程よい抜け感と大人の上品さを同時に楽しめる「レザースリッポン」。靴紐のないデザインが特徴で、脱ぎ履きが楽に行えます。ラフに履ける靴ながら、カジュアルのほか、きれいめコーデにも合わせやすいのが魅力です。
しかし、レザースリッポンと一口に言っても、本革や合皮の違い、形の種類などさまざま。そこで今回は、レザースリッポンのおすすめ商品や選び方を解説します。購入を悩んでいる方は、参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
レザースリッポンの選び方
種類をチェック
コインローファー・コブラヴァンプ
シンプルなデザインのレザースリッポンが欲しい方は、「コインローファー」や「コブラヴァンプ」と呼ばれるローファーがおすすめ。装飾が少ないため、きれいめからカジュアルまで幅広いコーデに合わせやすいのが魅力です。
コインローファーは、甲の部分にサドルと呼ばれる帯状の革を施しているのが特徴。ローファーの定番とも言える形なので、初めてレザースリッポンを購入する方にぴったりです。
一方でコブラヴァンプは、コインローファーにあるような装飾がないシューズのこと。シンプルな分、スタイリッシュな印象を与えられます。足元をすっきり見せたい方や、大人っぽい着こなしに仕上げたい方におすすめです。
タッセルローファー・ビットローファー
着こなしに華やかさをプラスしたいなら、「タッセルローファー」や「ビットローファー」をチェックしましょう。コインローファーやコブラヴァンプと比較して、甲部分の装飾が目立つタイプで、足元のアクセントにもぴったりです。
タッセルローファーは、その名の通り、甲部分の装飾にタッセルを用いたモノのこと。「弁護士の靴」とも言われており、ビジネスシーンでも使いやすいのが特徴です。普段着・ビジネスカジュアルと、幅広いシーンで重宝します。
また、ビットローファーは、ホースビット(馬具)の形の金具をあしらったローファーのこと。革の光沢感と、金具の高級感が相まって、上品な印象を与えられます。セットアップのスーツスタイルや、ジャケパンスタイルに合わせたい方におすすめです。
キルトローファー・オペラシューズ
かっちりとしたフォーマルな印象が好きなら「キルトローファー」や「オペラシューズ」もおすすめ。ドレッシーな雰囲気があり、きれいめコーデにマッチします。
キルトローファーは、甲の部分に「キルト」と呼ばれるフリンジの装飾が施されている靴のことです。カジュアルさと上品さを兼ね備えたタイプで、デニムパンツはもちろん、スラックスなどのきれいめアイテムともマッチします。
一方、ドレッシーな印象にこだわりたいなら、オペラシューズを選ぶのがおすすめ。オペラや舞台鑑賞のために作られた靴のことで、ローファーよりもすっきりとした見た目が特徴です。甲・側面部分がシームレスなモノが多く、足元をスマートに見せられます。
本革か合皮かチェック
レザースリッポンを選ぶ際は、使われている素材にも注目してみましょう。レザースリッポンには、牛革などを用いた「本革」と、ポリウレタン樹脂や塩化ビニール樹脂などを革に似せて作られた「合成皮革」があります。
本革は、履き込むほど足に馴染んでいくのに加えて、色の変化を楽しめるのが魅力。経年変化をしていくことで、自分だけの1足に仕上がっていきます。また、革靴用のブラシやクリームでしっかりケアをすれば、長く愛用できるのもポイントです。
一方で合皮は、本革のような経年変化は楽しめません。しかし、水濡れに強いため、雨の日でも気兼ねなく履けるのがメリット。加えて、本革よりも価格が安い傾向があります。レザースリッポン初心者でも、気軽にチャレンジしやすいのが魅力です。
サイズをチェック
レザースリッポンには通常の革靴にある靴紐が付いていないため、フィット感を自分で調整できません。
本革製の場合は、履いているうちに革が伸びていき、サイズがゆるくなっていきます。サイズがゆるいと、歩くたびにかかとが抜けてしまい、歩きにくくなってしまうことも。そのため、足の長さや足囲はしっかりと合わせておくのが重要です。
履いていくうちにサイズがゆるくなってしまった場合は、中敷きを利用したり、厚手の靴下を履いたりなど、対策することもできます。
レザースリッポンのおすすめブランド
シップス(SHIPS)
「シップス」は、日本の人気セレクトショップ。オリジナルからインポートアイテムまで、幅広いファッションアイテムや雑貨を取り扱っています。
シップスでは、ビジネスカジュアルで使えるシンプルなローファーを多数展開。大人のスタイリングに合う、クラシカルなレザースリッポンが欲しい方におすすめです。
シップス(SHIPS) スパニッシュ カーフ ローファー
スペインのオイルレザーを使用したレザースリッポンです。ベーシックなコインローファータイプで、幅広いコーデやシーンに使いやすいのが魅力。レザースリッポンの定番デザインのため、初めて購入する方にもおすすめです。
マッケイ製法で作られているアイテムで、軽量かつソールの曲がりがよく履き心地も良好。さらに、厚みを抑えた硬さのあるラバーソールを採用しており、グリップ力が高く快適な歩行を実現します。
シップス(SHIPS) Lo spago キルト ローファー
シップスのシューズブランド「ロスパーゴ」のキルトとシングルストラップが付いたレザースリッポンです。カジュアルにもきれいめにも使いやすいデザインが特徴。足元にさりげなくポイントをプラスしたいときに活躍します。
歩行時の靴の曲がり具合を意味する返りのよさと、耐久性を兼ね備えた2種類の製法で作られているのがポイント。歩きやすいうえに長く愛用しやすく、おしゃれなレザースリッポンを探している方におすすめです。
クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones)
「クロケット&ジョーンズ」は、イギリスの老舗シューズメーカー。日本でもセレクトショップなどで取り扱われるほど人気が高く、本格的な革靴が欲しい方におすすめです。
レザースリッポンは、定番のコインローファーやタッセルローファーなど、シンプルなモデルを展開。本革を主流としているため、ビジネスカジュアルでも活躍します。
クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones) BOSTON2 ローファー
シンプルで使いやすいレザースリッポンです。日本人の足型に合わせて、かかとや土踏まずのサイズ感を調整した仕様。高いグリップ力と、レザーソールのようなルックスの「シティ・ソール」を採用しています。
アッパーには、美しい光沢のあるカーフレザーを使用しているのもポイント。トラディショナルなデザインで、ファッションやシーンを問わず活躍します。使い勝手のよいレザースリッポンを探している方におすすめです。
クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones) CAVENDISH3 カーフ タッセルローファー
メンズコーデのポイントになるタッセル付きのレザースリッポンです。サイドにスキップレースがあしらわれているのが特徴。カジュアルからドレッシーな装いまで、幅広くマッチします。
アッパーには牛革を採用しているほか、土踏まずやヒールカップを小さくし、日本人の足型に合わせたサイズ感で作られているのも魅力。メンズコーデのアクセントになる、上質なレザースリッポンを探している方におすすめです。
ハルタ(HARUTA)
「ハルタ」は、大正時代に設立された、日本の老舗シューズメーカー。主に革靴を取り扱っており、学生靴からビジネスシューズまで、幅広く手掛けています。
ハルタのレザースリッポンは、本革のみならず、合成皮革のモノも展開されているのが特徴。雨の日でも履けるモデルが欲しい方は、ぜひチェックしてみてください。
ハルタ(HARUTA) コインローファー 6550
ブランドの定番であり、人気のレザースリッポンです。人工皮革を採用しており、水濡れに強く雨の日でも使いやすいのが魅力。加えて、ソールには防滑性のあるウレタン底を採用し、削れにくく長持ちしやすいのもメリットです。
比較的リーズナブルな価格で購入しやすいのも嬉しいポイント。初めてレザースリッポンの購入を検討している方などにもおすすめです。
ハルタ(HARUTA) メンズビットローファー 922
高級感が漂う、ビットデザインが特徴的なローファー。牛革には、濃淡のあるアンティーク風な仕上がりになる「アドバン仕上げ」を施しています。角度によって見える表情が異なるため、一味変わったレザースリッポンが欲しい方におすすめです。
スラックスのようなきれいめなボトムスと合わせれば、こなれた大人のきれいめコーデに仕上がります。一方、カジュアルに決めたいなら、カーゴパンツなどのミリタリー感のあるボトムスがおすすめ。好みのファッションに合わせて使える便利な1足です。
オロビアンコ(Orobianco)
「オロビアンコ」は、イタリアのファッションブランド。バッグ・ウェア・シューズなどを展開しています。落ち着いたデザインが多いのが特徴です。
レザースリッポンにおいては、ベーシックなモノから一味変わったデザインまで多彩に用意されています。価格が比較的安いため、初めての革靴としてもおすすめです。
オロビアンコ(Orobianco) GARDA 3
編み込み風の型押しを施した、おしゃれなレザースリッポン。落ち着いた雰囲気ながら、カジュアルさも持ち合わせているのが特徴です。大人のカジュアルスタイルはもちろん、リゾートスタイルにもマッチします。
また、甲部分にあしらわれた細いリボンもアクセント。シンプルな無地のパンツに合わせるだけで、着こなしがワンランクアップします。周りと差がつくレザースリッポンが欲しい方や、ユニークなデザインが好きな方におすすめです。
オロビアンコ(Orobianco) 345
上品さとカジュアルさを兼ね備えている本革を使用したレザースリッポンです。カラーは、使いやすいブラックとブラウンの2色をラインナップ。履くほど足に馴染みやすく、快適に着用しやすいレザースリッポンを探している方におすすめです。
コインローファーなので、幅広いコーデに馴染みやすいのもメリット。カジュアルなジーンズを大人っぽくしたいときや、きれいめのジャケパンスタイルをこなれた印象に見せたいときなどに適しています。
デデス(Dedes)
「デデス」は、リーズナブルかつトレンドを取り入れたアイテムを展開するシューズブランド。レザースリッポンも定番の形のほか、厚底で無骨な印象のラバーソールなどを採用しており、旬な着こなしを楽しめます。合皮モデルが多いため、初心者にもおすすめです。
デデス(Dedes) ベーシックデザイン オペラシューズ
ミニマムなデザインで、足元をスタイリッシュに見せられるレザースリッポン。アッパー・側面に継ぎ目のないシームレスな設計で、足元を上品に仕上げられるのが魅力です。ドレススタイルや、きれいめコーデによく馴染みます。
本製品は、雨の日でも使える合皮を採用しているのが特徴。天候や季節を問わず着用できるので、1足持っているだけで、着回し力がアップします。また、価格も安いため、初めてレザースリッポンを購入する方におすすめです。
デデス(Dedes)トラックソールローファー
凹凸感のあるトラックソールを採用したレザースリッポンです。程よい武骨さがあり、上品になりすぎないのが魅力。アッパーとソールを縫い合わせているコバをあえてベージュにすることで、カジュアルにも合わせやすいデザインで仕上げられています。
ワイドシルエットのアイテムを活かした、トレンドのメンズコーデにマッチしやすいのもおすすめポイント。加えて、アッパーにはシボ感のあるスムースフェイクレザーを採用しています。
アルフレッドバニスター(alfredoBANNISTER)
「アルフレッドバニスター」は、日本のシューズブランド。アバハウスが運営するブランドのひとつです。モード感のあるかっこいいシューズを手掛けています。
レザースリッポンは、コインローファーやヴァンプローファーに加えて、オペラシューズなども展開。ミニマムなデザインが豊富なので、落ち着いた印象を求める方におすすめです。
アルフレッドバニスター(alfredoBANNISTER) ミニマル ベーシック バンプ ローファー
装飾のない、シックでかっこいい印象のヴァンプローファー。カジュアルなスリッポンながら、大人の足元を演出できます。フォーマルなスーツスタイルはもちろん、ラフなカジュアルコーデやリゾートコーデにも合わせやすい、おすすめの1足です。
濡れた地面の上でも歩きやすいよう、グリップ力に優れたアウトソールを採用しています。また、ライニングの部分には通気性を確保するための穴が空いており、蒸れにくいのもメリット。見た目だけでなく、機能性にもこだわりたい方におすすめです。
アルフレッドバニスター(alfredoBANNISTER) ソフトレザー ドレープ フラットシューズ
軽量でソフトなレザーを使用したレザースリッポンです。甲を深く覆うアッパーにくるぶし周りが見えるカッティングが入っており、足がきれいに見えるようデザインされているのが特徴。シンプルで、ファッションのテイストを問わず使いやすいアイテムです。
足あたりが柔らかく、つま先も芯がないため、窮屈さを感じにくいのもメリット。デザイン性と履き心地を両立したレザースリッポンを求めている方におすすめです。
オールデン(ALDEN)
オールデンは、 1884年にアメリカ・マサチューセッツ州で誕生した老舗のシューズブランドです。上質な素材を用いており、快適な履き心地を追求したアイテムを生み出しています。
コインローファーやタッセルローファーなど定番アイテムをラインナップ。高品質で長く愛用しやすいレザースリッポンを探している方におすすめです。
オールデン(ALDEN) ペニーローファー
型押しのスコッチグレインレザーをメインに、オイルカーフレザーを組み合わせたレザースリッポン。ダークブラウンとブラウンのコンビネーションにしており、ひと味違う個性的なデザインに仕上がっているのが魅力です。
熟練職人によるハンドステッチが施されているため、ディテールまで品質の高さが際立つアイテム。独創的ながら落ち着いたカラーリングと使いやすいデザインで、長く愛用しやすいのもおすすめのポイントです。
オールデン(ALDEN) タッセルローファー
アッパーにツヤのあるカーフレザーを使ったレザースリッポンです。大人のメンズコーデのアクセントになりやすいのが特徴。おしゃれで上質なレザースリッポンを探している方におすすめです。
ブランドのなかでも細めの作りの木型を採用しており、すっきりとしたドレッシーなデザインが魅力。フォーマルなジャケパンコーデのアクセントにしてもおしゃれに決まります。
レザースリッポンのおすすめコーデ
キルティングベスト×レザースリッポンの大人カジュアルコーデ
真っ赤なタートルネックニットやキルティングのベスト、サロペットを合わせたカジュアルコーデ。赤×黒のメリハリのあるコントラストが目を引きます。レイヤードスタイルで周りと差をつけたい方におすすめの着こなしです。
カジュアルなスタイルにあえてドレッシーなレザースリッポンを合わせることで、大人っぽさを演出しているのがポイント。加えて、バッグもレザーアイテムをチョイスしており、統一感のある着こなしに仕上がっています。
デニムパンツ×レザースリッポンのラフコーデ
オレンジのダウンベストが目を引く、大人のラフコーデ。インナーにジャケットを合わせたユニークな組み合わせがポイントです。また、ボトムスは太めのデニムパンツをチョイス。程よく力の抜けた、大人のカジュアルスタイルを目指す方におすすめです。
足元は、ドレッシーな雰囲気がある、黒×白のバイカラーのレザースリッポンを合わせています。無骨すぎないデザインで、足元を上品に見せられるのが魅力。カジュアルのなかに、程よい上品さを取り入れたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
シャツ×レザースリッポンのシティボーイコーデ
レギュラーシャツ・デニムパンツ・ローファーを合わせた、カジュアルコーデ。首元に柄物のスカーフをサラッと巻くことで、都会に馴染むおしゃれな着こなしに仕上がっています。ブルー系×イエローの清潔感のあるカラーリングもポイントです。
ローファーの色は、柔らかい雰囲気のあるブラウンをチョイス。カジュアルコーデに馴染みやすいため、デニムやチノパンなどに合わせたい方におすすめです。シャツ・スウェットなどのカジュアルなトップスが多い方は、ぜひ参考にしてみてください。
レザースリッポンは、きれいめからカジュアルまで使える汎用性の高いアイテムです。1足持っているだけで着回し力の向上を期待できます。ビジネスカジュアルとして履く場合は、シンプルなデザインを選ぶのがおすすめです。ぜひ今回ご紹介したレザースリッポンを参考にしてみてください。