分厚いフタが特徴の「ダッチオーブン」。ひとつで焼く・煮る・蒸すなどさまざまな調理が可能で、アウトドアに持っていけば料理のレパートリーが広がる便利なアイテムです。調理後、そのまま食卓に出せるデザイン性の高さも魅力で、自宅でも活躍します。
そこで今回は、おすすめのダッチオーブンをご紹介。種類や選び方についても解説するので、購入を検討している方はチェックしてみてください。
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- 目次
- ダッチオーブンとは?
- ダッチオーブンの素材ごとの特徴やメリット・デメリット
- ダッチオーブンの選び方
- ダッチオーブンのおすすめメーカー
- ダッチオーブンのおすすめ人気モデル|鋳鉄製
- ダッチオーブンのおすすめ人気モデル|黒皮鉄板製
- ダッチオーブンのおすすめ人気モデル|ステンレス製
- ダッチオーブンのおすすめ人気モデル|その他
- ダッチオーブンのAmazon・楽天市場ランキングをチェック
- ダッチオーブンを使った人気レシピ
- ダッチオーブンのお手入れ方法
ダッチオーブンとは?

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ダッチオーブンとは、分厚い金属製の鍋で、炭火をのせられるように平らなフタにフチがついたモノ。もともとはアメリカの西部開拓時代に使用されていた伝統的な調理道具です。
「万能鍋」とも呼ばれており、焼く・炒める・煮る・蒸す・揚げる・燻すなど、1台で幅広い調理に対応できるのが魅力です。炭火をのせればオーブンのように上下から同時に加熱できるので、ローストチキンやピザなどを焼くのにもおすすめ。フタが平らなため、ひっくり返してフライパンのように使えるほか、鍋を重ねて調理することも可能です。
また、フタが重く密閉性が高いため食材から出た水蒸気を逃しにくく、圧力鍋のように旨味をギュッと凝縮した美味しい料理が仕上がります。水を加えなくても食材から出た水分で調理する「無水調理」ができるのもダッチオーブンの特徴です。
ダッチオーブンの素材ごとの特徴やメリット・デメリット
鋳鉄製

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ダッチオーブンの素材として代表的なのが鋳鉄です。鉄を型に流し込んで作るため、厚さ・重量感があるのが特徴。フタに重さがある分密閉しやすく、蓄熱性と保温性に優れています。食材本来の旨みを活かしながら、高温で効率的に調理したい方におすすめです。
ただし、鋳鉄製のモノは「シーズニング」と呼ばれる作業が必要。購入時にはサビ防止用のコーティングがされていることが多いため、使用前に取り除いたうえ、油でなじませる手間がかかります。長く使うにはメンテナンスが欠かせませんが、使い込むごとに味わいが出てくるのが魅力です。
価格帯は比較的手頃なモノが多く、サイズやデザインも各メーカーによってさまざま。調理にこだわりたい方や、長く愛用できるモノを探している方に向いています。
黒皮鉄板製

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「黒皮」と呼ばれる「酸化皮膜」により、赤サビが出にくい黒皮鉄板製のダッチオーブン。鉄を1200℃ほどに熱し、圧延しながら黒皮を作ります。油がなじんでいくにつれ、黒さが増していくのも特徴です。
また、耐衝撃性があるので割れにくく、急な温度変化に強いのも魅力。1枚の鉄板から作られているため、急加熱・急冷却にも耐えられる丈夫さを備えています。熱伝導率が高く、中華鍋やフライパンで使われているのもポイントです。
シーズニングは必要となるものの、洗剤や金タワシで洗えるため、簡単にお手入れできます。できるだけ楽にお手入れしたい方や、タフに使えるモノを探している方は、チェックしてみてください。
ステンレス製

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ステンレス製のダッチオーブンはサビに強く、シーズニングの必要がないのが特徴。使用後に油を塗る必要もないので、家庭用の鍋のように気軽に使えます。初心者はもちろん、メンテナンスの手間を省きたい方にぴったりです。
加えて、IHやガスコンロなどの熱源に対応しているモノが多いため、家庭でも使いやすいのが魅力。手軽さ重視で選びたい方や、扱いやすいモノを探している方に向いています。
その他

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ダッチオーブンの素材は鋳鉄製や黒皮鉄板のほかに、ダクタイル鋳鉄製やアルミ製などがあります。
ダクタイル鋳鉄製は「強靭な」という意味の名の通り、衝撃やヒートショックに強いのが特徴。また薄さと軽量化を実現しつつ、鉄器ならではの保温性と蓄熱性を備えているため食材の芯までしっかり火が通ります。
アルミ製は軽量で持ち運びやすいのがメリット。ソロキャンプなど、なるべく荷物を減らしたい場面で活躍します。
ダッチオーブンの選び方
サイズで選ぶ

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ダッチオーブンを選ぶ際にはサイズの確認が重要です。サイズは8インチ、10インチ、12インチが主流。用途にあわせて適切なサイズを選ぶようにしましょう。
初めてダッチオーブンを扱う場合には、10インチサイズの製品がおすすめ。家庭用コンロにも収まる大きさでかさばりにくく、アウトドアから普段使いまでさまざまなシーンに対応できます。
自宅使用がメインなら8インチサイズの製品がおすすめ。コンパクトなので家庭用コンロでも快適に調理でき、そのまま食卓にも並べられます。一方、アウトドアシーンで大量の料理を作りたい場合には12インチサイズがおすすめ。丸鶏1羽が収まるサイズなので、ローストチキンを作りたい場合にも適しています。
用途で選ぶ
家庭用

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ダッチオーブンはアウトドアだけでなく、自宅でも本格的な料理が楽しめることから人気を集めています。脚がついていない鍋底がフラットなモデルは、家庭用コンロでも使いやすいのでおすすめです。最近では、IHヒーターや電気プレートで使える製品も増えているため、対応熱源もチェックして選びましょう。
自宅で使用する場合はお手入れのしやすさも大切なポイントです。シーズニング不要でお手入れが簡単なステンレス製が便利。一般的な鍋と同じように食器用洗剤で丸洗いでき、特別なメンテナンスが不要で扱いが容易です。
キャンプ・アウトドア用

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キャンプ・アウトドア用としてダッチオーブンを選ぶ場合は、平らでフチつきの炭がのせやすいフタを備えたモノがおすすめ。鍋の上下から加熱できるので、食材の芯までじっくり火を通し、旨味をギュッと凝縮した美味しい料理に仕上がります。
また、焚き火や炭火などに直置きして調理すると、薪や炭が燃えたときに鍋が傾いてしまうため、脚つきのダッチオーブンが便利。凹凸のある場所でも安定して使えるのに加え、2段、3段と重ねて調理することも可能です。家庭でも使用したい場合は、別売りのスタンドが用意されている脚なしの製品など、兼用タイプを選びましょう。
キャンプやアウトドアでは家庭での使用とは異なり再加熱が容易ではないので、保温・蓄熱性が高い鋳鉄製などの素材がおすすめ。シーズニングなどメンテナンスに手間がかかりますが、本格的なアウトドア料理と雰囲気が味わえます。
ダッチオーブンのおすすめメーカー
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)

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「キャプテンスタッグ」は、日本のアウトドア用品総合ブランドです。コストパフォーマンスに優れたアウトドアアイテムを多数ラインナップしており、キャンプ初心者から上級者まで幅広く人気があります。
キャプテンスタッグのダッチオーブンは、品質の高さが特徴です。大人数で本格的にアウトドアを楽しむためのモデルから、ソロキャンプで使用できるモノまで、幅広くラインナップ。自分の使用用途に合うダッチオーブンを見つけやすいのがメリットです。
コールマン(Coleman)

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アメリカで生まれたアウトドアブランド「コールマン」。100年以上の歴史を持ち認知度が高く、実績も豊富なのが特徴です。テントやクーラーボックスなど、さまざまなアウトドアアイテムをラインナップしています。
コールマンのダッチオーブンは、シーズニング不要ですぐに使用できたり、リッドリフターが付属していたりと機能性に優れているのが魅力。より安心して使用できるダッチオーブンを探している方におすすめのブランドです。
ロッジ(LODGE)

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鋳鉄製のダッチオーブンなら、120年超の歴史を誇るアメリカの鋳鉄調理器具メーカー「ロッジ」がおすすめ。サイズや形状の種類も豊富で、入門者からベテランまでダッチオーブンを存分に楽しめます。
ユニフレーム(UNIFLAME)

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黒皮鉄板製のダッチオーブンで有名な「ユニフレーム」。独創的なアウトドアギアで定評のある同ブランドならではの、お手入れが簡単なダッチオーブンを展開しています。エントリーモデルとしてもおすすめです。
ソト(SOTO)

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「ソト」は、1978年設立の新富士バーナー株式会社によるアウトドア製品ブランド。用途に応じて選べる、さまざまなタイプのステンレス製ダッチオーブンを展開しています。買ってすぐに使えて、お手入れも簡単なお手軽ダッチオーブンを探している方にぴったりです。
スノーピーク(snow peak)

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「スノーピーク」は高品質なキャンプ・アウトドアアイテムを提供している、人気のブランドです。デザイン性に優れているアイテムを多くラインナップしており、見た目にこだわりたい方にも支持されています。
スノーピークのダッチオーブンは、家庭用でも使用できる品質の高さが魅力です。アウトドアシーンで、本格的な料理を楽しみたい方は、スノーピークのダッチオーブンをチェックしてみてください。
ダッチオーブンのおすすめ人気モデル|鋳鉄製
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ココット 10cm UG-3035
ココットデザインの鋳物製ダッチオーブンです。オーブン・煮る・蒸す・焼くなどの調理ができるのが特徴。満遍なく熱を伝えられるため、オーブン料理にはとくにおすすめです。
また、フタが重厚な作りなので、旨みを凝縮しながら、素材本来の味わいを楽しめるのも魅力。自宅用のオーブンにも対応しており、プリンの型としても活躍します。シーズニングの必要もなく、食器用洗剤で洗い、植物油を塗るだけで使用可能です。
サイズは幅13×奥行10.5×高さ7cmで、重さは約800g。手軽ながら、料理にもこだわりたい方に向いています。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 角型ダッチオーブン UG-3063
幅のある角型で、魚料理に適したダッチオーブンです。表面に焼付塗装をしており、焚き火・炭火で調理できます。本体とフタの素材は鉄鋳物を採用し、つるはステンレス鋼を使用しています。
また、フタを焼肉グリルとして活用できるのが魅力。裏面の凹凸で余分な脂を落とせます。IHにも対応しており、自宅でも使用できます。サイズは約幅27×奥行17×高さ12cmで、重さは約4.4kgです。
コールマン(Coleman) ダッチオーブン 10インチ 170-9392
植物性オイルで仕上げており、すぐに調理ができるダッチオーブン。脚がついてないタイプなので、自宅のキッチンで使用できるのが特徴です。
また、リッドリフターが付属しており、熱いフタに触らずに済むよう配慮されているのもポイント。収納ケースがついているため、持ち運びにも便利です。10インチと家族で使いやすいサイズなので、ファミリーキャンプを楽しみたい方に向いています。
ロッジ(LODGE) キャンプオーヴン 10インチ L10CO3
炭や薪を使い調理ができる、キャンプ用にぴったりの脚つきダッチオーブン。フタにはふちがついており、炭をのせて上下から加熱できるのが特徴です。
また、鋳鉄製でじっくり熱が全体に伝わるので、ローストビーフ・ローストチキンはもちろん、カレーやブイヤベースにもぴったり。本体の厚さは5mmあり、焼く・蒸す・炒める・煮るなどの調理ができるため、1台で幅広い料理を楽しみたい方におすすめです。
ロッジ(LODGE) ダブルダッチオーブン 10 1/4インチ L8DD3
脚なしタイプで、家庭でも使いやすい鋳鉄製のダッチオーブン。フタに深さがあるため、裏返してフライパンとしても使えるのが特徴です。蒸し鶏・カレー・揚げ物をはじめ、スポンジケーキやふき芋も楽しめます。
また、シーズニング済みなので、慣らし作業が必要ないのもポイント。表面のコーティングにより、長年使用したような風格も味わえます。IHにも対応しているため、アウトドア・家庭両方で使える鍋タイプを探している方におすすめです。
ロッジ(LODGE) キッチンオーヴン ループハンドル10 1/4インチ L8DOL3
ループハンドルがついており、両手で持ち運びしやすい鋳鉄製のダッチオーブン。IHに対応しており、アウトドアだけでなく家庭でも活用できます。フタを同メーカーのスキレットと共用できるのもポイントです。
サイズは10と1/4インチで、鍋の深さは10cm。シーズニング済みなので、お湯で洗うだけですぐに使用できるのも魅力です。蒸し鶏・揚げ物・炊飯・カレーなどさまざまな料理を楽しみたい方におすすめです。
ロッジ(LODGE) サービングポット 1QT L1SP3
コンパクトな両手鍋タイプのダッチオーブンです。家庭のキッチンでも使える大きさで、炊飯はもちろん、煮物・カレー・揚げ物まで幅広く活躍します。
本体の厚みが5mmあり、鉄の蓄熱力が高いのもポイント。 サイズは内径15.5cm、深さ6cmで、重さは1.9kgです。2人用に適した大きさなので、友人やカップルでアウトドア料理を楽しみたい方におすすめです。
サイズは1クォートに加え、内径20cmの2クォートも展開されています。
スノーピーク(snow peak) 和鉄ダッチオーブン26 CS-520
強く粘りのある鋳物素材を使用しており、薄さと軽さを兼ね備えたダッチオーブン。火の通りに優れているため、肉・野菜をよりおいしく調理したい方におすすめです。
リッドの端にはリブがついているので、炭が落ちにくいのもポイント。ステンレスのハンドルは握りやすいように設計されており、取り回しにも長けています。
加えて、ワイヤーハンドルの真ん中は、吊り下げフックなどを掛けやすい仕様。スキレットにグローブ着用時でも握れる取っ手がついているほか、リッド左右にある持ち手はリフターにも対応しています。
きめ細かい砂型で、ロゴが美しく見えるのも魅力。IHヒーターでも使えるので、デザイン性と機能性の両方にこだわりたい方に向いています。
チャムス(CHUMS) ダッチオーブン10インチ CH62-1807
見た目がかわいらしい、チャムスの鋳鉄製ダッチオーブン。フタにはロゴに加え、ブランド・キャラクターであるブービーバードの足跡がデザインされています。
また、フタの上に炭火をのせられるのもポイント。上下から熱を伝えることで、食材の旨みを凝縮しながら調理ができます。IHに対応しており、サイズも10インチと使い勝手のよい大きさなのが魅力です。
ベジタブルオイルコーティングによるシーズニング済みなので、使用前に下準備は不要。収納ケースが付属しているので、持ち運びにも便利です。
ロゴス(LOGOS) SLダッチオーブン9inch・ディープ 81062222
脚なしタイプの9インチサイズで、コンパクトなダッチオーブン。シーズニングの必要がなく、サビ防止用に植物性オイルを塗れば、丸洗いしたあとにすぐに使えます。
また、家庭用ガスコンロやIHヒーターでも使えるのが魅力。アウトドア・家庭の両方で使いたい方におすすめです。
総重量は約5.2kgで、容量は約2.6L。メインとなる素材は鋳鉄です。付属のキャリーバッグはポリエステル素材で油が染みしにくいので、持ち運びの際に汚れが気になる方にも向いています。
バンドック(BUNDOK) ダッチオーブン K-10 BD-381
スチール製のつるがついたダッチオーブン。リッドリフターつきで、熱くなったフタも楽に持ち上げられるのが魅力です。
焼く・蒸す・煮るなど幅広い調理法に対応しており、ピザやローストビーフを楽しみたい方におすすめ。本体・フタ・リッドリフターは鋳鉄製で、容量は約4.2Lです。比較的お手頃な価格なので、はじめてダッチオーブンの購入を検討している方にも向いています。
ペトロマックス(Petromax) ダッチオーブン ft-1t 1.04L 12736
ドイツ創業のペトロマックスによる、デザイン性の高いダッチオーブン。鋳鉄素材でゆっくりと加熱できるので、食材が持つ旨みを存分に楽しみたい方におすすめです。
また、直径18cm・容量1.7Lのコンパクトサイズなので、ちょっとした料理を楽しみたいときにぴったり。サイズのバリエーションが豊富で、容量21.5Lの大型タイプも用意されています。
ベアボーンズ(BAREBONES) キャストアイアン・ダッチオーブン 12インチ 20235008
12インチと大きめのダッチオーブンです。サイズは30.48×35.56×20.32cmで、重量は8.4kg。密閉可能で無水料理に向いており、フタを回せば本体とのあいだにすき間も作れます。
キッチンの五徳に置きやすいよう、脚が大きめにデザインされているのも特徴。素材には鋳鉄を使用しています。大人数での使用を検討している方は、チェックしてみてください。
エスアイエス(SIS) 10インチ ダッチオーブン D545S
シーズニング要らずで初心者にもおすすめのダッチオーブン。使う前に下準備の必要がないので、購入後すぐに使用できます。
また、熱伝導と密封性に優れているため、ローストビーフ・ラタトゥイユ・キーマカレーなどを作りたいときにおすすめ。フタは裏返してフライパン代わりになるほか、五徳つきなのでちょっと置きたいときにも便利です。
容量は約4Lで、耐熱温度は400℃。本体・フタの素材は鋳鉄を採用しており、取っ手はスチールで作られています。収納ケースもついているため、持ち運びがしやすいのも魅力です。
及源(OIGEN) クックトップ丸深形20cm CT-004
煮物やスープ・ビーフシチュー作りに適した、両手鍋タイプのダッチオーブンです。食材の旨みと対流熱を逃さないよう、フタに蒸気孔がついているのが特徴です。
IH・オーブン・直火に対応しています。器として使用できるのもポイントです。サイズは幅24.8×奥行20×高さ13.3cmで、重量は2.9kg。3〜4人用のモノを探している方に向いています。
ダッチオーブンのおすすめ人気モデル|黒皮鉄板製
ユニフレーム(UNIFLAME) UFダッチオーブン 10インチ 660942
衝撃や温度変化に強い、黒皮鉄板製のダッチオーブンです。急加熱時や急冷却時に加え、落としたときも割れにくいのが特徴。取り扱いやメンテナンスもしやすいため、初心者にぴったりです。
また、熱伝導率にも優れているため、全体を均一に加熱しやすいのが魅力。本体とフタのかみ合わせにも考慮し、機械加工でフラットに仕上げています。
ガス・IHの両方に対応しており、アウトドアはもちろん、家庭でも使用可能です。サイズは10インチで、家族みんなで楽しむのに向いています。
ダッチオーブンのおすすめ人気モデル|ステンレス製
ソト(SOTO) ステンレスダッチオーブン 10インチハーフ ST-910HF
シーズニング要らずのステンレス製ダッチオーブン。使用後もサビ防止用油を塗る必要がないので、手入れを楽にしたい方におすすめです。
また、フタは裏返してフライパンとしても使用可能。ステンレス製の底網が付属しているのもポイントです。ガスコンロ・IHなどにも対応しており、アウトドア・家庭の両方で使えます。
衝撃や急激な温度変化などにより、割れにくいのも魅力。蓄熱性が高く浅型なので、ピザやフルーツケーキ作りにぴったりです。
ソト(SOTO) ステンレスダッチオーブン 8インチ ST-908
アウトドア用としてはもちろん、IH・ガスコンロ・オーブン対応で家庭でも使えるダッチオーブン。ステンレス製でサビにくいうえ、割れにくいのでメンテナンスしやすいのが魅力です。
サイズは8インチと取り回しがしやすい大きさで、持ち運びにも便利。ローストチキンのほか、ポトフや煮豚作りにも活躍します。手入れが楽で、使い勝手のよいモノを探している方は、チェックしてみてください。
ダッチオーブンのおすすめ人気モデル|その他
スノーピーク(snow peak) コロダッチオーバル CS-503R
ちょっとしたおつまみやサイドメニューを作るのに適したダッチオーブン。レタス半分が入るサイズ感で深さもあるので、炊飯やスープなどにもおすすめです。
フタの裏面は3mm厚のリブ加工がされているため、野菜・肉・魚を焼く際にも活躍します。肉や魚の余分な油を落としながら、焼き目にこだわれるのも魅力です。
素材にはダクタイル鋳鉄を使用。精巧な砂型を採用しており、シャープなデザインに仕上がっています。
スノーピーク(snow peak) コロダッチカプセル CS-502R
コンパクトかつ横長のデザインで、アスパラや魚などの調理におすすめのダッチオーブンです。器代わりにもなるため、アウトドアではもちろん、自宅での使用にも向いています。
本体サイズは28.2×9×高さ6.8cmで、重量は1.9kg。素材はシリコン耐熱塗装を施した、ダクタイル鋳鉄を使用しています。小さめのサイズで手頃に使えるモノを探している方は、チェックしてみてください。
スノーピーク(snow peak) コロダッチポット CS-501R
家庭でも使いやすい、手のひらサイズのダクタイル鋳鉄製ダッチオーブン。リンゴ・玉ねぎ・じゃがいも1個が入る程度の大きさなので、手軽な料理を楽しみたいときにおすすめです。
調理器具としてはもちろん、そのまま器としてテーブルに出せるのも魅力。フタの表面にロゴがデザインされているのもポイントです。
サイズは16.2×13×高さ8.9cmで、重さは1.4kg。ソロキャンプのほか、サイドメニュー用のダッチオーブンを探している方はチェックしてみてください。
キャンピングムーン(CAMPING MOON) ダッチオーブン DO-28
リッド・スキレット・インナーネット・ポットに加え、収納バッグもついたダッチオーブンセットです。素材にダクタイル鋳鉄を使用しており、遠赤外線効果でじっくりと全体を加熱できます。
本体の底に置いて使うインナーネットはステンレス製。食材の焦げつきを防ぎながら余分な油を落とすので、蒸し焼き料理におすすめです。握りやすく配慮されたダブルワーやーハンドルは、真ん中にフックも掛けられます。
また、植物性オイル仕上げにより、空焼きの必要がないのもポイント。IHに対応しているため、家庭でも使用可能です。リッドとポットを組み合わせて使うだけでなく、リッドとスキレットを組み合わせて使えば、魚料理やハンバーグ作りにも活躍します。
ロゴス(LOGOS) 鉄の職人ダッチ 81062255
主にスチール素材を使用しており、蓄熱性・軽さを兼ね備えたダッチオーブン。フタの取っ手をスタンド代わりに使用できるのが特徴です。
表面のハードテンパー加工により、シーズニングが必要ないのもポイント。さらに、ヘラ絞り加工を施しているので、使用するごとに味わいが出てきます。
IH・オーブンに対応しているほか、本体のつるを使えば吊り鍋としても活躍。容量は約1.2Lと、手軽に使えるコンパクトサイズです。少人数で使用したい方や、ローストビーフを調理したい方に向いています。
テンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS) アルミダッチオーブン 6インチ
本体の素材にアルミニウム合金を使用した、6インチサイズのダッチオーブンです。総重量が約740gと軽くコンパクトなので、ソロキャンプ用として適しています。
小型の焚き火台にのせて、炊飯を楽しむのにもぴったり。ステンレス製の別売り専用網を使えば、肉・野菜・パンなどの焦げつきも防ぎやすくなります。ポリエステル製の収納ケースが付属しているので、持ち運びがしやすいのも魅力です。
TSBBQ ライト ステンレス ダッチオーブン 10インチ TSBBQ-005
ステンレスとアルミの三層鋼により、軽量なのが特徴的なダッチオーブン。ステンレスのメリットであるサビにくさ・耐久性に加え、熱伝導率が高いのが魅力です。
ガス・ハロゲンヒーター・シーズヒーター・IHなどすべての熱源に対応。鍋の底面から側面にかけ丸みを帯びており、吹きこぼれがしにくいように配慮されています。アウトドアと自宅の両方で、ダッチオーブン調理を楽しみたい方におすすめです。
また、使用後のシーズニングも必要なく、洗剤で洗えるのもポイント。つるは着脱式なので、自宅で使うときは取り外して使えます。
ダッチオーブンを使った人気レシピ
ローストビーフ

パーティーのオードブルやおせち料理で人気のローストビーフ。酒の肴としてもサンドイッチの具としても使え、みんなに喜ばれるメニューです。ローストビーフは、ダッチオーブンを使えば楽に調理できます。
作り方は簡単。常温に戻した牛ロースに塩コショウを手でよくすりこんで、油を引いたダッチオーブンで焼きます。表面全体に焼き色がついたら取り出して、さらに底網の上で30分ほどロースト。フォークを刺して好みの焼き色になっていたら、火から外します。
その後、アルミホイルで包んで15分ほど休ませたらできあがり。ホースラディッシュや柚子胡椒、マスタードなどを添えて食べるのがおすすめです。
ローストチキン

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丸鶏を使ったローストチキンは見た目も豪華。チキンや野菜の旨味とハーブの香りが食欲をそそる、ダッチオーブン料理のなかでも人気の高いメニューです。
下ごしらえに時間がかかるので、キャンプで作るなら自宅で準備しておきましょう。丸鶏は内臓を取り除いてきれいに洗い、塩とニンニクを全体にすりこんでおきます。カットした野菜をローズマリーやイタリアンパセリなどのハーブとともに丸鶏の中に詰め、丸鶏のおなかを楊枝でとめて両足をタコ糸で縛ったら、スタッフドチキンのできあがり。
アルミホイルの上に丸鶏をのせ、その表面とダッチオーブンの底網にオリーブオイルを塗って焼き始めます。このとき、丸鶏の周りに野菜を敷いておきましょう。焼き時間は1時間30分ほど。余熱でさらに30分加熱するのがポイントです。
ラムのトマト煮

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キャンプ料理らしいラムのトマト煮も、ダッチオーブンで簡単に調理できるメニューです。
塩コショウしたラムチョップの表面に火を入れて、いったん取り出します。次にタマネギやニンジンやセロリなどを小さく切って炒めたら、ラムチョップを戻してホールトマトやワイン、そしてひたひたの水で1時間程度蒸し煮にするだけです。最後に塩コショウで味を整えます。
きのことベーコンのクリームパスタ

ダッチオーブンは、パスタ料理を楽しめるのも魅力。とくに、クリーム系のパスタは、アウトドアでボリューム感のある料理をサッと作りたいときにおすすめです。
最初に、エリンギやマッシュルームなど、好みのきのこを小さくカットします。ブロックベーコンも一口サイズに切ったら、材料をダッチオーブンに入れて加熱。強火から中火にかけて火加減を調整し、全体を混ぜてフタをします。
次に、水分を調整しながらパスタを投入。水分が減り、パスタが茹で上がってきたら、生クリーム・塩・ブラックペッパーで味を整えます。
ビーフシチュー

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じっくりと時間をかけてダッチオーブン料理を楽しみたい方は、ビーフシチューなどの煮込み料理がおすすめ。身体が温まるビーフシチューは、冬のアウトドアシーンにぴったりです。
まずは、牛肉を筋切りにしたあと、食べやすい一口サイズにカットし、塩・こしょうで味付け。次に、タマネギはくし形切り、ニンジンは少し大きめに切ります。
続けて、ダッチオーブンにサラダ油を敷き、やや強めの中火で野菜を炒めながら、牛肉・ホールトマト・赤ワインをプラス。アクを取りフタをして、1時間半ほど弱火で煮込んだらできあがりです。バターを入れて再び煮込めば、さらにコクを出せます。
ダッチオーブンのお手入れ方法
使用前はシーズニングを

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鋳鉄製・黒皮鉄板製の場合、使用前にはシーズニングが必要です。表面のコーティングを剥がし、新たに油で被膜を作ります。慣らしとも呼ばれ、ダッチオーブンを育てていくうえで大事な作業です。
まずは、食器用洗剤を使って洗い、ワックスなどを落とします。丁寧に洗ったあとは、タオルで拭き取って自然乾燥。水気がなくなったら、オリーブオイルなどをダッチオーブンに塗り、余分な油をキッチンペーパーで取り除きます。
次に、中火にかけて煙が出るまで加熱。煙が出たら弱火に設定し、煙が出なくなるまで熱します。オリーブオイルを塗ってから火にかける作業を、3〜5回繰り返すのがおすすめです。
最後のステップとして、鉄の匂いを消すために、ニンニク・生姜などの野菜くずを入れて加熱。野菜くずを捨てたあとは油を薄く塗り、自然冷却したら完了です。
使用後のケアも重要

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使用前同様、ダッチオーブンを使用したあとも、油で被膜を作るのが大切なポイント。使い込めば使い込むほど、「ブラックポット」と呼ばれる味わい深い黒色へと変わっていきます。
まずは、汚れをキッチンペーパーで拭き取ることからスタート。熱湯を注ぎ、沸騰させます。冷水はダッチオーブンが割れる可能性があるので、注意してください。
鍋底の汚れを専用のヘラなどを使い、やさしく落とします。汚れをお湯で流したのち、水分を軽く拭き取って火にかけます。水分を完全に飛ばすのがポイントです。
その後は本体・フタともに軽く油を塗ります。余分な油を取り除きながら火をかけ、煙が落ち着いたら冷ましてケア完了です。
キャンプ人気の高まりとともに注目されているダッチオーブン。アウトドアはもちろん、家庭でもダッチオーブンを使ったローストチキンやローストビーフなどを作る方が増えています。ぜひ自分にピッタリのモノを見つけて、ダッチオーブン料理にトライしてみてください。