肉食動物である犬は、狩りのエネルギーを温存するために長い睡眠時間が必要です。ペットとして飼われる犬にも、その習性があります。自分のテリトリーを大切にする犬がゆっくり休めるようにするには、快適な犬用ベッドを用意してあげるのがおすすめです。

そこで今回は、犬用ベッドの選び方とおすすめの製品をご紹介します。さまざまな形状や素材のモノがあるので、犬が気持ちよく眠れるものを選びましょう。
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犬用ベッドの必要性とは?

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犬は睡眠時間が長いため、快適な睡眠環境を作ってあげましょう。安心して眠れる場所を作ってあげると、眠くなったら自分で寝床に入るようになります。犬用ベッドを寝床として認識すれば、さまざまな面でメリットが生じるのでおすすめです。

犬が犬用ベッドで寝るようになると、旅行の際にも重宝します。旅行先の宿泊施設は犬にとって落ち着かない場所となりやすいため、犬用ベッドを持参して安心できる場所を作ってあげましょう。

犬を車に乗せる場合も、使い慣れた犬用ベッドを活用するのがおすすめ。ケージになかなか入らない犬も、犬用ベッドを入れるとケージに入る可能性があります。さまざまなシチュエーションでお気に入りの犬用ベッドを使って、犬が快適に過ごせるようにしてあげましょう。

犬用ベッドの選び方

犬の寝方や過ごし方に合った形状を選ぼう

のびのびと寝るのが好きならクッション・マットレス型

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手足を伸ばしてのびのびと寝る犬には、平たい形状の「クッション・マットレス型」の犬用ベッドがおすすめ。フチがないため、寝返りも打ちやすく快適に眠れます。ケージやクレートの中に敷きやすいのもメリットです。

クッション・マットレス型の犬用ベッドは折りたたんでカバンに入れられるモノもあるので、犬と一緒に外出する機会が多い方におすすめ。車に犬を乗せて移動することが多い場合も、車に積んでおくと重宝します。

クッション・マットレス型の犬用ベッドはラインナップが豊富なのも魅力。小型犬から大型犬まで対応できるサイズも幅広く揃っています。犬の大きさや寝相に合うモノを選びましょう。

丸まって寝るのが好きならカドラー・ソファー型

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体を丸めて寝ることが多い犬には、「カドラー・ソファー型」の犬用ベッドがおすすめ。本体のフチが盛り上がって囲いになっており、犬の体がすっぽり収まります。フチを枕にして頭をのせて眠れるのもメリットです。

カドラー・ソファー型にはさまざまなサイズがあります。犬が体を丸めて収まるサイズのモノを選びましょう。小さすぎるモノを使うと、犬が窮屈に感じて使わなくなる可能性もあります。犬が丸まって寝ている際に、頭からお尻までのサイズを測っておくのがおすすめです。

寒さが苦手なタイプなら保温性が高いドーム型

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寒さが苦手な犬には、「ドーム型」の犬用ベッドがおすすめ。かまくらのような形状で上下左右が囲まれているため、犬の体温で保温できるのがメリットです。ドーム型の犬用ベッドは内部が暗く狭いので、サークルやクレートを好む犬にも適しています。

なお、暗い場所を怖がる犬はドーム型の犬用ベッドに入らない可能性があるため、使用する場合は徐々に慣らしてあげましょう。無理に入るように促すのではなく、犬が自分から興味を示すまで時間をかけて慣らすのがおすすめです。

犬の年齢や性格に合った仕様をチェック

子犬や噛み癖のある犬には耐久性の高い素材がおすすめ

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さまざまな物を噛んでしまう子犬や噛み癖のある犬には、噛んでも破れにくい厚手の生地を使った犬用ベッドがおすすめです。製品の仕様を確認し、生地の耐久性をチェックしてから購入しましょう。

犬用ベッドが破れてしまうと、型崩れする可能性があります。また、犬が中綿を出して食べてしまうトラブルも考えられるため、噛み癖があるうちは、柔らかさよりも耐久性を重視することが大切です。

足腰の弱い犬なら段差の低いものや体圧分散マットがぴったり

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足腰が弱いシニア犬や、療養中の犬には、段差が低い犬用ベッドがおすすめ。自分で乗り降りできる高さのモノを使えば、寝起きが比較的楽にできます。

加齢により痩せてしまった犬には、体圧分散マットがおすすめ。骨が突出している部分を包み込むように支えるため、周囲に圧力を分散して床ずれを起こしにくくなります。暑い季節に体の熱がこもる場合は、冷感パッドなどをプラスして使いましょう。

犬の大きさに合うサイズを選ぼう

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犬用ベッドを購入する際には、犬のサイズに合うかしっかりチェックすることが大切です。犬が寝るときの姿勢も考慮し、はみ出さずに眠れるものを選びましょう。

犬用ベッドには小型犬用や大型犬用などがありますが、小型犬でも、やや体が大きい犬もいます。快適に眠れるベッドを購入するには、犬の体のサイズを測っておくのがおすすめです。

手足を伸ばして寝る犬は、頭から足までの体高と鼻先から尾の付け根までの長さを測ります。犬が体を丸めて寝る場合は、背中から足までの高さと、肩甲骨回りから尾の付け根の背丈を測るのがおすすめ。サイズを測ったうえで、体がすっぽり入る犬用ベッドを選びましょう。

季節ごとに快適に過ごせる素材をチェック

春・夏は通気性の良いエアー素材やメッシュ素材

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犬は肉球だけに汗腺があり、皮膚には汗腺がないため、体温調節が苦手です。人間のように汗をかいて体温調節をするのではなく、口からの呼吸で体温を調節します。犬を飼う際には体の仕組みをよく理解したうえで、快適に眠れる環境を作ってあげましょう。

暑さが気になる季節は、通気性のよい素材を使った夏用の犬用ベッドがおすすめ。犬は全身が毛で覆われているので、通気が悪くなるとムレて暑さを感じやすくなります。特に、毛足が長い犬や毛量が多い犬はムレやすいため、通気をしっかり確保してあげましょう。

夏場に猛暑日が続く場合は、エアコンで適温を保つと共に、冷感素材を使用した犬用ベッドを使うのがおすすめ。夏用の犬用ベッドには内部に冷感ジェルを内蔵したモノもあるので、チェックしてみてください。

秋・冬にはあたたかいムートン調素材・ボア素材

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寒くなる秋から冬にかけては、保温性の高い素材を使った犬用ベッドがおすすめです。ムートン調素材やボア素材などは、毛足が長かったりカールしていたりするのが特徴。毛の間に体温であたためられた空気を留めておけるので、保温性が高く、寒い季節も犬が快適に眠れます。

ムートン調素材やボア素材の犬用ベッドにはさまざまな形のモノがあるため、犬の好みに合わせて選びましょう。短毛種の犬は寒がりな場合が多いため、体がすっぽり入るドーム型がおすすめ。保温マットの電気コードを通せる犬用ベッドもあるので、チェックしてみてください。

清潔に保つなら丸洗いできるものを選ぼう

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犬用ベッドを清潔に保ちたい場合は、丸洗いできるモノを選びましょう。製品によってはネットに入れて洗濯機で洗えるため、手間をかけずにお手入れができます。汚れた犬用ベッドで犬を寝せるのが、ストレスに感じる方にもおすすめです。

犬用ベッドのニオイが気になる場合も、洗えるモノを選ぶと快適に使用可能です。犬は一般的に月に数回しかシャワーをしないので、体臭が強くなると、犬用ベッドもにおいを感じるようになります。においに敏感な方は、洗える犬用ベッドをチェックしてみてください。

犬用ベッドのおすすめ

ペティオ(Petio) 犬猫用 乗れてもぐれる ふわふわドームベッドAWY W27264

ペティオ(Petio) 犬猫用 乗れてもぐれる ふわふわドームベッドAWY W27264

あたたかいムートン調素材を使用した犬用ベッドです。寒いのが苦手な犬におすすめ。ドーム型で中に潜れるため、狭くて暗い場所を好む犬にも適しています。上にのると柔らかくて心地よいので、犬の寝方に合わせて使用可能です。

本体サイズは約幅55×奥行45×高さ25cmで、超小型犬~小型犬に対応できます。「コード通し穴」があるため、ペット用のホットカーペットなどを入れて使いたいときに便利です。

本体裏面に「滑り止め」が付いており、ベッドの中で犬が動いてもずれにくいのがメリット。頻繁に寝返りを打つ犬にも適しています。手洗いができるので、いつも犬用ベッドを清潔に保ちたい方にもおすすめです。

ペティオ(Petio) アドメイト 犬猫用ベッド クーナ A27370

ペティオ(Petio) アドメイト 犬猫用ベッド クーナ A27370

デザインがかわいいドーム型の犬用ベッドです。狭くて暗い場所で寝たがる犬におすすめ。本体サイズは約幅40×奥行40×高さ38cmで、超小型犬や小型犬に適しています。入口が小さく設計されているため、熱を逃がしにくく、あたたかいのがメリットです。

保温力が高いアルミシート入りのクッションは取り外し可能。本体裏側に電気コードを通す穴があり、ペット用の暖房器具を入れられます。手洗いができるので、犬用ベッドをいつも清潔に使いたい方にもおすすめ。デザイン性と機能性を兼ね備えた犬用ベッドです。

ニトリ(NITORI) ブランケット付きペットベッド 丸型 L7566585

ニトリ(NITORI) ブランケット付きペットベッド 丸型 L7566585

犬が寝るときにブランケットを掛けたい方におすすめの製品。ふわふわな本体に、ボタンで左右を留められるブランケットが付いています。ブランケットを掛けて眠ったり、ブランケットの上にのって眠ったりできるので便利です。

表生地とボア生地に「抗菌防臭加工」が施されているのもメリット。犬用ベッドのにおいを軽減したい方におすすめです。洗濯ネットを使用して弱く絞れば、洗濯機でも洗えます。

電源コードを通す穴が付いているため、犬用ホットカーペットなどの暖房器具を入れて使いたい方にもおすすめです。短毛種で寒がりな犬にも適しています。冬用の犬用ベッドを探している方はチェックしてみてください。

IDOG&ICAT ラウンドベッド IDOG×fran Sverige. アイドッグ 16148

IDOG&ICAT ラウンドベッド IDOG×fran Sverige. アイドッグ 16148

犬が落ち着く空間を作りたい方におすすめの犬用ベッドです。ファー素材の壁面と柔らかいクッションを組み合わせているのが特徴。犬が体を預けてゆっくり休めるのがメリットです。屋根がないため、ドーム型の犬用ベッドを怖がる犬にも適しています。

犬が出入りしやすいように出入り口を設けているのがポイント。凹みの部分を枕替わりにもできて便利です。ローデザインのため、足が悪い犬や老犬でも快適に使用できます。かわいいデザインも魅力です。

底面には滑り止めが付いているので、安定感があるモノを使いたい方におすすめ。クッションは裏面がフリース素材で取り外しができるため、リバーシブルで使えます。汚れやにおいが気になった際には手洗い可能。小型犬に適した冬用の犬用ベッドです。

アイアンバロン(IRON BARONS) 丸洗いベッド

アイアンバロン(IRON BARONS) 丸洗いベッド

大型犬に適した犬用ベッドを探している方におすすめの製品です。3Lサイズで外径が幅88×奥行65cmと大きいため、大型犬がゆったりと眠れます。フチの高さが9cmで、頭をのせて眠れるのもメリット。MサイズとLサイズがあり、さまざまな犬種に使えます。

全面がボア素材で、冬用ベッドとして使用可能。暑い季節はボア素材ではない裏面を使って眠れます。弱水流または手洗いコースを使って洗濯機で丸洗いできるのもポイント。ケージの中に敷いたり、車用として使ったりするのもおすすめの犬用ベッドです。

perromart Japan PAWMADE ふわふわラウンドクッション

perromart Japan PAWMADE ふわふわラウンドクッション

毛足の長いファーを採用したラウンド型の犬用ベッドです。犬が包み込まれるように眠れるモノを探している方におすすめ。内部には綿がたっぷり充填されおり、犬の体にフィットするため快適に眠れます。

夏用としても冬用としても使えるのがメリット。夏は冷房による冷えから犬の体を守ります。寒い冬はブランケットと併用すると保温力が高まるのでおすすめです。柔らかくて持ち運びもしやすいため、旅行先で使うのにも適しています。

サイズとカラーのバリエーションが豊富なのもポイント。直径40cmのXSから直径120cmのXXLまで揃っており、超小型犬から大型犬まで対応できます。高級感のあるデザインも魅力の犬用ベッドです。

ペティオ(Petio) ニューウォッシャブルベッド L PMJ85020

ペティオ(Petio) ニューウォッシャブルベッド L PMJ85020

汚れが気になったら丸洗いできる犬用ベッドです。本体と別売のカバーが洗えるので、いつも清潔な状態を保てます。ベッド本体は滑りがよいタフタ生地で、カバーの着脱がしやすいのもメリットです。

本体のスポンジが厚くて安定感があるため、犬が心地よく眠れます。出入口を広く設計しており、犬が出入りしやすいのもポイント。壁が高すぎないので、ベッドに頭をのせて寝る犬にもおすすめです。清潔に保てる犬用ベッドを探している方はチェックしてみてください。

日本育児 PET SELECT scruffs エクスペディションボックスベッド 6820020400

日本育児 PET SELECT scruffs エクスペディションボックスベッド 6820020400

高級感のある600デニールの厚手生地を採用した犬用ベッドです。素材が丈夫なモノを使いたい方におすすめ。本体内側には「撥水加工」が施されており、少量の水を弾きます。犬と一緒に海や山などのレジャーを楽しむ際に便利です。

本体のフチが盛り上がって囲いになっているため、犬が安心して眠れます。犬がアゴをのせて寝られるのも魅力。中綿は「100%リサイクルPET樹脂繊維」で、クッション性・弾力性・断熱性が高いのもメリットです。

底面に滑り止めが付いているのもポイント。安全面に配慮しているモノを使いたい方におすすめです。底面のクッションを取り外せば、洗濯機で丸洗いができます。サイズとカラーのバリエーションも豊富に揃っている機能的な犬用ベッドです。

日本育児 PET SELECT scruffs クール ベッド 6820071400

日本育児 PET SELECT scruffs クール ベッド 6820071400

暑い季節に対応できる犬用ベッドを使いたい方におすすめの製品です。通気性が高い「3Dメッシュ素材」を採用しているのが特徴。犬の体がムレにくいのがメリットです。冷感シートに「冷感ジェル」を充填しており、室温より5~10℃低い状態を保てると謳われています。

マットレス型でゆったり眠れるのも魅力のひとつ。フチが盛り上がっている形状なので、犬が頭をのせてゆっくり休めます。内部のシートとクッションを取り外せば、洗濯機で丸洗いが可能。暑がりな犬を飼っている方はチェックしてみてください。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ペット用クール はしっこベッド PCB-21HB

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ペット用クール はしっこベッド PCB-21HB

部屋の隅に犬が落ち着ける空間を作れる、夏用の犬用ベッドです。人やテレビから離れた場所で寝る犬におすすめ。部屋の角にぴったり沿うように壁があり、犬が体を預けて眠れます。サイズは幅約80×奥行約60×高さ約40cmで、小型犬~中型犬に対応可能です。

座面に「接触冷感生地」を採用しており、暑い季節でも気持ちよく眠れます。クッションの裏面はさらっとしたニット素材で、リバーシブルで使えるのがメリット。クッションは手洗いできるので清潔に使えます。さわやかなデザインもおしゃれな犬用ベッドです。

ペピイ(PEPPY) アルテア体圧分散マット

ペピイ(PEPPY) アルテア体圧分散マット

「体圧分散マット」を採用した犬用ベッドです。寝ている時間が長い老犬や介護中の犬におすすめ。犬の体圧を周囲に分散できるため、床ずれしにくく快適に眠れるのが魅力です。マットレス型なので、手足を伸ばしてゆったり寝る犬にも適しています。

低反発と高反発の2層構造で、体が沈み込みにくいのがメリット。体重移動が楽にできるため、犬用ベッドから自力で起き上がれない犬にもおすすめです。両サイドのカーブにより、体がはみ出しにくいのもポイント。付属の綿カバーは取り外して洗濯機で洗えます。

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