窓ガラスなどに発生する結露の予防に効果的な「結露防止スプレー」。窓ガラスの手入れを楽にするのに役立つアイテムです。製品によって使い勝手も異なるため、特徴をチェックしたうえで選ぶのがポイントです。
そこで今回は、結露防止スプレーの選び方やおすすめの製品をご紹介します。各製品の特徴なども解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
結露防止スプレーとは?
ガラスなどの表面に薬剤を噴霧してコーティングを施し、結露の発生を予防するために使用するのが結露防止スプレー。窓ガラスなどに結露防止スプレーでコーティングすることで、表面に水滴やくもりが発生にしにくくなるのが特徴です。
結露の予防により、水垂れやカビの繁殖を抑えるのにも効果的。水滴を拭き取る手間を減らせるのも魅力です。
なお、結露防止スプレーには、噴霧して拭き取るタイプや拭き取り不要のタイプが展開されています。それぞれのタイプによって使い勝手や仕上がり具合などが異なるので、自分に合った仕様のモノを選びましょう。
結露防止スプレーの選び方
タイプで選ぶ
手軽に使用できる拭き取り不要タイプ
拭き取り不要タイプは、文字通り噴霧した薬剤を拭き取らずに使えるのが特徴。窓ガラスなどの対象に噴霧するだけでよく、手軽に使用できます。拭く必要がないため、手間を省いて短時間で作業を行えるのが魅力です。
しかし、拭き取り不要のタイプは、全体的な仕上がりにムラができる場合もあるので注意が必要。ムラなくきれいに仕上げるためにも、適度に距離を置き均一になるように対象全体へ噴霧するのがポイントです。
仕上がりのきれいな拭き取りタイプ
拭き取りタイプは、きれいな仕上がりにこだわりたい方におすすめ。対象表面に噴霧した薬剤を全体的に拭きのばすことにより、ムラが少なく均一に仕上げやすいのがメリットです。
ただし、ムラが少なくきれいに仕上げやすい一方、念入りに薬剤を拭き取りすぎるとコーティングの効果が低下する場合もあるので注意が必要。そのため、吹きかけた薬剤を薄く全体的にのばしていくように仕上げるのがうまく仕上げるポイントです。
持続期間をチェック
効率よく結露を予防するためにも、各製品の効果持続期間をチェックして選ぶのもポイント。結露防止スプレーの効果持続期間は、目安として約2週間から1ヶ月と謳っている製品が多く展開されています。
持続期間を過ぎると、結露を防ぐ効果が低下するため定期的なコーティングが必要。日常での手間を少しでも省いて窓ガラスなどの手入れを行いたい方は、効果の持続期間が長めに設定されている製品を選ぶのがおすすめです。
使用可能な素材を確認しよう
しっかりと効果を発揮できるように、対応できる素材もチェックしましょう。主にガラスの結露予防に使用する結露防止スプレーですが、製品によって使用できないガラスの種類もあるので注意が必要です。
例えば、室内の窓ガラス用として展開されている製品は、自動車の窓ガラスには使用不可という場合もあります。一方で、ガラスだけではなく、玄関のドアや鏡などに対応できるタイプもあるので、チェックしてみてください。
窓やカーテンを清潔に保てる防カビ剤配合タイプも
多湿な環境下など、状況によっては結露による水滴垂れが発生する場合もあります。結露垂れが起こると、窓や周辺にあるカーテンなどにカビが発生するリスクが高くなるので注意が必要です。
結露防止スプレーのなかには防カビ剤配合タイプもラインナップされています。防カビ剤タイプの結露防止スプレーは、結露垂れが起きたとしても窓周辺のサッシやカーテンなどにカビが発生しにくく、清潔に保ちやすいのがメリットです。
結露防止スプレーのおすすめ
プラネットカンパニー 結露吸水スプレー トドマール
結露を吸収するシートが形成される、結露防止スプレー。窓ガラスなどに吹きつけて乾燥させることで形成される膜が、吸収した結露をとどめ水滴垂れを抑制すると謳っています。すりガラスやくもりガラスをはじめ、凹凸があるガラスなどにも対応可能です。
ガラスだけではなく、アルミサッシや木枠にも使用できます。なお、同製品には防カビ抗菌剤が配合されています。結露が多く発生して垂れた場合でも、サッシ・カーテン・床など窓の周辺を清潔に保ちやすいのがポイントです。
効果持続期間は約1ヶ月と、長く効果を持続できるのも魅力。また、拭き取り不要で使えるタイプなので、作業の手間も軽減できます。汎用的で手軽に使いやすい、おすすめの結露防止スプレーです。
国際科学工業(KOKUSAI KAGAKU KOUGYO) 結露キーパー
除菌と防カビ剤が配合された結露防止スプレー。結露が発生した場合でもカビや細菌の繁殖を抑制しやすく、窓周辺を清潔に保ちやすいのが魅力です。
拭き取り不要タイプなので、手軽に使いやすいのもポイント。窓ガラスへ均一に噴霧することで、拭きのばしをしなくても手軽にコーティングできます。
乾燥後もベタつきにくく、快適な状態を保ちやすいのもメリット。使いやすさにこだわって選びたい方におすすめの結露防止スプレーです。
ホテル旅館洗剤専門店スリーエス3S 結露ブロッカー3S
拭き取りによってきれいに仕上げやすい結露防止スプレー。窓ガラスに付着している水滴を拭き取り、まんべんなく吹きつけて乾燥したクロスなどで拭きのばすことでコーティングできます。
コーティング後はしばらく放置して、窓ガラスをしっかりと乾燥させるのがポイント。コーティングワイパーが付属されているので、スムーズに作業できます。
本製品は窓ガラス・ドア・鏡をはじめ、業務用の冷蔵ショーケースなどにも対応可能。汎用性が高いのも魅力です。なお、効果持続期間は、最大で14日間。日頃からしっかりと手入れを行い、窓ガラスをきれいな状態に保ちたい方におすすめの結露防止スプレーです。
鈴木油脂工業 結露防止スプレー
窓ガラスや鏡に使用できる結露防止スプレー。拭き取り不要で、スムーズかつ手軽にコーティングできます。窓ガラスの汚れやワックスなどを拭き取り、4~5回容器を軽く振って、約20cm程度離した距離からムラなく全体的に吹きつけるのがポイントです。
効果の持続期間は約1ヶ月と長めで、手入れの手間を少しでも省いて使いたい方にも適しています。また、防カビ剤配合タイプなので、結露垂れが生じた場合でもカビを抑制しやすく、サッシやカーテンなどを清潔に保ちやすいのも魅力です。
さらに、断熱効果もあると謳っています。暖房効果を高めてエコ対策したい方にもおすすめの結露防止スプレーです。
プロスタッフ(Pro Staff) 窓ガラス用 結露の水だれ防止スプレー K-08
結露による水垂れを抑制しやすいアイテム。窓ガラス内側に吹きつけて、布などでムラなく均一に拭きのばすことで、水滴垂れを防ぐ効果を発揮する被膜を形成します。形成された被膜によって、長く効果を保ちやすいのも特徴。コーティングを施した後に水拭きしても効果を長く保てます。
さらに、クリーナーとしての効果もあり、窓ガラスはもちろんサッシに付着した汚れを落とすのにも使用可能です。容量は400ml。90×90cmサイズの窓ガラス約100枚分使用できます。
価格も比較的安いため、コスパの高い結露防止スプレーを選びたい方にもおすすめのアイテムです。
アサヒペン(ASAHIPEN) 結露の水だれ防止スプレー 防カビプラス
結露垂れを防ぎやすいアイテム。窓ガラスなどの対象に噴霧して拭きのばし、乾いている布などで拭き取ってコーティングを施します。防カビ剤も配合されているので、カビの発生を抑制して窓周辺を清潔に保ちやすいのも特徴です。
本製品は、窓ガラスをはじめ、パッキン・サッシ・レースカーテンなどに使用できるのもポイント。また、効果の持続期間は約30日と長めのため、手入れにかかる手間を減らせるのも魅力です。容量は400mlで、サイズが90×180cmの窓ガラスを対象とした場合、約40枚分使用できます。
結露を防ぎ快適な生活をサポートする結露防止スプレー。使用方法や持続期間などが異なる製品が展開されているので、各特徴をチェックして、自分の生活に合ったモノを選ぶのがポイントです。今回の記事を参考に、ぜひ自分にマッチした結露防止スプレーを選んでみてください。