二度と戻ってこないその瞬間。
簡素な数字の組み合わせだけでも、表すことのできる時間の概念。でも誰もが知っているはず。それはそんなにシンプルじゃないと。時間の彼方に見え隠れする思い出は宝物ですね。そして、いろんなことを経験する今この瞬間は二度と戻ってきません。今回は、そんな時間の厳然たる現実と、血の通ったココロが交錯する時計ETCH Clockをご紹介しましょう。
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時が刻まれるクロック
ETCH Clockはその製品名から想像できるように、表面にデジタル表示で時間が”彫刻”されるスイス発の壁掛け/置き時計。まさに時が刻まれ感覚を味わえる唯一無二のクロックなのです。
えらべる表示方法
ゴム状の弾性をもつエラストマー製の表示面。その表面にジワーっと時間をかけてデジタル数字が”彫られる”さまは、一日中見ていても飽きないレベルかもしれません！
では、スマートフォンの専用アプリで設定できる2通りの表示方法を見てみましょう。まず、12：48などの時間をそれぞれ30秒ずつ表示するモード。表示終了後には”彫刻”はきれいになくなり、フラットな表面に…。
あの瞬間は二度と戻ってこない…となるかもしれませんが、でも何も表示されない”空白の時間”は、その一瞬一瞬を大切にしようとも考えさせるはず。それはやがて温かい血の通った思い出に変わっていきます！
もうひとつの表示モードは、何らかの環境音を検知すると時間表示するタイプ。普段はフラットな表面のモダンなインテリアが、家族が動き出すと時間の彫刻アートに大変身。これは楽しいかもしれません！
サイズ40×40cm、アルミニウムフレームのETCH Clockは1,400スイスフラン。ミニマルな部屋にマッチしすぎかも！
ライターからヒトコト
時計の概念をいろんな意味で打ち壊してくれるETCH Clock。あまりにも忙しい時代だからこそ、設置してみたくなる逸品となりそうです。