ビジネスシーンに欠かせない革靴。お気に入りのアイテムを履き続けるには、お手入れが必要不可欠です。きちんとメンテナンスをすれば、深い味のある質感に変化していきます。

そこで今回は、革靴のアフターケアに関する基本的な方法とおすすめのお手入れグッズをご紹介します。ビジネスシューズの汚れや劣化が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

基本的な革靴のお手入れ手順

ブラシで汚れを落とす

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まずは靴全体をブラッシングして付着している汚れを取り除きます。特にステッチ部分やヒール部分などは見落としがちなので、入念にお手入れをしてください。

なお、ブラシを使い分けることが重要で、隙間に入り込んだ汚れを取り除くときは毛先が固めな豚毛のブラシ、表面についたホコリを払うときは柔らかすぎず固すぎない馬毛のブラシを使うのが理想です。

履いた日はブラッシングするのを心掛けることで、革を清潔に保てます。事前にしっかりとブラッシングしておくと、クリーナーやクリーム使った際の対処がよりスムーズになるので、より革靴が長持ちすることにもつながります。

クリーナーで汚れを落とす

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革靴のお手入れに関しては、クリームを塗っていたとしても、クリーナーは使わないという方が多いようです。クリーナーは人間のスキンケアに例えるならば「メイク落とし」。クリームやワックスでツヤを出している状態はメイクアップをしているのと同じです。クリーナーを使ってメイクをきちんと落として、すっぴんの状態にしてあげることで、その後のお手入れの効果がより高くなります。

クリーナーを使う際は、布に少量つけて、革靴全体に薄く伸ばすのがポイント。塗りすぎてしまうとシミになってしまう恐れがあるので注意しましょう。クリームタイプ・ミルクタイプ・泡タイプと種類も豊富で、汚れを落としながらツヤを出すものやマッドな仕上がりになるものなど、効果はさまざま。クリーナーを使用する頻度は、毎回ではなく2〜3回に1度程度がおすすめです。クリーナーを塗り終えたら、綺麗な布でよく拭き取りましょう。

クリームを塗る

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クリームには、細かいキズなどを目立たなくして、革靴を美しく見せる効果があります。種類を大きく分けると、色付きと無色の2タイプ。ブラックの場合は色付き・無色どちらでも問題ありませんが、ブラウンやレッドなど、色が付いている革靴の場合は基本的に無色を使用してください。

色付きのクリームは、皮に潤いと光沢を与えると同時に補色をします。履き込んだ革靴で、細かいキズや色抜けが目立つ場合は、色付きクリームを使用するのがおすすめです。

一方、無色のクリームには補色効果がないのでキズを隠すことはできませんが、ツヤ出しやうるおい効果が期待できます。革靴の色抜けが目立たない状態であれば、無色がおすすめです。

クリームもクリーナーと同様、布に少量取り革靴全体に薄く伸ばすように塗りましょう。多量に塗ってしまうとシミの原因になる可能性があるので、注意してください。

靴を磨く

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ブラシで余分に残ったクリームを落とします。その際に使用するブラシは毛先が柔らかい馬毛のものがおすすめ。クリームの効果をキープしつつ、綺麗に仕上げることができます。

その後は布で革靴全体を拭きましょう。優しく拭くことで次第に光沢感が出てきます。細かい箇所も忘れずに拭き上げてください。

防水スプレーをかける

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磨き終わったら、革靴に防水スプレーをかけます。なお、至近距離だとシミの原因になるので、10~20cmほど離して全体に吹きかけてください。

防水スプレーは、雨などから革靴を守るのはもちろんですが、汚れやホコリを付着しにくくする効果もあります。また、付着した汚れも落ちやすくなるので、日頃のお手入れがスムーズになるのもポイントです。

シューツリーを入れて保管

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お手入れが終わったら革靴にシューツリー(シューキーパー)を入れて、通気性のよい場所で保管しましょう。さまざまな種類のシューツリーがありますが、おすすめは木製のモノ。吸湿性が高いので、湿気に弱い革靴には最適です。堅い木製のシューツリーは、革靴の形をしっかりと保ってくれるので、革靴を長持ちさせるのにも向いています。

革靴のお手入れグッズおすすめ

コロニル(Collonil) 馬毛ブラシ

ドイツの「コロニル」は革靴や皮革製品のお手入れグッズを扱うトップブランド。本製品は柔らかすぎず固すぎない毛質が特長です。

汚れ・ホコリ落としはもちろん、仕上げのツヤ出しにも使うことができます。大きめのブラシですが、全体を磨くのには適したサイズです。カラーは、ブラック・ブラウン・ホワイトの3種類。クリームの色や用途に合わせて使い分けられるところも魅力です。

コロンブス(COLUMBUS) ジャーマンブラシ5

1919年に創業した日本のシューケア用品メーカー「コロンブス」。本製品はドイツ製の豚毛を使用したブラシです。毛先がほどよく硬いので、頑固な汚れや、隙間に入り込んだホコリを取るのに適しています。

また、クリームを伸ばしやすいので、靴磨き用のブラシとして活用するのもおすすめ。価格がリーズナブルなところもポイントです。

エム・モゥブレィ(M.MOWBRAY) ステインリムーバー

ステインリムーバーは、革靴用の水性クリーナー。表面の汚れを落とせるのはもちろん、皮革に成分がしみ込むことで内部の汚れも除去できます。

頑固な汚れが付いている場合やクリームがあまり浸透しなくなってきた革靴におすすめ。また、水性なのでベタつかないのもポイントです。

コロニル(Collonil) ポリッシングクロス

厚みのあるコットンを採用しながらも、柔らかくてしっかりとした生地感が特長のアイテム。革靴全体を磨くのに適しています。スムースレザーの靴磨き・ツヤ出し・乾拭きなど、さまざまなシーンに対応できるので、革靴のお手入れをするときに1枚は持っておきたいアイテムです。

コロニル(Collonil) 防水スプレー ウォーターストップ

革靴の表面を覆わずに、内部に浸透するタイプの防水スプレーです。皮革へのダメージを抑えたい方におすすめです。購入時や、お手入れ後にスプレーを吹きかければ、防塵・防汚効果も期待できます。

なお、本製品は爬虫類の革には使用することができないので要注意。クロコダイル革やヘビ革などに使用したいときは、同メーカーの防水スプレー「エキゾチックスプレー」がおすすめです。

グロッシーシュ(glossychoe) シューキーパー レッドシダー

吸湿性が高い「レッドシダー」という材木を採用したシューキーパー。カビやニオイの発生を抑えてくれるのが特長です。また、爽やかな香りによる、防臭効果も期待できます。

ツインパイプを採用しており、シングルパイプよりも靴を支える力が強いのもポイント。上下左右からのテンションは十分で、革靴の形状をしっかりとキープしてくれます。