最近ハイテク化が著しいオーディオ機器。特にイヤホンやヘッドホンはワイヤレス化が定着し、騒音をカットするノイズキャンセリング機能も普及しています。
そして今、音楽を聴くスタイルは次なるステージへ。その全貌をいち早く体験できるのが、今回ご紹介する「BOSE FRAMES ALTO」です。
BOSE FRAMES ALTOとは?
「BOSE FRAMES ALTO」とは「オーディオサングラス」という新ジャンルに分類される製品。オーディオメーカーのBoseが提案する新たなリスニングスタイルで、サングラスに小型スピーカーが搭載されているのが特徴です。
耳を塞がずともヘッドホンやイヤホンのように気軽に音楽が聴けるのがポイント。スマホと連携することで、通話や音声アシスタントを活用できるのも魅力です。
また、音楽を聴くことにとどまらず、旅行やエンタメ、アクティビティなどのコンテンツを聴覚的に楽しめる「Bose AR」に対応しているのもメリット。今後「Bose AR」に対応したアプリの普及が日本でも進めば、さらなる利便性の向上が期待できるアイテムなので、ぜひチェックしておきましょう。
サングラスとして注目すべきおすすめポイント
フレームは太めのスクエアタイプ
Boseはアメリカのブランドですが、本製品はアジア人向けにデザインが調整されており、フィット感に配慮。フレームはやや太めのスクエアタイプで、カラーはマット仕様のブラックを採用しています。
ファッションアイテムとしては知的な目元を演出できるのがポイント。また、レンズ幅も十分にあるので、顔の大きさをカバーできるのも魅力です。
オーディオ機器として注目すべきおすすめポイント
小型スピーカー搭載のワイヤレス仕様
本製品は超小型化されたスピーカーを搭載。これまで同社が培ってきた音響技術を活用し、適度な指向性を持たせることで周囲の音と共に耳を塞ぐことなく広がりのある音を楽しむことができます。
端末との連携はBluetoothによるワイヤレス接続。移動中や待ち時間などでは、より開放感のあるリスニングスタイルでサウンドを楽しむことができます。
ウェアラブルとして注目すべきおすすめポイント
スマホ連携のなかでも音声認識が便利
本製品はスマホとペアリングして、Siriなどの音声アシスタントやGoogleマップなどの地図アプリも音声認識することが可能。また、音楽の停止やスキップなども右側テンプルにあるファンクションボタンで対応できます。
実際に使ってみると、スマホを取り出す手間が省けるのは大きなメリット。両手が空いた状態で利用できるため、かなり便利です。
今後の注目ポイント
さまざまなアプリと連動することで用途が広がる
本製品は同社が”音のAR”と称する「Bose AR」が利用できるのも魅力。9軸ヘッドモーションセンサーと、iOSまたはAndroidデバイスからのGPS情報、さらには今後増えることが予想されるBose AR対応のアプリと連動させることによって、さまざまなコンテンツを聴覚的に楽しむことができます。気になる方はアップデート情報を細かく確認しておきましょう。
レンズ交換も可能
種類も複数ラインナップ
レンズに関しては自分で交換することも可能。レンズの種類としては既存のレンズのほか、偏光タイプの「ミラードシルバー」や非偏光タイプの「ブルーグラディエント」も別途ラインナップ。さまざまなシーンでの使用を検討している方はあわせてチェックしておきましょう。
製品紹介
ボーズ(Bose) BOSE FRAMES ALTO ワイヤレスオーディオサングラス
サウンドとしては、特に中音域に伸びを感じ、ボーカルサウンドは良好。高音の抜けもよく、映画のサントラなども心地よさを感じます。
また、価格帯としてラグジュアリーブランドのサングラスとさほど変わらないのも注目すべきポイント。オーディオ機能のほか、通話応答やアプリとの連動もできるので、お得感は高いと言えます。イヤホンやヘッドホンの買い替えを検討している方は、ぜひ「BOSE FRAMES ALTO」も候補として検討してみてください。
実際にいろいろ使ってみて思ったことは、サングラスとしてはもちろん、レンズを外して伊達メガネとしても使うのもアリ、ということ。サングラスをかけるシーンは多くないという方でも、さりげなく身に着けられます。今回ご紹介した「BOSE FRAMES ALTO」はオーディオ×ファッションを具現化した注目のアイテムなので、気になる方はぜひおさえておきましょう。