アウトドアシーンにおいて欠かせない「ランタン」。キャンプサイトを明るく照らす便利アイテムとして、多くのメーカーから展開されています。
そこで今回は、ランタンのおすすめモデルをご紹介。選び方や使用する際の注意点などについても解説するので、購入を検討している方はチェックしてみてください。
- 目次
- ランタンの種類
- ランタンの選び方
- ランタンのおすすめブランド
- ランタンのおすすめ|LEDランタン
- ランタンのおすすめ|ガソリンランタン
- ランタンのおすすめ|ガスランタン
- ランタンのおすすめ|灯油ランタン
- ランタンの売れ筋ランキングをチェック
- 番外編|ランタンを使用する際の注意点
ランタンの種類
LEDランタン

By: amazon.co.jp
取り扱いが簡単なため、初心者にもおすすめのLEDランタン。スイッチを入れればすぐに点灯するので便利です。また、ガソリンタイプやガスタイプと異なり、火を使わないのでテント内や低く張ったタープの下でも安心して使えます。
電源は乾電池式と充電式の2種類。乾電池式は電池をコンビニなどでも購入できる手軽さが魅力です。一方の充電式は、モバイルバッテリーや車のシガーソケットから充電できるモデルもあり、予備の電池を持ち運んだり交換したりする手間がかかりません。
なかには、搭載しているハンドルを回して手動で発電できる製品もあります。電源がなくても使用できるため防災アイテムとしてもおすすめです。
ガソリンランタン

By: amazon.co.jp
現在、キャンプなどで活躍しているランタンのなかで歴史が古いのがガソリンランタンです。ハイパワーモデルが多いため、大光量を必要とする場所で使うのにおすすめ。点火させるにはガソリンタンク内の空気を圧縮するポンピングや、マントルの空焼きといった作業が必要です。
また、燃料バルブを開きながら点火用ライターを差し込まなくてはならないなど、初心者にとっては難易度がやや高め。スムーズに点灯するには慣れが必要ですが、手間を楽しめる中級・上級者に人気のアイテムです。
ガスランタン

By: amazon.co.jp
燃料にガス缶を使用するランタンです。カートリッジ式で簡単に交換できるのが特徴。ガソリンランタンと比べて光量はやや劣るものの、取り扱いがしやすいので人気があります。テーブルの上で使用するなどサブランタンにおすすめ。それほど広くないテントサイトならメインランタンとして使用することも可能です。
ガス缶の種類には「OD缶」と「CB缶」があります。OD缶はアウトドアでの使用を前提に作られており、低温環境でも安定して燃焼しやすいのが特徴です。
一方CB缶は、家庭用のカセットコンロなどでよく使用される、いわゆる「カセットガス」を指します。OD缶と比べ価格が安く、スーパーやホームセンターなどで簡単に購入できるのが魅力。まずは気軽にキャンプを始めてみたい初心者の方は、CB缶タイプのガスランタンをチョイスするのもおすすめです。
灯油ランタン

By: amazon.co.jp
名前の通り燃料に灯油を使用するランタンです。燃料代の安さや燃焼時間の長さに加え、キャンドルのようにゆらぐ炎が特徴。食事や食後の歓談に使うテーブルランタンや、テントサイトに設置する常夜灯としてもおすすめの製品です。
ガソリンランタンのようにポンピングで圧力をかけて使用する「加圧式」と、芯で燃料を吸い上げる「フェアーハンド式」の2タイプに大別されます。市販されている製品の多くはフェアーハンド式。炎であたためられた空気を芯の近くへ循環させることで燃焼を促進し、低温下でも安定して使用できるのが特徴です。
悪天候の中でも使えることから「ハリケーンランタン」などとも呼ばれ、同じような構造を採用する製品もたくさん販売されています。圧力をかけないので燃焼音がしません。揺れる炎を眺めながら、キャンプの夜を静かに過ごしたい方にもおすすめの製品です。
ランタンの選び方
使用する場所や用途で選ぶ
屋外ポールに吊り下げるメインランタン

テントサイト全体を照らすのが目的のメインランタンは、ガソリンランタンやガスランタンのような大光量モデルがおすすめ。ただし、虫などの害虫が寄ってきやすかったり、明るすぎて隣のキャンパーの迷惑になったりする恐れもあるので注意が必要です。
なお、最近はLEDタイプでも光量の大きなモデルが販売されています。取り扱いやすさを重視したい初心者の方はチェックしてみてください。
室内で使うテント内ランタン

By: amazon.co.jp
着替えをしたり就寝前に読書を楽しんだりと、テント内でもランタンは必需品です。ただし、ほぼ密閉された空間で使うので、ガソリンやガス、灯油など燃焼タイプのランタンは使用できません。一酸化炭素中毒の原因にもなるので注意が必要です。
テント内で使う用途には必ずLED式のランタンを選ぶようにしましょう。火を使用しないので火災の心配もなく安心して使えます。
卓上に設置するテーブルランタン

食事をしたり家族や仲間と歓談したりする際に必要なのがテーブルランタンです。文字通りテーブルに置いて使用するため、メインランタンのような大光量は必要ありません。手軽に使えるガスやLED式のランタンがおすすめです。
また、灯油ランタンならゆらぐ炎を見ながら野外を満喫することも可能。キャンプの夜を、雰囲気のある灯りで演出したい方は検討してみてください。
燃焼時間・連続使用時間をチェック

By: amazon.co.jp
ランタンを選ぶ際には、燃焼時間や連続使用時間のチェックも大切です。1泊程度であれば7時間使えれば十分ですが、2泊する場合なら10時間以上燃焼するモデルが安心。予備の燃料を持っていく必要がないので、積み込む荷物を最小限に抑えられるといったメリットもあります。
さらに、連泊するようなシーンでは予備燃料が必要です。また、どのタイプのランタンも使う際の光量調節によって、使用可能な時間は異なります。自分が持っているランタンの燃焼時間をしっかりと把握したうえで、余裕のある燃料を持参しましょう。
ランタンのおすすめブランド
コールマン(Coleman)

By: amazon.co.jp
コールマンは、アメリカ発の人気アウトドアメーカー。創業は1901年で、当初はランプのレンタル業を営んでいました。現在もコールマンのランタンは根強い人気があり、ブランドを象徴するアイテムとして知られています。
スノーピーク(snow peak)

By: amazon.co.jp
新潟県三条市に本社を構えるスノーピーク。同社のランタンはガスとLEDの2タイプが主流です。特にガスランタンは愛用者が多く、ランタンを初めて使う方にも適しています。
また、修理などの各種サービスが充実しているのもポイント。長く愛用し続けられるランタンを求めている方は要チェックのメーカーです。
ジェントス(GENTOS)

By: amazon.co.jp
ジェントスは国内有数のLEDライトメーカー。照射能力と耐久性を兼ね備えた、高品質な製品を数多く展開しているのが特徴です。
明るさや点灯時間などから、用途に合った1台を見つけられるのもポイント。メイン用や卓上用、テント用とそれぞれLEDランタンを揃えているので、購入を検討している方はチェックしておきましょう。
モンベル(mont-bell)

By: montbell.jp
1975年に創業者の辰野勇氏が山仲間と一緒に立ち上げた、アウトドア関連製品を取り扱うブランド。「Function is Beauty(機能美)」と「Light & Fast(軽量と迅速)」をコンセプトに製品開発をおこなっているのが特徴です。
ランタンは燃料にリチウムイオン電池や乾電池を使用する、LEDタイプの製品をメインに展開しています。明かりとしてだけでなくモバイルバッテリーとして機能するモノや、首からぶら下げておけるコンパクトなモデルなど、アウトドアで便利に使える製品が多数あるのでチェックしてみてください。
ランタンのおすすめ|LEDランタン
コールマン(Coleman) クアッドマルチパネルランタン 2000031270
メインランタンを探している方におすすめのLEDランタンです。発光パネルが4つ付いているのが特徴。明るさは最大約800ルーメンあります。各パネルはマグネット式で取り外しができるのもメリット。テント内ランタンとして使用したり、懐中電灯として使用したりと、シーンに応じて使い分けられるのもおすすめポイントです。
電源は乾電池式で、単1形乾電池8本もしくは4本で稼働します。もっとも明るいHighモードなら、乾電池8本で約20時間の連続使用が可能です。乾電池が足りないときは、4本で使えるのもメリット。連泊のキャンプに適したモデルを探している方に向いています。
また、本体にUSBポートが備わっているのも人気の理由。スマートフォンの充電もできます。非常時の充電用電源として使用することも可能です。
スノーピーク(snow peak) HOME&CAMPランタン ES-080
付属のスタンド型充電台に設置して卓上照明として使用できるLEDランタンです。充電中の見た目が美しくなるようにデザインされているのも特徴。アウトドアシーンではもちろん、インテリアとしても機能するのもメリット。シンプルでおしゃれな見た目のランタンを探している方にぴったりです。
カラーはアイボリー・カーキ・ブラックの3種類がラインナップされています。また、吊るしたり手に持ったりするときに、下にも光が回るよう変形機能が搭載されているのもおすすめポイントです。モバイルバッテリーからの充電もでき、非常時にも役立ちます。
スノーピーク(snow peak) たねほおずき ES-041
ユニークでかわいいデザインが特徴のLEDランタンです。見た目を重視したい方に向いています。本体上部にループが付いており、紐などに吊るして使用することも可能なため、テント内ランタンとして使用するのにぴったりです。ループはマグネット式のため、磁石が付く鉄製品に取り付けられます。
サイズは、直径62mmとコンパクトサイズ。持ち運びしやすいのも魅力です。電源は乾電池式で、単4形アルカリ乾電池3本で使用できます。連続点灯時間はHiの場合60時間、Lowの場合100時間です。
また、ロウソクのように光がまたたく「ゆらぎモード」を搭載しているのもおすすめポイント。スイッチを長押しすることで、好みの光量に調節できます。
ジェントス(GENTOS) LEDランタン エクスプローラー EX-300H
明るさが最大1300ルーメンあるので、メインランタンを探している方に向いているモデルです。光量はスイッチを長押しすることで弱〜強まで調節ができます。ロウソクの炎のようなゆれを再現するキャンドルモードが搭載されているのも特徴です。また、白色・昼白色・暖色と光の色も変更できます。
また、IP68準拠の耐塵・防滴性能も備えており、湿度が高い環境で使用できるのもおすすめポイントです。さらに、「パワーバンク機能」が付いているので、USB機器に給電が可能。USB充電に対応しているほか、単1形アルカリ電池3本でも動作します。
ジェントス(GENTOS) LEDランタン EX-114D
P54準拠の防塵・防滴性能が備わっているのが特徴のLEDランタンです。湿気のある屋外のキャンプで使用しても故障しにくいのがメリット。また、ビルトインキャリングハンドルが付いているので、持ち運びがしやすいのもおすすめポイントです。
明るさはHighモードで最大1100ルーメン。単1形アルカリ電池4本で動作し、連続使用時間はEcoモードなら約114時間です。さらに、ビルトインフックも搭載しているので、テント内ランタンとして使用できるのも魅力。パワーバンク機能が付いており、USB機器に給電ができるため、防災用ランタンとして使えるのも人気の理由です。
ジェントス(GENTOS) LEDランタン EX-V777D
ストライプトップカバーが付いているのが特徴のLEDランタンです。光のムラを最小限に抑えて均一に照射できるのが魅力。単1形アルカリ電池3本で動作し、Ecoモードであれば連続約78時間使用できます。明るさはHighモードで約360ルーメンです。
また、IP64準拠の耐塵・防滴性能を備えているため、湿度の高い環境でのキャンプで使用できるのもおすすめポイント。水による故障を避けられるので、長い期間使用し続けられるモデルを探している方にも向いています。
さらに、ビルトインフックを搭載しているのもメリットです。カバー部分を外せば逆さまに吊るして使えます。テント内ランタンとしても使用可能です。本体サイズは約横幅102.4×高さ184.1×奥行き87.3mm。重量は電池を含めて約802gです。
モンベル(mont-bell) コンパクトランタン ウォーム 1124835

あたたかみのある電球色を楽しめるLEDランタンです。明るさと軽さを兼ね備えているのが特徴。明るさは3段階調節でき、最大200ルーメンに対応しています。重さは、単3形電池4本を使用時でも210gと軽量。可動式シェードを採用し、コンパクトサイズであることと相まって、携行性に優れています。
使い勝手がよいのも魅力。直置きとフックで吊り下げての使用が可能で、シーンに合わせて使い分けられます。また、IPX4の防水性能があり、アウトドアで気軽に使いやすいのもメリットです。点滅モードを活用すれば、テントの目印としても活躍します。
明るさLOWでは350時間、MIDで10時間、HIGHで4時間照射でき、長時間使えるのもポイント。キャンプにおすすめの便利なアイテムなので、ぜひチェックしてみてください。
クレイモア(CLAYMORE) ウルトラ 3.0 CLC-1400
幅160×奥行き90×高さ34mm、重量約405gとコンパクトサイズなのが特徴のLEDランタンです。持ち運びしやすいモデルを探している方に向いています。電球色・昼白色・昼光色と照明の色を変更できるのも魅力。リチウムイオン電池で稼働し、連続使用時間は8〜80時間です。
また、IP44準拠の耐塵・防滴性能を備えているのもおすすめポイント。湿度の高い環境でのキャンプで使用でき、故障しにくいため、長い期間使用し続けやすいのも人気の理由です。
さらに、スマホやタブレットへの給電も可能なので、災害時用ランタンとしても使用できます。ランタンハンガーが付属するので、テント内ランタンとしても使用可能です。
ベアボーンズ(BAREBONES) レイルロードランタンLED 20230010
自然や周囲の人々とより楽しい「つながり」を作り出すと謳われている、「ベアボーンズ」のLEDランタンです。戦前の北米鉄道会社で使われてきたレイルロードランタンを模しているのが特徴。エジソン球タイプのLEDを採用しているので、レトロな雰囲気があります。
見た目がおしゃれなモデルを探している方にぴったりです。充電式で、ハイモードで4時間、ローモードで100時間点灯します。明るさは35〜200ルーメンです。
ベアボーンズ(BAREBONES) ビーコンライト LED
高さ152×横幅76mmと小型のLEDランタンです。カラビナが付いており、フックに掛けて使用することも可能。地面に置くことで、自立するのもメリットです。明るさは、30〜220ルーメンあります。カラーバリエーションが豊富なのも人気の理由です。
また、点灯時に音がせず、静音性に優れているのもおすすめポイント。連続点灯時間は、Lowパワーの場合200時間、Midパワーの場合5〜6時間、Hiパワーの場合3時間です。
Beszing 充電式 LEDランタン
最長約255時間連続で使用できるのが魅力のLEDランタンです。泊まりがけのキャンプに適したモデルとしておすすめ。光は昼白色・電球色・自然白の3種類を選択できます。フックが付いており、テント内に吊るして使用することも可能。マグネットも内蔵しているので、車のボディなどに取り付けられるのもメリットです。
光量はプラスとマイナスのボタンを押すだけで調節できるため、初心者にも向いています。スマホに給電も可能です。
ルーメナー(LUMENA) LEDランタン
コンパクトサイズながらも、最大1300ルーメンと明るい光を灯せるLEDランタンです。昼光色・昼白色・電球色の3種類の点灯モードが搭載されています。USBポートが付いており、スマホへの給電も可能。USBポートの防滴キャップが付いているので、水や湿気・埃が侵入しにくいのもメリットです。
ハンドルは90°回転するため、さまざまな角度に調節できます。全面カバーをアーチ状にし、より広い範囲を照らせるのもおすすめポイント。カラーは、迷彩グリーン・迷彩グレーなどがラインナップされています。
ランタンのおすすめ|ガソリンランタン
コールマン(Coleman) ノーススター チューブマントルランタン 2169496
チューブ型マントルを採用しており、白熱球で230W相当の明るさがあるガソリンランタンです。自動点火装置が付いているので、ライター不要で火をつけられます。
また、メタルポンプキャップを採用しているため、よりクラシックなデザインに仕上がっているのもおすすめポイントです。見た目にこだわって選びたい方にぴったり。燃料タンクの容量は約940ccで、燃焼時間は約7~14時間です。
コールマン(Coleman) パワーハウスツーマントルランタン 290A740J
「コールマン」の定番人気のツーマントルタイプのガソリンランタンです。製品の中心部に、火力調節が行えるツマミを搭載しています。簡単に火力を変えられるのが魅力。初めてガソリンランタンを使う方でも扱いやすいのもメリットです。
また、デザイン性に優れているのもおすすめポイント。深みがあるグリーンのカラーリングを採用し、シンプルなデザインに仕上げています。さらに、約190W相当と照度が高いのも特徴です。燃焼時間は約7~14時間。長く連続使用できるモデルを探している方に向いています。
燃料はホワイトガソリンに対応。本体サイズは約直径180×高さ350mmあり、重量は約1.8kgです。
コールマン(Coleman) ワンマントルランタン 286A740J
発光体であるマントルが1つのワンマントルタイプながら、130W相当と明るいのが特徴のガソリンランタンです。容量が約590ccの燃料タンクを備えているので、7.5〜15時間程度連続で使用できます。メインランタンに向いているモデルを探している方にぴったりです。
また、重さが約1.4kgとガソリンモデルのなかでは比較的軽量なのもおすすめポイント。設置場所の移動もスムーズに行うことが可能です。専用のプラスチックケースが付属しているので、ガラスホヤを保護しながら安全に持ち運べます。
さらに、持ち運んだりランタンハンガーに吊るしたりするのに便利なハンドルを搭載しているのもメリットです。サイズは、約直径160×高さ310mmあります。
ランタンのおすすめ|ガスランタン
コールマン(Coleman) ガスランタン ノーザンノバ 2000027890
テントサイト全体を照らすメインランタンに向いているガスランタンです。最大3000ルーメンと非常に明るいのが特徴。ソロキャンプにはもちろん、設置するモノが多くなりやすい複数人でのキャンプにもぴったりです。
また、「メタルガード」が搭載されているので、グローブ部分が割れてしまうのを防げます。交換の手間や費用がかかりにくく、コストパフォーマンスに優れているのもおすすめポイントです。
さらに、自立できるようスタンドも搭載されているため、地面に置いて使用できるのもメリット。本体にはランタンを吊るすための鎖が備えられているので、設置スペースを抑えたい方にも向いています。明るさはもちろん、機能性も重視したい方は、ぜひ、チェックしてみてください。
コールマン(Coleman) 2500 ノーススター LPガスランタン 2000015521
ワイヤークリップ式のマントルを採用しているのが特徴のガスランタンです。ワンタッチで簡単にマントルを取り付けられるのが魅力。初めてガソリンランタンを使用する方でも、取り扱いやすいのもおすすめポイントです。
照度は200W相当あります。明るいため、サイト全体を照らすメインランタンにぴったりです。また、点火装置を搭載しており、ワンプッシュで点灯ができるのもポイント。着火用にライターやマッチを持っていく必要がありません。
連続燃焼時間は約4~8時間と短めのため、1泊程度のキャンプでも予備のガス缶を持っていくと安心。調理用のガスコンロやストーブなどの燃料を同じOD缶に揃えておけば、燃料の使い回しができて便利です。
スノーピーク(snow peak) ギガパワー ランタン 天 オート GL-100AR
使用時のサイズが約直径59×95mmと小型ながらも、最高出力80W相当の明かりを灯せるのが魅力のガスランタンです。重量がわずか125gと軽量なのもメリット。収納時は、62×65×高さ103mmとコンパクトサイズに収まるので、リュックに入れて気軽に持ち運ぶことが可能です。
特に、ソロキャンプや荷物の量を抑えたいキャンプツーリングでの使用にぴったり。テーブルランタンをはじめ、サブ用途として使用することも可能です。また、大型のワイヤーツマミがついているのも特徴。より安全に光量を調節できます。
ユニフレーム(UNIFLAME) フォールディングガスランタン UL-X 620106
燃料にはCB缶を使用するので、家庭用のカセットボンベでも使えるのが魅力のガスランタンです。ランタンを頻繁に使用する方で、燃料にかかるコストをできるだけ抑えたい方に向いています。
レギュラーガスの使用時でも、最大照度は210W相当と明るいため、テントサイト全体を照らすメインランタンにぴったり。プレミアムガスを使用した場合は、最大照度は240W相当です。
また、ボディには高強度設計のアルミを使用しており、高強度設計が採用されています。耐久性に優れており、長い期間使用し続けやすいのもおすすめポイントです。
さらに、パワーブースターを搭載しており、発生した熱を効率的にガス缶に伝えることが可能。気化熱によるパワーの落ち込みを抑えられるため、寒い時期でも安定して炎が燃え続けます。
ソト(SOTO) 虫の寄りにくいランタン ST-233
オレンジ色に発光する「ハーフストライプホヤ」を採用しているのが特徴のガスランタンです。虫が感じにくいとされる波長の長い光を発生させることで、虫が寄って来にくいのが魅力。また、市販の蚊取りマットが装着できる「蚊トリフレクター」も搭載しています。
リフレクターで、森側の光を遮ればさらに虫が寄ってくるのを避けることが可能。虫が苦手な方にぴったりのモデルです。燃料にはCB缶を使用。照度は230W相当あるので、テントサイト全体を照らすメインランタンとして使用するのに向いています。
さらに、パワーブースターを標準装備しているため、気化熱によるパワーの落ち込みを抑えることも可能。長時間安定した光量が得られます。
スリムでスタイリッシュな外観なのも人気の理由。収納時は、約直径136×高さ225mmとコンパクトに収まるので、持ち運びしやすいのもおすすめポイントです。
ソト(SOTO) ひのと SOD-260
OD缶・CB缶などさまざまな燃料缶から充填できるのが特徴のガスランタンです。汎用性が高いのが魅力。サイズは、幅38×奥行38×高さ156mmと非常にコンパクトで、収納ケースも付属するので、持ち運びがしやすいのもメリットです。重量は237gあります。
また、炎のサイズは調光リングをひねるだけで可能なため、初心者が扱いやすいのもおすすめポイント。テーブルランタンに向いているモデルです。
ソト(SOTO) レギュレーターランタン ST-260
レギュレーターを搭載しているガスランタンです。気温が低くボンベが冷えている日でも、光量の低下を抑えられるのがおすすめポイント。マイクロレギュレーターの効果によって、ノズル詰まりによる故障が起きにくいのもメリットです。
また、より安全に使用できるのも魅力。本体が転倒しても、すぐに大きな赤い火炎が燃え上がりにくい構造を採用しています。ホヤは壊れにくいメッシュ製。連続使用可能時間は約4.5時間です。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) フィールド ガスランタン M UF-9
圧電点火装置を搭載しているので、初めてガスランタンを使う方でも扱いやすいモデルです。照度は、約60W相当。主に、テーブルランタンに向いています。マントル部分には、擦りガラス加工の施されたホヤを採用しており、眩しさを軽減できるのもメリットです。
また、持ち運びがしやすいのもおすすめポイント。収納時は約幅100×奥行100×高さ165mmとコンパクトサイズに収まります。本体重量も約510gと軽量です。折りたたみ式のハンドルが付いているので、より安全に手で持って移動させることも可能。ランタンハンガーに吊るしても使用可能です。
燃料には、低温環境でも安定して燃焼しやすいOD缶を使用しています。
イワタニプリムス(IWATANI-PRIMUS) 2245ランタン IP-2245A-S
発光体を囲むホヤ部に、擦りガラスを使用しているので、優しい光が特徴のガスランタンです。照度は約370ルクス。同社のIP-250タイプガスを使用した場合、燃焼時間は約8時間。ワイヤーサスペンダーを採用しているため、吊り下げが簡単に行えるのもおすすめポイントです。
サイズは、83×83×127mm。重量は200gあります。テーブルランタンをはじめ、サブランタンとして向いているモデルです。
ランタンのおすすめ|灯油ランタン
ペトロマックス(Petromax) HK500
200以上の細かいパーツから構成されており、美しいデザインが魅力の灯油ランタンです。燃料タンクに圧力をかけることで液体の灯油を気化させ、空気と混合させたガス状にしてマントルから光を放つ仕組み。明るさは約400W相当あります。
タンクの容量は約1リットル。燃焼時間は、約8時間です。テント周辺を照らすメインランタンとして使用できるおしゃれなモデルを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
デイツ(DIETZ) D78
ランタン業界で高い評価を得ている「デイツ」の灯油ランタンです。現行モデルのなかでも、最もポピュラーなデザイン。約高さ26.5×最大幅15cmとどの場所にも合わせやすいサイズ感で、存在感があるのがおすすめポイントです。
また、バーナーはライジングコーン型を使用しています。芯のトリミングや着火が簡単なのもメリット。ほのかな明かりを楽しみたい方に向いています。燃焼時間は約20時間です。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) オイルランタン UK-507
優しい灯りが特徴の「キャプテンスタッグ」のオイルランタンです。白灯油もしくはランタン用パラフィンオイルに対応しています。燃焼時間は、約20時間。長時間使用できるので、泊まりがけでのキャンプにも使用可能です。
また、見た目がヴィンテージ調なのもおすすめポイント。置くだけでレトロな空間を演出できます。インテリアとして機能するのもメリット。見た目にこだわってランタンを選びたい方にぴったりです。
さらに、グローブ部分の素材にはガラスを使用しており、ゆらゆらと優しく動く炎を楽しめます。キャプテンスタッグのロゴが入っているのも印象的です。サイズは、幅170×奥行140×高さ305mm。重量は、約490gです。
YOGOGO ケロシン ポータブルガラスランタン
ほかのランタンと比較して、価格が安いため、コストパフォーマンスを重視したい方に向いているモデルです。レトロなデザインを採用しており、インテリアとしても機能するのもメリット。おしゃれなモデルとしても人気です。
また、フェアーハンド式なので、マントルの取り付けやポンピングの作業が必要ないのもおすすめポイント。初めてランタンを使用する方にもぴったりです。サイズは、約240×155mm。約底部分の直径は115mmです。カラーはシルバーをはじめ、さまざまな種類がラインナップされています。
フュアーハンド(FEUERHAND) ベイビースペシャル 276 ジンク 12562
1893年にドイツで誕生した灯油ランタンのオリジナルブランド「フュアーハンド」の灯油ランタンです。本体に亜鉛メッキ処理が施されているので、本体が錆びにくく、耐久性に優れています。
燃料がしみ込んだ芯に炎が灯り、温められた空気が上昇して煙突から放出されるので、新鮮な空気が両側のパイプを通って下部のバーナーに送り込まれる仕組みを採用しています。寒い日や多少風の強い日でも、安定して燃焼させ続けることが可能なのもおすすめポイントです。
燃焼時間は、20時間以上。明るさは5Wで、テーブルランタンとして使用するのにぴったり。重量は520gと軽量で、移動させやすいのも魅力です。
ジェイディーバーフォード(JD Burford) マイナーズランプ
伝統製法によるハンドメイドで作られているのが魅力の灯油ランタンです。注油・点火をするたびにランプの上部を取り外す手間がかかりますが、おしゃれな見た目のモデルを探している方にぴったり。キャンプにはもちろん、インテリアとしても機能します。
ボディには、真鍮を使用。サイズは、約225x直径88mmあり、重量は約1020gです。オイルタンクの容量は約30cc。燃焼時間は約5時間です。
番外編|ランタンを使用する際の注意点

By: coleman.co.jp
テント内は火気厳禁です。そのため、火を使うガソリンタイプや灯油タイプ、ガスタイプのランタンは使用してはいけません。テント内で使用すると、一酸化炭素中毒や火事の危険があります。テント内の照明として使いたい場合は、火を使用しないLEDランタンがおすすめです。
関連リンク
・ランタンのおすすめ(ビックカメラ)
キャンプの雰囲気が盛り上がる「ランタン」。LEDランタンやガソリンランタンなど、種類によってそれぞれ使い勝手が大きく異なります。初めて購入する方は、自分に合ったアイテムを選ぶためにも各ランタンの特性を把握しておきましょう。