子どもだけでなく、大人も楽しめる遊び道具として人気を集めているドローン。安価なモノから最先端技術を搭載したハイスペックモデルまで、さまざまな種類のアイテムが出回っています。
今回は、単体での使用はもちろん、別売りのキットと組み合わせても楽しめる小型ドローン「PETRONE(ペットローン)」をレビュー。大人がハマる理由を探ります。
本体内容
宇宙アニメに登場しそうなルックスと、両手に収まるほどコンパクトなボディが特徴の「PETRONE」。重量は約35g(バッテリー含む)と非常に軽量で、手軽に持ち運べます。
本体のほか、プロペラのスペアとバッテリーおよび充電器が付属。U字形状のパーツは、プロペラを取り外す際に使用します。
モジュールタイプで簡単に分解・組み立てが可能。別売りのキットを使用することで、地上を走る「ドライブモード」や、カメラで捉えた映像を画面に表示しながら操作できる「FPV(カメラ)モード」などが楽しめます。
「PETRONE」で遊んでみた
本体にバッテリーをセット
まずはバッテリーを充電します。20~30分の充電時間で5~8分の飛行が可能。バッテリーの持続時間は、同価格帯のトイドローンのなかでは一般的なレベルです。
バッテリーの充電を済ませたら、ボディの背面に配置された差込口にセット。バッテリーを入れるとLEDライトが点灯します。
スマホで手軽に操作
スマホに専用アプリをダウンロード。簡単な登録を済ませると、アプリ画面がプロポ(送信機)になります。
操作方法は、画面上のタッチボタンを操作する「タッチコントロール」と、スマホを傾けて前後左右の動きを操る「モーションコントロール」から選択可能。
どちらのモードも若干のタイムラグは否めませんが、繰り返し操作するうちに慣れ、スムーズにコントロールできるようになりました。
さらに、飛行速度の設定やLEDカラーの変更も可能。自分好みの機体にカスタムできます。
オートホバリング
加速度センサーやジャイロセンサー、気圧計などの多彩なセンサーを搭載。位置を自動で把握して空中で安定飛行するため、初心者でも簡単に操作できます。
タートルターン
着陸時に本体がひっくり返ってしまっても、スタートボタンを押すだけで機体を元に戻せる機能を搭載。
片側のプロペラを動かしてクルッと回転します。
ひっくり返るたびに拾いに行く……という面倒な手間が省けて便利です!
ドライブモードに変身!
プロペラとガードを取り外して、別売りの「ドライブ キット」を取り付ければラジコンカーに変身。プラモデルのように自分で組み立てる楽しみを味わえます。
5分もかからず完成!
フロント部分にはLEDのヘッドライトが付いており、暗い場所でも走行できます。また、前進だけでなく、バックや方向転換も可能。操縦テクニックを追求する楽しみ方もできます。
2台以上で対戦したりカメラを付けて撮影したりできる
今回は試せませんでしたが、2台以上あれば本体から赤外線レーザーを発射して対戦する「バトルモード」も楽しめます。
また、「FPV(カメラ) キット」を取り付ければ撮影用ドローンとしても使用可能。Wi-Fi機能を使って、カメラで撮影した画像をスマホの画面上で確認しながら操作できます。撮影した写真や動画をスマホに保存できるのもポイント。通常では難しいアングルからの撮影を楽しめます。
▼動画でレビューを見る
「PETRONE」は、2019年10月下旬までSAKIDORI Storeにてクラウドファンディング中。数量限定で一般販売価格より58〜61%オフにて購入できるキャンペーンを実施しています。
重量200g未満の「PETRONE」は模型飛行機に分類されるため、気軽に楽しめるのがメリット。とはいえ、航空法や地方自治体の条例によって飛行が禁止されているエリアもあります。ルールやマナーを守って楽しいドローンライフを満喫してみてください。