義理や人情の世界を描いたストーリーが人気のゲーム「龍が如く」。龍が如く6までの主人公「桐生一馬」をはじめ、魅力的なキャラが多数登場するゲームですが、メインストーリーが描かれたナンバリング作品やスピンオフ作品など、数多くの作品が存在するのでどれから始めるべきか悩みがちです。
そこで今回は、龍が如くシリーズのおすすめ作品をランキング形式でご紹介。魅力や選び方についてもあわせて解説します。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。龍が如くシリーズの魅力
龍が如くシリーズは、男らしい世界を深みのあるストーリーを楽しめるのが魅力です。男性だけでなく女性や若者にも人気。難易度の設定ができるので、初心者でも気楽に始められるゲームです。
また、多くのシリーズで主人公として扱われる「桐生一馬」や、有名芸能人をモデリングしたキャラクターを筆頭に多数の個性的な登場人物たちが物語を盛り上げてくれる点も魅力。ストーリー以外では、爽快なアクションも人気を集めています。
複雑なコマンドを入力しなくても派手なアクションが展開されるので、腕に自信のない方でも楽しめるのがメリット。ミニゲームやサブストーリーなども用意されており、やり込み要素が豊富なのでクリア後も長くプレイできます。
ナンバリング作品はストーリーが時系列でつながっているので、シリーズ作品を続けて堪能したい方にもおすすめです。
龍が如くシリーズの選び方
ストーリーを楽しむなら「ナンバリング順」
重厚なストーリーで紡がれていくナンバリング作品は「龍が如く6」で完結。ファースト作品である「龍が如く」のリメイク版「龍が如く極」から始まり、「龍が如く極2」「龍が如く3」「龍が如く4」「龍が如く5」「龍が如く0」「龍が如く6」と続きます。
ただし、「龍が如く0」は「龍が如く5」の後に発売された作品ですが、時系列でいえば「龍が如く極」以前のストーリーなので注意が必要。時間を追ってプレイしたい場合は、「龍が如く0」からはじめるのもおすすめです。
また、発売日順にプレイすれば登場する人物も把握しやすく、主人公である桐生一馬の人生の一部を味わえて、よりストーリーに没入しやすくなります。
世界観がガラッと変わる「スピンオフ作品」も面白い
龍が如くシリーズのスピンオフ作品には、「龍が如く 維新!」「龍が如く 見参!」「龍が如く OF THE END」などが存在します。「龍が如く 維新!」「龍が如く 見参!」の2作品は、日本の歴史をモチーフにしたスピンオフ作品で、「龍が如く OF THE END」は「龍が如く4」の後の話でパラレル的な位置づけがされている作品です。
維新や見参は、新選組や坂本龍馬、宮本武蔵などの歴史上の人物が多数登場。日本刀を使用したアクションも楽しめます。「龍が如く OF THE END」は、東京にゾンビが出現する異色作品ですが、サバイバルホラーゲームが好きな方におすすめです。
スピンオフ作品のストーリーは1本で完結しますが、龍が如くシリーズらしい義理と人情を織り交ぜた深みのある物語が展開されます。ナンバリング作品をプレイした方はもちろん、気軽に1本のゲームを楽しみたい方にもおすすめです。
RPG好きな方は『7』から始めるのもおすすめ
桐生一馬が主人公の龍が如くシリーズが完結後に発売されたのが「龍が如く7」。春日一番という新主人公が登場しているだけでなく、戦闘シーンでは「ライブコマンドRPGバトル」と呼ばれる新しいバトルシステムが導入されています。
「ライブコマンドRPGバトル」は、他シリーズの爽快なアクションとRPGのような戦闘を融合させたシステム。攻撃や防御などのコマンドを選択して戦いますが、戦闘シーンの街中にあるすべての物や人がリアルタイムで変化していくのがRPGとの違い。
操作するキャラクターの立ち位置や敵、物や人の動きを読んでコマンド入力するのがポイントです。RPG好きの方にはもちろん、爽快なアクションシーンが見たい方にもおすすめの魅力的な戦闘システムです。
龍が如くシリーズのおすすめランキング
第1位 龍が如く0 ZERO 誓いの場所【PS3,PS4】
若き日の桐生一馬を描くシリーズ最高傑作の呼び声も高い作品
2015年にPS3とPS4で同時発売された作品。発売は「龍が如く5」の後ですが、時系列でいえばシリーズのファースト作である「龍が如く極」より17年前のストーリーが描かれています。東城会で借金取りをしている「桐生一馬」と極道の世界から追放されたキャバレーの支配人「真島吾朗」の2人が主人公。
シリーズの人気キャラクターである2人が、バブル時代真っ只中の1988年を舞台に、東洋一の歓楽街である神室町界隈で起こる再開発計画に関わる抗争に巻き込まれていきます。有名芸能人をモデリングしたリアルなキャラも多数登場。
不動産会社の経営やカジノ、投資など、バブル時代らしいミニゲームやサブストーリーも用意されています。ベース・スピード・パワーの3つを切り替えて戦うシステムですが、バトル以外で稼いだお金でもキャラクターの能力を高められるのが魅力。
PS4の美しいグラフィックで描かれるバブル時代の繁華街や個性的な登場キャラクターが楽しめる点もおすすめです。
第2位 龍が如く3【PS3,PS4】
2つの都市を舞台に繰り広げられるストーリー
2009年にPS3で発売され、2018年にPS4でリマスター版が発売されたシリーズ第3弾に当たる作品。前作である「龍が如く極2」の続編であり、発売3週間で約50万本を売り上げた人気を誇ります。
児童養護施設を営むために沖縄に渡っていた「桐生一馬」が、米軍基地増加計画とリゾート開発計画に関わる東城会や政治家の思惑に巻き込まれていくストーリー。独自の風土感と空気感がただよう沖縄と東京の歓楽街である神室町を舞台に、有名芸能人をモデリングしたキャラクターも多数登場します。
キャバ嬢とのリアルな駆け引きや新人キャバ嬢の育成、コースラウンドできるゴルフなどミニゲームも充実。龍が如くシリーズの魅力である、街中にあるものを武器にして戦うアクションバトルシステムが存分に味わえるだけでなく、登場する師匠キャラとの修行や武器の改造も楽しめます。
第3位 龍が如く 極 KIWAMI【PS3,PS4,PC】
龍が如くシリーズのファースト作品PS4リメイク版
2005年にPS2ソフトとして発売され、2016年にPS4及びPS3版としてリメイクされた作品。龍が如くシリーズの10周年にあたる年に最新の技術で新たに作り直すコンセプトに沿って、アクションやグラフィックが一新されています。
また、追加エピソードも数多く収録されているので、PS2版をプレイした方にもおすすめです。同じ養護施設で育った親友と妹のような存在の女性を守るため、罪を被って服役していた「桐生一馬」が出所するところから物語がスタート。
服役していた間に変わってしまった親友が巻き起こす抗争に主人公が巻き込まれていくストーリーです。バトルは、ベース・スピード・パワーに加えて、究極のスタイルである「堂島の龍」の4つを切り替えながら行います。
地下闘技場やキャバ嬢との駆け引き、トレーディングカードゲーム、カジノなどミニゲームも満載。サブストーリーも多数楽しめます。街中のいたるところで発見できるタイアップ企業や店舗によって、リアルな世界観が描かれている点もおすすめです。
第4位 龍が如く4 伝説を継ぐもの【PS3,PS4】
4人の人気キャラクターが主人公として登場
2010年にPS3で発売され、2019年にPS4版としてリマスター開発された作品。シリーズ他作品でも主人公である「桐生一馬」に加えて、「秋山駿」「冴島大河」「谷村正義」の4人を操作可能。キャラクターごとに戦闘スタイルが異なるのが特徴です。
ストーリーは、2010年の神室町で起こった発砲事件をきっかけに始まり、4人の視点を通して描かれていきます。ケンカアクションで戦う桐生・足技が魅力の秋山・怪力を利用した戦闘する冴島・刑事仕込みの華麗なさばきを見せる谷村など、それぞれのアクションシーンが楽しめるだけでなく、師匠と呼ばれるキャラクターとの修行で新たな技も習得可能。
個性豊かな弟子をチャンピオンに育て上げる「格闘家をつくろう!」や、龍が如くお馴染みのキャバ嬢との駆け引き、パチンコ、カラオケ、バッティングセンターなど、ミニゲームも多数収録されています。
第5位 龍が如く 極2 KIWAMI 2【PS4,PC】
充実したミニゲームやサブストーリーに加えて新規エピソードも追加
2006年にPS2で発売され、2017年にPS4でリメイクされた作品。PS4版では新たに有名芸能人をモデリングしたキャラクターも追加されており、「真島五朗」に関する新規エピソードも用意されています。
東京と大阪の2大都市を舞台に弱体化した東城会を救うために「桐生一馬」が活躍。シリーズのなかでも義理人情の世界が色濃く描かれた作品です。さまざまな猛者と戦える闘技場やカメラマンになりきれるグラビア撮影スタジオ、巨大ロボットを操るゲームであるバーチャロン、カラオケ、バッティングセンター、ゴルフ、麻雀、将棋、カジノなどプレイスポットも充実。
サブストーリーでは、モデルデビューする桐生も体験できます。「龍が如く0」でも人気だったキャバクラの営業が可能で、ヒロインのユキをはじめ、「龍が如く0」に登場したキャラクターも多数登場。
「龍が如く6」で実装された多人数VS多人数のダイナミックな戦略バトルも搭載。外敵として、実在のプロレスラーをモデリングしたキャラクターが複数登場します。通常のバトルシステムでは、携帯している武器の使用が可能。
古牧宗太郎と呼ばれるキャラとの修行により、主人公に古武術を体得させられるなどバトルシステムに凝った作品です。
第6位 龍が如く 維新!【PS3,PS4】
日本の歴史を舞台に龍が如くで人気のキャラクターが活躍
2014年にPS3とPS4で発売された幕末を舞台にしたスピンオフ作品です。「龍が如く4」以降のキャラクターが歴史上の人物として多数登場。主人公「桐生一馬」は、坂本龍馬兼斎藤一として活躍します。
有名芸能人に加えて、プロサッカー選手をモデリングしたキャラクターも収録。ナンバリング作品とは一味違った龍が如くが楽しめます。主人公は恩師の仇を討つために素性を隠して京の町に潜伏。新選組に加わって、真相を追います。
バトルシステムは、素手の格闘だけでなく、日本刀や短銃などを用いて戦うシステム。街中には槍・大太刀・大筒などの特殊武器も用意されています。登場する多数の師匠キャラクターと修業を積めば、新たな技も体得可能。武器や防具の錬成システムも用意されています。
龍が如くシリーズでお馴染みのカラオケを模した歌声酒場や、キャバクラを模した揚屋のほか、日本舞踊・競鶏・うどん屋などのプレイスポットも収録。幕末ならではのサブストーリーも楽しめる、おすすめの作品です。
第7位 龍が如く5 夢、叶えし者【PS3,PS4】
5つの都市を舞台に重厚なストーリーが展開
2012年にPS3で発売されたソフトであり、2019年にグラフィックを向上させたPS4版が発売された作品です。東京だけでなく、札幌・名古屋・大阪・福岡など複数の都市が舞台。前作「龍が如く 4」に引き続き、「桐生一馬」「秋山駿」「冴島大河」「品田辰雄」「澤村遥」など主人公キャラクターが1人ではないのもポイントです。
東城会と近江連合の均衡が崩れ、東西全面戦争へと突入する中、全国の極道組織を巻き込んだ抗争が繰り広げられていくストーリー。澤村遥のバトルシステムでは、他の主人公と異なりダンスの腕前を競うリズムゲームでのバトルが楽しめます。
福岡でラーメンの湯切りをする「めん処 龍屋」や、札幌での「雪合戦」、大阪でお笑い芸人とコンビを組んでツッコミを入れていく「ツッコミ職人」、名古屋でコーチンを育成してレースを勝ち抜いていく「コーチンズカップ・クラシック」など、都市ごとのミニゲームも収録。サブストーリーも充実しており、やり込み要素が多い作品です。
第8位 龍が如く7 光と闇の行方【PS4】
新たな主人公と新たなバトルシステムが楽しめる
2020年にPS4ソフトとして発売された作品。「龍が如く6」までの「桐生一馬」に代わり、「春日一番」が主人公として登場します。スマホやパソコン向けに配信されている「龍が如く ONLINE」と並行したストーリーで、舞台は横浜や東京、大阪などの都市。出所した春日が近江連合に支配された神室町の惨状を目にするところから物語が始まります。
アドベンチャー部分は従来の龍が如くシリーズと同様に進みますが、バトルにはRPG要素が取り込まれています。コマンド入力によってバトルが繰り広げられるので、アクションが苦手な方でもプレイしやすいのがポイント。
有名芸能人をモデリングしたリアルなキャラクターも引き続き多数登場します。ハローワークでは主人公を転職させられ、職業ごとに技を覚えたりステータスが上昇したりするのも本作品の魅力です。
第9位 龍が如く6 命の詩。【PS4】
桐生一馬の物語が完結
2016年に発売されたPS4独占タイトルです。PS4向けに設計されており、キャラクターのグラフィックや質感が向上しているのが特徴。長らく龍が如くシリーズの主人公を務めた「桐生一馬」の物語に一区切りつける作品で、東京の神室町と広島の尾道仁涯町の2都市を舞台にストーリーが進みます。
失踪した「澤村遥」の行方を探るうちに、東城会と中国マフィアとの構想に巻き込まれていく桐生。有名芸能人加えて、プロレスラーをモデリングしたキャラクターも多数登場します。バトルでは、「アクションマッチングシステム」と呼ばれる新システムが導入されており、攻撃がヒットした際のキャラクターの体勢によって、リアクションが変化するのも魅力です。
スマホを模した管理画面やSNS、カメラ機能など現代的な要素も満載。女性キャラクターとのチャットが楽しめる「ライブチャット」や猫と交流できる「猫カフェ」、野球シュミレーションゲームである「草野球」などのミニゲームが楽しめます。
第10位 龍が如く OF THE END【PS3】
龍が如く4のキャラクターが登場するサバイバルアクションゲーム
2011年にPS3ソフトとして発売されたスピンオフ作品。「龍が如く4」の主人公4人を操作し、ゾンビであふれる神室町でバトルを繰り広げられます。各主人公には専用の銃器が割り当てられており、サードパーソン・シューティングのような視点で射撃が行えます。
プレイヤーは、通常通りの街並みをもつ「通常エリア」と、ゾンビが出現する「隔離エリア」を行き来。多数のサブストーリーも用意されています。イベントやサブストーリーをクリアしていけば、ガンショットバトルで同行させられる特定キャラクターを開放可能。
龍が如くシリーズでお馴染みのキャバ嬢ともコンビを組めます。また、入るたびに構造が変わる「神室町アンダーグラウンド」と呼ばれる自動生成ダンジョンも収録されており、やり込み要素を求める方にもおすすめです。
龍が如くシリーズは、「伝説の極道」桐生一馬を主人公とした熱き男たちのドラマを描いた作品です。ゲームのオリジナルキャラクターはもちろん、有名俳優陣を忠実に再現した演出も魅力。展開が読めない波乱万丈のストーリーをぜひ体感してみてください。