まるでSF映画の世界。

それが置いてあるだけで、SF感がムンムンしてくるディスプレイ型のテーブル。日常的に目にすることはないかもしれませんが、度肝を抜かれるほどのものでもありません。でも、もしそのテーブルの上に置いた現実世界の物を認識するテーブルがあったら? そんなSF映画に出てきそうな4Kマルチタッチテーブルを、これからご紹介しましょう!

4Kマルチタッチテーブル

ideum-55-inch-uhd-duet-coffee-table-5

これまでさまざまなモデルのマルチタッチテーブルを発売してきた ideum。今回は大幅にスペックアップした4Kマルチタッチテーブルを発表しました。

ideum-55-inch-uhd-duet-coffee-table-4

このテーブルは、インテル Core i7 クアッドコアプロセッサで動く、Windows10搭載のPC。55インチディスプレイをタッチコントロール…それだけでみんな笑顔になるかも!

みんなでコントロール

ideum-55-inch-uhd-duet-coffee-table-1

さらに、このテーブルは4人のユーザーまでが同時にディスプレイ操作可能。なんと60点ものタッチポイントを同時に認識でき、さらに4Kの超高精細で表示するので、図面などを前にしたミーティングもはかどりそうですね。

置いたものを”識別”

ideum-55-inch-uhd-duet-coffee-table-6

そしてこのテーブルの最大の特徴は、上に置いたものを”識別”すること。コーヒーカップやワイングラスを置くと、さまざまな情報を表示することにより、ディスプレイが反応!

snapshot-ideum-2

たとえば、ARテクノロジーを駆使したワインテイスティング会を開催しているとしましょう。新作のワインが入ったグラスをテーブルに置くと、”コースター”が現れ、ワインの素性が明らかに! これはオモシロい!

では、これはどのように実現しているのでしょうか? 3Dプリントされた”マーカー”をグラスの底に貼ることにより識別しているとのこと。企業が展示会などで活用するのに役立ちそうですね。

ideum-55-inch-uhd-duet-coffee-table-3

とはいえ、個人でも導入したい! と考える人がいるかもしれない4Kマルチタッチテーブルは6,000ドルから20,000ドル! このテーブルに家族で集まって、みんなでゲーム大会! というのも楽しそう!