古くから肘置きとして親しまれ、時代劇などでもたびたび登場する「脇息」。最近では日常的に用いられることが少ないアイテムですが、そんな脇息を現代風にリ・デザインしたのが『KYO-SOKU』です。

今回は、休息の時間や仕事のお供にぴったりな『KYO-SOKU』についてご紹介します。古きよき文化と現代が融合するリラックスアイテムを、やすらぎの時間に取り入れてみてください。

そもそも、「脇息」とは

脇息は、畳や床に座る際に脇に置き、肘をかけて身体を預けることでよりリラックスできるようにつくられた道具。綿を詰めた枕が細長い板の上に乗り、その下に脚が付属しているので、見た目は小さな椅子のようにも見えるアイテムです。

現代においても、料亭や旅館などの和を基調とした空間に置かれていたり、囲碁や将棋の対局の場で使われていたりと、相応のシーンで活躍しています。

脇息を現代風にリ・デザインした『KYO-SOKU』

現代の住空間では、なかなか馴染みにくい脇息。とはいえ、「人の身体を支え、余分な力を解放・分散させる」という脇息の機能は、現代のインテリアアイテムとしても高い需要を持ちます。そこで、脇息の機能はそのままに、現代の暮らしに合うようにリ・デザインされ生まれたのが『KYO-SOKU』です。

『KYO-SOKU』は、愛知県名古屋市にある老舗ふとん店「丹羽ふとん店」の五代目・丹羽拓也氏によって生み出されました。丹羽氏は、寝具製作技能士一級の資格を持つだけでなく、史上最短で技能グランプリ優勝を果たすなど、柔軟な発想と寝具製作技術を持つ匠です。

古来から日本で親しまれてきた脇息を、どんな場所にもどんな人にもマッチするようにリ・デザインした『KYO-SOKU』。家に置いてもよし、オフィスでのリラックスタイムのために常備しておくもよし。さりげなく置いておけて、気軽に持ち運べる、便利なアイテムとして生まれ変わっています。

限られた職人にしかつくれない心地よい使用感

『KYO-SOKU』は、古くから伝わる脇息の形を一新。板と脚をなくし、枕のみを独立させたシンプルなデザインになっています。身体をもたれかけたときの安定感ある弾力は、脇息の機能そのもの。芯材にそば殻を使用し、周辺をブレンド綿で包み込む寝具製法ならではの構造を採用することで、ほどよい柔らかさを実現しています。

また、量を調節しながらそば殻を詰め、口を閉じる最終工程でも丹羽さんの腕が光ります。寝具製作技能士一級資格者しか持たない「夜着(かいまき)」という技術を活かし、細かく難しい手縫いで仕上げ。随所に技術者の技が垣間見える、こだわりの逸品です。

肌触りのよい尾州産ウールが上質な癒しのひと時を演出

『KYO-SOKU』の表地には、織物が盛んな尾州産地の老舗メーカー「葛利毛織工業」が生産したウール生地を採用しています。繊維への負担を限りなく減らし、ゆっくりと織り上げる旧式のションヘル織機で織られたウール生地は、まるで手織りしたような柔らかさ。本プロジェクトのためにつくられた、特別仕様の生地です。

ウール生地は本来、秋冬の洋服やインテリアファブリックに使われるあたたかみのある生地ですが、今回つくられた生地はサラリとしているのが特徴。季節を問わず、年間を通して快適に使えます。濃色のデニムのような濃い紺無地と、ヘリンボーン生地を組み合わせた色味も魅力。どんな場所にもしっくりと馴染むカラーリングで、部屋の雰囲気を壊しません。

用途に合わせて選べる3サイズ

持ち運びしやすいSは手元に置いておきたい便利なサイズ感

H120×W330×D120mmと、持ち運びしやすいのがSサイズの『KYO-SOKU』。リビングでのリラックスタイムや、デスクでの仮眠のお供に最適です。携帯しやすいので、車内への持ち込みや、屋外での使用にも向いています。

さらに、腰当てや低めのオットマンとしての使用も可能。椅子と組み合わせて使って座高調節する際にも重宝するサイズ感です。

Mはごろ寝や仕事のお供になる絶妙な大きさ

Sサイズに比べ、高さ・横幅・奥行きが全体的に50mmずつ大きくなっているM。ごろ寝をするときに適したサイズです。

また、あぐら座でノートパソコンを使用したいときや読書をしたいときにも便利。膝のうえに『KYO-SOKU』を置けば簡易的な台になるので、安定して作業や読書を楽しめます。

身体を預けてリラックスできるL

最も大きいLはH210×W570×D210mmで、上半身をもたれかけるのに手頃なサイズです。寝室やリビングで、しっかりと休息をとりたいときに枕代わりとしても使えます。

仕事や読書をするときに背中に配置しておけば、ふとしたときの肘掛代わりにもなるちょうどよいサイズ。1つあると、あらゆるリラックスタイムで便利に使える大きさです。

SAKIDORI Storeで職人の技術を体験してみませんか?

『KYO-SOKU』は、2020年6月27日までSAKIDORI Storeでクラウドファンディング中。S・M・Lすべてのサイズを取り揃えており、用途や使う空間に合わせて適したサイズのモノを選べます。

寝具製作技能士一級の匠がつくる現代によみがえった『KYO-SOKU』を、自宅にひとつ取り入れてみてください。