グーグルグラスの先を行くのか?
さまざまな問題がからみあい、市販化が順調ではないようにみえるグーグルグラス。それは普段の生活、業務において劇的な変化をもたらすだけに、その実用化が待たれます。しかしここへきて、Kickstarter のプロジェクトとして、本格的なスマートグラス MAD Glass が登場。はたしてその内容はどうなっているのでしょうか?
スマホなみの機能
MAD Glass は、Android で動いて、スマートフォンなみの機能がある、ウェアラブルコンピューター。とても多機能であるために、まわりのほとんどのことをコントロールできるのでは? という錯覚にさえ陥ってしまうこともあるみたい。
そして、組み込まれたセンサーによる、マルチタッチコントロールやボイスコントロールで、さまざまな機能を呼び出せるハンズフリーが新鮮でイイですね!
また、さまざまなデジタル情報の表示などで、目の前の現実世界を拡張させる AR テクノロジーにより、はじめのうちは、その未来感と没入感に圧倒されるかもしれません。
何ができるの?
では何ができるのか、さっそく見てみましょう。まずは、インスタント翻訳機能。MAD Glass を通して見た外国語を、自動的に翻訳してくれます。
次に、ソーシャル機能。通話やメールなどはもちろん、SNSもスマートフォンなしでサクッとやり取り! モバイルデバイスの見過ぎによる、ストレートネック問題の解消になるかも!
そして、エンターテインメント&ゲーム。通常のゲームだけでなく、ARを駆使したゲームは、これまでにない体験となること間違いなし!
忘れてならないのが、GPSナビゲーション機能。視界の片すみに小さなマップがあらわれ、道案内をしてくれます。荷物が多いときに、スマートフォンのナビを見なくてもいいのは助かります。
ほかにも、カメラによる撮影やインターネット閲覧など、まだ多くの可能性を秘めている MAD Glass は839ドル! これなら、スマートグラスはじめられるかもしれませんね!
グーグルグラスは高価なイメージがありますが、MAD Glass のような製品が1,000ドルをきってくると、がぜん現実味を帯びます。これからどんどん面白いことになりそうな予感!