欧米では認知度の高いアクアポニックスを導入
最近人気の家庭菜園ですが、健康被害は気になりつつ栽培のために人工的な化学物質を植物にスプレーしている人も多いのでは。さらには、魚を飼っているけど水槽の洗浄が面倒という人もいるはず。そんな方には、植木鉢と水槽が一体化したEcoFarmをおススメします!
EcoFarmは、日本ではまだあまり馴染みのないアクアポニックス(Aquaponics)というシステムを駆使しています。アクアポニックスとは、魚の養殖「アクアカルチャー(Aquaculture)」と水耕栽培「ハイドロポニックス(Hydroponics)」を融合させたもの。
つまり、水産養殖と水耕栽培を合体させた合理的なシステムなのです。魚の排泄物が植物の肥料となり、植物が水槽の水を浄化させるという何ともシンプルかつエコな仕組み。水槽の魚に癒されつつ、植物も一緒に育てられるなんて一石二鳥ですね。
栽培方法は魚にエサを与えるだけ!?
やり方はいたって簡単。魚にエサを与えるだけでいいんです!そうすれば、魚の排泄物が水槽の上部にある植木鉢の土壌へと吸い上げられ、それを養分として植物が安全に育ちます。エコで体にも安心、おいしいミニトマトやハーブなどの栽培が可能に。
オランダ人のクリエイター達によって開発されたEcoFarm。ゆくゆくは地元農業に役立て、安全でおいしい果物や野菜を家庭に届けることを目標としているそうです。
すでに家庭菜園にハマっている人にも、これから始めたいという人にも是非おススメです。シンプルな原理で、方法も簡単なところが魅力ですね。