髪のうねりをストレートに整えたり、カールをつくったり、さまざまなヘアセットに活躍する「ロールブラシ」。美容室でのブローの際にもよく使われており、ヘアスタイリングにこだわる方におすすめのアイテムです。

ロールブラシは素材やサイズが製品によってさまざまで、どれを選ぶか迷うこともあるのではないでしょうか。そこで今回は、ロールブラシのおすすめ製品をご紹介。選び方や使い方も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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ロールブラシとは?

ロールブラシとは、本体の360°にぐるっと毛が配置されたブラシのことです。転がすように使用することで、適度な力をかけやすく、まとまり感のある髪にセットできます。ブラシの毛が多いので、髪の毛をキャッチしやすいのも特徴です。

通常のブラシのように髪をとかしてブラッシングに使用できるのはもちろん、ドライヤーでブローをする際にも便利。ストレートヘアだけでなく、カールもつけやすく、美容師がブローでよく使用するアイテムでもあります。

寝ぐせ直しや根元のボリュームアップにも活躍するので、ロングヘアの女性だけでなく、ショートヘアの方やメンズにもおすすめです。きれいにブラッシングすることで、髪表面のキューティクルを整え、ツヤ感のある健やかな印象に仕上げられるメリットもあります。

ロールブラシの選び方

髪質にあわせて素材を選ぶ

髪が細い方や柔らかい方には豚毛素材がおすすめ

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髪が細い方や柔らかい方には、豚毛素材のロールブラシがおすすめです。豚毛は比較的、人間の髪質に似ているといわれており、柔らかさを感じられるのが特徴。やさしく髪をケアしやすいので、毛量が少なめの方や、ダメージヘアが気になる方にも使いやすいのが魅力です。

また、天然毛である豚毛には油分があり、髪に自然なツヤ感を演出します。静電気の発生を防ぎやすいのもポイント。静電気を抑えながらブラッシングできるので、静電気による髪へのダメージを軽減できるのもメリットです。

同じ豚毛のなかでも、柔らかい毛を使用した「ソフトタイプ」「軟豚毛タイプ」が展開されています。とくにやさしい使用感を求める方におすすめです。

髪が硬く太い剛毛の方には猪毛がおすすめ

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髪が硬い方や太い方には、猪毛素材のロールブラシがぴったりです。猪毛は、豚毛よりも毛が硬く、コシがあります。髪をかきわける力があり、スムーズにとかしやすいので、髪にボリュームがある方、くせ毛の方にもおすすめです。

豚毛と同様、髪にツヤを与えられるので、美しい質感の髪に仕上げたい方にもおすすめ。できるだけ静電気を発生させたくない方にも向いています。

なお、猪毛のロールブラシは、毛が1本1本しっかりしている分、ややハードな使用感です。人によっては、地肌に触れると痛みを感じるケースもあるので留意しておきましょう。

ミックスタイプは髪質を問わず使いやすい

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ミックスタイプのロールブラシとは、豚毛や猪毛などの天然毛と、ナイロンやプラスチックなどの合成樹脂毛を両方使用したブラシを指します。

髪に自然なツヤを与える「天然毛」と、地肌の負担になりにくく太めの毛が髪もかき分けやすい「合成樹脂毛」のメリットを持ちあわせているのが特徴。ほどよい力で髪をブラッシングできるので、幅広い髪質の方におすすめです。

ミックスタイプは、天然毛100%のものより、比較的リーズナブルな傾向にあります。ロールブラシをはじめて取り入れる方にもぴったりです。

使う部位や髪型にあわせてブラシサイズをチェック

ロールブラシのサイズは、アイテムによって異なります。使用する部位や髪型に合わせて、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

一般的に使い勝手がよいとされているのは、ブラシの直径が40〜50mm程度のアイテム。ストレートヘアのブローにも、巻き髪をつくるのにも使いやすいサイズです。

ショートヘアの方や前髪のセットに使いたい方には、直径サイズが小さいロールブラシがおすすめ。小回りがきくので、微調整にも向いています。

一方で、ロングヘアの方には、直径が大きいロールブラシが使いやすくおすすめです。一度にキャッチできる髪が多く、ブローの時短につながります。ふんわりとしたカールをつくるのにもぴったりです。

クリップ付きロールブラシはアイロン代わりにも

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ヘアアイロンを使うのが苦手な方や、アイロンの熱による髪のダメージが気になる方には、クリップ付きのロールブラシがおすすめです。

セットしたい部分を、ロールブラシに付いたクリップではさみ、くるんと巻きながらドライヤーを当てるだけで、手軽にカールをつくれます。カールのくせづけだけでなく、前髪のセットやうねり・寝ぐせ直しに使えるのもポイントです。

クリップ付きロールブラシは、さまざまなスタイリングに活躍するので、ヘアセットに時間をかけられないものの、スタイリングにこだわりたい方にもぴったり。普段とニュアンスを変えたいときにも重宝します。

ロールブラシのおすすめ

サンビー(SANBI) ロールブラシ SR-402SP

サンビー(SANBI) ロールブラシ SR-402SP

初心者にもおすすめの豚毛のロールブラシ。多くのロールブラシを販売する「サンビー」のアイテムのなかでも人気の直径53mmの製品で、初心者からプロまで幅広く支持されています。

柔らかな質感の豚毛を使用し、ソフトな使用感に仕上げられているのがポイント。毛の先端には先丸加工が施されており、地肌への負担も軽減しています。

独自のらせん状植毛が採用されており、ブラッシングがしやすいのも魅力。使い勝手にすぐれたロールブラシを探している方におすすめです。

サンビー(SANBI) ロールブラシ LC-35

サンビー(SANBI) ロールブラシ LC-35

発売から30年以上、美容師や理容師に支持されているロールブラシ。先が丸く加工された耐熱ナイロン製のピンと純豚毛のミックスタイプで、美容師の技術を引き出すことにこだわってつくられています。

髪をキャッチしやすく、スムーズな使い心地を実現しているのがポイント。直径が63mmと大きめなので、ロングヘアの方やゆるふわカールをつくりたい方におすすめです。

デザインの美しさも魅力。柄の部分には天然木素材が使われており、手にしっくりなじみます。高級感のあるデザインなので、プレゼントにもぴったりです。

大阪ブラシ アレキ猪毛ロール

大阪ブラシ アレキ猪毛ロール

理美容ブラシや業務用製品を手がける「大阪ブラシ」から展開されているロールブラシ。しっかりとしたコシのある猪毛が使われており、ブローの際にテンションをかけやすいのがポイントです。

うねりやくせをストレートに伸ばして、まとまり感のある髪に仕上げたい方におすすめ。油分を含む猪毛のロールブラシなので、髪にツヤ感を出したい方にもぴったりです。

直径約63mmと大きめのサイズ感。多くの髪をキャッチしやすく、スタイリングの時短にもつながります。ローズウッドの落ち着いたデザインも魅力です。

BESTOOL ロールブラシ M

BESTOOL ロールブラシ M

天然豚毛とナイロンピンのミックスブラシ。先端が丸く加工されたナイロンピンは、頭皮をほどよく刺激します。また、豚毛は髪にツヤを与え、静電気を抑えるのが特徴。2種類の毛のメリットを感じられる、使い勝手のよさが魅力です。

230℃までの高温に耐えられる仕様なので、ドライヤー時のブローに使いたい方にもおすすめ。うねりを伸ばしたり、巻き髪をつくったり、さまざまなヘアセットに活躍します。トップの立ち上げや寝ぐせ直しなどにも使いやすく、メンズにもぴったりのロールブラシです。

ハンドルには、すべり止めがついています。人間工学に基づいた設計で、しっかり握りやすいように仕上げられています。価格が比較的安く、手に取りやすいのもポイントです。

ベス工業(VeSS) ナチュラルラスター ロールブラシ NL-1000

ベス工業(VeSS) ナチュラルラスター ロールブラシ NL-1000

1928年創業の老舗のブラシメーカー「ベス工業」から展開されているロールブラシ。天然豚毛100%で、自然なツヤ髪に仕上げたい方におすすめです。

直径30mmと細いので、前髪のセットにぴったり。くるんとした細かなカールをつくる際にも重宝します。

柄にはSB樹脂素材が採用されており、本体重量は28gと軽量。長時間使っていても、腕が疲れにくいロールブラシです。プチプラなので、サイズが大きいアイテムとの使い分け用にも向いています。

ベス工業(VeSS) エクセル ミックスロールブラシ Ø60mm EXC-2000

ベス工業(VeSS) エクセル ミックスロールブラシ Ø60mm EXC-2000

天然毛の豚毛と、ナイロン毛が採用されているミックスタイプのロールブラシ。髪をしっかりキャッチしながらも、スムーズな髪どおりを実現しています。油分を含む豚毛が使われているので、ツヤのある健やかな印象の髪に仕上げたい方にもおすすめです。

直径60mmと太巻きながら、重量は73gと軽量。ストレートヘアのブローや巻き髪のスタイリングに幅広く活躍します。

シャンティ(Chantilly) マペペ ふんわり天然毛のミックスロールブラシ

シャンティ(Chantilly) マペペ ふんわり天然毛のミックスロールブラシ

片手でも扱いやすいロールブラシ。硬めの猪毛と、猪毛より長めのナイロンピンが採用されており、髪をキャッチしやすいのが魅力です。軽い力で引っ張るだけで、手軽にストレートなヘアスタイルを叶えます。

直径55mmの使いやすいサイズ感で、ふんわりとしたカールをつくるのにもぴったり。トップのボリューム出しや前髪のセットにも使えるため、メンズのスタイリングにもおすすめです。

髪に自然なツヤを出せるのもポイント。マルチに活躍するので、1本持っておくとさまざまなスタイリングに応用できます。

シャンティ(Chantilly) マペペ ふんわり天然毛のミニロールブラシ

シャンティ(Chantilly) マペペ ふんわり天然毛のミニロールブラシ

携帯用にもおすすめのミニサイズのロールブラシ。直径40mmで、全体の長さは160mmとコンパクトなので、ポーチに収納しやすいのが魅力です。旅行や外泊の際の持ち運びにも向いています。

らせん植毛が採用されており、ふんわりとした柔らかなカールをつくるのにぴったり。前髪のくせづけや、ボブのワンカールにも使いやすいロールブラシです。

毛の素材はコシのある猪毛で、髪にツヤ感を出したい方にもおすすめ。天然毛のアイテムながら、比較的安い価格なのもメリットです。

ハウム(HAUM) ロールブラシ7

ハウム(HAUM) ロールブラシ7

韓国の人気サロンが手がけるロールブラシ。直径58mmの大きめのサイズで、髪全体を効率よくブラッシングできます。ロングヘアを美しくまとまりのある印象に仕上げたい方にもおすすめです。韓国風のボリュームのあるスタイリングにも活躍します。

柔らかな質感の豚毛が使われており、毛の油分によって、髪にツヤが出るのもポイント。静電気が発生しにくいので、髪をやさしくブローしたい方にもぴったりです。

ラベンダーやピンクなど、パステルカラーのかわいらしい色味が展開されています。使いやすさだけでなく、デザインにもこだわりたい方に嬉しいロールブラシです。

ビューティーワールド(BeautyWorld) ニュート クリップロールブラシ CRB1000

ビューティーワールド(BeautyWorld) ニュート クリップロールブラシ CRB1000

ヘアスタイリングに苦手意識がある方でも使いやすいクリップ付きのロールブラシ。ヘアアイロンのようなユニークな形状で、クリップ部分で髪をはさんで使用します。

直径約30mmと細めなので、前髪の内巻きにもおすすめ。メンズの髪にも使いやすいサイズ感です。S字カールや根元の立ち上げなど、さまざまなスタイリングが叶います。パートナーとシェアして使うのにもぴったりです。

ブラシの素材は、天然豚毛とソフトスリムピンのミックスタイプ。ツヤ出しと地肌へのやさしさを両立した設計がポイントです。地肌に当たる部分の先端は丸みを帯びており、心地よさが追求されています。

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ロールブラシの基本の使い方

製品によっても異なりますが、天然毛のロールブラシは、水に濡らすと劣化を招く可能性があります。長く愛用するためにも、使い方には配慮が必要。製品ごとの使用方法を守って使うことが大切です。

ロールブラシの使い方は、叶えたいスタイリングによってさまざま。基本のブローの場合は、まず、髪全体をある程度とかしておくとスムーズです。髪が多い場合は、クリップを使って髪をブロッキングしておきましょう。

ブローする部分の髪を適度に湿らせたら、根元からドライヤーを当て、引っ張りながら乾かします。ある程度乾いたあとは、ロールブラシの出番です。ロールブラシを髪の根元付近の内側に入れ、ドライヤーを上から当てたら、テンションをかけながらまっすぐ毛先のほうにおろしていきます。

カールをつけたい場合は、毛先部分で手首を返すのがポイント。ドライヤーの熱が少し冷めるまで待ってからロールブラシを離すことで、きれいなカールをつくれます。