コンパクトでスパルタン!
最大出力1090 PS/801.69 kW、最高速度300km/hオーバー、0-100 km/h : 2.8 秒をたたき出すモンスターEV「QUANT F」を開発中のnanoFlowcell。前モデル「QUANT E」もスレンダーで精悍な外観イメージ通りの走りに多くの人が興奮しました。その「QUANT」ファミリー に 新しいコンセプト QUANTiNO が加わりました。では、小さくてもスパルタンな末っ子をご紹介しましょう!
nanoFlowcell テクノロジーをまとう
水素を使用する燃料電池がある一方で、nanoFlowcellバッテリーは2つのタンクに収まった2種類のイオン液体により充放電するシステム。
トヨタの「ミライ」が1回の水素充填で約 650 km 走行可能なところ、nanoFLOWCELL テクノロジーをまとった QUANTiNO は 1000km! 高速道路で東京から北九州市までの距離。スゴい!
安全安定で高パフォーマンス
“兄”の QUANT F の最大定格電圧が735ボルトのところ、QUANTiNO は低電圧の48ボルト。これは高電圧にくらべて、安全で安定したシステム構築に貢献するそうです。でも推定最高速度は200km/hなんです!
QUANTiNO の高パフォーマンスを支えているドライブトレインは最大出力 25 kW(136PS)×4 のAWDシステム。マツダ ロードスターとほとんど同じ全長 3.91m の QUANTiNO はどんな人馬一体感を体験できるのでしょうか?!
ホイールベース 3198 mm で 22インチの立派なホイールで街を走るなら、どの人の目もくぎ付けになるにきまっている QUANTiNO。はやくプロトタイプが見たい!
nanoFlowcellバッテリーシステムの"燃料"は難燃性で毒性もなく有害な排出もありません。こんなスーパーEVがコンパクトカーなみの価格って…どんなレベルのコンパクトカーなのか気になりますね。