アナログ感満載のインスタントカメラ!

レトロでアナログな操作感が魅力のインスタントカメラ「Escura(エスキュラ) Instant 60s」。シャッターの切替えや、フィルムの巻取りなども手動で行う完全手動式のモデルです。

そこで今回は「Escura Instant 60s」をレビュー。操作方法や撮影例などもご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

レトロな色使いと丸みを帯びたフォルムがかわいい

本製品にはオレンジ・ピンク・ブルーの3色がラインナップされていますが、今回はオレンジカラーを使用しました。

明るくポップな印象のオレンジカラーに、柔らかな雰囲気のクリームカラーの組み合わせがレトロで魅力的です。ボディは角が丸くなっているため、全体的にかわいらしいデザインに仕上がっています。

主なパーツをチェック

フィルム取り出しノブとファインダー

本体の右端には「フィルム取り出しノブ」が設置されており、右上部には脱着可能な「ファインダー」を付けることが可能。ファインダーを覗きながら撮影する面白さや、ノブをクルクル回しながらフィルムを出す操作感を楽しめます。

シャッターボタン

シャッターボタンはレンズ周辺の右上に設置されおり、黒のボタンを下に押すことでシャッターを切れます。

絞りコントローラー

絞りの設定は、レンズ周辺の左下部分にある「太陽(F16)」と「曇り(F12.7)」のマークで調節可能。2段階調節のシンプルな点も魅力です。

シャッタモードセレクター

レンズ周辺の下部分には、シャッタースピードを変えられえるボタンが付いています。写真左側の円型マークがさまざまなシーンでの撮影に対応する「ノーマルシャッター」、右側の電球のようなマークが夜間での撮影に適した「バルブシャッター」です。

使い方も簡単

ステップ1 フィルムをセット

まず、背面のカバーを開け、フィルムをセット。ロゴが記載されている面を手前に取り付けます。なお、対応フィルムはFUJIFILMチェキ用フィルムの「Instax MINI」です。

ステップ2 ノブを回し保護カバーを取り出す

次に、カバーを締め本体右側に設置されたノブを時計回りに回し、黒色のフィルム保護カバーを取り出します。2〜3回ノブを回した程度では出てこないので、しばらく回すのがポイントです。

ステップ3 シャッターモードを選択し、シャッターを押す

レンズ周辺のシルバー部分に設置された「シャッターモードセレクター」で、撮影状況に応じて絞り値を調節します。

そして、本体右側に設置されたシャッターボタンを押し、撮影開始です。この際、本体上部にある脱着式のファインダーを覗き込むと、被写体を捕らえやすくなります。操作が楽しくなるような、カチッと鳴るシャッターの音が印象的でした。

ステップ4 ノブを回しフィルムを取り出す

最後に、本体右側のノブを時計時計回りに回し、フィルムを取り出します。しばらく経ち、被写体が写し出されたら完成です! 環境などにもよりますが、今回は30秒経たないほどで現像できました。

どんな写真が撮れるの?

写真左側の花を撮った1枚は絵画のような雰囲気に、右側のランチを撮った1枚はやや暗めですが、味わい深い写真に仕上がりました。何気ない日常のひとコマも、フィルムカメラならではの色味で少し違って見えます。

日が差す窓際で撮った写真は、光と陰がはっきりと分かる印象的な仕上がりに。意図せず写り込んだ光も、独特の味があっておしゃれです。

「Escura instant 60s」は現在クラウドファンディングを実施中!

「Escura instant 60s」は2020年12月14日までの期間限定で、SAKIDORI Storeにてクラウドファンディングを実施しています。インスタントカメラ本体とチェキフィルム20枚のセットが30%オフの価格で入手できるので、この機会をお見逃しなく。