分厚いフタが特徴の「ダッチオーブン」。ひとつで焼く・煮る・蒸すなどさまざまな調理が可能で、アウトドアに持っていけば料理のレパートリーが広がる便利なアイテムです。調理後、そのまま食卓に出せるデザイン性の高さも魅力で、自宅でも活躍します。
そこで今回は、おすすめのダッチオーブンをご紹介。種類や選び方についても解説するので、購入を検討している方はチェックしてみてください。
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- 目次
- ダッチオーブンとは?
- ダッチオーブンの選び方
- ダッチオーブンのおすすめメーカー
- ダッチオーブンのおすすめ|ステンレス製
- ダッチオーブンのおすすめ|鋳鉄製
- ダッチオーブンのおすすめ|黒皮鉄板製
- ダッチオーブンのAmazon・楽天市場ランキングをチェック
- ダッチオーブンのおすすめレシピ
- ダッチオーブンのお手入れ方法
ダッチオーブンとは?

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ダッチオーブンとは分厚い金属製の鍋で、炭火を乗せられるように平らなフタにフチが付いた調理器具。もともとは、アメリカの西部開拓時代に使用されていた伝統的なアイテムです。
「万能鍋」とも呼ばれており、焼く・炒める・煮る・蒸す・揚げる・燻すなど、1台で幅広い調理に対応できるのが魅力。炭火を乗せればオーブンのように上下から同時に加熱できるので、ローストチキンやピザなどを焼くときにも役立ちます。フタが平らなため、ひっくり返してフライパンのように使えるほか、鍋を重ねて調理することも可能です。
フタが重いので密閉性が高く、食材から出た水蒸気が逃げにくいのもポイント。圧力鍋と同様に、旨味を凝縮した味わい深い料理に仕上がります。「無水調理」をしたい方にもおすすめのアイテムです。
ダッチオーブンの選び方
主な素材とその特徴をチェック
扱いやすく初心者にもおすすめの「ステンレス製」

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ステンレス製のダッチオーブンは錆びにくく、お手入れに手間がかかりにくいのが特徴。シーズニングを施す必要がなく、一般的な調理道具のように洗剤で洗えるため、初心者でも扱いやすいのが魅力です。
IHやガスコンロなどに対応しているモデルが多く、家庭でも使いやすいのが嬉しいポイント。また、鉄よりも比較的軽く、キャンプなどに気軽に携行できるのがメリットです。
鉄に比べて熱伝導性が低いので、時短料理には向いていない場合があります。なお、十分にあたためることで、高い蓄熱性を発揮します。
メンテナンスが簡単なモノや、家庭でもアウトドアでも使い勝手のよいモノを探している方におすすめです。
使い込むほど焦げ付きにくい「鋳鉄製」

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鉄を型に流し込んで成型する鋳鉄製のダッチオーブンは、黒くて重厚感があり、蓄熱性と保温性に優れているのが特徴。ほかの素材のモノより、比較的安価な製品が多いのもポイントです。
一方で、鋳鉄は錆びやすいため、お手入れが欠かせません。使用前には、新しい油の被膜を作る「シーズニング」という作業が必要になるほか、定期的なメンテナンスも重要です。また、急激な温度変化に弱いなどのデメリットがある点もおさえておきましょう。
使い込むほど黒光りする「ブラックポット」という状態に仕上がり、焦げ付きにくくなるのが魅力。料理はもちろんのこと、お手入れも楽しみながら自分好みのダッチオーブンを育てたい方におすすめです。
鋳鉄製モデルのなかには、シーズニング不要の製品もあります。できるだけ手間をおさえたい方はチェックしてみてください。
鋳鉄よりも手軽に雰囲気を楽しめる「黒皮鉄板製」

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黒皮鉄板製のダッチオーブンは、表面が酸化皮膜に覆われており、鉄製ながら錆びにくいのが特徴。1枚の鉄板をプレスして成型していることから、急激な温度変化や衝撃に強いのもメリットです。
黒皮鉄板は、業務用の中華鍋やフライパンにも使われている素材で、熱伝導性に優れています。また、シーズニングやメンテナンスは必要ですが、中性洗剤で洗えるモノもあり、鋳鉄製に比べてお手入れしやすいのが嬉しいポイントです。
鋳鉄製・ステンレス製の魅力を併せ持つ素材ではあるものの、ラインナップは少ない傾向があります。選択肢は限られますが、耐久性とお手入れの手軽さを両立しているタイプを使いたい方におすすめです。
人数や用途でサイズを選ぶ
ソロキャンプならコンパクトな6インチ

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6インチの製品は、ダッチオーブンのなかでも特にコンパクトサイズなのが特徴です。ご飯は1〜1.5合程度炊けるので1人分の料理を作りやすく、ソロキャンプ用の製品を選びたい方にも適しています。
小型で携帯性に優れており、キャンプにも持っていきやすいのが魅力。使わないときは、省スペースで保管できるのもメリットです。
2人で使うなら8インチ

2人で使いやすいダッチオーブンを選びたい方は、 8インチをチェックしましょう。内径は約20cm程度で、4合程度のご飯を炊けるのがポイントです。料理だけでなく、焼きリンゴといったデザートを作るときにも役立ちます。
コンパクトサイズで、調理後はそのままテーブルの上に置けるのもメリット。 10インチのダッチオーブンに重ねて調理できる製品だと、より料理の幅が広がります。
ファミリーキャンプでは普段使いもしやすい10インチ

4人前後で気軽に使用できるモノが欲しい方には、10インチの製品がおすすめ。ダッチオーブンのなかでも使い勝手がよいサイズで、ファミリーキャンプ用にも適しています。
キャンプなどのアウトドアシーンだけでなく、自宅でも家族で鍋料理などを楽しみやすいサイズです。場所を問わずさまざまな料理を作りたい方は、チェックしてみてください。
丸ごと調理や大人数での使用なら12インチ

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大人数でのキャンプで使いやすいダッチオーブンを探している方は、12インチのモノをチェックしましょう。大容量サイズのため、グループキャンプでも扱いやすいのがメリット。豚汁やカレーなどの料理を一度にたっぷり作れます。
ローストチキンなど、大きめの食材を丸ごと調理するメニューも作りやすく便利。さまざまな料理に対応できるダッチオーブンが欲しい方に適しています。
アウトドアで扱いやすい工夫があるかどうか
フタに炭を乗せやすいモノを選ぼう

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ダッチオーブンのフタには、本体同様重厚な素材が使用されており、上から炭を置けるのが特徴。上と下から熱を通せるため、アウトドアシーンで本格的なオーブン料理を楽しめるのが魅力です。
特に、フラットになっているモノや、縁に高さがあるモノなど、炭が落ちにくいように工夫されたフタがおすすめ。炭や薪を使った調理に挑戦したい方は、フタの形状に注目して選んでみてください。
持ち手・ワイヤーハンドル付きだと持ち運びやすい

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ダッチオーブンは食材を入れると重くなるのはもちろん、本体も重量があります。そのため、安定感のあるハンドルや持ち手を備えたモデルだと安心して使用可能。持ち手が両側に付いていると、両手でしっかりと持って移動できるのが魅力です。
ワイヤーハンドルが付属する製品は、片手でも持てるのがメリット。さらに、ハンドルの部分に溝があるなど、フックを使って吊り下げられる形状になっているダッチオーブンは、さまざまな用途で使えます。
家庭用なら対応熱源に注意

ダッチオーブンは、それぞれの製品ごとに対応可能な熱源が決まっています。直火をはじめ、ガスコンロ・IH・ハロゲンヒーターなど、製品によって異なるので事前に確認しておくのがおすすめです。
非対応の熱源で使用してしまった場合、熱が伝わらなかったり、重大な事故に繋がったりする恐れもあります。対応熱源のチェックを忘れないように注意しましょう。
ダッチオーブンのおすすめメーカー
ユニフレーム(UNIFLAME)

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黒皮鉄板製のダッチオーブンで有名な「ユニフレーム」。独創的なアウトドアギアで定評のある同ブランドならではの、お手入れが簡単なダッチオーブンを展開しています。エントリーモデルとしてもおすすめです。
コールマン(Coleman)

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アメリカで生まれたアウトドアブランド「コールマン」。100年以上の歴史を持ち認知度が高く、実績も豊富なのが特徴です。テントやクーラーボックスなど、さまざまなアウトドアアイテムを展開しています。
コールマンのダッチオーブンは、シーズニング不要ですぐに使用できたりリッドリフターが付属していたりと、機能性に優れているのが魅力。より安心して使えるダッチオーブンを探している方におすすめのブランドです。
ロッジ(LODGE)

「ロッジ」は、120年以上の歴史を持つアメリカの鋳鉄調理器具メーカー。鋳鉄製のダッチオーブンで有名です。サイズや形状の種類が豊富で、入門者からベテランまでダッチオーブンを存分に楽しめます。
スノーピーク(snow peak)

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「スノーピーク」は高品質なキャンプ・アウトドアアイテムを提供している、人気のブランドです。デザイン性に優れるアイテムを多く展開しており、見た目にこだわりたい方にも支持されています。
スノーピークのダッチオーブンは、家庭でも使用できる品質の高さが魅力です。アウトドアシーンで本格的な料理を楽しみたい方は、スノーピークのダッチオーブンをチェックしてみてください。
ダッチオーブンのおすすめ|ステンレス製
ソト(SOTO) ステンレスダッチオーブン10インチ デュアル ST-910DL
IHやハロゲンヒーターなど、さまざまな熱源に対応しているダッチオーブンです。場所を問わず気軽に使用できます。
フタの向きを反転させるとディープサイズやハーフサイズとして使える仕様で、メニューに合わせて使い分けられるのが魅力。煮る・炒める・蒸す・焼くなどの調理が可能。多目的に使える製品を探している方にもおすすめです。
厚さ4mmのステンレス鋼板を採用しており、蓄熱性や耐久性に優れています。1枚の大きな鋼板からプレス製造しているのが特徴。錆びや温度変化に強いため、キャンプなどでも手軽に使えます。
シーズニング作業が不要なのもメリット。メンテナンスがしやすいダッチオーブンを選びたい方にも適しています。
ソト(SOTO) ステンレスダッチオーブン10インチハーフ ST-910HF
一般的なダッチオーブンよりも浅い、ハーフサイズの製品。魚やピザなど高さのない食材の調理に適しています。
卓上でも使いやすいため、アウトドアだけでなく屋内でも気軽に使用可能。すき焼き用の鍋として使えるのもおすすめポイントです。
本製品に残った料理は、そのまま保存できます。別の容器に移すことなく、あたため直しも可能です。
山谷産業(YAMATANI INDUSTRY) ライトステンレス ダッチオーブン 10インチ TSBBQ-005
ステンレスとアルミの三層鋼を採用したダッチオーブン。アルミが中央に挟まれているため熱伝導率が高く、すぐに食材を加熱できます。
鏡面仕上げが施されており、汚れが落ちやすいのが魅力。きれいな光沢感のある見た目が特徴で、鋳鉄製に比べて30%程度軽いと謳っています。
サイズは10インチで、家族でも使いやすい大きさ。持ち手とハンドルが付いているので、簡単に持ち運べます。
ベルモント(Belmont) ステンレスダッチオーブン8インチ BM-256
直火だけでなく、IHにも対応しているダッチオーブン。キッチンでも使える製品を選びたい方におすすめです。容量は2.87Lで、6〜8人前のカレーを作れます。
10インチのダッチオーブンに収められるサイズで、グラタン・ラザニア・パンなども焦がすことなく調理可能。フタに炭を乗せられるだけでなく、単体でスキレットとして使えるのもポイントです。使い終わったらフタを裏返すことで、コンパクトに保管できます。
ビタクラフト(Vita Craft) ステンレスダッチオーブンW 8インチ 4104
浅鍋と深鍋がセットになったダッチオーブン。食材の量や料理に合わせて使い分けられるのがメリットです。錆びにくいうえシーズニングが不要なので、気軽に使える製品を選びたい方にも適しています。
ステンレスとアルミの全面5層構造を採用しており、熱効率の高さがポイント。煮る・焼く・炒める・蒸す・揚げるといった調理法に対応しているため、 1台あるだけでさまざまな料理を作れます。
料理を入れたままにしていてもニオイ移りや錆びを防止。また、酸によって変色しやすいトマト料理も作りやすいのが魅力です。使い終わった後は洗剤で洗うだけと、手軽にお手入れできます。
キャンピングムーン(CAMPING MOON) ステンレスダッチオーブン DO-25
密閉性が高く、蒸気や圧力を閉じ込められるダッチオーブン。食材の水分を活用する無水調理がしやすい製品を探している方に適しています。炒める・煮込む・炊くなど、多目的に使用可能です。
深鍋と浅鍋の2WAY仕様のため、料理に合わせて使い分けられるだけでなく、別々の料理を同時に調理できます。浅鍋はスキレットのようにフラットで、面が広いのがポイント。ピザを焼いたり、すき焼きなどの卓上鍋として使ったりするのもおすすめです。
鍋の底面から側面にかけて緩やかに丸みを設けた形状も特徴。対流が生まれることで、急な吹きこぼれを防止できます。
帆布素材のケースが付属しているのもメリット。重量のあるダッチオーブンを簡単に持ち運べます。
ダッチオーブンのおすすめ|鋳鉄製
コールマン(Coleman) ダッチオーブン12インチ 2000039255
植物性オイル仕上げが施された、すぐに調理を開始できるダッチオーブン。シーズニング不要の製品を探している方にぴったりです。
サイズは12インチと大きめなので、家族やグループでの調理時におすすめ。大人数のキャンプなどでも使いやすい仕様です。底網が付属しているため、多目的に使用できます。
収納ケースが付いており、使わないときは簡単に保管可能。埃や汚れの付着を防ぎやすいのも魅力です。
ロッジ(LODGE) キャンプオーヴン 12インチ L12CO3
脚が付いているのが特徴のダッチオーブンです。炭や薪をダッチオーブンの下に入れて調理できるのがメリット。さらに、蓋には縁が付いているので、炭を乗せられます。蓋が重く圧力がかかるため、硬い食材も柔らかく煮込めるのが魅力。無水調理や無油調理がしたい方にもおすすめです。
全体の厚みは5mmで、蓄熱性に優れているのがポイント。焼く・蒸す・炒める・煮るといったさまざまな調理法で料理を作れます。
スノーピーク(snow peak) 和鉄ダッチオーブン 26 CS-520
丸みを帯びた形状が印象的なダッチオーブン。丈夫で粘りのある鋳物素材を使用しているのが特徴です。薄いだけでなく軽量なので、誰でも気軽に使えます。
ワイヤーハンドルは握りやすいように設計されており、簡単に持ち運べるのがポイント。中央には溝があり、吊り下げフックなどにもかけられます。
フタ部分には、グローブを装着していても握りやすいデザインの取っ手が付属。別売りのリフターで持ち上げることも可能で、より手軽にダッチオーブンを扱えるのが魅力です。
底面はフラットに加工され、IHヒーターにも対応。家でも使えるダッチオーブンを探している方にもおすすめです。
ロゴス(LOGOS) SLダッチオーブン10inch・ディープ 81062229
シーズニングが不要な鋳物製のダッチオーブン。丸洗いした後、すぐに使い始められるのがポイントです。キッチンのガスコンロやIHに対応しているため、家でも気軽に使えます。
深型で、食材をたっぷりと入れられるのが魅力。塊肉などの大きな食材も入れやすく、簡単に調理できます。
別売りのテーブルと組み合わせると、囲炉裏スタイルなどさまざまな使い方が可能。多目的に使えるダッチオーブンを選びたい方にも適しています。
専用の収納バッグが付属しているのもメリット。素材はポリエステルで、耐久性に優れているだけでなく油が染みにくい仕様です。ほかのアウトドア用品などを汚すことなく、きれいな状態で保管できます。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ダッチオーブン 25cm UG-3046
ワイヤーハンドルが付いた、手軽に持ち運びやすいダッチオーブンです。シンプルな形状で、誰でも気軽に使えるのがメリット。焚き火を使って美味しい料理を作れます。
深鍋タイプで、大きめの肉と一緒に野菜なども入れて調理できるのがポイント。煮込み料理なども作りやすいので、汎用性に優れた製品を選びたい方にも適しています。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 角型 ダッチオーブン mini UG-3062
ミニサイズの角形ダッチオーブン。ソロキャンプやツーリングでも使いやすいので、1人でも簡単に扱える製品を選びたい方におすすめです。
フタの裏面は焼肉グリルとして使用可能。凹凸があり、肉の余分な脂を落とせるのがメリットです。アウトドアで焼肉を楽しみたい方にも適しています。
本製品はリーズナブルな価格もポイント。できる限り安いダッチオーブンを選びたい方にもぴったりです。
バンドック(BUNDOK) ダッヂオーブン K-10 BD-381
初心者でも簡単に扱えるダッチオーブンが欲しい方におすすめの製品。脚が付いているのが特徴。リッドリフターが付属しているため、調理後の熱いフタも簡単に持ち上げられます。
焼く・煮るだけでなく、蒸し焼きなど幅広い調理法に対応しているのがポイント。ピザやローストビーフを作りたい方にも適しています。さまざまな調理ができるモデルを探している方にぴったりです。
キャンピングムーン(CAMPING MOON) ダッチオーブン DO-28
遠赤外線効果で料理を美味しく作れるダッチオーブン。ダグタイル鋳鉄製で、熱がじっくりと全体に行き渡ります。インナーネットによって食材の焦げ付きを防げるほか、余分な油を落とせるのが魅力です。
ポット・リッド・スキレットを組み合わせることで、さまざまな使い方が可能。また、握りやすい形状のステンレス製ダブルワイヤーハンドルを採用しています。簡単に持ち運べるのがメリットです。
リッドにはY字型の取っ手が付属し、簡単に持ち上げられるのが魅力。スキレットの左右にはリフターに対応する持ち手を搭載しています。
プリグレース(PTYGRACE) CUBE miniダッチオーブン PY-SL34
角形形状で、省スペースで保管できるダッチオーブン。小型の製品を選びたい方にも適しています。アウトドアなど、スペースが限られているときでも扱いやすいのが魅力です。
目皿アミが付属しており、燻製や蒸し料理を作れるのもポイント。炭を上に乗せられるため、上下からしっかりと食材を加熱できます。
フタの役割も果たすグリルパンは、焼肉プレートとしても使用可能。フラットパンと別々に調理でき、効率的に料理を作れます。
チャムス(CHUMS) チャムスダッチオーブン10インチ CH62-1807
ベジタブルオイルコーティングが施されたダッチオーブン。シーズニング済みなので、手間を省けます。
上下でしっかりと加熱することで、食材の旨味を逃さず調理できるのが魅力です。幅広いメニューが作れるため、キャンプで料理にこだわりたい方にもぴったり。また、IHに対応しており、家で日常使いもできます。
フタにデザインされたチャムスのロゴとブービーバードの足跡がおしゃれ。見た目にこだわってダッチオーブンを選びたい方にもおすすめです。
ダッチオーブンのおすすめ|黒皮鉄板製
ユニフレーム(UNIFLAME) UFダッチオーブン 10インチ 660942
アウトドアだけでなくキッチンでも使えるダッチオーブン。平面な形状で、ガスコンロやIHでも使用可能です。1枚の鉄板を圧延加工しているのが特徴。急激な温度変化に強く、急加熱や急冷却といったヒートショックにも耐えやすいのがメリットです。割れにくいダッチオーブンを探している方にも適しています。
本体とフタの接触面の噛み合わせを均一かつフラットに仕上げており、密閉性が高いのもポイント。熱伝導率に優れているため、食材をムラなく加熱できます。サイズは10インチで、家族でも使いやすい大きさです。
ユニフレーム(UNIFLAME) UFダッチオーブン II 6インチ 661147
シリコン焼付塗装が施されたダッチオーブン。家庭用洗剤と金タワシで洗えるため、手軽にお手入れできます。メンテナンスの手間を省きたい方にもおすすめです。
サイズは6インチと小型で、ソロキャンプや少人数でのアウトドアにぴったり。また、別売りの「ちびパンケース」を用意すれば、持ち運びや保管は簡単です。
ダッチオーブンのおすすめレシピ
無水ビーフシチュー

赤ワインと野菜の水分のみで作るビーフシチューです。じゃがいも1個はひと口大にカットし、たまねぎ1個はくし切り、にんじん1本は乱切りにします。牛肉は500gをひと口大に切った後、塩こしょうを適量振って軽く揉み込みましょう。
ダッチオーブンにバター20gを入れて熱し、強火で牛肉に焼き色を付けます。その後たまねぎとにんじんを投入し、しんなりするまで炒めるのがポイントです。
肉と野菜が入ったダッチオーブンに赤ワイン500mlを入れ、沸騰したらアク取りを。ローリエ2枚を加えた後にフタをして、中火で約1時間煮込みます。
煮込んだ後は、じゃがいも・デミグラスソース1缶・ケチャップ大さじ1を加えます。フタをせずに弱火で20分かき混ぜながら煮込んだら完成。仕上げに生クリームを少量垂らすのもおすすめです。
ピラフ入りローストチキン

ダッチオーブンの定番料理のひとつであるローストチキンです。はじめに丸鶏の下ごしらえをします。丸鶏の表面や腹の中をしっかりと水で洗った後、キッチンペーパーなどで水気を拭き取ります。
適量のマジックソルト・ガーリックパウダー・ブラックペッパーを丸鶏の表面と腹の中に強めに振って、中にピラフを詰め込みましょう。ピラフが出てくるのを防ぐために腹を竹串で十字に縛った後、タコ糸で両脚を縛るのがポイントです。
約5分ダッチオーブンを予熱した後に、底網を敷きます。その後、ダッチオーブンの中に丸鶏と食べやすい大きさに切ったじゃがいも2個、にんじん1本、とうもろこし1本を投入。上からオリーブオイルを回しかけます。
炭は上下に7:3の割合で配置して、約1時間加熱したら完成。加熱中はときどきフタを開けて中の様子を確認することが大切です。ピラフに丸鶏の旨味が染み込み、美味しく仕上がります。
濃厚チョコレートケーキ

ダッチオーブンは、スイーツ作りにも活用できます。まず下準備として、ダッチオーブンの中にアミを入れてフタをしたら、上に炭を置いて中火程度になるまで予熱しておきましょう。
小鍋を用意し、砂糖50gと無塩バター100gを入れて火にかけ、砂糖とバターが溶けて混ざったら火を止めます。次に、卵2個を割りほぐし、小鍋の中に少しずつ投入。卵をよく混ぜ合わせたら、刻んだ板チョコ2枚を加え、再び混ぜます。
さらに、アーモンドパウダー40gと薄力粉大さじ1を小鍋に加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせます。型に流し込んだ後、ダッチオーブンの中にセットした網の上に置いて、10〜15分加熱。上下に炭を置くことが重要です。
加熱後はダッチオーブンから型を取り出して粗熱を取ります。あたたかいまま食べるとフォンダンショコラ風のケーキを楽しめ、冷やして食べるとしっとりとしたケーキを味わえます。
ダッチオーブンのお手入れ方法
使用前はシーズニングをしよう

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鋳鉄製・黒皮鉄板製の場合、使用前にはシーズニングが必要です。表面のコーティングを剥がし、新たに油で被膜を作ります。慣らしとも呼ばれ、ダッチオーブンを育てていくうえで大事な作業です。
まずは、食器用洗剤を使って洗い、ワックスなどを落とします。丁寧に洗ったあとは、タオルで拭き取って自然乾燥。水気がなくなったら、オリーブオイルなどをダッチオーブンに塗り、余分な油をキッチンペーパーで取り除きます。
次に、中火にかけて煙が出るまで加熱。煙が出たら弱火に設定し、煙が出なくなるまで熱します。オリーブオイルを塗ってから火にかける作業を3〜5回繰り返すのがおすすめです。
最後のステップとして、鉄のニオイを消すために、ニンニク・生姜などの野菜くずを入れて加熱します。野菜くずを捨てた後は油を薄く塗り、自然冷却したら完了です。
使用後のケアも重要

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使用前同様、ダッチオーブンを使用した後も、油で被膜を作るのが大切なポイント。使い込めば使い込むほど味わい深い黒色になり、「ブラックポット」と呼ばれる状態へと変わっていきます。
まずは、汚れをキッチンペーパーで拭き取ることからスタート。熱湯を注ぎ、沸騰させます。冷水はダッチオーブンが割れる可能性があるので、注意しましょう。
鍋底の汚れを専用のヘラなどを使い、やさしく落とします。汚れをお湯で流した後、水分を軽く拭き取って火にかけます。水分を完全に飛ばすことが重要です。
その後は本体・フタともに軽く油を塗ります。余分な油を取り除きながら火にかけ、煙が落ち着いたら冷まして完了です。
キャンプ人気の高まりとともに注目されているダッチオーブン。アウトドアはもちろん、家庭でもダッチオーブンを使ってローストチキンやローストビーフなどを作る方が増えています。ぜひ自分にぴったりなモノを見つけて、ダッチオーブン料理にトライしてみてください。