スマホと連携できる血圧計は、健康管理をスムーズに行うのに役立ちます。自動で数値を記録したり測定結果の推移が見やすくなったりするので、毎日の血圧測定も継続しやすいのが魅力です。タイプ・機能性などさまざまなため、どれを選べばよいか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、スマホと連動できる血圧計のおすすめアイテムをご紹介します。選び方のポイントも解説するので、お気に入りを見つけてみてください。
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スマホと連携できる血圧計の特徴

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血圧は毎日測定・記録して変化を比較することが大切。しかし、手書きでの記録は手間が掛かり、継続するのが面倒に感じる場合もあります。スマホと連携できる血圧計を使えば、データを自動で記録できたり、専用アプリで長期的な血圧変化を把握できたりして便利です。
手帳などへ毎回手書きする手間を省けるので、継続しやすいのがメリット。また、グラフなどで見やすさが向上するため、測定結果の推移をスムーズに把握できます。スマホを見せるだけで測定結果を医療機関と共有できるので、診察時にも便利です。
モデルによって搭載されている機能が異なるため、自分に合った機能を搭載していれば、さらに使い勝手が向上。血圧管理だけでなく、総合的な健康管理ツールとしても役立ちます。
血圧計自体にメモリ機能を搭載したモデルもありますが、製品によってはスマホ・アプリと連携できるタイプのほうが容量・機能性に優れているので便利です。
スマホと連携できる血圧計の選び方
使用するスマートフォンとの互換性をチェック

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スマホに連携できる血圧計を選ぶ際は、使用しているスマホとの互換性をチェックしておくことが大切。多くのモデルはiPhoneにもAndroidにも対応していますが、一部の機能が制限されるケースもあるので注意が必要です。
ほとんどの血圧計には、連携可能なスマホのモデル・バージョンが表記されています。対応外のスマホだと連携できないため、事前にしっかり確認しておきましょう。
データ同期方法をチェック

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血圧計をスマホと連携させるには、スマホのモデル・バージョンに加えて同期方法も確認しておくのがおすすめ。同期方法はBluetooth・Wi-Fi・NFCなどさまざまなので、ライフスタイルに合った方式を選ぶと使い勝手が向上するのがポイントです。
また、アプリをダウンロードしたり、無料会員登録したりする必要があるモデルもあります。比較的スムーズに設定できるよう配慮しているケースが多くありますが、スムーズに使うためにも、同期方法も事前にチェックしておくのがおすすめです。
上腕式か手首式かチェック

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家庭用の血圧計には大きく、上腕式と手首式の2種類があります。上腕式は心臓に近い上腕部で計測するため、正確な血圧値を測定しやすいのが魅力。医療機関でも、上腕での測定を標準としています。
上腕式には、カフタイプとアームインタイプがあります。カフタイプは、カフと呼ばれる腕膜を自分で上腕部に巻いて計測。市販製品のなかでは一般的な形状で、コンパクトで保管・携帯しやすいのが魅力です。
上腕式のアームインタイプは、本体の筒に腕を通すだけで簡単に測定できます。カフを自分で巻く必要がなく、正しい姿勢で使えばカフタイプより安定して測定しやすいのがメリット。なお、サイズや重さがあり、価格も高めです。
手首式は軽量コンパクトなため、出先でも手軽に使えるのがポイント。なかには、腕時計のように装着できるウェアラブルタイプもあります。一方、測定条件によっては上腕式より精度がやや落ちるとされているのは懸念点です。
バッテリー持続時間をチェック

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血圧計の電源には、コンセント式・電池式・USB充電式があります。コンセント式は電池切れの心配や電池交換の手間がかからず、血圧を測定したいときにすぐ使えて便利。自宅での使用がメインの方に適しています。
電池式やUSB充電式は、持ち運びやすいので外出先で血圧を測りたい方におすすめ。しかし、出先で電源が切れないよう、予備の電池を持ち歩いたり事前にしっかり充電したりする必要があります。
バッテリー持続時間が長いと、電力切れの心配が少なく安心して使いやすいのがメリット。また、バッテリー性能が高いぶん、長時間・長期間の使用に耐えやすいのもポイントです。
なかには、コンセント・電池の両方に対応したモデルもあります。シーンに応じて使い分けられて便利なため、気になる方はチェックしてみてください。
アプリの使いやすさをチェック

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スマホに連携したあとは、アプリで操作しながら血圧管理を行うため、アプリの使いやすさも重要なポイントです。直感的な操作ができれば、必要な情報を素早く把握できて便利。文字の大きさが調節可能なモデルなら、見やすさも向上します。
公式ホームページや取扱説明書で操作方法を表記しているモノもあり、機械や細かい操作が苦手な方でもスムーズに扱いやすいのがメリット。また、疑問点や製品の不具合などに対してサポート体制が充実しているかも確認しておくと、安心して使いやすいのが魅力です。
なお、アプリだけでなく、本体の使いやすさもチェックしておきましょう。正しい測定位置を知らせてくれる機能を搭載していたり、操作性がシンプルだったりすると、日々の血圧測定の負担を軽減するのに役立ちます。
スマホと連携できる血圧計のおすすめ
オムロン(OMRON) 上腕式血圧計 HCR-7624T
上腕式の血圧計です。Bluetooth通信で、iPhoneにもAndroidにも対応している「オムロンコネクトアプリ」に連携可能。1台のスマホで1ユーザーの測定データを管理できます。2台のスマホがあれば2人で使えるため、家族やパートナーと血圧計を共有したい方にもおすすめです。
血圧だけでなく、脈間隔の乱れもチェック可能。早朝高血圧マークを搭載していたり過去の測定値と簡単に比較できたりと、日々の健康管理に役立ちます。
コンセントでも乾電池でも使用できるので、自宅でも出先でも活躍。本体には反転液晶バックライトを搭載しているため、暗い部屋でも視認性が高いのがうれしいポイントです。
オムロン(OMRON) 心電計付き上腕式血圧計 HCR-7800T
血圧測定だけでなく、心電図記録が同時にできる上腕式血圧計です。血圧の測定結果と心電図波形をアプリに記録できるので、医療機関へ相談する際に役立つのがメリット。洞調律・徐脈・心房細動の可能性など、細かく解析できます。
血圧のみ、心電図のみの測定・記録も可能。心電図を記録する際は、スマホ上のアプリ画面をディスプレイとして使用します。多機能ながら計測方法が簡単なので、初心者でもスムーズに扱いやすいのが魅力です。
カフタイプ・電池式でコンパクトなのもメリット。保管場所に困らない製品を探している方は、チェックしてみてください。
オムロン(OMRON) 上腕式血圧計 HCR-7608T2
本体とカフが一体型の上腕式血圧計です。チューブレスなので、装着・測定・収納が簡単なのが特徴。電池式で持ち運びもしやすいため、自宅でも出先でも活躍するおすすめモデルです。
腕に巻いたときに左右にズレが生じても、正しく測定しやすいのがメリット。装着の向きを気にせず、右腕でも左腕でも計測できます。また、対応腕周が22~42cmと幅広いので、さまざまな腕の太さに装着可能。利き腕や体格を気にせず使いやすいのも魅力です。
Bluetooth通信機能により、iPhone・Android対応の無料アプリにデータを転送。毎日の血圧データを、見やすいグラフで確認できます。視認性の高い有機ELディスプレイを搭載しており、カフが適切に巻けているかも把握しやすく便利です。
オムロン(OMRON) 自動血圧計 スポットアーム HCR-1901T2
アームインタイプの血圧計です。腕帯を開くと自動で電源が入り、「姿勢ガイド」で正しい姿勢をとれているかチェック。青いマークが表示したあとボタンを押せば測定が開始するので、毎日の計測をスムーズに行えて便利です。
アプリの血圧管理機能である「かんたん血圧日記」を使えば、目標に対する血圧の数値の高低をひと目で確認可能。生活習慣に該当するメモアイコンをタップするだけで服薬・飲酒などのメモを残せるなど、機能的で操作しやすいのが魅力です。
本体にもメモリ機能を搭載しており、1人につき最大100回分の測定結果を記録できます。2人分の記録を保存可能なため、家族で共有しやすいのがメリット。「早朝高血圧確認機能」や、「不規則脈波お知らせ機能」なども備えた高機能モデルです。
据え置き型ながら、折りたたんでコンパクトに設置できるのがうれしいポイント。自宅メインで血圧測定する方におすすめです。
オムロン(OMRON) 手首式血圧計 HEM-6231T
手首式のスマホ連携可能な血圧計です。正しく測定できる手首の位置を知らせる「測定姿勢ガイド」を搭載。電源ONから約1.5秒と謳うほど素早く測定開始できるため、時間を効率よく使えて便利です。
最高血圧・最低血圧・脈拍の3つの指標を測定可能。血圧確認機能も搭載しているので、測定結果が分かりやすいのが魅力です。また、Bluetooth通信で、無料アプリにデータを転送。グラフや「かんたん血圧日記」によって、手軽に血圧管理できます。
超薄型ボディのため、持ち運びが簡単。測定中の音を抑えた設計なので、外出先でも周囲の状況を気にせず測定できます。場所や時間を問わず使いやすいため、忙しい方にもおすすめです。
オムロン(OMRON) ウェアラブル血圧計 HCR-6900T-M
ウェアラブルタイプの血圧計です。血圧だけでなく歩数・距離・消費カロリー・睡眠パターンなど、さまざまなバイタルデータを測定可能。運動・休養と血圧変動の関係も把握できて便利です。
デザインも着け心地にも配慮しているので、日常使いしやすいのが魅力。滑らかな質感で落ち着いたフォルムのため、シーンを問わず着用できます。また、Bluetooth通信によって、スマホと簡単に同期可能。測定値をメースで送信したり、折れ線グラフで確認できたりします。
50以上の特許を採用しており、医療機器レベルの精度を実現。血圧は1日中常に変動しているので、シーンに合わせながら小まめに血圧測定したい方にもおすすめです。
タニタ(TANITA) 上腕式血圧計 BP-224L
カフの取り付けが簡単な「クリップアームカフ」を採用した上腕式血圧計です。カフがクリップ型なので、片手でもスムーズに装着できて便利。クリップで腕を掴んでカフを巻き付けるため、カフがズレるのを予防します。
最高血圧・最低血圧・脈拍数・測定時の温度を表示。直近2回分の平均値を表示したり2人分の測定結果を過去90回分まで記録したり、多彩な機能を備えています。また、室温が低いと血圧が上昇する傾向があるため、室温が9℃以下だと測定中止を促すのが特徴です。
Bluetooth通信でスマホと連携させると、さらに詳細なデータを管理できて便利。測定開始も終了もボタンを押すだけなので、操作が簡単なモデルを選びたい方におすすめです。
タニタ(TANITA) 手首式血圧計 BP-218L
正しい測定姿勢をサポートする機能を搭載した手首式血圧計。マークが見やすいため、測定に慣れていない方もスムーズに計測できて便利です。
加圧しながら測定する昇圧測定方式を採用しており、締め付け圧が優しいのが魅力です。また、血圧レベルを6段階で表示。測定結果は自動で記録して2人分の結果を100回ずつ保存できるなど、使い勝手に優れています。
Bluetooth通信によって、iPhoneにもAndroidにも対応可能。本体がコンパクトなほか、収納ケースが付属しているので、持ち運びやすいのもおすすめポイントです。
エレコム(ELECOM) 上腕式血圧計 HCM-AS02WH
測定した血圧値をアプリのカメラで撮影するだけで記録できる上腕式血圧計です。本体とアプリの通信を設定したり、数値を手入力したりする必要がないのがメリット。機械の操作が苦手な方も手軽に使いやすいのが魅力です。
本体もボタンが2つだけなので、操作がシンプル。測定した日時も自動で記録します。文字表記は大きくて見やすいため、操作性重視の方や高齢者にもおすすめです。
加圧中に測定を行うので、圧迫感が少なくて腕に優しいのが特徴。直近60回分の測定結果と平均値を本体に記録できるため、推移を把握しやすいのもポイントです。
エレコム(ELECOM) エクリア手首式血圧計 HCM-WS01BTWH
Bluetooth通信で測定データをアプリへ簡単に送信できる手首式血圧計です。アプリはiPhoneにもAndroidにも対応可能。血圧の変化をグラフなどでスムーズに確認できて便利です。
本体にはバックライト付き液晶画面を搭載しているので、優れた視認性を発揮。日々の血圧管理の目安として役立つ、血圧値レベルも把握できます。また、2人分の測定データを別々に記録できるため、家族やパートナーと共有するのもおすすめです。
USB充電式でポーチが付属しているので、出先でも活躍。電源スイッチを搭載しており、持ち運ぶ際の誤作動を予防できるのがメリットです。
テルモ(TERUMO) 電子血圧計 ES-P2020DZ
アームインタイプの血圧計です。NFC搭載スマホと専用アプリを連携すれば、タッチするだけでデータを送信できるのが特徴。最大360回分の自動記憶されたデータを送れるので、測定結果の推移の把握や、健康管理に役立ちます。
聴診器と同様に、血管音で測るのがポイント。左右どちらの腕を通しても、動脈上にきちんとマイクが当たって血管音を測定します。ノイズセンサも搭載しているため、血管音のみを検出するのが魅力です。
本体には大きなボタンを配置しており、操作がシンプルで簡単。電池式ですが、別売りのアダプタにも対応しています。
シチズン(CITIZEN) 手首式血圧計 CHWH803
手首に装着しやすい「カプッとカフ」を採用した血圧計です。手首の上から被せるようにするだけで、スムーズに巻き付けられて便利。自分ではもちろん、ほかの方に装着する際にも簡単に取り付けられます。
Bluetoothを搭載しており、スマホに専用アプリをインストールすれば日々の測定結果を自動転送。血圧データをグラフで表示するため、健康管理に役立ちます。また、「Appleヘルスケア」や「ヘルスコネクト」との連携も可能です。
操作性を重視したボタン配置や手首にフィットしやすい本体形状など、使い勝手に優れているのがおすすめポイント。収納ケースが付属しているので、持ち運びや保管も楽に行えます。
日本精密測器(NISSEI) 血圧計 DS-S10J
スマホと無料アプリを使って簡単に健康管理できる上腕式血圧計です。4桁の数字をアプリに入力するだけなので、面倒な設定は不要。Bluetooth通信によって、測定結果をスマホへ転送します。
カフの巻き具合や測定時の安静状態などをチェックするため、正確な計測をサポート。朝と夜の測定結果を自動で振り分けるので、細かく血圧データを管理できて便利です。また、本体にもメモリ機能を搭載しており、2人分の測定結果と平均値を確認できます。
コンセントでも電池でも使用可能。「欧州高血圧学会臨床精度試験」をクリアしているのもポイントです。
エー・アンド・デイ(A&D) Bluetooth内蔵 上腕式ホースレス血圧計 UA-1200BLE
本体とカフをつなぐホースが付いていない、ホースレス仕様の上腕式血圧計です。毎日の測定をスムーズに行いやすいうえ、持ち運びや保管も簡単。USB充電式なので、自宅でも出先でも活躍します。
アプリを使えば、血圧測定の開始から終了までスマホ操作のみで行えるのがポイントです。体動やカフのゆる巻きを自動で検出して、アプリ側に表示するのが特徴。正確でスムーズな測定をサポートします。
最大5人+ゲスト1人とペアリング可能なので、家族で使うのもおすすめ。本体には名前が表示されるなど、実用的で毎日使いしやすい設計を採用しています。
日々の血圧測定を手軽に行いやすいスマホと連携できる血圧計。血圧手帳などに手書きで記録せずに済むため、継続して使いやすいのがメリットです。自宅なら精度の高い上腕式、出先で使うなら持ち運びやすい手首式を選ぶのがおすすめ。ライフスタイルに合ったお気に入りを見つけて、少しでも楽に健康管理を行いましょう。