まるでSF映画の世界。
それが置いてあるだけで、SF感がムンムンしてくるディスプレイ型のテーブル。日常的に目にすることはないかもしれませんが、度肝を抜かれるほどのものでもありません。でも、もしそのテーブルの上に置いた現実世界の物を認識するテーブルがあったら? そんなSF映画に出てきそうな4Kマルチタッチテーブルを、これからご紹介しましょう!
4Kマルチタッチテーブル
![ideum-55-inch-uhd-duet-coffee-table-5](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2016/05/5729a70a2b2b8-500x281.jpg)
これまでさまざまなモデルのマルチタッチテーブルを発売してきた ideum。今回は大幅にスペックアップした4Kマルチタッチテーブルを発表しました。
![ideum-55-inch-uhd-duet-coffee-table-4](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2016/05/5729a708c57f5-500x282.jpg)
このテーブルは、インテル Core i7 クアッドコアプロセッサで動く、Windows10搭載のPC。55インチディスプレイをタッチコントロール…それだけでみんな笑顔になるかも!
みんなでコントロール
![ideum-55-inch-uhd-duet-coffee-table-1](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2016/05/5729a703e1909-500x282.jpg)
さらに、このテーブルは4人のユーザーまでが同時にディスプレイ操作可能。なんと60点ものタッチポイントを同時に認識でき、さらに4Kの超高精細で表示するので、図面などを前にしたミーティングもはかどりそうですね。
置いたものを”識別”
![ideum-55-inch-uhd-duet-coffee-table-6](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2016/05/5729a70b77a18-500x282.jpg)
そしてこのテーブルの最大の特徴は、上に置いたものを”識別”すること。コーヒーカップやワイングラスを置くと、さまざまな情報を表示することにより、ディスプレイが反応!
![snapshot-ideum-2](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2016/05/5729a70295648-500x281.jpg)
たとえば、ARテクノロジーを駆使したワインテイスティング会を開催しているとしましょう。新作のワインが入ったグラスをテーブルに置くと、”コースター”が現れ、ワインの素性が明らかに! これはオモシロい!
では、これはどのように実現しているのでしょうか? 3Dプリントされた”マーカー”をグラスの底に貼ることにより識別しているとのこと。企業が展示会などで活用するのに役立ちそうですね。
![ideum-55-inch-uhd-duet-coffee-table-3](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2016/05/5729a7071d0be-500x282.jpg)
とはいえ、個人でも導入したい! と考える人がいるかもしれない4Kマルチタッチテーブルは6,000ドルから20,000ドル! このテーブルに家族で集まって、みんなでゲーム大会! というのも楽しそう!
"マーカー"を付けなければ識別しないのか~。とがっかりしましたか? でも、複数のパートナー企業と開発を急いでいるこのテクノロジーが、突然飛躍的に進化し、"SF映画"になるかもしれません。