メンズのカジュアルファッションで定番のボトムスアイテムと言えば、ジーンズですよね。ジーンズは、ファストファッションブランドから、ラグジュアリーブランドまでいろいろなブランドが作っています。たくさんあるので、どんなブランドのものを選べばいいか迷ってしまうものです。
今回は、メンズのジーンズブランドの人気ランキングをご紹介します。これからジーンズを買おうとしている方や、どのブランドのジーンズか迷っている方にはもちろん、ジーンズなら任せろといったジーンズ好きの方にもおすすめです。最新の注目ブランドも含めて見ていきますので、ジーンズを選ぶときの参考にしてくださいね。
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- メンズに人気のジーンズブランドランキング
第1位 リーバイス - メンズに人気のジーンズブランドランキング
第2位 エドウィン - メンズに人気のジーンズブランドランキング
第3位 リー - メンズに人気のジーンズブランドランキング
第4位 ラングラー - メンズに人気のジーンズブランドランキング
第5位 ディーゼル - メンズに人気のジーンズブランドランキング
第6位 桃太郎ジーンズ - メンズに人気のジーンズブランドランキング
第7位 エヴィス - メンズに人気のジーンズブランドランキング
第8位 ヤコブ・コーエン - メンズに人気のジーンズブランドランキング
第9位 クロ - メンズに人気のジーンズブランドランキング
第10位 ピーティーゼロチンクエ - メンズに人気のジーンズブランドランキング
第11位 ヌーディー・ジーンズ - メンズに人気のジーンズブランドランキング
第12位 シビリア - メンズに人気のジーンズブランドランキング
第13位 ジースター・ロー - メンズに人気のジーンズブランドランキング
第14位 アーペーセー - メンズに人気のジーンズブランドランキング
第15位 ディースクエアード
メンズに人気のジーンズブランドランキング
第1位 リーバイス
ジーンズと言えば、まずはこのブランドですよね。リーバイスは1853年にアメリカで創業し、ジーンズのルーツを作った歴史に名を刻むブランドでもあります。1853年にリーバイ・ストラウスが頑丈な作業着として帆布素材のコットンキャンバス地のパンツを考案し販売。
その後仕立て屋のジェイコブ・デイビスがリベットを考案し、両者の技術を合わせてリーバイ・ストラウス社が1873年にリベット補強済みのパンツとしてジーンズの原型を販売しました。その後、キャンバス地にインディゴ染が施されたブルージーンズが誕生。そして、1890年に歴史的なアイコンとなる501を発表しました。
今も伝統と革新を融合したジーンズを展開し、世界3大ジーンズブランドとして多くの人から支持を集めるブランドです。
リーバイス(Levi’s) 501 Original Shrink-to-Fit (リジッド)
1890年からあるシリーズで、ジーンズの代名詞となっているリーバイスの501。ジーンズのルーツであり、起点となっているため、カジュアルファッションは501に始まり501に終わると言っても過言ではありません。また、時代に合わせてモデルチェンジも行われています。
現在、アメリカで販売されている501は大きく2つに分類されています。それが、オリジナルとシュリンクトゥフィット。
オリジナルの方はプリシュランク、つまり防縮加工を施したモデル。シュリンクトゥフィットは、オリジナルラインに属しながら、防縮加工の施されていないモデルで、全て生デニムになっています。洗って縮めてフィットさせるシリーズです。
501の生デニムはファッションを楽しむ上で1本は持っておきたいところ。
リーバイス(Levi’s) 505
501と並ぶリーバイスの定番ナンバー505です。シルエットが501よりも細身で、テーパードがかかったスタイル。1967年に初めて出てきたロットナンバーで、ジャケットスタイルとの相性もよく、アイビースタイルやアメトラ(アメリカントラディッショナル)スタイル、プレッピースタイルなどに馴染みやすいです。
細身の体型の方や、キレイめファッションが好きな方で、定番のジーンズが欲しい場合はこの505をおすすめしたいところ。
また特に細身ではなくても、あらゆる体型でも合わせやすくなっています。スキニータイプではないので、がっちりした体型の方が細身のものを着る場合でも、ストレッチも効いていて動きやすくできているので、この人気の505がいいですね。
メンズに人気のジーンズブランドランキング
第2位 エドウィン
エドウィンは日本のジーンズブランドです。1950年代にアメリカから中古のジーンズを輸入販売していた常見米八商店を起点としています。1960年代に日本初のジーンズを製造し販売しました。創業は1969年。ブランドネームであるエドウィン(EDWIN)はデニム(DENIM)のMを逆さまにしてWにしたもののアナグラムです。
1950年代後半に日本に初めて新品のジーンズが輸入されますが、硬くて穿き心地が悪く、洗うと縮む特徴がありました。そんなジーンズの穿き心地のいいものにしようと、加工技術を開発します。1963年にワンウォッシュ、1975年にオールドウォッシュ。他にもストーンウォッシュなど多くの技術を開発。
現在では、日本の代表的なジーンズブランドとして知名度はかなり高いです。
エドウィン(EDWIN) 503
エドウィンの定番ジーンズ503シリーズ。エドウィンは、主にスリムな502、定番の503、ルーズフィットの504、ヴィンテージの505というシリーズを展開しています。503は1997年にデビュー。当時、ハリウッド俳優のブラッド・ピットがテレビCMで着用したことで一躍人気の渦中になりました。
2012年に503はリニューアルをしており、穿きやすさとフィット感を向上しています。現在、俳優の瑛太がCMに起用されていますね。こちらの商品はその503のブラックデニムのレギュラーフィットストレートタイプです。定番の503ですが、黒くてシックな雰囲気がなんともいいですね。
エドウィン(EDWIN) JERSEYS STRAIGHT
見た目はジーンズ、穿き心地はジャージのような快適さを誇るジャージーズシリーズ。外見は完全にデニムですが、履いた感覚がジャージそのもの。一度穿いたらやめられない感覚とも言われています。とても楽で部屋でくつろぐときに穿くのもいいですし、ちょっとしたお出かけでも恥ずかしくないです。
また、リラックスファッションが流行っている昨今、リラックス感のあるアイテムとして、1つコーディネートに取り入れてもいいですね。
メンズに人気のジーンズブランドランキング
第3位 リー
リーはリーバイスと並ぶ老舗ジーンズブランド。1889年にアメリカのカンザスで創業したヘンリー・デイビッド・リーの生活雑貨店が始まりとなります。仕事着を卸していましたが、納期の遅れから自身でワークウェアの製造を開始。1910年には自社工場での生産が始まります。デニム生地の仕事着を生産し、ジーンズブランドへと進化しました。
当初は、カウボーイやウエスタンといったアメリカ西部の雰囲気のあるジーンズを展開。1950年代になると、アメリカの俳優ジェームズ・ディーンによってリーの101という愛称で親しまれたジーンズが流行し、街着としてのジーンズが広まるきっかけを作りました。
日本には1970年代に上陸し、現在では、世界3大ジーンズブランドとして多くの人に愛されています。
リー(Lee) 101Z
こちらはジェームズ・ディーンが履いていたモデル。101シリーズは、リーのジーンズの定番ラインです。他に200番台のシリーズもありますが、こちらは現代的なジーンズ。100番台は伝統的なシルエットをベースにしています。
101は定番でレギュラーストレートタイプ。日本的な解釈を盛り込んだ101PROJECTやタイトフィットな101Sなども同シリーズでは人気です。SやZは、糸の撚り方が右撚りか左撚りかで分けたもの。通常は右方向が多いのですが、この101Zは左方向に撚った糸を使用しています。ジェームス・ディーンが映画『理由なき反抗』で着用したモデルです。
ジェームス・ディーンに憧れて買うのもいいですし、ファッション史に名を残す定番モデルとして手に入れるのもいいですね。
メンズに人気のジーンズブランドランキング
第4位 ラングラー
世界3大ジーンズブランドの最後の1つがラングラーです。リーバイスやリーは会社名で、ブランド名であるのに対し、ラングラーはブルーベル社が展開していたウエスタンウェアのブランド名です。現在、ブルーベル社は消滅し、リー・ジャパン株式会社の傘下となっています。
デニム生地を使ったパンツをジーンズという名で販売したのはラングラーの11MWというモデルが最初です。これはハリウッドの西部劇の衣装デザイナーであるロデオ・ベンによってデザインされたもので、初めて防縮加工されたジーンズでもありました。
その後の11MWの後継である13MWも高評で、ラングラーは歴史ある老舗ジーンズブランドとして、ウエスタンファンやジーンズファンに愛され続けています。
ラングラー(Wrangler) ROPE COWBOY 11MWZ TAPERED
カウボーイ仕様の本格デニム。こちらも左綾のデニム生地を使用しています。シルエットは近年人気の膝下から裾に向かって細くなるテーパードタイプです。適度なフィット感を得られる7本のベルトループを採用。また、カウボーイ仕様ということで、馬具に傷がつかないように、リベットの突起がないフラットリベットになっています。
内股と外股の2本針ステッチの巻き縫いが施されています。これによって、頑丈なジーンズになっています。さらに、ウエストバンドと平行してデザインされたロデオ・ペンウォッチ・ポケットというラングラー特有の伝統が再現されています。伝統的なジーンズの雰囲気が素敵ですね。
メンズに人気のジーンズブランドランキング
第5位 ディーゼル
プレミアムカジュアルウェアという概念を作り出したブランド、ディーゼルです。ラグジュアリーでもカジュアルでもない新しい領域で、ジーンズとカジュアルファッションを展開しています。1978年にイタリアでレンツォ・ロッソにより創業。
ディーゼルというブランド名は、ディーゼル燃料のように、エネルギッシュで世界中で発音され覚えやすい意図でつけられました。1981年にイタリア国外への輸出を開始します。今年、2016年には、ディーゼル日本上陸30周年ということで、アニバーサリーのランウェイを開催しました。おしゃれなデニムブランドとして若者からの支持が厚いです。
ディーゼル(DIESEL) BELTHER
テーパードフィットの程よいサイズ感のジーンズです。ディーゼルのジーンズには、ブーツカット、ゆったり目のテーパードがかかったキャロット、ストレート、スキニー、テーパードの5つの系統があります。こちらのBELTHERはテーパードシルエットタイプです。
ディーゼルのテーパードシルエットは、ストレートより細く、スキニーより太いサイズ感です。そして裾に向かってテーパードがかかっているので、コーデに取り入れれば、全体としてまとまりが出やすそうですね。均整のある万人向けのジーンズと言えるでしょう。
メンズに人気のジーンズブランドランキング
第6位 桃太郎ジーンズ
国産ジーンズと言えば、岡山県倉敷市児島。そんな児島を代表するジーンズブランドが、この桃太郎ジーンズです。桃太郎ジーンズは2006年に始まったブランドで、1992年創業のジャパンブルー株式会社が展開しています。ジャパンブルーの前身は、藍染のらんぷ屋です。
桃太郎ジーンズは、世界で初めてジンバブエコットンを使用したジーンズで一躍人気に。ジーパンの品質に自信をもち、10年保証の保証書がつきます。現在10周年を迎え、国産ジーンズブランドの代表として、今も人気があります。
桃太郎ジーンズ(MOMOTARO JEANS) 出陣スリムストレート 0805SP
桃太郎ジーンズ1番人気の出陣レーベルの定番モデルです。桃太郎ジーンズには、出陣、銅丹、ヴィンテージ、レディースの4つのレーベルの展開です。出陣レーベルは、バックポケットに白い2本の線がペイントされているのが特徴です。戦の幟をイメージしてペイントされています。出陣というレーベル名を体現するデザインですね。
このジーンズはその出陣レーベルのスリムストレートタイプ。細すぎず太すぎず、丁度いいサイズ感です。若干テーパードがかかり、股上も浅めに設定されているので、スタイリッシュに穿くことができそうですね。防縮加工されたヘビーオンスのジーンズです。国産ジーンズの入門編としてこの桃太郎ジーンスの出陣がおすすめ。
メンズに人気のジーンズブランドランキング
第7位 エヴィス
ジーンズのバックポケットにペイントされたカモメペイントが有名なエヴィスです。創業者の山根英彦がアパレル企業に勤めていた際に、企画がボツになって発生したジーンズの在庫をきっかけとして1991年に創業。当時は、ジーパンのみの展開でしたが、現在ではカジュアルファッションアイテムや、アウトドア用品などを販売しています。
カモメをモチーフとしたペイントが特徴で、さらに、色落ちにも定評があります。通常は色落ちすると白みがかった青へと変化しますが、エヴィスのジーンズは青緑へと変化していきます。ペイントと色落ちが売りで、若者から人気のある国産ジーンズブランドです。
エヴィス(EVISU) #2000 NO.2
程よい太さで、カモメペイントがポイント。エヴィスの代表的なモデルはこのLot.2000とLot.2001です。Lot.2001の方は太めのシルエットになっているので、太いジーンズに抵抗がある方におすすめ。No.2と記載されているものは、防縮加工が施されたものの証です。ちなみに、No.1は防縮加工が施されていないリジッドデニムのことです。
あまりよく知られていないですが、エヴィスジーンズのバックポケットのデザインはカスタマイズ可能。典型的な白いペイントのホワイトマーク、黒く控えめなブラックマーク、そして何もペイントされていないノーマークと3つから選ぶことができます。カモメペイントが好きな人も、カモメペイントに少し抵抗がある人にも楽しめるデザインですね。
メンズに人気のジーンズブランドランキング
第8位 ヤコブ・コーエン
テーラードジーンズという言葉を生み出したイタリアのジーンズブランドです。イタリアのスタイリスト集団が立ち上げたブランドで、1985年にタト・バルデッレによって創業され、2003年に息子のニコラによってデニムブランドとして再建されました。
日本のデニム生地を使って、メイド・イン・イタリーのテーラードジーンズをコンセプトとしています。リーバイスの501をベースにしつつ、イタリアのパンタローネの美しい立体裁断をうまく融合したジーンズ作りが特徴。スラックスに取り入れられるベルトピンフックが付いているのも特徴的です。
染料の匂いもいいと評判で、近年注目されているイタリアのジーンズブランドです。
ヤコブ・コーエン(JACOB COHEN) J622.COMF
ヤコブ・コーエン1番人気の622シリーズ。落ち着いたウォッシュ感のある色味が人気です。ヤコブ・コーエンの622モデルは610というシリーズをアップデートさせたもの。テーパードがかかった610の股上を浅くしたものが688。その股上をさらに1.5cm浅くしたのが622モデルです。
622モデルはタイトフィットですが、ただ単に細身であるわけではなく、部分的にフィット感を強めにして快適に履くことができます。ナチュラルな色落ちがシックな大人の雰囲気を作り出しています。生地もストレッチが入っており、通年使用が可能な厚み。万能で上品な大人のブラックジーンズです。
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第9位 クロ
2010年にスタートした、比較的新しい国産ジーンズブランドです。色の黒からインスピレーションを得て、ジーンズを製作しています。イタリアのフィレンツェで開催される世界最大級メンズファッション見本市のピッティ・イマージネ・ウオモに出展したことがきっかけで、人気沸騰。海外でも注目されています。
今では百貨店やセレクトショップで取り扱われており、海外ではその人気から販売価格の2倍以上の値段で取引されることも。ラグジュアリーブランドと比べ値段がこなれているので、コスパのいい国産ジーンズブランドと言えるでしょう。
クロ(KURO) Graphite Black (Classic)
クロの定番モデルグラファイトから、ブランドイメージのブラックタイプです。クロは6つのシルエットを展開していますが、このグラファイトはクロが展開するジーンズのシルエットの基準となるモデル。ヒップ周りと股上が黄金比に設定されており、脚長に見えるようになっています。
ステッチは直線的ではなく、波打つ形でハンドメイド感が出されています。バックポケットには、セルビッチ特有のラインが入っており、温かみのある印象がディテールに込められていますね。かなりタイトなスリムストレートで、さまざまなスタイルに合わせることができる、スタイリッシュなジーンズです。
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第10位 ピーティーゼロチンクエ
最近かなり注目されているイタリアのパンツブランド、ピーティーゼロウーノ(PT01)のジーンズです。このピーティーゼロチンクエはピーティーゼロウーノの美しいスラックス作りが5ポケットのジーンズに生かされているという意味で命名されています。
2009年から展開されているシリーズで、ヤコブ・コーエンのように、テーラードジーンズという括りでジーンズを展開しています。ボタンフライの部分がカラフルであるなど、イタリア的な遊び心が見られるデザインが特徴です。
ピーティーゼロチンクエ(PT05) SWING
大人な魅力たっぷりのスーパースリムジーンズ。ピィーティーゼロチンクエのパンツは、4つにモデル分けされており、それぞれ音楽にちなんだ名前が付けられています。ロック、ソウル、ビート、スウィングです。こちらのジーンズは、スウィングというモデル名で、ジャズに合わせたダンスに由来します。大人な雰囲気が漂っていますね。
とても柔らかく色落ちしていて、色味が落ち着いています。シルエットはスーパースリムということで、かなりタイトにできています。ローライズ仕様ですが、後ろ側は深く取られているので、薄着で屈んでも、肌が見えない感じが上品です。テーパードがかかっているので、足元がスッキリ見えます。アダルトな空気感を出したいときは、是非こちらをお試しください。
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第11位 ヌーディー・ジーンズ
ジーンズとTシャツという日常を想定したジーンズ作りにこだわる北欧出身のヌーディージーンズ。2001年にヨーロッパで同じジーンズブランドであるリーのデザイナーをしていたマリア・エレクソンがスウェーデンで設立しました。第2の肌をコンセプトに、穿き心地のいいジーンズを作っています。
また、シルエットが良く、さまざまな種類のシルエットを展開しています。自然と腰穿きのように見えるローヨークが特徴です。さらに、オーガニックコットンを使用するなど環境面にも配慮したものづくりを行っています。
ヌーディー・ジーンズ(Nudie Jeans) Tight Long John
ローライズの1番細いシルエット。スキニーフィットの中でも、最も細いシルエットのタイトロングジョンです。ヌーディージーンズはスキニーフィットのシルエットとして、この他に、ハイカイ、チューブトム、テープテッド、シンフィンなどがあります。この中では特にシンフィンが有名ですが、タイトロングジョンは細身で着こなしやすいパンツです。
股上が浅く、かなり細身にできているので、Yラインシルエットに取り入れやすいです。Yラインシルエットは細いボトムスに、トップスがボリューミーな着こなし方を言います。秋冬はロング丈のコートや、夏場はビッグシルエットのTシャツなどと着ることでスタイリッシュに仕上がります。ヌーディージーンズ特有のバッグポケットの刺繍がいいですね。
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第12位 シビリア
上質なシルエットに定評のあるイタリアンパンツブランド、シビリア。2005年にイタリアのアンコーナで生まれたブランドです。20年間ワンウェイ社で培われた技術をもとに立ち上げられ、長年OEMを手がけ、その技術力が高く評価されています。
シビリアは、クラシックスタイルをベースに、現代的な要素を取り入れたパンツ作りをしています。特にシルエットに定評があり、腰回りがコンパクトになっていて、下半身がすっきり見えると評判です。
シビリア(SIVIGLIA) ブラックデニム 22A2/S410/9001/5
モード感たっぷりのテーパードブラックジーンズ。ブラックがファッションのトレンドカラーになってしばらく経ちますが、ブラックパンツの人気は未だに衰えることを知りません。そして、このシビリアのブラックジーンズも同様に人気があり注目度は高いままです。ブラックパンツは足元の引き締め効果があります。
また、その他のトレンドカラーである、アースカラーのオリーブなどと相性がいいです。細身のパンツはYラインシルエットやIラインシルエットなども作れるので、ブラックの細身のパンツは万能ボトムスと言えます。シンプルなものは、素材やシルエットに差が出てくるので、シビリアのような上質なパンツブランドの黒スキニーは手に入れたいですね。
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第13位 ジースター・ロー
縮まない、捻れない、色落ちしないローデニム。ジースター・ローは1989年にオランダで生まれたジーンズブランドです。ブランド名にあるように、ローデニムの製造をメインにしています。コンセプトはジャスト・ザ・プロダクトで、素材や製品そのものを大切にする精神を掲げています。
世界で初めてジーンズに立体裁断を取り入れたブランドで、生デニムには難しい縮まない、捻れない仕様が実現。さまざまなコラボレーションを行いながら、全世界に300店舗以上で展開しています。
ジースター・ロー(G-Star RAW) 3Dエルウッドスリム
3Dタイプの伝説の立体裁断が採用されたモデルです。1996年から発売されているエルウッドシリーズで、ヒッピから太もも部分は比較的余裕を持たせることで、動きやすい構造になっています。そして、膝下からはテーパードがかかり、細身のシルエットになっているため、足元はスッキリ見えます。
立体裁断のシルエットはモータースポーツからヒントを得たものです。デザイナーがバイカーたちが着用していた変形したデニムの特徴を見て、インスピレーションを得た結果エルウッドが誕生。デニム素材のモトクロスパンツとして世に出され、現在もそのフィット感と動きやすさ、そしてそのシルエットが人気を博しています。
メンズに人気のジーンズブランドランキング
第14位 アーペーセー
日本でも有名なフレンチブランド、アーペーセー。日本で知っているフランスのブランドは? と尋ねるとアニエス・ベーとアーペーセーの2つが良く出てきます。日本人に定着しているフレンチブランドと言えます。1987年にジャン・トゥイトゥがパリで設立しました。
彼は、実はケンゾーやアニエス・ベーとの関わりもある人物。生産と創造の工房という意味の言葉の頭文字をとったアーペーセーというブランド名に、デザイナーの名前を服のデザインと結びつけたくないという意図が込められています。フレンチファッションブランドとして有名ですが、アーペーセーのジーンズも人気があります。
アーペーセー(A.P.C.) Petit New Standard slim-leg jeans
ハイウエストタイプのクリーンなスタンダードデニム。長年ローライズなジーンズが一般的になっていますが、近年ハイウエストタイプのジーンズも数を増やしてきています。ローライズは2000年代からの流行です。60年代後半から70年代にかけては、ハイウエストなジーンズが流行しました。現在では、その流行の兆しが見えています。
ファッションの流行は20年周期でやってきます。2010年代は1990年代や1970年代のものに近いアイテムが流行ります。多くのファッションブランドのメンズファッションのランウェイで、ハイウエストなパンツにトップスをインした着こなしが紹介されています。今までと変わったシルエットをしたい方は、このタイプのジーンズがおすすめ。
メンズに人気のジーンズブランドランキング
第15位 ディースクエアード
次世代のドルチェ・アンド・ガッバーナとも呼び声高いブランド。特に著名人が愛用していることでも有名です。リッキー・マーティンやニコラス・ケイジ、ジャスティン・ティンバーレイクやレイニー・クラヴィッツ、そしてサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドなど、セレブやスポーツ選手がディースクエアードのジーンズを履いています。
ディースクエアードは、双子のケイティン兄弟によって設立されたカナダのブランド。ブランド立ち上げの際に、先に紹介したディーゼルの創始者であるレンツォ・ロッソが資金援助をしたことでも有名です。セレブが愛用するだけあって、上品でゴージャスなデザイン。特にフロントジップに赤いブランドタグが付いているのが目立ちます。
ディースクエアード(Dsquared2) ボタンフライジーンズ
スリムで程よいダメージ加工がおしゃれ。こちらは、ディースクエアードのスリムジーンシリーズで、股上が浅めで、太ももから裾にかけてテーパードがかかった細身のタイプです。
右足太とも部分、左足は太ともと膝部分に大きなダメージ加工が施されています。バックポケットにもダメージが付いていますが、全体として見たときに上品で清潔感のある雰囲気になっているのがいいですね。ストレッチの効いたライトウエイトコットンを使用しているので、穿き心地が柔らかく、気軽に穿けるようになっています。
パッチ部分のブランド名とデザイナー名がデイーン&ダンでイースクエアードとカタカナ表記に。近年のジャパニーズリスペクトが盛り込まれていておしゃれです。
さまざまなジーンズブランドとアイテムを見てきました。ジーンズのボタンフライタイプは、こだわり派向けで、ジッパーフライタイプのものが着脱が楽で一般的です。穿き方もいろいろあって、ジップの取っ手にリングタイプの輪っかを通し、ジップをあげたときにボタンに引っ掛けて穿く方法もあります。
また、ジーンズの汚れは極力とっておきたいもの。部分汚れであれば天然系の洗剤を染み込ませたタオルで叩くこと。全体的な汚れは、裏返して押し洗い。こうすれば色落ちも抑えられて長く穿くことができますよ。
大切に長く穿けるいいジーンズに出会ったら、経年変化を楽しんでいきましょう!