすめなのが「調製豆乳」。味つけされた調製豆乳は飲みやすく、毎日無理なく続けられます。
そこで今回は、おすすめの調整豆乳をご紹介。調製豆乳と無調整豆乳の違いや、調製豆乳の選び方についてもあわせて解説します。ぜひ自分に合った調製豆乳を見つけてみてください。
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調製豆乳とは?
調製豆乳とは、大豆から取れた液に植物油脂・砂糖・食塩などを加えた飲料で、大豆固形分が6%以上のモノ。つまり、無調整豆乳に味つけをし、飲みやすくした商品が調製豆乳です。
豆乳の青臭さが苦手な方は、まず調製豆乳から試してみるのがおすすめ。クセの少ない味で、無理なく生活に取り入れられます。
飲みやすいように調味料や食品添加物が含まれている調製豆乳は、そのまま飲んだりスイーツ作りに活用したりする使い方が一般的。一方、料理に活用するなら、味つけのされていない無調整豆乳が向いています。
調製豆乳と無調整豆乳の違い
調製豆乳と無調整豆乳の違いは、大豆固形分と入っている成分です。大豆固形分とは、豆乳の水分を飛ばした残りの部分を百分率であらわしたモノ。大豆固形分が多いほど、含まれるたんぱく質が多くなります。
大豆固形分と大豆たんぱく質の含有量は、JAS規格により基準が定められており、調製豆乳は大豆固形分6%以上・大豆たんぱく質含有量3.0%以上。無調整豆乳は、食品添加物を含めた大豆以外の原料を使用していないモノで、大豆固形分8%以上・大豆たんぱく質含有量3.8%以上です。
また、調製豆乳に果汁・紅茶・コーヒーなどのフレーバーで味つけをした豆乳飲料というモノもあります。果汁系の豆乳飲料は、大豆固形分2%以上・大豆たんぱく質含有量0.9%以上。果汁以外の豆乳飲料は、大豆固形分4%以上・大豆たんぱく質含有量1.8%以上という規定があります。
豆乳に含まれる栄養素
豆乳に含まれる栄養素のなかでも多く含まれているのが、大豆の33%を占めるとされる「たんぱく質」です。動物性の食品よりも低カロリーで、ダイエット中の方にもおすすめ。体内で吸収・分解されるのに時間がかかり満腹感を感じやすいため、間食を防ぐのにも役立ちます。
また、「イソフラボン」もよく知られる栄養素です。イソフラボンは、大豆の胚芽に含まれる植物性化合物で、ポリフェノールの一種。女性ホルモンであるエストロゲンに似た構造をしているのが特徴です。
コーヒーや抹茶の苦み成分でもある「サポニン」、主に大豆や卵黄から摂取される「レシチン」も有名。ほかにも「オリゴ糖」「不飽和脂肪酸」「マグネシウム」など、さまざまな栄養素が含まれています。
調製豆乳の選び方
原料の大豆をチェック
まずは、原料の大豆をチェックしてみましょう。国内から海外まで、使用されている大豆の産地はさまざま。有機栽培された大豆を使った商品もあります。いずれもパッケージに記載されているので、かならず確認してみてください。
また、遺伝子組み換え大豆を使用している商品もあります。遺伝子組み換え大豆とは、さまざまな特性を持たせた大豆のことです。
ただし、遺伝子組み換え大豆よりも、自然な状態で栽培された大豆を選びたい方もいるはず。豆乳に使用される大豆が遺伝子組み換えの場合、食品衛生法の規定により表示が義務づけられています。気になる方は、原材料表示をチェックしてみてください。
カロリー・脂質をチェック
無調整豆乳に植物油脂・砂糖・食塩などを加えて味付けしたモノが調製豆乳です。飲みやすい一方で、カロリーや脂質が多くなりやすいのが特徴。気になる方は、栄養成分表示に記載された数値を確認してみてください。
調製豆乳のなかには、糖質やカロリーを抑えた商品もあります。脂質が気になる方は、植物性油脂などを使っていない商品がおすすめ。ほかにも、オーガニックにこだわったモノや、コレステロールが気になる方に適したモノもあります。健康志向の方は、ぜひ検討してみてください。
容量をチェック
調製豆乳は200ml程度の飲み切りタイプから、1000ml以上の大容量まで、さまざまなサイズの商品があります。ドリンクとして飲む、料理に活用するなど、用途に合わせて選んでみてください。
また、開封前であれば常温での保存が可能ですが、開封後は2~3日以内を目安に飲み切ってしまうことが大事。特に、大容量サイズの場合は、キャップをしっかりと閉めて冷蔵庫に入れておく必要があります。
調製豆乳のおすすめ
キッコーマン(kikkoman) 調製豆乳
カナダ産またはアメリカ産の、遺伝子組み換えでない大豆を使用している調製豆乳です。大豆独特の青臭さを抑えており、飲みやすくまろやかな味わい。200ml・500ml・750ml・1000mlと4種類のサイズがあり、さまざまな用途やシーンで使えます。
200mlあたり7.0gのたんぱく質が含まれており、強い身体作りをしたい方や健康志向の方におすすめです。また、1000mlパックにはエクスキャップが付属。差込口に真上から差し込むことで、中身を注ぎやすくなります。
・200ml×18本
・1000ml×12本
キッコーマン(kikkoman) 低糖質調製豆乳
一般的なモノよりも糖質が抑えられた調製豆乳です。糖質は100mlあたり1.5gで、カロリーは45%オフ。カナダ産またはアメリカ産の、遺伝子組み換えでない大豆が使用されています。
さっぱりとした味わいで、糖質制限をしている方やカロリーが気になる方にもおすすめです。リーズナブルな価格も魅力。サイズは200mlと1000mlがあり、用途やシーンによって使い分けられます。
キッコーマン(kikkoman) 特濃調製豆乳
日本人間ドック検診協会が推薦している、特定保健用食品の許可を受けた調製豆乳です。カナダ産またはアメリカ産の、遺伝子組み換えではない大豆を使用。大豆固形分が8%以上と非常に多く、濃厚な味わいを楽しめます。
サイズは、200mlと1000mlを展開。用途やシーンによって使い分けられます。一般的な調製豆乳とほとんど変わらない、リーズナブルな価格も魅力です。
マルサン(marusan) 調製豆乳カロリー45%オフ
カナダ産の大豆を使用し、一般的な調製豆乳よりもカロリーを45%抑えた調製豆乳です。遺伝子組み換えでない大豆を使用。スッキリと爽やかな味わいで、カロリーが気になる方に適しています。
いたずら防止リングつきのキャップも特徴です。開栓前はキャップに固定されていますが、開栓すると外れる仕組み。開栓もキャップを回すだけとかんたんです。
マルサン(marusan) 国産大豆の調製豆乳
遺伝子組み換えでない、国産大豆を100%使用した調整豆乳です。大豆固形分が9%と、非常に濃厚なのが特徴。砂糖のかわりに水飴を使って甘みを加え、飲みやすく仕上げています。
消費者庁より特定保健用食品の許可を受けた調製豆乳。1日あたり200mlを目安に飲むのがおすすめで、9.2gのたんぱく質を摂ることが可能です。サイズは200mlのほか、大容量の1000mlもあります。
マルサン(marusan) タニタカフェ監修オーガニック調製豆乳
タニタカフェ監修のもと、「身体によいモノを」と考えて作られたオーガニック調製豆乳です。アメリカ産と中国産の遺伝子組み換えでない有機大豆を使用。有機JASの認証を受けています。
使用されている原材料は、有機大豆・オーガニックシュガー・食塩のみ。大豆固形分は7%で、200mlあたり6.4gのたんぱく質が含まれています。サイズは、200mlと1000mlの2種類。オーガニックですが、価格がリーズナブルなのが魅力です。
明治(meiji) まろやか調製豆乳
北海道産「とよさまり」を使用して作った調整豆乳。とよまさりは、北海道を代表する大豆です。甘みや旨みのもとになるショ糖が多く含まれ、脂質は少ないのが特徴。上品でコクのある味わいに仕上がっています。
サイズは、持ち歩きに便利な200mlの飲み切りタイプ。200mlあたり、たんぱく質が7.9g含まれています。厚生労働省の承認を得た製造過程に基づき、徹底した衛生管理のもとで作られた調製豆乳です。
ヤクルト(Yakult) 調製豆乳国産大豆使用
乳酸飲料で知られるヤクルトの調製豆乳です。遺伝子組み換えでない、国産の大豆を100%使用。消費者庁より、特定保健用食品の許可を受けています。
サイズは、飲み切りやすい200ml。コレステロール0を謳っており、タンパク質の含有量は1本あたり7.0gです。たんぱく質を積極的に摂りたい方や、コレステロールが気になる方に適しています。
ポッカサッポロ(pokkasapporo) ソヤファームおいしさスッキリ調製豆乳
コレステロール0を謳った調製豆乳です。サイズは200mlの紙パック。アメリカ産の大豆を使用し、タンパク質が7.2g含まれています。毎日飲み続けられる味わいと、スッキリとした飲みやすさが特徴です。
消費者庁より特定保健用食品の許可を受けた調製豆乳。リーズナブルな価格で、毎日無理なく飲み続けたい方におすすめです。
スジャータめいらく おいしい調製豆乳
化学肥料や農薬の使用を抑えた、持続可能な方法で生産されている調製豆乳。カナダ産またはアメリカ産の、遺伝子組み換えでない有機大豆を使用しています。消費者にも地球にも優しい豆乳です。
サイズは、330mlと900mlの2種類。コレステロール0と謳っており、さらに900mlサイズは糖質も65%カットされています。また、牛乳と同等のカルシウムや、大豆由来のギャバを含んでいるとされているのも魅力です。
九州乳業 みどり調製豆乳
大豆独特のニオイを抑えた調整豆乳です。カナダ産またはアメリカ産の、遺伝子組み換えでない大豆を使用。高温の水と大豆を一気にすり潰す「高温摩砕製法」で、香り豊かな豆乳に仕上げています。
サイズは、200mlと1000mlの2種類。砂糖や香料は使用せず、水飴や甘味料であるステビアを使用しています。さまざまな検査を行い、徹底した品質管理のもとで作られた調製豆乳です。
ふくれん 国産大豆調製豆乳
遺伝子組み換えでない国産大豆を100%使用した調整豆乳です。飲みやすく、甘みが感じられる味わい。200mlあたり、たんぱく質が7.1g含まれています。
香料や植物油脂を使用しておらず、甘さの一部に発芽玄米由来の糖分を使用。ISO9001・FSSC22000を取得した工場で徹底した衛生管理によって作られた、高品質な調製豆乳です。
布亀 おいし~い調整豆乳
乳酸菌を配合した調整豆乳です。合計で16種類の乳酸菌を入れているのが特徴。熱水破砕製法という特殊な方法で製造することによって、大豆特有の渋みやえぐ味をおさえられるため、すっきりした味わいです。
1本あたりたんぱく質7.6g、大豆イソフラボン44mg、カルシウム100mg、ビタミンE3.4mgと、貴重な栄養素を含んでいます。コレステロール0もうれしい魅力です。飲み切りやすい200mlの紙パック入り。腸内環境が気になる方や、摂取する栄養に気を使いたい方におすすめの調整豆乳です。
カークランドシグネチャー(Kirkland Signature) 有機豆乳 オリジナル
大豆と砂糖は有機栽培されたモノのみを使用し、原料にこだわった調製豆乳です。本商品は、JAS有機認証を取得しています。後味がよい飲み心地が特徴。グルテンフリーやラクトースフリー、コレステロールフリーを使用しているのも魅力です。
また、必須脂肪酸であるオメガ3を240mlあたり250mg含んでいます。1本あたり946mlで12パックのセットです。
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調製豆乳は、国産大豆やオーガニック大豆で作られたモノ、糖質やコレステロールを抑えたモノなどさまざまな商品があり、味わいも異なります。有機大豆や国産大豆を使用したモノが、かならずしも高価なわけではありません。ぜひ、お気に入りの商品を見つけて、毎日の生活に調製豆乳を取り入れてみてください。