パソコンを構成する主要パーツのひとつである「CPU」。CPUには、高負荷な作業に耐えられるモノから軽い作業に適したモノまで、さまざまなモデルが発売されています。
そこで今回は、CPUのおすすめモデルをご紹介。スペックの見方や、用途に合わせたモデルの選び方も解説していきます。自作PCの作成や、CPUの買い替えを検討している方は、参考にしてみてください。
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- 目次
- CPUとは?簡単に解説
- CPUの規格やスペックの基礎知識
- CPUの選び方
- CPUのおすすめモデル|ゲーミングPC向け
- CPUのおすすめモデル|動画編集・配信向け
- CPUのおすすめモデル|サブPC向け
- CPUの売れ筋ランキングをチェック
CPUとは?簡単に解説
CPUとは「Central Processing Unit」の略称で、日本語では中央演算処理装置といいます。PC全体の管理や制御を行っており、パソコンの頭脳とも呼ばれる重要なパーツです。例えば、キーボードやマウスなどの周辺機器から来た信号をCPUが処理し、ほかのパーツに送るなどの作業を行っています。
ハイスペックなCPUであるほど高速な処理が可能です。ゲーミング性能の高さや快適な動画編集環境を求めるなら、CPUの性能を重視しましょう。また、CPUのメーカーは、インテルとAMDが2大シェアを占めています。PCを自作するときにも、2つのメーカーから選ぶのが主流です。
CPUの規格やスペックの基礎知識
開発世代
CPUのスペックを判断する際には、開発世代に注目しましょう。開発世代が新しいほど、1コアあたりの処理性能が高いのがポイント。さらに、新しい世代ほど省電力なモノが多いのも特徴です。
開発世代は、インテルならハイフンのあとに続く数字で確認できます。例えば「Core i7-13700」であれば、第13世代です。一方AMDの場合は、右端にある4桁の数字の先頭で確認できます。例えば「Ryzen5 3600X」であれば、第3世代です。ただし、AMDの場合は先頭数字と世代が一致しない場合もあるので注意しましょう。
CPUを選ぶときは、基本的に最新世代を選ぶのが無難。しかし、コスパを考慮すると前世代のモデルが適している場合もあります。スペックやコスパのバランスを見て判断しましょう。
コア数
コア数は、CPUに内蔵されているプロセッサー数のことで、1つのCPUに複数のコアが入っていることを「マルチコアプロセッサー」と呼びます。最近では10・12・14・16コアなどの搭載コア数が多く、性能の高い製品も豊富にラインナップされています。
コア数は人間に例えると、作業する人の数です。コア数が増えると同時に作業できる人数が増えるため、PCの処理速度が上がります。複数のアプリを同時に起動したときに高いパフォーマンスを発揮するためには、コア数の多いモデルがおすすめです。特に、ゲーム実況や動画配信など、同時並行での作業が多く発生しやすいシーンではコア数に着目してみるとよいでしょう。
スレッド数
スレッド数とは、PCから認識されるコア数を表します。スレッド数が多いほど複数の処理を同時に行えるので、処理の効率化を図れます。基本的には、1つのコアにつき1スレッドですが、スレッド数を増やすことで、コアが複数あるようにPCへ認識させることが可能です。
例えば「6コア12スレッド」の場合は、実際は6コアであるところを12コアあるようにPCへ認識させます。スレッド数が増えると、作業できる数が疑似的に増えるため、CPUの処理速度向上につながるのが特徴です。
ただし、スレッド数が増えても実際のコア数が増えるわけではありません。「6コア12スレッド」と「12コア12スレッド」というCPUがあった場合、高性能なのは後者です。
クロック周波数
クロック周波数とは、CPUが1秒間で処理できる速さのことを表します。単位は、メガヘルツ(MHz)やギガヘルツ(GHz)で表され、値が大きいほど処理速度や性能が高い傾向です。
ただし、クロック周波数が大きくなるほど消費電力と発熱量が増えるのが難点。大容量の電源や高性能なCPUクーラーが必要な場合もあるため、注意してみてください。
クロック周波数を定格以上にあげて高い性能を得ることを「オーバークロック」と呼びます。最近では、オーバークロックをしなくても負荷に合わせてクロック周波数を自動的に増加させる「ブースト機能」が搭載されているCPUもあります。
キャッシュ容量
キャッシュ容量とは、CPU内部に一時保存される記憶領域「キャッシュメモリ」の大きさのことです。画像データなどの頻繁に使用するデータをメインメモリまで読み込みに行くと、時間がかかるのが通常ですが、キャッシュメモリを活用することで、読み込み時間を短縮できます。
キャッシュメモリは、CPUから近い順にL1・L2・L3と複数設置されているのが特徴です。また、キャッシュメモリの容量は、CPUの処理速度にも影響します。動画編集や高画質なゲームをプレイする場合は、容量が大きいモノを選ぶのがおすすめです。
末尾のアルファベットの意味
CPUの表記には「Core i7-13700K」のように、末尾のアルファベットが付く場合もあります。末尾のアルファベットは「サフィックス」と呼ばれ、CPUの性能を表しています。
例えばインテルの場合、末尾にFが付くのは内蔵GPUが搭載されていないモデルで、Kはオーバークロックが可能なモデル。KFは、オーバークロック対応かつ内蔵GPUを搭載していないモデルです。
AMDの場合は、末尾にGが付くのは内蔵GPUを搭載するモデル。Xは通常よりもベースクロックが高く設定されたモデルを表します。サフィックスによってCPUの処理性能が異なる場合もあるため、チェックしてみてください。
CPUの選び方
メーカーごとの特徴を知ろう
インテル(Intel)
インテルは、本社をカリフォルニア州に置く世界的な半導体メーカーのひとつ。マイクロプロセッサー製品やフラッシュメモリー製品など、さまざまな製品を販売しています。
インテルの一般向けCPUには、エントリーモデルの「Celeron」や「Pentium」、主力モデルの「Core i」などのシリーズがあるのが特徴。Coreiシリーズは、エントリーモデルのCore i3、ミドルモデルのCore i5、ハイスペックモデルのCore i7、さらに上位モデルのCore i9と分かれます。
インテルは、第12世代以降「パフォーマンス・ハイブリッド・アーキテクチャー」と呼ばれる2種類のCPUコアを搭載しているのが特徴。高性能なPコアと効率の高いEコアの組み合わせで、高いパフォーマンスを発揮します。
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)
AMDは、インテルと同じくカリフォルニア州に本社を置く半導体メーカー。CPUはもちろん、RadeonシリーズなどのGPUメーカーとしても有名です。
AMDのCPUは、「Ryzen」が人気。RyzenシリーズにはRyzen3・Ryzen5・Ryzen7・Ryzen9があり、性能の高さはCore iシリーズの番号と対応しています。
AMDの特徴は、グラフィック性能が搭載されていないモデルが多いこと。また、Ryzenシリーズは標準でオーバークロックに対応しているシリーズも豊富なので、用途に合わせて性能をカスタマイズしやすいのも特徴です。
マザーボードのソケットに合うかチェック
CPUのソケットは規格によってそれぞれ形状やピンの数が異なります。最近では世代ごとに細分化されており、Intelの第14世代CoreプロセッサはLGA1700、AMDの第5世代RyzenプロセッサはAM5と呼ばれるソケットを採用しています。
CPUとマザーボードのソケットが違うと、正常に取り付けできず使用できないため、選ぶ際にはソケットの互換性もしっかりと確認しましょう。
用途に合ったモデルを選ぼう
ゲーミングPCには6コア以上でクロック周波数が高いモノがおすすめ
ゲーミングPCは、6コア以上でクロック周波数が高いモデルを選びましょう。シリーズは、Core i5・Ryzen5以上から選ぶのがおすすめです。高画質を維持してゲームをプレイしたい方は、ハイスペックなCore i7・Ryzen7などを推奨します。
ゲームタイトルによっては推奨スペックが高いモノがあります。新作のゲームでは高い性能を求められる場合もあるため、予算に合ったスペックを選んでみてください。
また、ゲームをしながらブラウザを閲覧したりチャットをしたりするなどの同時に行う作業が多い場合は、コア数の多いモノがおすすめです。
動画編集や配信にはより高性能なモデルを
動画編集やゲーム実況、配信などには、ハイスペックなモデルを推奨します。例えばゲーム配信の場合は、複数のアプリを同時に起動することがあるため、高速な処理性能が必要です。
また、時間がかかる動画のエンコードには、コア数やスレッド数が多く高いマルチスレッド性能をもったモデルがおすすめです。4K動画の編集や3Dゲームの配信などの高負荷な作業を行う場合は、Core i9・Ryzen 9のような上位モデルを選ぶのがよいでしょう。
普段使い用のサブPCにはコスパが高いモデルがおすすめ
動画視聴やSNS、WordやExcelなどの一般的な利用には、コスパのよいモデルがおすすめです。Core i5、Ryzen 5シリーズなら事務作業はもちろん、簡単な動画編集ができるスペックのモノもあります。
複数のアプリを立ちあげることが少ないなら、エントリーモデルに近いCore i3やRyzen 3でもほとんど問題はありません。また、コストを抑えたいならGPUが内蔵されたモデルがおすすめ。AMDはGPUが内蔵されていないモデルが多いため、末尾にGが付いたモデルもチェックしてみてください。
GPUのボトルネックにならないモデルを選ぼう
CPUの性能が低いことで高性能なGPUの性能を活かせない状態を「ボトルネック」といいます。ボトルネックが起こってしまうと、ゲーム・編集の操作をうまく行えないなど、PCの処理性能に影響を及ぼす可能性があるのが特徴です。
そのため、購入予定のGPUや利用しているGPUがある場合は、GPUの性能に合ったCPUを探してみるのがおすすめです。
CPUとGPUの組み合わせを調べる「ボトルネックチェッカー」というツールもあります。参考程度に使ってみるのもよいでしょう。ただし、利用環境によって相性のよさが変わる場合があるため、注意が必要です。
CPUのおすすめモデル|ゲーミングPC向け
インテル(Intel) Core i7-13700K
ゲーム性能に優れたインテル第13世代のCPU。末尾にKが付いているため、オーバークロックに対応しているモデルです。最大クロック周波数は5.4GHzで、高速な処理を実現するのが魅力。また、16コア24スレッドなので、マルチタスクが可能なのも嬉しいポイントです。
広大なオープンワールドゲームや大人数のシューティングゲームなど、幅広いゲームタイトルに対応できます。重くなりやすいゲームをスムーズに楽しみたい方におすすめのCPUです。
インテル(Intel) Core i5-14400F
価格と性能のバランスに優れたミドルクラスCPU。基本クロックはPコアが2.5Ghz、Eコアが1.8Ghzです。10コア16スレッドの高いスペックを実現しているので、ゲームを快適に楽しみたい方におすすめです。
本製品は、内蔵グラフィックスを搭載していない分、「Core i5-14400」よりも低価格なのが特徴。映像出力にはグラフィックボードが必須な点に注意が必要ですが、予算を抑えてゲーミングPCを組みたい方にぴったりです。
ソケット形状はLGA1700を採用。12世代からの買い替えであればマザーボードを変えずに換装できます。コスパのよいCPUを探している場合はチェックしてみてください。
インテル(Intel) Core i5-13400F
10コア16スレッドを搭載したコスパに優れたCPU。末尾にFが付いているため、内蔵GPUがないモデルです。通常動作時のクロック周波数は2.5GHzで、最大クロック数は4.6GHzです。
中量級の人気ゲームタイトルに必要なスペックを備えながら、比較的安いのがおすすめポイント。CPUの価格を抑え、ほかのパーツにコストをかけたい方におすすめのモデルです。
インテル(Intel) Core i9-14900KS
インテル第14世代のなかでもトップクラスにスペックが高いCPU。Eコアは16コア、Pコアは8コアの合計24コア32スレッドです。RTX 4090などのハイエンドグラボと合わせることで、高フレームレート・高画質でのゲームプレイが可能。性能重視のゲーミングPCを組みたい方におすすめです。
ソケットはLGA1700。第12~13世代であればマザーボードを変える必要がないので、簡単に換装することが可能です。Z790のマザーボードであれば、DDR5-5600の高速なメモリに対応しているのもポイント。動画編集などの重たい作業でも活躍する高性能CPUを探している場合はチェックしてみてください。
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD) Ryzen 7 7700X
AMD第5世代のハイスペックなCPUです。本製品はベースクロックが高く設定されているのが特徴。8コア16スレッドながら、最大クロック周波数は5.4GHzと高速に動作するのもポイントです。TDPは105Wでオーバークロックにも対応しています。
L3キャッシュ容量が32MBと大きく、画像データの一時保存が多い動画編集にも向いています。
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD) Ryzen 7 7800X3D
L3キャッシュ容量を増やすことで、特定のゲームなどに対するパフォーマンスを向上させる「3D V-Cache」を搭載したCPU。ゲーム性能においてはインテル第13世代や第14世代のCore i9シリーズに匹敵するほどハイスペックなのが魅力です。性能に対して価格が安く、予算を抑えつつスペックも重視したいという方に向いています。
自己責任にはなるものの、対応するメモリを簡単にオーバークロックできる「AMD EXPO Technology」に対応しているのもポイント。コスパのよいゲーム向けCPUを探している方はチェックしてみてください。
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD) Ryzen 5 7600
6コア12スレッドのゲーミング向けCPU。ベースクロックは3.8GHzで、最大クロック周波数は5.1GHz。高速に動作するのが特徴です。また、オーバークロックに対応しており、TDPは65W。消費電力が低いのが魅力です。
本製品には、ロープロファイルの「AMD Wraith Stealth クーラー」が付属しているのもポイント。CPUクーラーを追加で購入しなくても使用できるため、費用を抑えられます。CPUクーラー付きのゲーミング向けCPUを探している方におすすめです。
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD) Ryzen 5 5500
第4世代RyzenのコスパのよいミドルクラスCPUです。6コア12スレッドで、ベースクロックは3.6GHzで、最大クロック周波数は4.2GHz。TDPが65Wで、消費電力や発熱量が気になりにくいのが魅力です。
専用の「AMD Wraith Stealth クーラー」付きなのも嬉しいポイント。CPUクーラー付きのゲーミングCPUを探している方におすすめです。
CPUのおすすめモデル|動画編集・配信向け
インテル(Intel) Core i9-13900KF
24コア32スレッドを採用したハイパフォーマンスなCPUです。マルチスレッド性能・シングルスレッド性能ともに優れており、ゲーム実況や動画配信などを快適に行えるスペックがあります。
末尾にKFが付いているため、内蔵GPUは非搭載で、オーバークロック対応のモデルです。ベースクロック数は3GHzで、最大クロック周波数は5.8GHz。高速な処理を実現します。ハイエンドな自作PCを作りたい方におすすめのCPUです。
インテル(Intel) Core i7-13700F
Intel第13世代のハイスペックながらコスパのよいCPUです。16コア24スレッドとマルチスレッド性能が高く、ゲーム配信や動画編集に適したスペックをもちます。また、ベースクロックは1.5GHzで、最大クロック周波数は5.2GHz。高速な処理が可能なので、ゲーミング性能にも優れています。
末尾にFが付いた内蔵GPU非搭載モデルで、コスパがよいのも魅力のひとつ。ゲーム実況用のPCをコスパよく自作したい方におすすめです。
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD) Ryzen 9 7950X3D
3D V-Cache技術を採用したハイスペックなCPUです。L3キャッシュメモリが128MBと大容量なのが魅力的なポイント。ゲーミング向けCPUであり、ゲームの実況配信などにも使えます。
16コア32スレッドで、高速な処理が可能です。ベースクロックは4.2GHzで、最大クロック周波数は5.7GHz。4K動画の編集や高画質なライブ配信、ゲーム実況など、高負荷な作業もこなせます。
また、熱設計電力を表すTDPは120Wで、ハイスペックのCPU内では発熱量が高すぎないのも嬉しいポイントです。
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD) Ryzen 9 7900X
動画編集などのクリエイティブ用途にぴったりのハイスペックなCPU。12コア24スレッドとマルチタスクにも対応できる性能で、複数アプリの同時操作を行いやすいのが特徴です。
ベースクロックは4.7GHzで、最大クロック周波数は5.6GHzと、処理性能に優れているのも魅力。動画編集やゲーム配信などのさまざまなシーンで使えます。CPUクーラーは付属しておらず、熱設計電力を表すTDPは170Wです。
また、ハイスペックなモデルでありながら価格を抑えられるのもポイント。コスパのよさと高性能さを両立したおすすめのCPUです。
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD) Ryzen Threadripper 7970X
32コア64スレッドのハイスペックCPU。基本クロックは4.0GHzで、最大クロックは5.3GHzを実現。定格よりも高い周波数で動作させる「自動オーバークロック」に対応しているのもポイントです。
互換性のあるシステム・メモリの拡張性能を有効にする「AMD EXPO Technology」にも対応。動画編集などのクリエイティブ用途からゲーミングまで幅広く使えます。
CPUのおすすめモデル|サブPC向け
インテル(Intel) Core i5-13500
14コア20スレッドで動作するCPUです。ベースクロックは1.8GHzで、最大クロック周波数は4.8GHz。軽い動画編集やゲーム、マルチタスクもこなせるため、日常遣いはもちろんメインPCが故障したときのサブPCとしても活躍します。
環境に合わせてクリック周波数や速度が変わる「ターボ・ブースト・テクノロジー」を採用しているので、パフォーマンスを向上してくれるのも魅力です。
メインPCでゲームをプレイして、サブPCで動画のキャプチャをとるなど、ゲーム配信時におけるサブPCとしての活用にも向いています。
インテル(Intel) Core i3-13100
インテル第13世代Core iシリーズのなかでも、手にとりやすい価格が魅力のCPUです。4コア8スレッドで動作し、動画視聴などの日常遣いやWeb会議などのビジネス用途に適しています。
ベースクロックは3.4GHzで、最大クロック周波数は4.5GHz。リーズナブルなモデルのなかでは比較的高い処理性能をもつのが魅力です。また、内蔵GPUを搭載しているため、GPUを用意せずに使用できるのも嬉しいポイント。手軽に使えるCPUを探している方におすすめです。
インテル(Intel) Core i5-12400
6コア12スレッドで動作する、インテル第12世代のミドルクラスCPUです。ベースクロックは2.5GHzで、クロック周波数は最大4.4GHz。複数アプリの立ち上げなどマルチタスクが可能です。
内蔵GPUが搭載されているため、GPUがなくても使用できるのが嬉しいポイント。一般的なビジネス利用、動画視聴、ブログやSNS、ライトなゲームなど、さまざまなシーンに利用できます。第13世代のCore i5と比較すると価格が安いので、コストを抑えたい方におすすめです。
インテル(Intel) Core i3-12100
インテル第12世代のCoreプロセッサーで、手ごろな価格が魅力のCPUです。4コア8スレッドで動作し、ブラウザの閲覧や文章作成などの事務作業をこなせます。
クロック周波数は、ベースが3.3GHzで最大が4.3GHz。高速処理が可能です。「インテル UHD グラフィックス 730」を内蔵しているため、GPUを購入しなくても画像の出力ができます。Officeソフトの利用やブラウザの閲覧、動画視聴など、サブPCとしての利用におすすめのCPUです。
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD) Ryzen 5 5600
コスパに優れたミドルクラスのCPU。TDP65Wと低めの消費電力が特徴です。L3キャッシュ容量が32MBと、容量が大きいのもおすすめポイント。写真やファイルなど、データを保存しやすいのが魅力です。
6コア12スレッドで、ベースクロックは3.5GHz、最大クロック周波数は4.4GHzと高速な処理を行えます。ゲーミングや簡単な動画編集など、多少の負荷がかかる作業をサブPCでも行いたい方におすすめです。
また、専用のCPUクーラーが付属しているのも嬉しいポイント。自作PC制作時のコストを抑えられます。
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD) Ryzen 5 5600G
内蔵GPUを搭載した、コスパのよいCPUです。ベースクロックは3.9GHzで、最大クロック周波数は4.4GHz。また、6コア12スレッドなので、マルチタスクも可能。TDPは45~65Wで、消費電力が少ないのも魅力です。
専用のCPUクーラーが付属しているのも嬉しいポイント。追加で用意しなくても使えるため、コスパのよいサブPCを自作したい方におすすめのCPUです。
CPUは、同じシリーズでも世代が違えば大幅にスペックが変わります。コア数やスレッド数、キャッシュ容量などに着目して選んでみてください。また、ゲームや動画編集、日常遣いなど、使用するシーンによって必要なスペックが異なります。使用用途に合わせた、最適なCPUを見つけてみてください。